イスラエル旅行準備会 第四回(2013年2月11日) 訪問地の聖書背景 2月20日(水) 海岸地域からガリラヤへ • • • • • シャロン平原にある「カイザリヤ」 海岸の平原をさえぎる「カルメル山」 古から最終戦争まで「メギド」 ガリラヤとサマリヤを断ち切る「イズレエル平原」 主が育った「ナザレ」 カイザリヤ ヘロデが建てたローマの貿易都市。初の海 中コンクリート防波堤。 ユダヤ属州の首都として発達。ローマ総督は ここに住み、ユダヤ人の祭りの時にアントニ ア要塞に駐屯。 風紀の悪い町でもあった。 異邦人への宣教 伝道者ピリポの滞在地(使徒8:40;21:8) 回心したパウロをこの港からタルソへ(9:30) 百人隊長コルネリオの回心(10章) ヘロデ・アグリッパ一世の死(12:19‐23) パウロがエルサレムの途上に滞在(18:22) 異邦人への宣教 パウロ、ピリポの家に滞在(21:8‐16) パウロの幽閉(23:22‐35) 三つの裁判(24-26章) • ペリクス • フェスト • アグリッパ二世 •だ パウロ、ローマへの道(使徒27:1) カルメル山 北西から南東に走っている、なだらかな山の 連なり。 北西はそのまま地中海に突っ込んでいる。 カルメル=「神のぶどう園」 シャロン平原とアシェル平原を断ち切る。 ヨシュアが取り(ヨシュア12:22)、アシェル・ゼ ブルン・イッサカル・マナセの境になる。 カルメル山 エリヤとバアル預言者の対決(1列王18:18‐46) • レバノンのツロやシドンとは経済的友好関係 • 山によってバアル信仰が入って来ていなかった が、アハブ王がシドン王の娘イゼベルを妻にする ことによって導入。 エリシャの滞在(2列王2:25;4:25) 詩歌や預言書 • 美しさ(雅歌7:5)、豊かさ(イザヤ35:2)、威光(エ レミヤ46:18)、繁栄と幸福(同50:19) • 神の裁き(ナホム1:4、イザヤ33:9) メギド カルメル山脈の終わりにあり、海沿いの道 (ヴィア・マリス)がツロ行きの北道とダマスコ 行きの東道に分かれる。 イズレエル平原が東に広がる。 テル(古代遺跡の丘)は25層にもなっている。 →古代から現代、そして将来に至るまでの戦 いの集結場。 メギド カナン時代 アマルナ書簡(エジプトの王とカナン人の王と の戦い) ヨシュア、メギドの王を倒す(ヨシュア12:21) カナン人、力を維持(士師1:27) シセラとの戦いの一部(士師5:19) メギド 王国時代 ソロモンの要塞の町(1列王4:12,9:15) アハズヤ王、エフーに追われて倒れる(2列 王9:27) ヨシヤの死(2列王23:29-30,2歴代35:22-24, ゼカリヤ12:11) アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルがこの地 域を占領(2列王15:29) メギド 近代と将来 オスマン・トルコに対して英軍将軍アレンビー が決定打、「メギドの主」という称号を受ける。 ハルマゲドン=メギドの丘(黙示16:12-16) • 終わりの日に、神とキリストに対して世界の軍隊 が集結することは、旧約聖書のテーマの一つ。 (例:詩篇2篇) イズレエル平原 カルメル山の北(キション川が流れる)から東 に広がる、イスラエル最大の谷。 穀倉地帯 ヴィア・マリスの道であり、大陸間の行き来を 可能にした。 • 貿易 • 軍隊の衝突 ギリシヤ語名は「エスドラエロン平原」 イズレエル平原 イズレエルの谷を囲む山 • 北:ガリラヤ地方(ナザレ等) • 東:タボル山 • デボラとバラクのカナン人との戦い(士師4:12-16) • 南東:モレ山 • ギデオンの戦い、メデヤン人の陣営(士師7:19-23) • シュネム(南)とナイン(北)の町。どちらも命が生き返った。 • 南南東:ギルボア山 • サウル、ペリシテ人に敗れる(2サムエル28:4) • 南:エフライム山地 • 西:カルメル山 イズレエル平原 イズレエル平原 七つの峠(要塞の町があった) • • • • • • • キション峠(北西) ヨクネアム峠(西) メギド峠(南西) タナク峠(南) サマリヤからのジェニン下り坂(南) ベテ・シャン峠(南東) タボル峠(北東、ガリラヤ湖へ) イズレエル平原 イズレエル平原の名称:「イズレエル」 • イッサカルの町(ヨシュア19:18) • サウルの陣営の一部(1サムエル29:1) • アヒノアム(ダビデの妻)の出身地(1サムエル 25:43) • アハブ王の冬の宮殿(1列王21:1) • • • • エリヤとアハブがここに行き着く(1列王18:45-46) ナボテのぶどう園事件(1列王21:1-29) エフーの反乱、イゼベルの死(2列王10:14-36) ホセア書で覚えられるイズレエルの血(1:3-5) イズレエル平原 歴史で見る戦い • • • • • • • • • • トトメス三世、ラメセス二世(古代エジプト) ネブカデネザル(バビロン) サルゴン、セナケリブ(アッシリヤ) パロ・ネコ(エジプト) アレキサンダー大王(ギリシヤ) ティトス(ローマ) リチャード一世(イングランド、十字軍) サラディン(イスラム、十字軍との戦い) ナポレオン(フランス) アレンビー(英軍) ナザレ イエスの時代は120-150人の小さな村 ヨセフとマリヤの家(ルカ1:26-28) イエスの家(マタイ2:23等) 名もない町(ヨハネ1:45-46) 公生涯時、二度戻っておられる • ルカ4:16-30、マタイ13:54-58 近隣に「セポォリス」という、ガリラヤの町が あった。 2月21日(木) ガリラヤ湖から北ガリラヤ、ゴラン高原の旅 • • • • • • 山上の垂訓の丘 (コラジン) (ハツォル) ダン国立公園 バニアス(ピリピ・カイザリヤ) ベンタル山(シリヤとの国境) 山上の垂訓の丘 古代名はエレモス山 カトリック伝承での位置(マタイ5-7章) • プロテスタントの一派はハッティン峰であるとして いる。 東にはカペナウムがあり、西にはゲネサレ平 野(マタイ14:34等)が拡がっている。 何千人もの人が座っても十分な広さがあり、 また丘なのでイエスが座られても、皆が見る ことができた。 コラジン 一世紀に建てられた町 イエスが呪われた三つの町の一つ(マタイ 11:21-22、ルカ10:13-14) 3-4世紀のシナゴーグがあり、「モーセの座」 と記されている石の座がある(マタイ23:2)。 ハツォル イスラエル最大のテル(丘状遺跡) ヴィア・マリスにある町 カナン人の連合軍の王国の町(ヨシュア11:15,10-13,12:19) 士師エフデの死後、ハツォルの王がイスラエ ルを虐げ(4:2,17)、バラクが奪還(4:23-24) メギドと並ぶソロモンの要塞の町(1列王 9:15) メギドと同じく地下水道がある。 