いじめ問題を 考える - 文教大学 越谷キャンパス

いじめ問題を考える
いじめは人間の本性なのか
いじめは人間の本性か(1)
• アドルノ(権威主義的人間)
• フロム(自由からの逃走・自由の負担)
• ニーチェ(古代ギリシャの奴隷は当然)
それとも、そうした人間性は「形成」されるのか。
・ ボーヴォワール(女は生まれない、つくられ
るのだ)
・ 虐待癖・暴力癖は育てられる中で培われ
る?
いじめは人間の本性か(2)
• 「パシリ」だったS君は、何故いじめグループ
から抜けようとしなかったのか。(彼が抜けよ
うとしたのは葬式ごっこ以後) パシリ=いじ
めの中に「存在感」があったのか。
• 「共依存」は?
いじめ統計から考える
• 定義が変わると統計も変わる。
• いじめ統計は報告された数。誰が報告するの
か。(cf いじめによる自殺が7年間ゼロだっ
たのはどう考えるか。)
• いじめ定義の変化 客観的定義→主観的定
義へ (主観的定義のみで良いか。)
• 現場では「解決」の方向に向かっているが。
いじめの事例から考える
• 林賢一君事件の意味するもの
いじめの事例から考える
• 大河内清輝君事件から考える
いじめの事例から考える(3)
• 須賀川中事件から考える。
いじめの起きるクラス
• いじめと教師 教師はいじめを育てていない
か。
• 何故「とめる」子どもがいなくなったのか。本
当にいないのか。(いじめをとめると自分が
ターゲットになると考えられて、とめることがで
きなくなったというが。)
• 大人社会のいじめと子ども社会のいじめは、
同質か、違うのか。子どもは大人の「鏡」なの
か。