さうんど おんりぃ2 最終発表 PM 株式会社インテム 菊地徹也 環境情報学部4年 橋山牧人 環境情報学部4年 藤原育実 CreW Creative Workspace もくじ プロジェクト概要 プロジェクト実績報告 デモ ゲームの開発 評価 CreW Creative Workspace プロジェクトの概要 CreW Creative Workspace プロジェクト概要 さうんど おんりぃ2とは プロジェクトの目的・目標 開発手法 開発の流れ 全体スケジュール CreW Creative Workspace さうんど おんりぃ2とは 映像を用いず,音だけでプレイするゲーム を開発する 先学期に株式会社ユードーの南雲代表取 締役より「映像のないゲーム」の開発を依 頼された 今学期は,先学期の「映像のないゲーム」 の開発で培った技術や知識を活かして,よ りおもしろいゲームを開発する CreW Creative Workspace プロジェクトの目的・目標 目的 ユーザが面白いと感じ,繰り返し遊んでくれるような ゲームを開発する. ゲーム開発特有の開発プロセスや,プロジェクトの進 行方法を学習する. 目標 アンケート結果が前回の結果を上回ること 面白いと思う人が70%以上(前回は50%) もう一度遊びたいと思う人が80%以上(前回は70%) CreW Creative Workspace 開発手法 前期はシステム開発の手法を元にして開発を行った 今期はゲーム開発の手法を元にして開発を行った 企画書はゲームの開発とともにまとめる ゲームの内容は開発と並行して変わる可能性が高いため 初めは概要のみ記述し,変更が生じた段階で随時追加・変更して いく 設計書はゲームが出来上がってから作成する 設計はするが,文書には残さない 重要な事柄はソースコードにコメントとして記述する CreW Creative Workspace スケジュール(予定) CreW Creative Workspace プロジェクトの実績 α版実績 β版実績 プロジェクトを通して CreW Creative Workspace α版実績(ステップ数・工数) 作業工数 橋山:66.0h 藤原:52.0h ステップ数 方向当てゲーム(java):194ステップ 聖徳太子ゲーム(java):239ステップ さうんどしゅーと(C++):902ステップ 聖徳太子ゲーム改(C++):961ステップ CreW Creative Workspace α版実績 沢山のミニゲームを開発する予定だったが 予定通り行うことができなかった 結果として,作りたいと思うものができなかっ た そのため,α版の開発期間を延長し,ミニ ゲーム開発の経験,知識を踏まえて,α版の 企画を検討しなおした CreW Creative Workspace スケジュール(実績) CreW Creative Workspace β版実績(ステップ数・工数) 作業工数 橋山:234.5h 藤原:138.0h ステップ数 ForestWalking(C++):2913ステップ CreW Creative Workspace β版実績 α版開発時からの技術向上もあり,開発作業 は順調に進むことはできた 開発も後半になるにしたがって,ゲームを面 白くするにはどうしたらいいのか調節や工夫 を行うようになった CreW Creative Workspace プロジェクトを通して ソフトウェア開発手法とゲーム開発手法の良いところ を組み合わせたプロセスを発見できた WBSによるタスク管理は,ゲーム開発の現場においても有 効である 不要な文書の作成を極力省いたことで,実装にかける時 間を多く取ることができ,開発がスムーズになった 「映像のないゲーム」のアイデアを実現するための ツール・環境が開発できた ゲームの完成度としてはまだ改善の余地があるが,「映像 のないゲーム」の下地ができた CreW Creative Workspace デモ CreW Creative Workspace デモ タイトル ForestWalking 内容 森を散歩しながら夜になるまでにできるだけ多 くの虫を捕まえることを目指すゲーム 特徴 ゲームであると同時に,自然の音に囲まれるこ とでリラックすることもできる CreW Creative Workspace ゲームの開発 CreW Creative Workspace ゲームの開発 ミニゲームの開発 クライアントレビュー 虫捕りゲームのプロトタイプ開発 ユーザレビュー 虫捕りゲームの改良 CreW Creative Workspace ミニゲームの開発 ミニゲームとして挙がった企画 旗揚げゲーム 落ちてくる障害物をよけるゲーム リズムゲーム