テル・ダン イスラエルの北端の町「ダンからベエル・シェ バまで」(士師20:1,1サムエル3:20,2サムエ ル3:10,24:2,1列王4:25,2歴代30:5等) アブラハムが五人の王からロトを奪還(創世 14:14) モーセがネボ山から見た北端(申命34:1) ライシュが元の名、ダン族が奪取(士師18章) テル・ダン ヤロブアムが建てた金の子牛の祭壇(1列王 12:28-33) エフーの宗教改革を免れる(2列王10:29) 北からの侵略で、初めに倒れる(エレミヤ 8:16) 預言書:エレミヤ4:15、エゼキエル27:19、 アモス8:14 テル・ダン テル・ダンでの発見 • • • • • カナン人の町 ヤロブアムが建てた町の門 ハザエルの言及した「ダビデの家」 町の外の市場(1列王20:34) 門での偶像(2列王23:8) ダンは、ヨルダン川の源流の一つ • ヘルモン山からの雪解け水と泉 バニアス(ピリポ・カイザリヤ) 旧約ではバアル・ヘルモン(士師3:3)、またバ アル・ガド(ヨシュア11:17) ヘレニズム時代に、パン神の崇拝地となり、 アラビア語読みがバニアス。 ヘロデ大王にアウグストがこの町を与え、カイ ザルの宮をヘロデが建てる。 ヘロデの子ピリポが、ピリポ・カイザリヤと名 づける。 バニアス(ピリポ・カイザリヤ) ペテロがここで、イエスが神の御子キリストで あると告白。(マタイ16:13-28、マルコ8:2730) バニアスもダンと同じく、ヘルモン山のふもと の泉から支流を作り、ヨルダン川を成している。 ベンタル山 シリアとの国境 • 1973年のヨム・キプール戦争の激戦地 • ダマスコは60キロ先にある ダマスコ • • • • 古代名「アラム」シリヤの首都 アブラハムがロトの救出のために追跡(創14:15) ダビデの時代に戦うが従属(2サムエル8章) 南北分裂時代、王ベン・ハダデやハザエルがイス ラエルを攻撃(1,2列王記) • アッシリヤに攻められる(2列王16:9) • イザヤの預言:「永遠の廃墟」(17:1) ゴラン高原(バシャン) 玄武岩の高地、北にはヘルモン山 バシャンの王オグからイスラエルが奪取(民 数21章など) マナセ半部族に割り当てられる(ヨシュア 13:31) 「ゴラン」はレビ人の町から(ヨシュア21:27) イスラエルとシリヤの緩衝地帯 放牧の豊かな地(詩篇22:2、ゼカリヤ11:2) 2月22日(金) ガリラヤ湖畔 • • • • • • • (ベツサイダ) タビハ カペナウム ガリラヤ湖遊覧 エイン・ゲブにて聖ペテロの魚 ミグダル アルベル山 ベツサイダ ヨルダン川の東、ガリラヤ湖の北東、「漁師の 家」の音訳が「ベツサイダ」。 ゲシェル王の領地の一部とも(2サムエル3:4) 国主ピリポ・ヘロデが「ユリアス」と改名。 ペテロ、ピリポ、アンデレの故郷(ヨハネ 1:44:12:21) 盲人を癒される(マルコ8:22-26) 五千人の給食(マルコ6:45、ルカ9:10-17) イエスが退かれる所(ルカ9:10) イエスが呪われた町(マタイ11:21-22) タビハ 伝統的な五千人給食の場(しかし、ベツサイ ダが実際の場と思われる) カペナウム郊外の漁村、したがってペテロが イエスから召しを受けたところとして記念され る(ルカ5:1-11)。 イエスの復活後、パンと魚を食べておられた こと(ヨハネ21:1-4)も記念する教会もあり。 カペナウム イエスの宣教活動の本拠地(マタイ4:12-13、9:1、 ルカ4:23)カナの婚礼の後にすぐにここに来られて いる(ヨハネ2:12) 紀元前二世紀に始まった。ヘロデ・アンティパスが ローマ兵の駐屯地を作る(ユダヤ人の会堂を建てた 百人隊長(ルカ7:1-10) ペテロとアンデレの家(マルコ1:29) • ペテロの姑を癒される(マルコ1:30-31) 会堂で教えられる、悪霊の追い出し(マタイ8:1415) 中風の人の癒し(同9:1-8、マルコ2:1-12) 取税人マタイを呼ばれる(マタイ9:9) カペナウム カナで、息子を直して欲しいとお願いしに来た 王室の役人はカペナウムから(ヨハネ4:46)。 五千人の給食を与えられた後、いのちのパン についての説教を行われた(ヨハネ6:16-59)。 「ペテロの魚」(マタイ17:24-27) 誰が偉大かの論争(マルコ9:33-37) コラジン、ベツサイダと並んでイエスが呪われ た(マタイ11:23-24、ルカ10:15-16)。 カペナウム 名前はヘブル語で「ナホムの村」という意味。 遺跡 • イエス当時の会堂跡とその上に建てられた後世 の会堂。 • ペテロの家と隣接する家々 • ダビデの星と契約の箱を彫ったもの ガリラヤ湖 周囲53キロ、南北21キロ、東西に13キロ、 166平方キロメートルの面積。 最大深度43m。海抜マイナス213m 旧約聖書では「キネレテ湖」(民数34:11、ヨ シュア11:2,12:3)。竪琴のヘブル語が由来。 新約聖書ではゲネサレ湖(ルカ5:1)、ティベリ ヤの湖(ヨハネ6:1,21:1)とも呼ばれる。 約束の地の東の境界(民数34:11) ガリラヤ湖 イエスの宣教の中心地(マタイ4:18など) 豚がなだれ込む(マルコ5:1-20、その坂は今 はクルシと呼ばれ湖の東にある)。 しばしば舟で渡られた(マタイ8:23,マルコ 8:10,ルカ8:22,ヨハネ6:1) • 水をしずめられる(マタイ8:23-27,ルカ8:22-25) • 水の上を歩かれる(マタイ14:22-23,ヨハネ6:1621) ミグダル(マグダラ) ヴィア・マリスがアルベルの谷を経て、ガリラ ヤ湖畔に通じる重要な町。 ナフタリの地(ヨシュア19:38) ティベリヤが出来るまで大きなユダヤ人の町。 当時は四万人が住む。 土地が豊かで、水産業が盛んだった。 • ここで、イエス時代の舟が発掘された。 ユダヤ人反乱の拠点となり、多くが殺される。 ミグダル(マグダラ、マガダン) ダルマヌタと同じ(マルコ8:10) • 四千人の給食の後ここに来て、パリサイ人に天 のしるしは何かと議論をされる(マルコ8:11、マタ イ15:39-16:4ここでは「マガダン」)。 マグダラのマリヤの故郷(ルカ8:2など) アルベル山 ホセア書10:14の「ベテ・アルベル」はここかも しれない。「シャレマン」はアッシリヤ王「シャ ルマヌエセルの可能性あり(2列王18:9)。 ガリラヤ湖の入口。 ゲネサレ平野一帯が見渡せる。 マカベア家の反乱軍の避難所、 ヘロデ大王が、ユダヤ人の反乱軍を掃討。 2月23日(土) ガリラヤからヨルダン川沿いに南下、死海へ の旅 • • • • • (ハロデの泉) エリコ ヨルダン川でのバプテスマ クムラン エン・ゲディ ハロデの泉 ギデオンとミデヤン人との戦い、口をつけて 水を飲んだか、手ですくって飲んだかの試し を主が与えられた所。