患者様の治療・QOLの向上に貢献します。

医療従事者の信頼のパートナーとして、
患者様の治療・QOLの向上に貢献します。
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社
事業内容
医療機器の製造販売、修理および輸出入
所在地
〒113-0033 東京都文京区本郷2-38-16
企業URL
http://www.bbraun.jp/
代表取締役
TEL
03-3814-2525
米田 幸彦
1959年兵庫県神戸市生まれ。米国マサチューセッツ州立大学卒業後、1983年に外資系会計事務所に入所。10年に亘る
様々な業種の監査業務を経験する中で、
高齢化社会に於いて社会貢献度の高い医療機器分野に着目し、
1993年米国系医
療機器メーカーに転職。
財務、
経営企画、
事業部運営に携わる。
2003年には、
より幅広い医療機器を取り扱う現在の会社に
入社。
財務、
事業戦略を担当後、
2010年に現職就任。
HOT NEWS
2015.04
ホットニュース
ビー・ブラウンフォーチルドレンのイベント案内を掲載いたしました。
ビー・ブラウンフォーチルドレンは弊社のCSR活動として、文京区在住・在勤の子育て中のお母さま・
これからお母さまになる方を対象に、
「楽しい子育て」をテーマにした取組みを行っています。
4月12日(日)が、今年の第1回目のイベントとなります。
2015.04
YOMIURI ONLINE に掲載した、弊社記事(バックナンバー)が閲覧いただけます。
━ ビー・ブラウン グループでは、世界各国に製造拠点があると伺いました。
ビー・ブラウン グループでは、実に幅広い製品をラインアップしていますが、それに伴い、それぞれの製品カテゴリに特化した製造拠
点が設けられています。例えば、鉗子やはさみなどの鋼製小物の製造拠点は、ドイツ・トゥットリンゲンに、輸液関連製品や麻酔関連製
品の拠点は、ビー・ブラウン本社のあるメルズンゲン、バスキュラーシステム製品はベルリン・・・という風に。もちろん、製造拠点はドイ
ツばかりではなく、スーチャーと呼ばれる縫合糸の製造拠点はスペインのルビというところにあります。これらの製造拠点を、ビー・ブ
ラウン グループでは
「Center of Excellence - センターオブエクセレンス
(CoE)」と呼んでいます。
━ 「Center of Excellence - センターオブエクセレンス(CoE)」とは、どのような意味なのでしょうか。
トゥットリンゲンにある、インプラント製品のCoE
CoEには、もともと、最新設備を備えた卓越した研究拠点といった意味があります。ビー・ブラウングループでは、自社の製造拠点を、単に最新の設備や機器を使って製造を行う工場として
ではなく、製品の開発から、最終的に製品がお客様の手元に届くまでのバリューチェーンを実現させるための拠点として捉えています。これら各国の製造拠点には、そのために必要なあらゆ
る知識やノウハウが集約され、管理されている、まさに「センターオブエクセレンス」というわけです。
━ 御社が日本で販売している製品も、これらCoEで製造されたものだと思いますが?
そうですね。ただ、海外の製造拠点で製造された製品ではありますが、わたしたちは日本のマーケットニーズに合った製品も「Japan Version」として提供しています。例えば、鋼製小物では、
欧米人と比べて手が小さいといわれる日本の先生方の使いやすさを追求し、グリップを若干小さくするなどの細やかな工夫をしています。整形のインプラントでも、既存のラインアップでは
日本人の骨格や解剖学上の特徴に合わないとなれば、改良を加えた製品を えるよう努めています。これらは、日本の先生方からのフィードバックを参考に、より市場にフィットする製品が
必要であるとして、ドイツ本社の開発部門やCoEにリクエストし、検討を重ねた上で、オリジナルのコンセプトを維持した「Japan Version」を製造して貰っているものです。
━ 日本国内にも工場があると伺いました。
外資系の場合、国内に工場を持っている会社は珍しいと思います。弊社の栃木工場は1987年から、局所麻酔に使われる特殊針の製造を
担い、海外のビー・ブラウングループ会社に向け輸出してきました。
また、国内向けとしては、硬膜外麻酔用のカスタムキットの組み立てを行っていますが、海外でキット化した製品を輸入するより、ドクター
の要望に、より迅速に細やかな対応が出来ます。製造業をゼロからスタートさせるのは非常に難しいことです。製造業許可を持っている
ということは、
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社の強みのひとつだと考えています。
━ 将来、御社にとっての栃木工場はどのような意味を持っていくとお考えですか?
2009年に拡張した栃木工場の新棟
現在栃木工場は、ドイツにある局所麻酔関連製品のCoEから委託され、特殊針を製造しています。先ほども触れましたが、それぞれの国
の市場にはそれぞれのニーズがあり、今後さらに多様化していくと思われます。これらニーズに、よりタイムリーかつ経済的に応えていく
ことを考えた場合、わたしたちが持っている製造業のライセンスとノウハウを事業に活かして行くことが方向性として見えてきます。もち
ろん、そのためには、あらゆる視点からの分析や検討が必要ですが、将来的にビー・ブラウンエースクラップの国内事業に供する製品の開
発や製造を手がけていくことが出来ればと考えています。
製造というテーマからは少し逸れますが、弊社にはエースクラップ テクニカルサービス(ATS)という部門があり、販売後の製品 ― 主に
鋼製小物、パワーシステム、電気器具ですが ― の修理・メンテナンスを行っています。修理については、ドイツ基準と言うべき高い基準
があり、ドイツ本社ではマイスターと呼ばれる職人がプライドを持って製造・修理にあたっています。日本人エンジニアも、長年培われて
きた技術やノウハウを習得すべく、ドイツのCoEで研修を受け、日々研鑽を積んでいます。今後は、修理だけではなく、定期的な検査や
オーバーホールを行う「保守」の分野を拡充して行き、お客様にビー・ブラウンエースクラップの製品を常に良い状態で長く使っていただ
マイスターの持つ知識や技術が次の世代へ
けるような環境を作っていきたいと思います。
保守・修理を含め、ビー・ブラウン グループとしての一貫した製品への拘りに、わたしたちも大いに拘っていきたいと考えています。