薬剤について - 研修医.com

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それは、もしかしたら、薬剤を使う機会かもし
れません。
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薬剤は、使う時になったら調べたらいいじゃな
い!と思う。
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それも一つ大事だし、実際に使う時には初めて
なら特に使い方もチェックするのは大事。
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だからこそ。『すぐに使わないといけない』薬
剤の場所、容量、使い方は、空で言えるように
してほしい。
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徐脈の人がいます!
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心電図上、p波がなく、テント上Tが認められ
ています。
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どうしましょう? すぐに使う薬剤と、注意点
は?
・・これは極めて危険なケースです。
上級医が応援に来てくれる間に心停止もあり得
ます。
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心電図でP波の消失があれば、検査結果を待たずに治
療開始する必要があります。
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詳しい高Kの話はまた今度。
すぐに使う薬剤は『カルチコール』です。
点滴を取りながら、手の空いてる看護師さんに「○○先
生呼んで来て」と言いながら、カルチコールを吸って
貰って、
カルチコール1Aを2~5分(10分っていう人も)で投与。
その間は血圧低下に注意!!
そのころには、上級医の先生も来てくれるので、ふ~。
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蜂に刺された人がいます。
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呼吸苦があるとのことです。
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急いだ方がよさそう。
0.3~0.5mg(0.01mg/kg)を筋注
→筋注後の最高濃度到達時間は8±2分
(皮下注では34±14分)
臀部もしくは大腿外側が推奨されている。
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注意:虚血性心疾患、高血圧性脳症、甲状腺機能
亢進、コカイン使用、三環系抗うつ薬使用中
ルートとって外液バーーーっと流しながら。
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急ぐ薬剤は、すぐに準備できるように、場所は
しっかり覚えておこう!
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間違いなく、安全に使えるよう、注意点と使い
方は、自然に出てくるくらいまで暗記しよう。