Voyage200 基本操作法 単4電池4本を正しくセットしてください 福井大学大学院工学研究科 機械工学専攻 川谷 亮治 http://feedback.mech.fukui-u.ac.jp/ttt/ 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 1 カーソルキー 2NDキー 液晶画面 ファンクションキー 2NDキー ダイヤモンドキー 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 テンキー 四 則 演 算 キ ー 注意 2 キーボード(p.12~) 一つのキーには複数の機能が割り付けられています ◆+Q 2ND + Q 2ND キーを 押した後,Q 2NDキーは左下と液晶画面の 右上の2箇所にあります ? CALC HOME Q ダイヤモンドキー を押した後,Q ダイヤモンドキーは 左下にあります このキーを押しただけのときはQ 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 3 電源のオンオフ 電源オン ON (左下) 電源オフ 一定時間操作しない場合,電源は自動オフ ◆+ON お勧め! 次に電源をオンにしたとき の画面が異なる 2ND+ON この画面が現れたとき, Home を選択するか,◆+Q 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 4 画面の明るさの調整 ◆+ ー キー ◆+ + キー 2015/9/30 (四則演算キー) 福井大学工学部機械工学科 5 基本画面の構成(p.16~) どのような状態からでも ◆+Q で基本画面が表示 ツールバー 履歴エリア 入力行 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 ステータス行 6 入力例 次に示すように入力行に入力した後 ENTER を 押してください 1/4+2/3 sin(2*π) exp(-3) 5 12 -8 2015/9/30 正確に分数が計算されている ◆+ENTER (APPROX) sinキーを押すと入力が楽 マイナスの取り扱いに注意 (-)キー 過去の履歴が履歴エリア に表示されることに注意 福井大学工学部機械工学科 7 MODE設定(p.34~) MODE キー を押すことでモード画面が表示 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 8 変数への代入 一般のコンピュータ言語と異なり,Voyage200 で は STO キー(画面上では→が表示)を使用する 1→a 2→b a+b 結果は? なお,1→a:2→b:a+b としてもよい 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 9 プログラムの作成(1) (p.269~) 同じ処理を繰り返し行う必要がある場合, プログラムを利用すると便利 Voyage200 上でプログラムを作成する ことが可能 Function Program これらの相違点については p.279 参照 ここでは Function を対象とします 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 10 プログラムの作成(2) 1~n までの整数の和を求めるプログラムを作成する。 なお,n は 1以上の整数であり,引数として与えるも のとする。 基本方針 プログラム名は wa とする 繰り返し計算を行なわなければならない ので For 文を利用する 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 11 プログラムの作成(3) 1. APPS キーを押す 2. Program Editor へ移動し ENTERキーを押す 3. New… を選択 4. Type: を Function,Folder: を main,Variable: にプ ログラム名 wa を入力 5. ENTERキーを押す 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 12 プログラムの作成(4) 下記の例を参考にプログラムを入力してください。 終了後,基本画面に戻ってください(◆+Q) 。 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 13 プログラムの実行 基本画面で下記のように入力することで,プロ グラムを実行させることができます。 wa(5) 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 14 If 文の使用例(1) 引数で与えた非零の整数が奇数であるか偶数であ るかを判定するプログラム(Function) を作成します。 基本方針 プログラム名は iseven とする 与えられた整数を 2 で割り,余りが 1 か 0 かで奇数か偶数かを判定する Hint:余りを求める関数 remain(n,2) 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 15 If文の使用例(2) 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 16 応用問題 引数として与えた非零の整数 n に対して,0 ~ n に含 まれる偶数のみを足し算するプログラムを作成せよ。 引数として与えた非零の整数 n に対して,次式に示す 和を求めるプログラムを作成せよ。 n Σ i=0 2015/9/30 1 i! 福井大学工学部機械工学科 17 様々な機能 ファンクションキー(F1~F2):よく使用する関数が登録されています。 2ND+5 (MATH):様々な関数が登録されています。 2ND+6 (MEM):メモリの使用状況を確認できます。 2ND+- (VAR-LINK):登録されている変数名等を確認できます。 変数やフォルダの管理などが行えます 2ND++ (CHAR):特殊文字を入力できます。 2ND+2 (CATALOG):登録されている関数の一覧が表示されます。 引数に関する簡易ヘルプ機能 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 18 行列の入力方法 例 2015/9/30 1 2 3 4 5 6 [1,2,3;4,5,6] 福井大学工学部機械工学科 19 グラフ機能 Voyage200 の最大の特徴の一つが液晶画面を 利用したグラフ表示機能です。これについては, 時間の関係で説明は省略します。 グラフを表示するための手続きの概要 ◆+W(Y=) で関数 y(x) を登録 ◆+E(WINDOW) で座標軸の設定 ◆+R(GRAPH) でグラフ表示 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 20 TI-Connect Voyage200 上で作成した変数やプログラムはメモリ 上に置かれますが,電池のトラブルなどでリセットが 生じた場合,すべて消えます。このような状態を回 避する一つの方法が,VAR-LINK 画面上で Lock もしくは Archive Variable 指定を行うことです。 あるいは,TI-Connect というソフトを利用して, Voyage200 上の変数等をパソコンに取り込むことが 可能です。 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 21 その他 プログラムミスにより,無限ループに入ってしまった 場合, ONキーを長押しすることで,実行を終了さ せることができます。 すぐにリセットが生じてしまうなど,動作が不安定な 場合,ボタン電池の消耗の可能性があります。 トラブルや質問があったら川谷まで 2015/9/30 福井大学工学部機械工学科 22
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