プレスリリース (2015 年 4 月 2 日) ダイナミックバイオセンサーズ社の最新の生体分子間相互作用解析 装置を日本で取り扱い開始 DKSH ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ペ ーター・ケメラー)は、ダイナミックバイオセンサーズ社 (Dynamic Biosensors)と switchSENSE™技術を用いた製品の国 内販売独占契約を締結しました。switchSENSE™はその分野では高 い評価を受けている最新技術で、生体分子間相互作用や分子サイズ の変化をリアルタイムで解析、研究が次のレベル進む支援をいたし ます。 DKSH ジャパン株式会社は、ダイナミックバイオセンサーズ社に対 し、日本における市場分析やリサーチ、マーケティング、販売、流 通、物流、アフターサービスを含むマーケットエクスパンションサ ービスを提供します。DKSH ジャパンは化学・製薬業界や大学、研 究機関との幅広い顧客ネットワークを有しているため、今回、ダイ ナミックバイオセンサーズ社の事業拡大のパートナーに選定されま した。 ダイナミックバイオセンサーズ社の switchSENSE™技術は、現在行 われている通常の分子解析に比べ、高感度な分子間相互作用解析が 可能です。同時に、分子サイズの変化も解析することが可能です。 2014 年には、創薬に関わる分野から高い評価を受け、革新的な技術 を取り入れた新製品として 2 つの賞*を受賞しています。 ダイナミックバイオセンサーズ社のディアーク・ショール(Dr. Dirk Scholl)CFO は次のように述べています。「DKSH と弊社製品の独 占販売契約を締結できたことを、うれしく思います。DKSH は販売 やアフターサービスを担う優れたスタッフを有しており、 switchSENSE™と補完的な分析装置を取り扱ってきた長年の経験が あります。日本においても、弊社の新たな技術が創薬のためになく てはならない道具になると確信しております」 DKSH ジャパン代表取締役社長のペーター・ケメラー(Dr. Peter Kaemmerer)は次のように述べています。「ダイナミックバイオセ ンサーズ社の分子間相互作用解析の優れた技術は欧米で高い注目を 浴びており、日本では初めての取り扱いになります。日本の研究機 関や大学が多大に関心を寄せる領域と合致すると確信しておりま す。ダイナミックバイオセンサーズ社の日本での代理店となること をうれしく思うとともに、同社が市場で高い可能性を秘めているこ とに自信を持っております」 * MipTec 2014 New Product Innovation Award, New Product Award of the Society of Laboratory Automation and Screening (SLAS) ダイナミックバイオセンサーズ社について ダイナミックバイオセンサーズ社は、生体分子および分子間相互作 用の解析システム分野で、機器や消耗品、サービスを提供していま Page 1 す。ヨーロッパのバイオテクノロジー業界の中心地であるドイツ・ ミュンヘン南部のマルティンスリートに本社を置いています。 ダイナミックバイオセンサーズ社が実用化した switchSENSE™は革 新的なプラットフォーム技術で、研究開発や薬剤開発のための生体 分子の解析に応用されています。switchSENSE™は、ドイツ・ミュ ンヘン工科大学(TUM)と日本の富士通研究所の共同研究によって生ま れました。技術は世界中で保護されており、ダイナミックバイオセ ンサーズ社を通じてのみの取り扱いとなります。 ダイナミックバイオセンサーズ社は、著名な投資家とドイツ連邦教 育科学研究技術省の研究助成「GO-Bio」のコンソーシアムの支援を 受けています。 同社ホームページ: http://www.dynamic-biosensors.com/ DKSH ジャパン株式会社について DKSH ジャパンは、世界 35 ヶ国に 750 拠点を有するスイスのグロー バル企業「DKSH グループ」の一員です。1865 年(慶応元年)に横 浜で創業した「シイベル・ブレンワルド商会」を源流として、日本 の産業と文化の発展に貢献してきました。2009 年 4 月に社名を日本 シイベルヘグナーから DKSH ジャパンに改称、今年 11 月に創業 150 周年を迎えます。 現在、DKSH ジャパンは「テクノロジー事業部門」、「消費財事業 部門」、「生産資材事業部門」の 3 つの事業部門を展開していま す。創業当時「横浜甲 90 番館」と呼ばれた商館は日本の生糸取引の 中心となり「生糸王国日本」を築きあげる上で大きな役割を果たし ました。また、日本最初のガス燈のためのガスプラント設置にも貢 献し、明治中期には時計・機械などの輸入を開始するなど、日本に 根ざしたスイス系商社として多くの足跡を残してきました。 「DKSH グループ」は、アジア諸国に強固なネットワークとブラン ド力を持ち、ビジネスパートナーに新規および既存市場でビジネス の拡大と利益をもたらす「マーケットエクスパンションサービス」 のリーディングカンパニーであり、DKSH ジャパンはその中核を担 っています。2012 年にスイス証券取引所に上場し、グループ全体の 売上高は 98 億スイスフラン(2014 年度)、27,600 名のスタッフを 擁しています。 本製品に関するお問合せ: DKSH ジャパン株式会社 テクノロジー事業部門 坂口安史 Phone 03-3767-4510 Fax 03-3767-4569 DKSH ジャパンに関するお問い合わせ: コーポレート・コミュニケーション 今井里子 Phone 03-5730-7342 Fax 03-5730-7333 Page 2
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