光結合VLBI 22GHz網の構築 須藤 広志 高羽浩、川口則幸、 他光結合VLBIグループ 22GHz e-VLBI Bit Rate 感度* 分解能 ステータス [Gbps] [mJy] [mas] EVLA 120 6 200 2010 Phase I e-EVN 30 1 0.3 現在256Mbps 2010完成 e-MERLIN 30 5 15 2006+α VLBA 0.1-0.5 55 0.5 運用中 VERA 1 1 運用中 150 * 感度は2分積分、7σ、最も数値の良い基線での値 光結合の理論的スペック ここ2年で目指す光結合アレイ Step I:1基線でFlux測定 Step II:3基線でサイズ測定 つくば、鹿島、岐阜 Step III:6基線でマップが描ける 鹿嶋、岐阜 野辺山も加えて、より高感度に Step IV:位相補償で微弱な天体の検出 mJy天体や系外のメーザー Step I の目標 基線:まず、鹿島ー岐阜 運用期間:2007年10月ー2008年3月 Bit rate – – 2Gbps(=512MHz帯域×1ch) もしくは 4Gbps(=512MHz帯域×2ch) 目標感度:100mJy @120sec積分 VLBA並みの基線感度、分解能10 mas、 1基線(ほぼ東西)で何ができるか サイエンス目標 コンパクトなサイエンスを半年ほど集中して行う 検討事項 マシンタイムを確保:平均週1回、1-2週間連続も 外部からの提案を積極的に受け入れる体制 検討中のアイデア 低光度AGNサーベイ、GRB、BH Binary,,, 8/22GHzの同時(期)観測 (モニター、サーベイ) NVSSでVLBI、光赤外で未検出天体をかたっぱしから? (岐阜ー鹿島の22G/山口ーつくばの8Gは同じ分解能) 現状と今後 長時間システム安定性の調査 7月23,30日実施、=>3C84などでフリンジ 検出(SNR>10@16秒積分) 局ごとの整備 今後 強度測定システム構築 鹿嶋2回線化に向けた動き 川口さんNTT、関戸さん 4Gbps化の検討課題 鹿島の2回線化 小金井まではすでに2回線ずみ ダウンコン、サンプラー 岐阜は2ch化ずみ(Xバンドでつくばと実績あり) => 鹿島のD/Cの2ch化が必要(ADS1000はOK) ADS3000の利用は? => ダウンコンは超広帯域の1系統でOK バンド幅合成に有利!(測地もOK) 野辺山 臼田 つくば 山口 22GHz 8GHz 8/22GHz 岐阜 鹿嶋 開発項目 項目 内容 責任者 VLBIテスト・総括 システム安定性(数時間) 須藤 強度補正 絶対精度 補正天体リスト 山内 IF系の整備 鹿嶋局、筑波局 須藤 光結合機器の整備 サンプラ、相関器 高羽、河野 鹿嶋の光回線増設 2Gbps×2ch化の可能性 関戸 データ処理 FITS化 小山、原 システム案 22 100 10 1 VERA(JVN) 0.1 e-MERLIN WEBを改変 @12時間積分 基本方針 VERA(JVN)の光結合化 インパクト:ターゲット近傍(<1°)の参照電波源の増加により、アスト ロメトリー精度向上 本アレイは、そのための基礎開発と位置付ける つくば、鹿島、岐阜3者を中心に、光結合22GHzアレイを天文観測装置に 整備する 開発やサイエンスはStep by Stepで進めていく 今秋を目処に開発の第1段階を終え、その装置を使って、早く論文に集中 したい
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