(士師7:1-7) • その後、モレ山の南に陣を敷き、ミデヤン人は北 のイズレエル平原に。三百人で襲撃。 マムレクがモンゴル人を倒す(1260年) ハガナ(IDFの前身)の精鋭部隊パルマッハの 訓練場。 ヨルダン川 「下降する川」の意。 「ヘルモン山(標高2,814メートル)などの連な るアンチレバノン山脈やゴラン高原などに端 を発し、途中ガリラヤ湖となって北から南へと 流れ、ヤルムーク川・ヤボク川・アルノン川な どの支流をあわせて死海へと注ぐ延長425キ ロメートルの河川 」(ウィキペディアから) ヨルダン川 カナン、約束の地など境界(民数22:1,申命 1:5,ヨシュア2:10,1歴代26:30等) • ヤコブ、カナンの地に戻る(創世32:10) • モーセ、川を渡ることを禁じられる(申命 3:27,31:2) • イスラエル、この川を渡る(ヨシュア3:1‐17) • 七つの部族の境 ヨルダン川 士師時代の戦い • エフデ(3:28)、デボラ(5:17)、エフタ(10:8‐9) サムエル記の時代 • • • • ペリシテ人の圧制からの逃亡(1サムエル13:7) ヨアブからアブネル逃亡(2サムエル2:29) アラム(シリヤ)をダビデ追跡(2サムエル10:17) ダビデ、アブシャロムから逃げる(2サムエル 17:16、17:24)。そして帰還(19:15‐43) • ヨアブの人口調査(2サムエル24:5) ヨルダン川 南北分裂時代 • • • • • エリヤ、烏に養われる(1列王17:3‐5) エリヤとエリシャ、川を分ける(2列王2章) ナアマン、癒される(2列王5:8‐14) らい病人四人がアラム人追跡(2列王7:15) アラム王ハザエルが征服した境(2列王10:33) 詩歌と預言書にあるヨルダン川 • ヨブ40:23,詩篇42:6,イザヤ9:1,エレミヤ12:5,エ ゼキエル48:18,ゼカリヤ11:3 ヨルダン川 バプテスマのヨハネとイエス • ヨハネの宣教地(マタイ3:1‐6など) • イエスの受洗の地(マタイ3:13-17など) • イエスの宣教地(マタイ4:15,25,19:1,マルコ 3:8,10:1,ルカ4:1,ヨハネ10:40) 千年王国の東の境(エゼキエル47:18) 参考:ギルアデ ヨルダン川沿いを南下、東のヨルダンはヤボ ク川のところまで「ギルアデ」と呼ばれる。 ヤコブがラバンから逃げた所(創世31章) ヨルダン川を渡る前にエモリ人の王シホンか ら取った土地(民数21章)。 • 二部族半の相続地。 • 祭壇をヨルダン川のほとりに築いたため、内乱の 危機に(ヨシュア22章)。 士師ヤイル、そしてエフタの出身地(士師1011章) 参考:ギルアデ ヨルダン川とその渓谷のゆえ、サウルとダビ デの時代、逃亡の場、態勢を整える場となる。 • ペリシテ人との戦い(1サムエル13:7) • サウルの死体をヤベシュ・ギルアデの人が取る (2サムエル31:11-13) • イシュ・ボシェテがマハナイムからイスラエルを支 配(2サムエル2:8-10) • ダビデとアブシャロムとの戦い(1サムエル17-19 章) • ダビデを助けたバルジライの地(2サムエル 17:27) 参考:ギルアデ ヨルダン川の東にあるゆえ、外敵によって攻撃を受 けた。 • • • • • エリヤの故郷(1列王17:1) アハブがラモテ・ギルアデで殺される(22:1-36) エフーが油注がれる(2列王9章) アラム王ハザエルが削り取った所(10:32-33) アッシリヤ王ティグラテ・ピレセルが占領、民を捕らえ移し た(15:29)。 乳香(エレミヤ8:22,46:11)と山羊(雅歌4:1,6:5) 新約時代はヘロデの領地「ペレア」またギリシヤの 中の植民地「デカポリス」の一部 エリコ 主要道路にあるオアシスの町、分岐点として 数多く言及(民数22:1、申命32:49、ヨシュア 3:16等) 棕櫚(=なつめやし)の町(申命34:3、ヨシュ ア1:16等) ヨシュアによるエリコ陥落(ヨシュア6章) • エリコは世界で発見された町で最古のもの • 壁が崩れたであろう1400年頃の遺跡を発見 • ヨシュアの呪い成就(1列王16:34) エリコ 預言者学校の一つ(2列王2章) • エリヤとエリシャの会話 最後のユダの王ゼデキヤが捕えられる(2列 王25:5)、捕囚後、帰還民によって再建(エズ ラ2:34、ネヘミヤ7:36)。 新約時代のエリコ • ヘロデ大王により建てられ、ヘロデ自身そこで死 ぬ。 • 良きサマリヤ人(ルカ10:30) エリコ 盲人バルテマイの癒し(マタイ20:29-34,マル コ10:46-52,ルカ18:35-43) • 「彼らはエリコに来た」(マルコ10:46)と「イエスが エリコに近づかれたころ)(ルカ18:35) → 古エ リコから新エリコに向かっていた。 ザアカイの話(ルカ19:1-10) • いちじく桑が今もエリコにある。 現代のエリコはパレスチナ自治区の町。1万6 千人が住み、農業が盛ん。 ユダの荒野(参考) ワディ(涸れ川)・ケルト(エリコからエルサレムま での渓谷)からネゲブまでの、死海の西に広 がる荒野。 ベニヤミン族敗れる(士師20章) ダビデがサウルから逃げた場(1サムエル2326章、詩篇3) • アブシャロムから逃げた時もここに来ている(2サ ムエル17:16) ユダの荒野(参考) バプテスマのヨハネの活動場所 • 育ったところ(ルカ1:80) • 召しを受ける(ルカ3:2) • 宣教(マタイ3:1-4等) イエスが誘惑を受けられたところ(マタイ4:1-4 等) クムラン 塩の町(ヨシュア15:62)、ウジヤ王が建てた やぐらの荒野(2歴代26:10)かも。 新約時代、エッセネ派共同体の場 • 紀元前二世紀に移住、地震の後、再建(4B.C.6A.D.) • ローマによって破壊(68A.D.) 死海文書の発見(1947年) • それまでの旧約聖書の本文はマソラ(1008A.D.)。 紀元前二世紀の写本とほとんど変わらない(ロー マ3:1)。 エン・ゲディ 死海付近におけるオアシス。 • エン・ゲディのぶどう畑(雅歌1:14) ダビデの隠れ場(1サムエル24章、詩篇42) • 鹿(詩篇42:1) 千年王国の死海での漁(エゼキエル47:10) 2月24日(日) 死海からネゲブへの旅 • • • • • 礼拝 死海遊泳 マサダ テル・アラド ミツペ・ラモン(ネゲブ)にて宿泊 死海 シリア-アフリカ大地溝によって、ガリラヤ湖、 ヨルダン渓谷、死海、アラバ、紅海は低くなっ ており、死海は海面下420メートルという、世 界の陸地で最も低い地点。 ヨルダン川などから水が流入するが流出する のは水の蒸発のみ。したがって塩分やその 他の鉱物が残り、塩濃度は30パーセント。 