メカトロニクス 1/12 ・コンピュータのアナログデータの 扱いについて ・制御 メカトロニクス 1/12 1 図16 フラッシュ型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 2 図17 2段型フラッシュ型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 3 図18 逐次比較型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 4 図19 逐次比較型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 5 図20 積分型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 6 図21 積分型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 7 図22 積分型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 8 図23 ΔΣ型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 9 図24 ΔΣ型ADコンバータ メカトロニクス 1/12 10 PWM制御 Vm 制御 回路 メカトロニクス 1/12 Vc • モータの速度制御をする ため制御回路でモータに かかる電圧を変化させる。 • 流れる電流をiとすると i×Vc分の電力が熱とし て無駄に消費される。 11 コントロール部 メカトロニクス 1/12 • このような回路でコントロー ル部での損失がないのはコ ントロール部の抵抗が0か∞ の場合である。 • そこで早い周期でon/offを繰 り返し電圧を加える時間の 比率を変化させることでモー タの制御を行う方法がある。 • このような方法をPWM(Pulse Width Modulation)制御と呼 ぶ 12 下の図の回路で 出力の比率を変 えると右の図のよ うに波形が変化し、 モータの回転数や トルクの制御が行 える。 (a)デューティー比 10% (b)デューティー比 50% (c)デューティー比 90% PWM制御 メカトロニクス 1/12 PWM 制御波形 13 制御 メカトロニクス 1/12 14 自動制御の起源 ワットの蒸気機関は動力 の革命として知られてい るが、初めて自動制御を 行った機械としても知ら れている。 メカトロニクス 1/12 15 制御とは • 機械系の構成要素 – 物質 – エネルギー – 情報 • 物質やエネルギーを目的に合うように操作 することを「制御」と呼ぶ。 – 人間が制御の主体 – 機械が制御の主体 メカトロニクス 1/12 手動制御 自動制御 16 制御系の構成 一般的な構成 メカトロニクス 1/12 このように機構 の状態をコント ローラに情報 として戻して目 標とのずれを 調べながら操 作する方法を フィードバック 制御と呼ぶ。 17 制御系の設計 • 以下の手順でメカトロニクス機器の制御系 を設計する。 – 目標設定 – 手順設定 – 指令を実行 計画 シーケンス制御 サーボ系(制御系) • 以上の手順で制御系が設計される。 メカトロニクス 1/12 18 制御系の設計 • 制御方法 – 要求される仕様(specification 略してスペック と呼ばれることも多い)から制御の方法を決定 する。 • システム同定、モデリング – 制御を行うために制御対象がどのような特性 をもっているかを調べる必要がある。 メカトロニクス 1/12 19 シーケンス制御 • 処理の手順に沿って機械が一連の作業を 順序良く進めていく制御 – 手順の設定 – 各ステップの終了の確認 – 次のステップの開始 を制御する技術である。 メカトロニクス 1/12 20 制御系の設計 • 制御方法 – 要求される仕様から制御の方法を決定する。 • システム同定、モデリング – 制御を行うために制御対象がどのような特性 をもっているかを調べる必要がある。 メカトロニクス 1/12 21 制御系の安定性の確認 • 設計された制御系を用いた場合に、フィー ドバックが適切でない場合に機器が振動し たり、ある方向へ行ききってしまうなど異常 な動作を起こすことがある。これは制御系 が不安定なために起こる現象で、制御系 にとって安定性の確認は必須の条件とな る。 メカトロニクス 1/12 22
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