H20.5.31 東北大学 理学研究科物理学専攻 大学院説明会 専攻全体の紹介、大学院入試について 田村裕和 素粒子原子核分野の紹介 諸井健夫 物性分野の紹介 柴田尚和 学生生活について(理論系) 石渡弘治 学生生活について(実験系) 細見健二 座談会 東北大学 理学研究科物理学専攻 紹介 東北大学の理念と歴史 研究中心大学 「研究第一主義」の伝統: “第一線の研究から真の教育も生まれる” 創立以来、「真理の探求」を大学の使命としている。 世界と地域に開かれた大学 アインシュタインと物理学科教授陣 (1922) 「門戸開放」の伝統: 女性、旧制高校以外の出身者も受け入れる。 1912年(大正元年)、帝国大学としては初めて女性の学生3名が入学。 日本初の女性理学博士。 伝統の理学部 明治40年(1907)、東北帝国大学理科大学(→東北大学理学部)が 東京、京都に次いで三番目の帝国大学として創立。 日本最大規模の物理学専攻 <基幹講座> 教員数:160名 量子基礎物理学講座、素粒子・核物理学講座、 固体統計物理学講座、電子物理学講座、量子物性物理学講座 領域横断物理学講座、相関物理学講座 あらゆる物理の分野をカバー <協力講座> 原子核理学講座(原子核理学施設)、 高エネルギー物理学講座(ニュートリノ科学研究センター)、 核放射線物理学講座(サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター) 金属物理学講座(金属材料研究所)、世界的に著名な東北大の研究所群 結晶物理学講座(金属材料研究所)、 分光物理学講座(多元物質科学研究所) <連携大学院> 国内最高の研究機関とも連携 高エネルギー加速器研究機構 加速器科学講座、アクチノイド物理学講座 量子計測講座(レーザー量子光学講座) 日本原子力研究開発機構 理化学研究所 NTT物性科学基礎研究所 高い物理学専攻の研究レベル 物理分野でのランキング(論文引用数) 世界9~11位、国内2位 大阪大学 22位、京都大学 26位、 東工大 29位、名古屋大学 61位、 北大 225位、九大 279位 21世紀COEプログラム 「物質階層融合科学の構築」 (物理+天文+数学) きわめて高い評価を受けた → 新COEスタートか? 科研費取得額、件数 優れた研究環境 最先端の設備 各種大型研究プロジェクト 多数の海外との共同研究 3位 教育システム ・物理専攻前期、後期課程 ・先端理学国際コース (IGPAS) 平成16年度発足、外国人を対象とした大学院 理学研究科内の3つのCOEに基づく3つのコース 物理専攻は数学専攻、天文学専攻とともに Multi-scale Natural Science Program 担当 ・国際共同教育プログラム(ダブルディグリー制度) 17年度に中国清華大学、 フランス国立応用科学院リヨン校、 フランスグランゼエコールと締結 18年10月から清華大学から最初の学生派遣 ・国際高等研究教育院 世界トップレベルの若手を養成(全学で修士50名、博士30名) 平成18年度発足、全学の13のCOEに基づく5つの研究領域 物理専攻は先端基礎科学領域コースを担当 前期課程でのカリキュラム 前期課程 セミナー(6単位) 課題研究(10単位) (理学研究科、研究所各研究室) + 講義(14単位以上) 国際高等研究教育院 (5つの研究領域) 修士研究教育院生: 50名 (2年次への進級時選抜) 博士研究教育院生:30名 (進学時に選抜) (90分 x 1学期 =2単位) 国際共同研究プログラム + 修士論文 最終試験(発表会) 中国:精華大学 フランス:国立応用科学院 中央理工学科学校 先端理学国際コース 就職 後期課程進学 20年度前期授業科目 場の量子論基礎 (江澤潤一教授) 素粒子物理学基礎 (白井淳平准教授) 原子核物理学基礎 (前田和茂准教授) 固体統計基礎 (齋藤理一郎 准教授) 固体分光学基礎 (石原照也 教授) 物質物理学基礎 (松井広志 准教授、青木晴善 教授、落合明 准教授) 中高エネルギー物理学特論* (山本均 教授) 凝縮系物理学特論* (豊田直樹 教授) 生体物性学特論* (大木和夫 教授) 固体電子論特論* (倉本義夫 教授、戸塚圭介 講師(非)) 素粒子・原子核物理学特別講義I (中家剛 講師(非)) *IGPAS科目:英語で授業が行われる。 (非):非常勤講師による集中講義 基礎科目: 専門に偏らず、基礎的な内容。 必修ではないが、履修することが望ましい。 評価は原則として筆記試験。概要をホームページなどで公表。 国際高等研究院指定科目にもなっている。 最終試験 ◎ 修士論文の提出 ◎ 発表 *素粒子・原子核分野 *物性分野 発表 25分 質疑 15分 発表 18分 質疑 12分 (進学予定者) 7分 (就職予定者) 論文+発表+質疑応答は採点される。その成績は、 博士後期課程での奨学金授与、 前期課程の奨学金免除者の推薦、 総長賞、物理学専攻賞の選考 の基礎資料となる。 物理学専攻賞 修士論文審査、博士論文審査で特に優秀な人 数名ずつに授与 国際高等研究院 新しいタイプの異分野融合からなる新領域の学際的研究を創造し、 世界トップレベルの研究者を目指そうとする若手研究者のための支援組織 修士1年次に指定授業科目の中から6単位以上 (所属する専攻以外の科目から4単位以上)修得 1年次の3月に修士研究教育院生(50名)の選抜 「修士研究教育院生」 奨学金支給、論文投稿諸費用や学会、国際会議出席費用等 の各種支援を受ける 後期課程1年でさらに30名以内が選抜 「博士研究教育院生」 としてさらに援助を受ける 博士号取得後は、東北大学特別研究員(5年、研究費付き) として雇用 詳細は東北大学のホームページへ 経済的支援 (前期課程) 奨学金(学生支援機構) 1種:月8.8万円、2種:月5~15万円 1種は免除制度あり 全額免除(15%),半額免除(15%)は、修士論文審査での成績に より決まる。 TA (teaching assistant) 7万円前後/1セメスター 学部授業の補助 (レポートや試験の採点、講義資料作成、学生実験補助など) 3月、9月に募集 学会等のための国内旅費、海外旅費 大学院GP、研究室の科研費や校費から支給 海外派遣(国際会議での発表、共同研究) 10~20名/年 経済的支援 (後期課程) 奨学金(学生支援機構) 1種:月12万円、2種:月5~15万円 TA (teaching assistant) 学術振興会特別研究員 毎月約20万円+研究費毎年約100万 DC1 (D1より3年間、採択率19%)、 DC2(D2 or D3より2年間、採択率 15%) M2の4月になったら指導教員と相談の上できる限り応募しましょう。 Global COE(採択されれば) による RA (research associate) ほぼ全員の学生に、毎月5万円(昨年まで) またはそれ以上 (現在大学院GPにより月5万円を支給中) さらに研究奨励金(毎年30~80万円(昨年まで) )を支給 理学研究科 RA 年間20万円程度、約4名 その他の支援体制 キャンパスライフ支援室 専門スタッフに悩み(学業、経済、友人、、)を相談。 就職支援 就職担当教員による就職情報提供、アドバイス、学校推薦。 キャリアーパスシンポジウム 博士をとった後の進路、就職について、様々な先輩の体験談を聞く。 産学連携フォーラム 企業の就職担当者との懇談会。企業は博士取得者に何を求めるか。 