B10 CPUを作る 2日目 SPIMのコンパイル TA 高田正法 [email protected] 1 SPIMの実行環境 Visual C++を使ったことがある人に お勧め Windows + Visual Studio Windows(電気系図書室) Visual Studio(電気系図書室、最新版は.NET 2003) cygwin(実験室備え付けCD or ダウンロード) Windows + gcc(on cygwin) Windows(電気系図書室) cygwin(実験室備え付けCD 今までeccの環境でプログラムを 書いていた人にお勧め or ダウンロード) Linux + gcc Linux(ダウンロード、購入、etc) 2 ソースファイルからの、 SPIM実行ファイル生成 Windows + Visual Studio 3 前提 Windowsが動く Visual Studioがインストールされている 電気系図書室から借りてインストールしてください ディスクには限りがあるので、効率よく、余裕を持って回してくださ い 最新版はVisual Studio .NET 2003です 以下の説明では.NET 2003 を対象としますが、バージョ ン6.0以降ならどのバージョンでも動作するはずです Visual C++ 6.0以降(6.0含む)がインストールされている のであれば、それを使うのが良いでしょう 4 cygwinのインストール - Visual Studioを使う場合 実験室にあるCD-Rの、cygwin_installerディレクトリに あるsetup.exeを実行 Install From Local Directoryを選択 後は、http://www.mars.dti.ne.jp/~sohda/cygwin/ を参 考にインストール この際に、次の2つをインストールする Devel内 flex Devel内 bison cygwinをインストールしたディレクトリは後で必要になる 自信がない人はメモしておくといいかも 5 Visual Studio .NET 2003でのSPIM のビルド ファイル – ソリューションを開く を選択 SPIMを展開したディレクトリの 中の、 Larus\Software\SPIM\PCSpi m\ にあるプロジェクトファイル を開く プロジェクトファイルの変換に 対しては”はい” ソース管理統合の警告は無視 6 ビルド ビルド – ソリューションのリビルド 多分、以下のようなエラーが表示されるはず C:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET 2003\Vc7\atlmfc\include\cstringt.h(250) : error C3861: ‘alloca’: 識別子は、引数依存の照合を使用しても見つかりません。 Larus\Software\SPIM\PCSpim\StdAfx.h の前の 方に、 #define alloca(x) _alloca(x) を追加すると回避できる 7 プロジェクトファイルの修正 次のようなエラーが表示されるはずなので 指定されたパスが見つかりません。 Project : error PRJ0019: ツールはエラー コードを返しました : "カス タム ビルド ステップを実行しています。" 以下のどちらかを編集(メモ帳などで) Visual Studio .NET 2003を使っている場合 Visual Studio 6.0を使っている場合 Larus\Software\SPIM\PCSpim\pcspim.vcproj Larus\Software\SPIM\PCSpim\pcspim.dsp c:\Program Files\cygwin\~となっているところを、cygwinを インストールしたパスに変更 cygwinは、デフォルトではc:\cygwinにインストールされる 4箇所あるはず 8 補足事項 Visual Studio .NET 2002でのプロジェクト変 換はまともに動作しません CD内のプロジェクトファイルをコピーして使って下 さい SPIMのディレクトリ名に空白が含まれている とうまくいかないかもしれません C:\Documents and Settings\~に置いている人 は、置き場所を変えてみてください 9 ソースファイルからの、 SPIM実行ファイル生成 Windows + gcc(on cygwin) 10 前提 Windowsが動作している 11 cygwinのインストール - cygwin版spimを使う場合 実験室にあるCD-Rの、cygwin_installerディレクトリにあるsetup.exeを 実行 Install From Local Directoryを選択 後は、http://www.mars.dti.ne.jp/~sohda/cygwin/ を参考にインストール この際に、以下のパッケージを必ずインストールすること Devel / flex Devel / bison Devel / gcc Devel / make XFree86 / XFree86-base XFree86 / XFree86-prog 付随して選択されるパッケージは指示に従ってインストール 12 SPIMのダウンロード SPIMのパッケージをダウンロード http://www.cs.wisc.edu/~larus/SPIM/spim.tar.gz cygwin上で、 適当なディレクトリに展開 上記のディレクトリで ./Configure xmkmf Makefileを編集 注: 付属のMakefile.cygwinだとxspimがうまく生成されない 13 Makefileの編集 Makefileを以下のように書き換える spim_sub” -> “@make spim_sub.exe” “@make xspim_sub” -> “@make xspim_sub.exe” “mv xspim_sub xspim” -> “mv xspim_sub.exe xspim.exe” “@make make xspimでxspim.exeができる make install 14
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