基盤地図情報を使う 2011年6月29日 地域科学演習 担当:橋本 雄一 基盤地図情報のダウンロード 「マイドキュメント」など任意の場所に「GIS」というフォルダを作る. 国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスサイト (http://fgd.gsi.go.jp/download/)を開き,「ダウンロードファイル形式選 択」の中から「基盤地図情報 縮尺レベル2500」の「JPGIS形式」をクリッ クする. ダウンロード項目を指定するページが開いたら,「北海道」の十字ボタンを クリックし,さらに「札幌市」の十字ボタンをクリックして,「中央区」に チェックを入れ,【選択して次へ】ボタンを押す. ダウンロードファイルリストのページが開いたら,<FG-JPS-01101-ALLZ001.zip>の【ダウンロード】ボタンを押し,《ファイルのダウンロード》 ウィンドウで【保存】ボタンを押す. 《名前を付けて保存》ウィンドウが現れるので,ファイルの保存場所を指定 し,ファイル名が<FG-JPS-01101-ALL-Z001.zip>となっているのを確認してか ら【保存】ボタンを押すと,ファイルのダウンロードが始まる. ダウンロードが終了したら,《ダウンロードの完了》ウィンドウの【閉じ る】ボタンを押す. 同様に,<FG-JPS-01101-ALL-Z002.zip>もダウンロードし,同じフォルダに保 存する. ダウンロードされた<FG-JPS-01101-ALL-Z001.zip>と<FG-JPS-01101-ALLZ002.zip>は,zip形式の圧縮ファイルであるが,解凍する必要はない. 『基盤地図情報閲覧コンバートソフト』のインス トール 基盤地図情報ダウンロードサービスのページ (http://fgd.gsi.go.jp/download/)にある「基盤地図情報閲覧コンバートソフ ト(zipファイル)」をクリックすると,《ファイルのダウンロード》ウィ ンドウが現れるので,【保存】ボタンを押す. 《名前を付けて保存》ウィンドウが出るので,ファイルの保存場所を指定し, ファイル名が<FGDV.zip>であることを確認して【保存】ボタンを押すと, ファイルのダウンロードが始まる. ダウンロード終了後には,《ダウンロードの完了》ウィンドウの【閉じる】 ボタンをクリックする. ダウンロードされた<FGDV.zip>を解凍し,<FGDV>フォルダを<GIS> フォルダに置く. フォルダの中にある<FGDV.exe>をダブルクリックして,『基盤地図情報 ビューアー・コンバーター』を起動させる. 基盤地図情報のShapeファイルへの変換 『基盤地図情報ビューアー・コンバーター』のメインメニューで【ファイル】-【新規 プロジェクト作成】を選択する. 《新規プロジェクト作成》ウィンドウが現れたら,「読み込むファイル」の【追加】ボ タンを押す. 《ファイルを開く》ウィンドウが現れるので,<GIS>フォルダを指定し,「ファイル の種類」を「基盤地図情報圧縮ファイル(*.zip)」にする. キーボードのシフトボタンを押しながら<FG-JPS-01101-ALL-Z001.zip>と<FG-JPS-01101ALL-Z002.zip>の2つを選択して,【開く】ボタンを押す. 《新規プロジェクト作成》ウィンドウの【OK】ボタンを押すと,『基盤地図情報 ビューアー・コンバーター』のメイン画面に,札幌市中央区の基盤地図情報が表示され る. メインメニューの【コンバート】-【シェープファイルに出力】を選択すると, 《シェープファイルデータへの変換》ウィンドウが出るので,【すべてOK】ボタンを 押し,「標高点」や「行政区界線」などすべての要素にチェックを入れる. 出力先フォルダは,フォルダボタンを押し,《シェープの保存先》ウィンドウを出して, 「フォルダ名」を指定してから【OK】を押す. さらに,《シェープファイルデータへの変換》ウィンドウで「直角座標系に変換して出 力」のチェックをはずし,【OK】ボタンを押すと,Shapeファイルへの変換が行われる. 変換が終了すると「標高点をElevPtへ変換・出力しました」というメッセージウィンド ウが出るので,【OK】ボタンを押す. メインメニュー【ファイル】-【アプリケーションの終了】を選び,コンバーターを終 了する. ArcMapによる基盤地図情報の描画 ArcMapを起動する.《はじめに》ウィンドウ表示されたら,その画面左側で<新規 マップ>-<マイ テンプレート>を選び,右側で「空のマップ」を選択してから, 【OK】ボタンを押す. ArcMapのメインメニュー【ファイル】―【データの追加】―【データの追加】を選択 すると,《データの追加》ウィンドウが現れる.ここで,データの読み込み先の場所と して<GIS>フォルダを指定し,すべてのShapeファイルを,キーボードでシフトキーを 押しながら,すべてクリックする. 「名前:」の欄にすべてのファイル名が入力されてから【追加】ボタンを押すと,地図 が描画され,マップレイヤの下に読み込んだShapeファイルがレイヤとして表示される. 読み込んだファイルの中で,ポイント(点)データである<ElevPt>は標高点(Elevation Point)の情報をもつ. ライン(線)データである<AdmBdry>は行政区画界線(Administrative Boundary),< BldL>は建築物の外周線(Boulding Outine),<RailCL>は軌道の中心線(Railroad Track Centerline),<RdCompt>は道路構成線(Road Component),<RdEdg>は道路縁(Road Edge),<WL>は水涯線(Water Line) の情報をもつ. ポリゴン(面)データである <BldA>は建築物(Boulding Area),<WA>は水域(Water Area)の情報をもつ. 課題:地図情報を用いたエクスカーションのまと め エクスカーションで得た知識や,調べた知識を,地図ベースでまとめる. パワーポイントやWordなどを使う. 提出は紙媒体(A4). 表紙には学部,学年,学生番号,名前,授業名(地域科学演習),担当者名(橋本雄 一)を記すこと. これまでに学んだ地理空間情報の他に,独自に学んだ技術を用いても良い. 【アドバイス】 エクスカーションで訪問した地域は,基盤地図情報2500が整備されて いないため,基盤地図情報25000を使うと良い. 締め切り:2011年7月29日(金) レポート提出場所:文学研究科事務室横 橋本雄一のメールボックス
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