TOEFL-ITP 試験無料開催(年1回程度) 就職と進路 修士修了時 希望者の就職率 ほぼ 100% 博士課程進学者:20-30名 博士学位取得者の進路 国立大学 年度 教 授 平成12 年度 私立大学 助教 授・ 講師 助手 助教 授・講 師 1 3 1 平成13 年度 3 平成14 年度 2 平成15 年度 1 平成16 年度 4 平成17 年度 1 計 0 1 14 高専教 員 旧国研 関係 理研・原 研等 助手 ポスドク 大学非 常勤講 師 計 外国 3 2 1 2 2 5 1 5 1 17 5 2 7 2 19 6 1 1 1 12 12 3 6 26 4 13 1 1 0 帰国 (留学 生) 未調 査 国内 1 1 企業 1 2 1 8 5 2 35 8 25 1 1 2 14 4 101 青葉山新キャンパス構想 ユニバーシティ・パークの実現で、更なる地域貢献を目ざす。 現在の青葉山キャンパス 理学部 地下鉄 東西線 ゴルフ場跡 地 杜の都仙台 ・開府1601年 伊達政宗 ・現在の人口 102万人 ・自然にめぐまれ四季を 通じてすごしやすい街 月平均気温 「仙台シティセールス情報館」などから http://www.city.sendai.jp 春 花見 西公園 夏 海水浴 深沼海岸 福岡 大阪 東京 京都 名古屋 秋 芋煮 広瀬川大学 のそば 仙台 札幌 冬 スキー 泉ケ岳 車で30分 仙台の祭り 12月 SENDAI光のページェント 9月 10月 定禅寺ストリートジャズフェスティバル みちのくYOSAKOIまつり 8月 5月 仙台七夕まつり 青葉まつり 仙台のプロスポーツ J2 ベガルタ仙台 東北楽天ゴールデンイーグルス bjリーグ 仙台89ERS 仙台発祥 牛タン 笹かまぼこ 水力発電所 三居沢 冷やし中華 八木・宇田アンテナ 光通信 住むなら仙台 • 物理なら東北大! • 東北大なら仙台も楽しめる! H20.4.23 平成21年度(20年8月実施) 東北大学理学研究科物理学専攻 大学院博士課程前期2年の課程 入学試験ガイダンス 試験の目的 大学院入学後、授業の理解および研究の遂行に必要となる 基盤的な学力、知識について試験を行なう。 場所 理学研究科(青葉山キャンパス) 日時 • 筆記試験 8月26日(火) 8:45~16:05 • 筆記試験合格者発表 8月27日(水) 8:00理学総合棟1階 • 面接試験 8月27日(水) 9:30頃~16:00頃 • 合格内定者発表 8月28日(木) 17:00頃webおよび理学総合棟1階 筆記試験の時間変更 平成20年度入試(19年8月実施) ●英語 45分 ●基礎数学および力学 90分 ●電磁気学、量子力学および熱・統計力学 平成21年度入試(20年8月実施) 135分 8:30 集合 ●基礎数学および力学 90分: 8:45~10:15 ●電磁気学 60分: 10:40~11:40 ●量子力学 60分: 11:50~12:50 ●熱・統計力学 60分: 14:10~15:10 ●英語 45分: 15:20~16:05 休憩 答案回収時間(休憩なし) 昼食休憩 答案回収時間(休憩なし) 16:30 頃解散 英語試験の免除 TOEFL PBT 550点以上、またはTOEFL iBT 79点以上、 または TOEFL CBT 213点以上 の成績を収めた人は、英語の点数を満点とし て、試験を免除します。 免除を受けようとする人は、出願時に (1)Examinee Score Recordのコピー(願書に同封する) および (2)Official Score Report (東北大への送付手続きをする) の2つを提出してください。 ただし、TOEFL ITP(大学等で行った非公式テスト) および TOEICは対 象外です。 参考: 東北地方でのTOEFL iBT実施予定(4/22現在) 6/22, 7/12 東北インターナショナルスクール(仙台市泉区館7-101-1); 4/27, 5/10 会津大学; 5/17 秋田国際大学; 6/29 岩手県立大学, 秋田国際大学 基礎数学 物理学のための基礎的な数学。微分・積分、線型代数、ベクトル 解析、フーリエ変換など。(特殊関数、群論は含めない。) 