FPGAを用いた組合せ論理回路 と順序論理回路の設計 制御システム工学科 美多研 助手:池田 貴幸 [email protected] http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 連絡事項 • 質問はメールで行って下さい。 [email protected] • テキスト・資料を紛失した場合はホームページ からダウンロードして下さい。(ヘッダ参照) • 課題レポートの提出期限(最終日から7日後、 302号室)まで http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 説明の内容 1. 組合せ論理回路と順序論理回路の説明(1日目) 1. 2. 3. 4. 5. 組合せ論理回路と順序論理回路の簡単な例 ブール代数などの論理数学 組合せ論理回路の設計方法 順序論理回路の設計方法 FPGAとCPLDの現状と応用 2. 組合せ論理回路と順序論理回路の設計 (2日目 ティーチングアシスタント) 1. 2. 3. ソフトウエアの説明 使い方の説明 演習・課題の確認 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 実験の目標(1章) • 組合せ論理回路と順序論理回路について理解し、実際に設計 できるようになること 組合せ論理回路・順序論理回路とは ‘0’ or ‘1’ メモリある・なし http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 組合せ論理回路と順序論理回路の例(2章) • 1種類の缶ジュースを100円コインで販売する自動販売機 On : ’1’ or 5[V] Off : ‘0’ or 0[V] Part A:組合せ論理回路 Part B:順序論理回路(メモリがある) 8進数http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html : ‘000’,‘001’, ‘010’,‘011’, ‘100’,‘101’, ‘110’,‘111’ 基礎知識(ブール代数)(3章) • ブール代数 : “1”か“0”かの2値変数を扱う数学 • 論理回路の変数の状態(2値)を“1”と“0”に対応させる • ブール代数の基本演算は論理積AND、論理和OR、および否定 NOTである。 • これらの基本演算の演算子をそれぞれ と定義し て、 表現することができる。 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 真理値表 論理値関数 ? 論理値関数 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 基礎知識(ブール代数2) • 論理和NOR、論理積NAND、排他的論理和EXOR http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 論理回路記号 • 論理は式や表で表現することができるが、記号を用いて図に よって表現することができる。 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 組合せ論理回路とその設計(4章) • 組合せ論理回路の設計は、入力論理値をA,B,C,・・、 出力論理値をX,Y,Zとすると入力論理値と出力論理 値の関係をもとめることである。すなわち A,B,C,X,Y,Zは “0”,“1”をとる。 をみたす論理値関数を求めることである。 • 例 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 組合せ論理回路の設計手順 • 入力論理値と出力論理値の関係を真理値表で表現し整理する。 • 真理値表をブール代数の法則で簡略し論理値関数で表現する。 • 論理値関数を回路図にする。 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html カルノー図(2論理変数の場合) • 真理値表からカルノー図へ • カルノー図から論理値関数 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 演習 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html カルノー図(3論理変数の場合) • 真理値表からカルノー図へ • カルノー図から論理値関数 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 演習:組合せ論理回路 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 順序論理回路とその設計(5章) ① ② ③ (入力論理値、内部状態値)と出力論理値の関係を真理値 表で表現し整理する。 真理値表(カルノー図)をブール代数の法則で簡略し論理 値関数で表現する。 論理値関数を回路図にする。 組合せ論理回路の場合と異なる点は、 内部状態値を考慮する点だけである。 • 順序論理回路の例:フリップ・フロップ(flip-flop) http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 状態遷移図 内部状態の遷移を表現する図 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html フリップ・フロップ http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html カウンタ • カウンタ(counter)は、入力端子に加えられる1の数を数えるもので、 例えば8進カウンタであれば、入力端子に1がくるたぴに、内部状態 は,"000", "001", "010", "011", "100", "101", "110", "111", "000"と変化する回路である。この場合には8状態を内部に持つ必要が あり、3個のFFで実現できる。 回路図 状態遷移図 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html プログラマブルロジックデバイス(6章) (CPLD&FPGA)の現状 TTL74シリーズやC-MOS74HCシリーズの基本ゲート プログラマブル プログラマブルロジックデバイス PAL(Programmable Array Logic) GAL(Generic Array Logic) PLD(Programmable Logic Devices) 集積度や省電力化・小型化 プログラマブルロジックデバイス CPLD(コンプレックスプログラマブルロジックデバイス) FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ) http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 設計ツール http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 設計ツール (Xilinx Foundation シリーズ2.1i ) • 2日目で使用する。 http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 課題(7章) http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 課題のヒント • 補数とは:各ビットを反転させて“1”をたし たもの • 例:Y=“00001”の場合 Y=“11110”+”00001”=“11111” • X=“00001”, Y=“00001”のとき X-Y=X+ Y X+ Y= “00001”+ “11111”= “00000” http://runbot_www.ctrl.titech.ac.jp/Students_exp/index.html 繰り上げ桁は 無視
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