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GMP自主基準
健康補助食品のGMPとは?
健康補助食品GMPとは、健康補助食品(サプリメント)の製造に係る製造管理、品質管理についての指針です。健康補助食品の品質確保を
図ることを目的とし、原料の入庫から製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるように定めら
れた規則とシステムです。
なお厚生労働省では、平成17年2月1日に健康補助食品の安全性を確保する目的の「錠剤、カプセル状食品の安全性に関する自主点検フ
ローチャート」を公表しました。
<錠剤、カプセル状食品の原材料の安全性に関する自主点検フローチャート>
STEP1
全ての原材料が何であるかを明確にすること
STEP2
すべての原材料が「もっぱら医薬品として使用される成分本質(原材料)」でないことを確
認すること(食薬区分の確認)
STEP3
基原材料の基原、使用部位及び原材料の製造方法
STEP4
原材料が既存食品と同等と考えられるか
STEP5
基原材料の安全性情報に関する文献調査を実施する
STEP6
基原材料に含まれる成分及び成分の安全性に関する文献調査等を実施する
STEP7
基原材料あるいは原材料を用いた安全性試験を実施する
■米国でもGMPを実施へ
一方、米国でも2007年6月22日、FDAはcGMP(current Good Manufacturing Practice)を公表しました。この内容は、以下の問題点を解決で
きることを目的としています。
・表示に記載されるよりも多い量の成分を含むダイエタリーサプリメントと表示に記載されるよりも少ない量の成分を含むダイエタリーサプリ
メント
•不正成分
•汚染物(細菌、農薬、ガラス、鉛など)
•不適切な包装
•不正表示