モグラ叩き サウンドノベル スポーツゲーム 鬼ごっこ 聖徳太子ゲーム 記憶ゲーム 面白そうなもの4つを選び,JavaとC++で開発した CreW Creative Workspace クライアントレビュー クライアントの南雲代表取締役にレビュー を依頼 ミニゲームについての意見をいただいた 企画に斬新さが足りない 音質にもっとこだわるべきである CreW Creative Workspace 虫捕りゲームのプロトタイプ開発 面白くならなかった原因を考えた 音が無機質で,想像力が働かなかった 企画に対するモチベーションが足りなかった 一から企画を練り直した もっと斬新なゲームを作りたい コラマネ履修者にアイデアを出してもらった CreW Creative Workspace 虫捕りゲームのプロトタイプ開発 日常的で臨場感のあるゲーム 虫捕り,焼肉,オリエンテーリング,人探し,料 理,釣り,肝試し 対戦要素のあるゲーム 雪合戦,スイカ割り,ビーチバレー,卓球,ハエ 叩き,射的 現実では体験できない世界をシミュレート するゲーム 体内探検,宇宙対戦,人間以外の生物体験 CreW Creative Workspace 虫捕りゲームのプロトタイプ開発 1. 音環境の作成 良質の音を収集する 虫捕りを行う場所である森を作る 森の中を散歩できるようにする 2. ゲームの骨格部分の作成 虫捕りを行えるようにする CreW Creative Workspace ユーザインタビュー インタビューで得られた意見(抜粋) 森の全体の大きさが分からない 足音がないので,距離感が掴めない 川の音の聞こえ方が不自然である 説明の音声が足りない CreW Creative Workspace 虫捕りゲームの改良 ユーザーインタビューで得られた意見をも とに,優先順位を決定した 1. 2. 3. ユーザーインタビューの反映 バグの修正 ゲームとして面白くするためのギミックの追加 CreW Creative Workspace 評価 CreW Creative Workspace 評価 ユーザーレビュー クライアントレビュー CreW Creative Workspace ユーザーレビュー 評価対象 大岩研究室関係者・横浜市立盲学校の生徒 評価方法 サラウンドヘッドフォンを使用して,ゲームで遊んでもら い,紙媒体のアンケートに回答してもらった 評価期間 1月25日~1月28日 有効回答数(12名) 大岩研究室関係者:6名 横浜市立盲学校生徒:6名 CreW Creative Workspace アンケート結果1 「映像を用いないゲーム」をプレイした感想 6人 12人 5人 10人 4人 8人 3人 6人 2人 4人 1人 2人 0人 0人 非常につまらない 普通 非常におもしろい つまらない おもしろい 盲学校(6名) 大岩研(6名) 全体(12名) CreW Creative Workspace アンケート結果2 「映像を用いないゲーム」をまたプレイしたいと思うか 6人 7人 5人 6人 5人 4人 4人 3人 3人 2人 2人 1人 1人 0人 0人 是非プレイしたい どちらでもよい 二度とプレイしたくない 機会があればプレイしたい あまりプレイしたくない 盲学校(6名) 大岩研(6名) 全体(12名) CreW Creative Workspace ユーザーレビュー結果 目標 アンケート結果が前回の結果を上回ること おもしろいと思う人:70%以上(前回は50%) もう一度遊びたいと思う人:80%以上(前回は 70%) 結果 おもしろいと思う人:83% もう一度遊びたいと思う人:100% 目標は達成できた! CreW Creative Workspace クライアントレビュー 演出や企画の質の向上について 自然の音や効果音を使うことで,空間の演出 がうまくできている ゲームバランスについて 慣れるまで,対象との距離感が掴めない サウンド制作環境について サウンドの編集に品質の高い機器を利用する とクオリティが変わる CreW Creative Workspace 最後に プロジェクトで当初予定していた目標を達成する ことができた クライアントからも,演出や企画の質の向上という 点では良い評価を得ることができた 前回のものより数段面白いゲームを作ることがで きたと自負している 今後は,ゲームバランスの調整や音質の向上な どを行い,より面白いゲームとして改善していきた い CreW Creative Workspace ご清聴ありがとうございました CreW Creative Workspace
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