死海 聖書での呼称:「塩の海」(創世14:3,申命 3:17)、東の海(ヨエル2:20,エゼキエル47:18、 ゼカリヤ14:8)、アラバの海(申命記3:17,2列 王14:25) 五人の王と四人の王の戦い(創世14:1-12) イスラエル部族の境界(民数34:3,ヨシュア 15:2,5,18:9) 御国において死海は癒え、魚も棲む(エゼキ エル47:6-12) マサダ おそらくダビデの要塞だった(1サムエル 22:4-5,23:14,24:22) ヘロデ大王が建てた要塞(36B.C.) • 自分の家族をパルティア人の侵略から守るため にここに避難させる。 ユダヤ人反乱(66-73年) • 熱心党の急進派「シカリ」が篭城 • エルサレム陥落(70年)後、エルアザル・ベン・ヤ イルに率いられ967人の男、女、子供が篭城。 マサダ ユダヤ人反乱(続き) • ローマ軍一万五千人が包囲 • 73年、ローマの傾斜路により陥落。 • 直前に集団自決、2人の女と5人の子供のみ。 1838年に位置が発見され、1963年から本格 的な発掘。 • マサダのシナゴーグに、申命記33-34章、そして エゼキエル35-38章が見つかった(涸れた骨の幻 も含む)! アラド 聖書歴史と呼応する遺跡の宝庫 地理的に戦略的な位置、貿易の中継地点 • 南はエジプト、東はヨルダン川、西はヘブロン経 由で地中海、北はメソポタミヤへの道 カナン人のアラド(下の町) • • • • 紀元前四千年代から定住 公的施設、宮、家屋、道具などが発掘 町の中央に大きな貯水槽 高い城壁に囲まれている アラド カナンのアラド • アラドの王、ホル山でイスラエルを攻撃(民数 21:1-4) • ヨシュアによって殺される(ヨシュア12:14) • ケニ人が定住(士師1:16) イスラエルのアラド(上の町) • • • • オフィルの金に関連して、この町が戦略的重要性。 ソロモンが城砦を建設。 ヨシャパテが再建(2歴代19:4) ヨアシュの水道(2列王12:1-18,2歴代24:13-26) アラド イスラエルのアラド(上の町)続き • • • • • • ウジヤによる再建(2歴代26:10) ヨタムによる再建(27:4) アハズの時、エドムによる破壊(28:17) ヒゼキヤによる再建(32:1-3) ヨシヤによる再建(34:6) ネブカデネザルによって最後の破壊 • エドムが占拠、イスラエル呪う(詩篇137) アラド アラド陶器片(紀元前600年頃) • • • • ヘブル語が百以上 アラム語が九十 「ヤハウェの家」という言及 「エドム」と「ユダの王」の記載 代替の神殿(申命12:13-18) • 祭壇、中庭、至聖所の発掘(ヤハウェとアシェラ の礼拝) • ヒゼキヤによる宗教改革(2列王18:4,2歴代 31:1) ネゲブ 聖書の歴史 • • • • • • • アブラハムの故郷(創世12:9,13:1,20:1,21:14) イシュマエル(21:14,20-21) イサク(24:62) 荒野の旅の舞台(民数10:12,12:16,13:3,26) 12人のスパイがここから派遣(民数13:17) ヨシュア(ヨシュア11:16)、ユダ(士師1:9)が取る。 ツィケラグにダビデがいたとき、ここを略奪したと 偽る(1サムエル27:10) • エリヤ、イゼベルから逃げる(1列王19:4-7) • ペリシテ人、アハズから取る(2歴代28:18) ネゲブ 聖書の歴史(続き) • 詩篇126:4「ネゲブの流れのように」 • 預言書:エレミヤ(17:26,32:44,33:13)、エゼキエ ル(20:46,47,21:4)、オバデヤ(1:19)、ゼカリヤ 書(7:7) • アラバ、パランの荒野、シンの荒野 ナバテヤ人、ペトラからガザまでの「香の道」 ミツペ・ラモン マクテシム(隕石孔の意) • あばたのような穴が、死海の南端から一直線に 南西に向かって並んでいる。 • ソドムとゴモラを主が滅ぼされた時のものかもし れない。「そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の 主のところから降らせ、これらの町々と低地全体と、その町々の住民 と、その地の植物をみな滅ぼされた。(創世19:24-26) 」 • マクテシュ・ラモン(長さ40キロ、幅10キロ、深さ 500メートル) • マクテシュ・カタン(小さなクレーター)、マクテ シュ・ガドル(大きなクレーター) マクテシム 2月25日(月) ネゲブからシェフェラの旅 • • • • • • ベエル・シェバ (ラキシュ) エラの谷 アドラム ベテ・シェメシュ ヤド・ハシュモナ ベエル・シェバ 全イスラエルを表す言い回し「ダンからベエ ル・シェバまで」(士師20:1,1サムエル3:20,2 サムエル3:10,1列王4:24-25,2歴代30:5等) • ヨシュアの時代の割り当てはもっと南に延びるが、 ネゲブが広がるので実質的な町の最南端。 発展した理由 • ベエル・シェバ川、ヘブロン川、ベソル川、ゲラル 川の四つの涸れ川が集まっている。 • 西は海沿いの道、東は王の道、アラデ、エツヨン・ ゲベル、ボツラまで続く。 ベエル・シェバ 信仰の父祖の町(族長の墓があるヘブロンに次ぐ) • アブラハムが交わした誓いの井戸と柳の木(創世21:2734) • おそらくイサクの誕生(21:1-4) • イシュマエルとハガルの追放 (21:14) • イサクが、井戸について争った 所(26:23-25) • ヤコブの故郷(28:10) • エジプトに下るとき、ここに祭壇築 く(46:1) ベエル・シェバ 士師時代:サムエルの息子(1サムエル8:2) 王国時代(現在の遺跡はこの時代のもの) • ダビデの人口調査(2サムエル24:7) • エリヤがここからシナイに逃げる(1列王19:3-8) • 宗教改革の場 • • • • 祭壇の遺跡、ウジヤの時代の大地震の後 ヨシャパテ(2歴代19:4) アモスの預言(アモス8:14) ヒゼキヤ(2列王18:1-4) シェフェラ ユダヤ山地とペリシテ人の平野の間の低地(申命 1:7) ギブオン人と戦う五人の王はここから出てきて、ヨ シュアが制圧(ヨシュア9:1-2,10:40) 士師からダビデの時代、ペリシテ人との対決の場。 王国時代 • ダビデ時、オリーブや無花果を栽培(1歴代27:28) • アハズ時、ペリシテ人に取られる(2歴代28:18) • アッシリヤの南進(ミカ1:10-16) ペトラのナバテア人に追われ、エドム人が移住、「イ ドマヤ人」と呼ばれる。 シェフェラ 四つの谷と戦略上重要な町 • アヤロンの谷(ゲゼル、アヤロ ン、ベテ・ホロン) • ソレクの谷(ティムナ、ツォル ア) • エラの谷(ソコ、アゼカ) • ツェファテの谷(マレシャ、モレ シェテ・ガテ) • ラキシュの谷(ラキシュ) ラキシュ ヨシュアがラキシュの王から取る。 • エジプトの外交文書「アマルナ文書」 ユダ王国において第二の町 • レハブアムによる要塞(2歴代11:9) • アマルヤが殺される(2列王14:17-19) • 紀元前701年、アッシリヤの王セナケリブ、ラキ シュを攻め取り、ヒゼキヤ王のエルサレムを包囲 (2列王18:13-17) ラキシュ セナケリブ角柱 • ニネベで発掘「ユダヤ人ヒゼキヤに関していえば、私は彼 の46の城壁のある町々とそれらを囲む無数の小さな村 落を包囲し征服した。私は戦利品として、そこからあらゆ る階層の20万150人、男女、馬、らば、ろば、らくだ、牛、 羊を連れてきて、数え上げた。彼自身(ヒゼキヤ)は、私 が王都エルサレムに篭(かご)の中の鳥のように閉じこめ た。私は彼を見張り所で取り囲み、誰も彼の町に出入り が出来ないようにした。・・・彼(ヒゼキア)は私のところに、 私の王都ニネヴェに、金30タラント、銀800タラント、最 良のアンチモニー巨大な赤い石の塊、象牙の装飾の寝 台・・・を持ってきた。彼は貢ぎ物を払い、敬意を表するた めに彼の使者を送った。」 ラキシュ ニネベの壁画 参考:マレシャ ユダの町(ヨシュア 15:44) 鐘洞窟 – 五人の王 が投げ入れられた穴 ツァファテの谷 エラの谷 ダビデとゴリヤテの対決の谷(1サムエル17章) アドラム サウルから逃げたダビデの初めの隠れ場(1 サムエル22:1-2、2サムエル23:13)。 • 洞穴が多くある 六日戦争前も西岸とイスラエル領の休戦ライ ンとなっており、無人化していた。 ベテ・シェメシュ ダン族の相続地だったが、ペリシテ人が谷を 支配(士師1:34)。 ダンが北に移動したのち、ユダ族のものとな る。レビ人の町(2歴代6:59) ペリシテ人が奪った神の箱が戻ってきた所(2 サムエル6:9-21) • 次に運ばれたキルヤテ・エアリムまでの道をディ アゴナル道と呼ばれる。 • ヨシュアが五人の王の残党を掃討した道 • ソレクの谷とディアゴナル道の交差するところに ベテ・シェメシュがある。 ベテ・シェメシュ サムソンがソレクの谷のエシュタオルと故郷 ツォアルの間で活動(士師13:25) • サムソンが愛したペリシテ人の女はティムナにお り、ベテ・シェメシュから目と鼻の先。 ヤド・ハシュモナ ユダ山地にあるモシャブ(家族労働の共同体) • フィンランドのクリスチャンによって始められ、今 はイエスを信じるイスラエル人による経営になっ ている。 アヤロンの谷を見下ろす 隣にはキルヤテ・エアリム 敷地内に、聖書時代の生活の教材がある。 アヤロンの谷 ヨシュアの戦い「日よ、月よ、とどまれ」(ヨシュ ア10:12) ミクマシュでヨナタンがペリシテ人を打ち、掃 討のため追跡(1サムエル14:31) レハブアムが要塞化(2歴代11:10) アハズ時、ペリシテ人に取られる(28:18) アヤロンの谷 その後の戦いの歴史 • ユダ・マカバイがギリシヤの王を打つ。 • ローマ総督ティトスがここに集結し、エルサレムを 包囲 • 第一次世界大戦に英軍がエルサレム制圧のた め最初の戦闘を開始。 • 1948年のラトルンの戦いの後、無人化。 • 1967年にユダヤ側が制圧 キルヤテ・エアリム 名前の由来と他の名前 • 1歴代2:50,52 • キルヤテ・バアル(ヨシュア15:60) • バアラ(ヨシュア15:9、2サムエル6:2) ギブオン人の町の一つ(ヨシュア9:17) ユダが取り、相続の町の一つ(15:60) ダンが北へ移住する時の滞在地(士師18:1112) キルヤテ・エアリム 神の箱の安置 • ベテ・シェメシュの神の箱が、アビナダブの家に二 十年以上留まる(1サムエル7:1-2) • ダビデがここから神の箱をエルサレムに運ぶ(2 サムエル6:1-12) 2月26日 エルサレム旧市街と周辺(主にイエスの受 難) • • • • • • • • オリーブ山 ゲッセマネの園 ベテスダの池 (エッケ・ホモ教会)&ヴィア・ドロローサ 聖墳墓教会 カルド シオンの山(屋上の間) (鶏鳴教会) 西壁トンネル(午後6時から) エルサレム 「神の平和」の意。聖書の中で最も多く出てくる町(811回) 別名「シオン」 詩篇122篇 人々が私に、「さあ、主の家に行こう。」と言ったとき、私は喜んだ。 エルサレムよ。私たちの足は、おまえの門のうちに立っている。 エルサレム、それは、よくまとめられた町として建てられている。 そこに、多くの部族、主の部族が、上って来る。 イスラエルのあかしとして、主の御名に感謝するために。 そこには、さばきの座、ダビデの家の王座があったからだ。 エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。 おまえの城壁のうちには、平和があるように。 おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」 私の兄弟、私の友人のために、さあ、私は言おう。 「おまえのうちに平和があるように。」 私たちの神、主の家のために、私は、おまえの繁栄を求めよう。 エルサレムの聖書の歴史(主なもの) アブラハム • • メルキデゼクによる祝福(創世14:18-20) イサクをささげる(モリヤの山) ダビデ • • カナン人のエルサレム王をヨシュアが倒す(10:23) エブス人が住む(ヨシュア15:63,士師1:21) • • • • レビ人とそばめは泊まらず(士師19:10-13) ダビデが奪還(2サムエル5:4-10) 契約の箱の留まるところ(2サムエル6:1-19) とこしえの神の家(2サムエル7:1-16) • 揺がない都(詩篇125) エルサレムの聖書の歴史(主なもの) ソロモン • • 歴代のユダ王の都(2歴代10章以降) バビロンによる破壊(2列王25章) • 預言(ミカ3:9-12,エレミヤ7:1-15)、詩篇(137) 神殿再建 • • 神殿(1列王8:1-11)と宮殿(9:19) 富強の町(1列王10:26-27) ペルシヤ初代王クロス(エズラ1章) 城壁再建(ネヘミヤ1章) 詩歌と預言書に6千以上の言及 エルサレムの聖書の歴史(主なもの) 福音書の中心地 • • • • ヘロデ王の建てた神殿(ヨハネ2:18-20) イエスの誕生後の献児、また例祭に参加 イエスが殺され、よみがえられた!