不動産鑑定士 近藤亮太 不動産鑑定とは 不動産(土地若しくは建物又はこれらに関する所有権以外の権利をいう。以下同じ。)の経済価 値を判定し、その結果を価額に表示することをいう。 第三者に不動産評価に関する文書が提示できるのは「不動産鑑定士」のみ 不動産の一物三価 時価 路線価 固定資産税評価 時価の80% 時価の70% 具体例 相続の事前対応として 交換・建物の法人化 相続発生時の相続財産の時価評価・分割案 相続税の税務申告に際して 広大地 市街地山林 低稼働不動産 (活用例) ・相続人が所有する売却予定不動産を、親の非売却 不動産と交換する。(納税資金に) ・一次相続で発生した共有の解消 (鑑定の利用) ・交換資産が20%の差額内であることの確認 必要に応じ分筆相談等 ・交換比率の計算 (適用例) 被相続人所有の賃貸建物を法人に売却し、相続人がこれに出資する。 (メリット) ・土地評価が20%下がる(定期借地 15年以上の場合) ・賃貸収益が子に移転するので、当該収益を相続税に引き当てることができ る。 (デメリット) ・借入が多く、利回りが低い場合は返済リスクも移転してしまう。 ・未償却残高よりも相続税評価が低い場合は原則無意味。 (鑑定の活用) 法人への譲渡価格は未償却残高がベスト。これが時価に近似していること を鑑定で証明する必要。 (活用例) ・相続財産の評価 不動産の相続人が金銭で他の相続人に分配する場合 (金銭を要求する方は路線価では納得しない) ・画地を分割する際の分割案の作成 ・相続人の関係が円滑であれば生前に遺産分割案を作成するのが ベスト (鑑定の利用) 客観的な経済価値を試算できるのは鑑定士のみ 分割については一般に不合理性を生じるのでその考慮も必要 (活用例) 広大地(開発法併用メリット) 市街地山林 造成費が合理的な場合であれば、、、 低稼働収益物件(収益還元法併用メリット) 不整形地 建物の想定が具体的で説得力があれば、、、 HPではさかんに鑑定業者がアピールしてますが (鑑定の利用) 相続税の申告を財産評価通達で行わずに鑑定書を添 付して鑑定評価額で行う。(リスク大) 不動産法人への生前売却が原則
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