面接試験 筆記試験合格者に対し、志望分野別に学力、適性について面接 試験を行なう。 「面接グループ」に分かれて行う。 「調査票」に第一志望の研究室名、第二志望・第三志望の研究室 名または面接グループ名を記入して出願する。 同じ内容は物理専攻のホームページでも公表されます。 正式な情報は、6月下旬に配布される「募集要項」をみて ください。 大学院説明会(仙台) • 6月13日(金)午後~14日(土)午前 個別見学会 研究室に連絡をとってから訪問する。 • 6月14日(土)午後 全体説明 1時間程度 研究室見学会 80分x2ヶ所を回る 理学部オープンキャンパス http://www.sci.tohoku.ac.jp/opencampus-2008/ 7月30日(水)~31日(木) 多くの研究室を見学したり、その研究室の院 生から直接話を聞けるチャンス。 http://www.sci.tohoku.ac.jp/opencampus-2007/ 去年の情報 この先は少し古い資料 世界を一歩リードする大学を目指す ・21世紀COE 重点的研究費,大学院生支援 ・論文引用ランキング(研究の重要度の指標) 出典:ISI Essential Science Indicators SM, 1996年1月– 2006年2月 東北大学の順位 国内順位 1位 2位 世界順位 2位 11位 分野 材料科学 物理学 7大学の物理学分野の順位 年度 東北 北海道 東京 2006 11 221 2 2005 15 208 2 2004 16 217 1 被引用数 24,851 92,765 名古屋 65 66 65 京都 25 28 31 論文数 4,603 9,974 大阪 22 26 29 九州 278 234 227 18年度キャリアーパスシンポジウム 13:00 専攻長あいさつ、学科委員の趣旨説明 13:10-14:40 講演 I 高橋 富男 (東北大学産学官連携推進本部副本部長) 永弘 進一郎 (物性理論2005D: 宮城高専 助手) 藤田 正広 (原子核実験1999D: 特許事務所) 大久保 晋 (物性実験1995D: 神戸大学分子フォトサイエンス 研究センター 助手) 14:40-15:10 コーヒー・ブレーク 15:10-16:10 講演 II 久野 純治 (素粒子理論1995D: 東京大学宇宙線研究所 助教授) 茶谷 健一 (物性実験2001D: NECトーキン 研究開発本部) 里 嘉典 (原子核実験1999D: 高エネルギー加速器研究機構 助手) 16:10-17:10 質疑応答・自由討論 17:10 終了 各種制度による海外派遣支援 COE 博士課程 修士課程 科研費等 大学院GP 科研費等 大学院GP 平成15年度 9 15 - 10 - 平成16年度 3 15 - 10 - 平成17年度 6 14 1 16 3 大学院GPによる国内派遣支援 博士課程 修士課程 平成17年度 6 37 経済的支援 TA (1学期) TA (2学期) RA (運営交付金) RA (COE) DC1 DC2 研究奨励金 (COE) 平成12年度 41 49 4 - 7 5 - 平成13年度 43 56 5 - 6 4 - 平成14年度 42 62 4 - 7 3 - 平成15年度 61 67 7 37 6 6 21 平成16年度 60 68 4 39 5 6 24 平成17年度 64 65 4 43 4 1 31 平成18年度 52 65 3 43 4 5 42 RA(運営交付金) 23万円/年 RA(COE) 62万円/年 研究奨励金(COE) 30-80万円/年 外国人留学生 博士課程 修士課程 その他(聴講生、学部 3,4年生、研究生) 16 14 12 人数 10 8 6 4 2 0 13 14 15 16 年度 17 18
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