(マタイ16:21) イエスの預言、ローマによる破壊(ルカ21:20-24) 教会誕生と宣教の始まり(使徒1:8) 再臨の主の中心地 • ユダヤ人の帰還(詩篇126) • 全世界の軍隊が攻め込み、主が戦われ、救われる(ゼカリ ヤ12章) • 主が立たれる(ゼカリヤ14:4,詩篇50) • 全世界の民が礼拝しに来る(ゼカリヤ14:16-17,イザヤ2:24) エルサレムの聖書の歴史(主なもの) 天のシオン • 死んだ後に信者の集まるところ(ヘブル12:22) • 新天新地において主が住まわれるところ • 黙示21章の幻 • 詩篇の約束(46:4,48:1-2,87篇,99:2,132:13,135:21) エルサレムの地図 旧約時代 • ダビデの町 • ソロモンによる拡張 • ヒゼキヤ時代の拡張 エルサレムの地図 新約時代 エルサレムの地図 現代 エルサレムを囲む 山(詩篇125:2) ナビ・サムウィル スコパス山 オリーブ山 つまずきの山 悪巧みの山 シオンの山 エルサレムの谷 ケデロン(キデロン)の谷 • 34キロ先の死海へつながる • ダビデのアブシャロムからの逃亡(2サムエル15:23) • 偶像を王が砕いたところ • アサ(1列王15:13)、ヒゼキヤ(2歴代29:16)、ヨシヤ(2列王 23:4-7) • イエスがゲッセマネへ渡られた(ヨハネ18:1) • 将来、聖になることの約束(エレミヤ31:40) • 神殿の丘とオリーブ山との間のケデロンの谷を「ヨシャパ テの谷」といい、異邦人がさばかれる(ヨエル3:1-3,12,14, マタイ25:31-46) エルサレムの谷 ヒノムの谷 • 意味 • 堕落と罪の谷、ギリシヤ語では「ゲヘナ」 • エルサレムの西から南へを囲み、ケデロンの谷 につながる。 • ユダ族とベニヤミン族の境(ヨシュア15:8,16) • アハズ、マナセが自分の子を焼く(2歴代 28:3,33:6) • 「トフェテ」として知られ、ヨシヤが破壊する(2列 王23:10) • 「血の畑」マタイ27:5-10,使徒1:18-19 エルサレムの谷 チオペロンの谷 • 神殿の丘、オフェル、ダビデの町の西を走ってい て、ケデロンの谷とヒノムの谷のところで集合す る。 イエスの最後の週 1. エルサレム入場 2. 宮清め 3. 日毎の出入り 4. 最後の過越の食事 5. 捕えられる 6. アンナスによる裁判 7. カヤパとサンヘドリン による裁判 8. ピラトによる裁判 9. ヘロデによる裁判 10. ピラトによる十字架刑 11. ヴィア・ドロローサ 12. ゴルゴタと墓 オリーブ山 旧約時代 • ダビデの逃避(2サムエル15:30) • 主の栄光が最後に去る(エゼキエル11:23) イエスの時代 • • • • • 棕櫚の聖日(マタイ21:1-11等) 泣かれた(ルカ19:41-44) 終わりの日の話(マタイ24:3-25等) 退かれた(マタイ26:30,マルコ14:26等) ここから昇天(使徒1:6-12) オリーブ山 イエスの再臨 • この山に立たれて、真っ二つに分かれる(ゼカリ ヤ14:1-5) ゲッセマネがこの山にある • マタイ26:30-56等 ベテスダの池 38年間、足なえの男が立ち上がった話(ヨハ ネ5:1-9)。この事件が十字架へのきっかけ。 神殿の用水 • 旧約時代 • おそらくアハズが作った「上の池」は北の池のこと(イ ザヤ7:3) • アッシリヤ王の使者ラブ・シャケ(2列王18:17、イザヤ 36:2) • 紀元前三世紀に南の池 • 150B.C.-70A.D.は、医療と儀式のために用いら れた。そこで奇蹟が起こる。 エッケ・ホモ教会 「さあ、この人です。(ヨハネ19:5)」 神殿の丘の北にあるアントニア要塞、ピラトの 裁判の席「ガバタ(敷石)(13節)」のある所 イエスを鞭打ちしたと考えられる場所 ヴィア・ドロローサ イエスが十字架を背負い、ゴルゴダまで歩かれた道(カトリッ クの伝承あり) • 第一留 イエス、死刑の宣告を受ける (マルコ15:1-20等) 第二留 イエス、十字架を担わされる (ヨハネ19:17) 第三留 イエス、初めて倒れる 第四留 イエス、母マリヤに会う 第五留 イエス、クレネのシモンの助力を受ける (マタイ27:32等) 第六留 イエス、ヴェロニカより布を受け取る 第七留 イエス、再び倒れる 第八留 イエス、エルサレムの婦人らを慰める (ルカ23:28) 第九留 イエス、三度目倒れる 第十留 イエス、布を剥がれる (ヨハネ19:13等) 第十一留 イエス、十字架に釘付けされる (ヨハネ20:25,27等) 第十二留 イエス、十字架に死す (マルコ15:37等) 第十三留 イエス、十字架より下ろされる (ヨハネ19:31-38) 第十四留 イエス、墓に葬られる (マタイ27:59-60等) ヴィア・ドロローサ もし右に曲 がったら、園 の墓(ゴードン のカルバリ)に 通じる 聖墳墓教会 歴史 • 135年、ローマ皇帝ハドリアヌスがウェヌス(ビー ナス)の宮をこの場に建てた。なぜなら、ユダヤ 人信者がここを聖なる所だとみなしており、ハドリ アヌスはユダヤ教の痕跡をなくしたかったから。 • 聖ヘレナが336年、この異教の宮にこの教会を立 てる。 • 何回か建て直され、現在のは、主に十字軍によ るもの。 聖墳墓教会 根拠 • 当時の城壁の外にあった(ヘブル13:12) • 紀元前七世紀の石切り場であった • 一世紀に埋め立てられ、園 になった。 • 少なくとも一世紀からの四つ の墓がある。 カルド ローマが建てたアエリア・カペタリナ(エルサ レム)の南北に走る中央通。ビザンチン時代 に拡張した。ヨルダンのマデバ地図にもある。 カルドの下には、ハスモン朝時代、さらに第 一神殿時代のまでが8メートル下に発掘され ている。 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) ソロモンが神殿の敷地の回りに建てる(1列王 3:1,9:15) 歴代の王(2列王14:13,2歴代26:9,2歴代27:3) • ヒゼキヤとマナセの時代に拡張(2歴代32:5,33:14) バビロンによって破壊(2列王25:10,エレミヤ39:8) 捕囚帰還後 • ゼルバベル(ダビデの町のみ)(エズラ4:13,5:9) • ネヘミヤの城壁再建(ネヘミヤ2-4章) 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 聖書時代の門 • エフライムの門(2列王14:13,ネヘミヤ8:16) • 魚の門(2歴代33:14,ネヘミヤ12:39) • 羊の門(ネヘミヤ3:1,32,12:39,ヨハネ5:2) • ベニヤミンの門(エレミヤ20:2,37:13-18,38:7,ゼカリヤ14:10) • • • • 泉の門(ネヘミヤ2:14,3:15,12:37) 二重の門(南東に位置 2列王25:4,エレミヤ39:4,52:7) 水の門(ネヘミヤ3:26、12:37,8:1,16) 糞の門(ネヘミヤ2:13,3:13-14) • 瀬戸のかけらの門(エレミヤ19:2) • エッセネの門(南東側、ヨセフスによる言及のみ) 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 聖書時代の門(続き) • 隅の門(園の門と同一の可能性 2列王14:13,2歴代 25:23、26:9、ゼカリヤ14:10) • 園の門(ヨセフスによる、ヘブル13:12の可能性) • • • • 谷の門(2歴代26:9,ネヘミヤ2:13,3:13) 古い門(ネヘミヤ3:6,12:39) ハナヌエルのやぐら(ネヘミヤ3:25,12:39) 馬の門(2列王11:16,2歴代23:15、ネヘミヤ3:28,エレミヤ 31:40) • 東の門(ネヘミヤ3:29) • 召集の門(ネヘミヤ3:31) 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 現在の城壁と門 • ローマがアエリア・カピトリナを建てた時から、ビ ザンチン朝など後世の支配勢力が補強した。 • 現在の城壁は、オスマントルコのスレイマン壮麗 王が建てたもので、初期の城壁の上に建てる。 • 主が使いによって城壁を見守っていてくださって いる。(イザヤ62:6-7) 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 現在の城壁と門 • 西側の壁 • ヤッフォ門 • ダビデの塔(新約時代のヘロデの建てた三つの塔に辺り) • 北側の壁 • 新門 • ダマスカス門(園の墓が近い) • ソロモンの石切り場 • ヘロデ門 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 現在の城壁と門(続き) • 東側の壁 • ライオン門(ステパノ門)(ヴィア・ドロローサの入口) • 黄金門 • イスラムとオスマントルコによって閉鎖 • 東の門の上に建てられた可能性あり(エゼキエル43:4) • 神殿の頂(マタイ4:5)南東の端 参考:エルサレムの城壁と門 (詩篇48:12-14) 現在の城壁と門(続き) • 南側の壁 • 一重の門(十字軍建てる、閉鎖) • 三重の門(東側のフルダの門、閉鎖) • 二重の門(西側のフルダの門、閉鎖) • ここから民衆が神殿礼拝のために 入って行った。 •糞の門(嘆きの壁や一般人が神殿の丘に入るため の道) •シオン門(シオンの山に行くための門 弾跡は独立 戦争時のもの) シオンの山 「シオンの山」は、聖書的にはダビデの町のこ と。しかし、ビザンチン時代にここがダビデの 町だと間違った。それ以来、シオン門の外に ある部分を指す。 新約時代は「上の町」 ここで起こったこと • 屋上の間における最後の晩餐(マルコ14:15) • カヤパ邸における死刑宣言(マタイ26:57-75) • 屋上の間における聖霊降臨(使徒1:13,2:1-4) 屋上の間 現在のは、十字軍時代に建てたもの 一部、初代教会の跡が残っている。 • • • • 聖霊が降られる(使徒2章) ユダヤ人信者が礼拝を守る エルサレム議会(例:使徒15章)が開かれていく。 エルサレム包囲が一部解除され、イエスの言葉 に従って逃げ、ペラに住む(ルカ21:20-21) • 神殿破壊(70年)後、戻ってきてバル・コクバの反 乱(135年)の時までシオンの教会があった。 ダビデの墓 屋上の間の一階にダビデの墓がある • ダビデは、「ダビデの町」で葬られたので、ここで は葬られていない。ここが聖書のシオンの山だと 思った時に、こちらにダビデの墓を作った。 鶏鳴教会 カトリックの伝承でカヤパ邸 地下に、イエスがむち打たれ、後に使徒たち がむち打たれたとされる地下牢がある。 • マタイ26章57-75節 • 詩篇88篇(抑留の詩篇) • 使徒4:3,5:18 ローマ時代の階段があり、イエスがそこから 裁判を受けるために引かれて行ったかもしれ ない。 西壁トンネル 西壁トンネル ヘロデ大王が神殿を建てるときに、モリヤ山 とオフェルの起伏を平らにし、東西南北の四 角形の擁壁を建てた。 その西側の壁のごく一部が「嘆きの壁」 嘆きの壁の北の地下を掘り、至聖所に最も近 いところも発掘。アントニア要塞にまで掘り進 めた。 西壁トンネル ウィルソンのアーチ • 上の町から神殿への入口(もっと南にはロビンソンのアー チがある) 主段(マスター・コース) • 長さ15.5メートル、重さ560トン ウォレンの門 • 至聖所にもっと近いところ トンネル • モリヤの山の基盤にぶつかる ストルティオンの池 • ハスモン朝時代の導水システム 2月27日(水) エルサレム旧市街(新約時代のユダヤ社会) • • • • • • 嘆きの壁 神殿の丘 エルサレム考古学公園(南壁) 神殿再建財団 (ヘロデ地区) ダビデの町 嘆きの壁 ヘロデの建てた西側の擁壁の一部 ローマがエルサレムを破壊し、残された壁 スレイマン壮麗王がこの壁を見つけ、ユダヤ 人に祈るためのわずかな空間を与えた。 1967年の六日戦争によって解放、ユダヤ教 徒の最も聖なる場所となる。 エルサレム破壊を嘆く哀歌を読むと良い。 神殿の丘 神殿の丘 モリヤ山 • アブラハム、イサクをささげる(創世22:1-18) • ダビデが購入(2サムエル24:15-25,1歴代 21:18-22:1) • ソロモンが神殿建設(2歴代3:1) 神殿の丘 神殿の丘 第一神殿の破壊(586B.C.)(2列王25:9,2) 第二神殿:ゼルバベルによって建設(エズラ3:86:22) ハスモン朝、南の広場を拡張 ヘロデ、さらに南の広場を拡張 10B.C.頃、大改築 • 1年5ヶ月かけて建物 • 8年かけて擁壁 • イエスが公生涯のころ46年経っているのに、終わってい なかった(ヨハネ2:20)。64年に完成したが70年に破壊。 神殿の丘 イエスと神殿 • マリヤの清めの期間と初子の贖い(ルカ2:2224) • シメオンとアンナ(2:25-38) • • • • • 12歳の過越の祭り(2:41-51)(マタイ4:5-7) 公生涯の始まりの誘惑(マタイ4:5-7) 過越の祭りの時の宮清め(ヨハネ2:13-22) 仮庵の祭り(7:10) 姦淫の現場の女(8:1-11) 神殿の丘 イエスと神殿(続き) • • • • 世の光の説教(ヨハネ8:12-32) 良い羊飼いの説教(10:1-18) 神殿奉献祭(ハヌカー)(10:22-39) 最後の週 • • • • 二度目の宮清め(マタイ21:12-17) 試されるイエス(マタイ21:12-17) 指導者への裁きの宣言(マタイ23:1-24:2) 三段階目の宗教裁判(ルカ22:66-71) 神殿の丘 使徒たちの働き • 説教と癒し(使徒2:46-47,3:1-4:22,5:12-16) • パウロの幽閉(使徒21:26-22:30) 紀元70年にローマによって破壊 神殿の丘 岩のドーム • ローマ皇帝ハドリアヌスがローマの神の宮を建て る。 • ビザンチン時代、その宮を破壊。 • 691年、イスラムが建てる。 • 岩の神聖を認める • 聖墳墓教会への対抗 • キリスト教への論駁 神殿の丘 岩のドーム(続き) • 啓典の民(注:ユダヤ教徒とキリスト教徒)よ、宗教のこと に就いて法を越えてはならない。またアッラーに就いて真 実以外を語ってはならない。マルヤム(注:マリヤ)の子マ スィーフ・イーサー(注:イエス)は、只アッラーの使徒であ る。マルヤムに授けられたかれの御言葉であり、かれか らの霊である。だからアッラーとその使徒たちを信じなさ い。「三(位)」などと言ってはならない。止めなさい。それ があなたがたのためになる。誠にアッラーは唯―の神で あられる。かれに讃えあれ。かれに、何で子があろう。天 にあり、地にある凡てのものは、アッラーの有である。管 理者としてアッラーは万全であられる。 4 婦人章(アン・ニサー)171 将来の神殿 外庭が異邦人の神殿 • 霊のドーム(円蓋)にモ リヤ山の基盤 • 正面は黄金門 • もし黄金門の上に東の 門があったのであれば、 霊のドームが至聖所の 位置 • 岩のドームを除去せず に聖所を建てることが可 能。(黙示録11:1-2) 将来の神殿 再臨のイエスが建てられる神殿(ゼカリヤ6:13) • エゼキエルの幻(40章以降) • 神殿の丘の地殻変動(ゼカリヤ14:9-10) エルサレム考古学公園 神殿の南西と南壁の発掘 • 聖書の「オフェル」の丘 エルサレム考古学公園 ロビンソン・アーチ • 西壁の南端にあるアーチ、王家のバシリカ(サン ヘドリンや両替所のあったところ)までつながって いた。 ミクバ(洗礼槽) • 使徒2章、三千人のバプテスマ 西壁通り • ローマが破壊した落石が残っている • 壁にイザヤ66:14の落書き エルサレム考古学公園 南壁 • 階段(一般礼拝者の入口) • フルダの二重門 ビザンチン時代の家屋、イスラム時代の宮殿 など 神殿再建財団(The Temple Institute) 神殿の丘に第三神殿を建てることによって、 メシヤ到来を迎え入れると考える、ユダヤ教 の一派。 実際に使用しようと考えている、祭具をすで に作っている。 • 燭台、大祭司の装束、供えのパンの机など。 出エジプト記25章から始まる主の幕屋の記 述をよく読むこと。 神殿再建財団(The Temple Institute) 留意する点 • 神殿はメシヤが建てるものであり、人間に拠らな い。(ゼカリヤ6:13) • イエスがメシヤであることを受け入れないのであ れば、他の人をメシヤと受け入れてしまう(ヨハネ 5:43,ダニエル9:27) ヘロデ地区 上の町の裕福な家の跡 • 祭司たちは金持ち • 大家族 家の中 • • • • • • ギリシヤ・ローマ式の建築 数多くの貯蔵部屋 貯水槽、浸礼槽 かまど モザイクの床 家財道具 ダビデの町 元祖エルサレム ダビデの町(ヘロデ時代) 現在の姿 ダビデの町 エブス人の町 ダビデの町 • ダビデが攻め取る(2サムエル5:7) • 契約の箱を移す(6章) • 葬られる(1列王2:10) ソロモン • 契約の箱を神殿に運び入れる(1列王8:1) • 葬られる(11:43) ダビデの町 歴代の王 • 葬られる(1列王11:43,14:31,15:8,24,22:50, 2列王8:24,12:21,14:20,15:7,38,16:20) • ヒゼキヤとマナセの拡張(2歴代32:30,33:14) ネヘミヤの城壁再建(3:15,12:37) ダビデの町 発掘されたもの • • • • • • • • エブス人の町の壁 ヨアブがよじ登った縦坑(ウォレンの縦坑) ダビデの宮殿 ミロ(塁壁) 紀元前十世紀の城壁 ソロモンの妻、パロの娘の墓 ギホンの泉、ヒゼキヤの地下水道、シロアムの池 バビロンに破壊された時のイスラエルの家 ダビデの町 発掘されたもの(続き) • シロアムの池からの巡礼の道 • ヘロデ時代のシロアムの池 2月28日(木) ベツレヘムとエルサレム新市街 • • • • ベツレヘム イスラエル博物館 ヤド・バシェム 園の墓(+聖餐式) ベツレヘム 名前の由来(1歴代2:50-51) ベツレヘムへの道でラケルが葬られる(創世 35:16-20,48:7) 士師時代 • レビ人ミカの家(士師17:1-13) • レビ人のそばめの実家(19:1-9,18) • ルツ記の舞台 ベツレヘム ダビデの故郷(1サムエル16:18,17:58,20:6) • 油注がれる(16:1-13) • エラの谷に向かう(17:12-18) • ヨアブ、アビシャイ、アサエルの故郷(2サムエル 2:32) • ベツレヘムの井戸(2サムエル23:14-17) バビロン帰還後に再建(エズラ2:21,ネヘミヤ 7:26) ベツレヘム メシヤ降誕 • ミカの預言(5:2、ヨハネ7:42) • イエスの降誕(マタイ2:1-12,ルカ2:1-20) • 二歳以下の男の子の虐殺(マタイ2:16-18) 見るところ • 生誕教会 • 羊飼いの丘 イスラエル博物館 ヘロデ時代のエルサレムの模型 死海文書の複製 ヤド・ヴァシェム イザヤ56:5「名前と記憶」6百万のホロコース トの犠牲者の名を覚える記念館。 • • • • ホロコースト博物館 名前の殿堂(三百万以上) 記憶の殿堂(永遠の光と22のナチ強制収容所) 記憶の広場の壁 • ワルシャワ・ゲットー放棄 • 最後の三月 • あなたの血で生きる(エゼキエル16:6) ヤド・ヴァシェム イザヤ56:5「名前と記憶」6百万のホロコース トの犠牲者の名を覚える記念館。(続き) • 子供の記念館(殺された150万の子を朗読) • 正義の諸国民の通り • いなごまめの木を、ホロコースト下のユダヤ人を助け た異邦人を覚えて植える。 • デンマークのボート(デンマーク系ユダヤ人の救 出) • 破壊された共同体の谷(500の共同体) ヤド・ヴァシェム 知っておくべき御言葉 • モーセの預言(申命28:63-68) • 異邦人への警告(創世12:2,エレミヤ50:4-7,ロー マ11:18-24) • イスラエル建国の預言(エゼキエル20:33-38) 園の墓 英国軍人ゴードンが発見(1883年)。 エルサレムにあるプロテスタントの唯一所有 している遺跡。イエスの十字架と復活の場。 • ゴルゴダ(されこうべ)の形をした岩 • ぶどう園に必要な貯水槽、酒ぶねの跡 • 岩に彫られた墓 園の墓 反対意見 • 紀元前七・八世紀の墓 • 第二神殿時代の墓と合致しない • 聖墳墓教会も、イエスが死なれた時は城壁の外 にあった。 園の墓の価値 • 主の復活は場所ではなく、主ご自身を知ること。 聖墳墓教会より、聖書記述に合致する環境に なっている。その中で主を礼拝する。
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