RFIDを用いた物探しシステム - Welcome to Huang lab

RFIDを用いた物探しシステム
04K1013 小甲哲平
背景
物探しには時間と手間がかかる
大事な物を無くすと大変
鍵、財布、薬…
ビジネスマンは物探しに一年間に150時間を
費やす
RFID
ID情報を埋め込んだ微小なチップ(タグ)と
リーダーが電波によって情報をやりとりする
技術
特徴:非接触読み取り
複数同時読み取り
(機器によっては不可)
データの書き換え可
RFIDタグの種類
アクティブタグ
電池を内蔵
読み取り可能距離が長い
パッシブタグ
電池が必要ない
長寿命
小型
身近な物に付けるのには
こちらが適している
マイアプローチ
部屋の中に複数のRFIDリーダーを設置
所有物にRFIDタグを付ける
RFIDタグを付けた物の位置を予測することに
よって、物探しの手助けをする
携帯電話からも利用可
位置予測
目的のRFIDタグは、
それを読み取ったRFIDリーダーの読み取り
範囲内に存在し、
読み取らなかったRFIDリーダーの読み取り
範囲内には存在しない
位置予測
(各円は読み取り範囲・実際は立体)
Read
Read
Read
Not Read
すべてのRFIDリーダーについて行い、予測
位置の範囲を決定する
実装
言語:Java
データベース:Microsoft Office Access
携帯電話:J2ME(CLDC, MIDP)
サーバー:Tomcat, サーブレット
RFIDリーダー&タグ:Series 2000 Low
Frequency Micro RFID Evaluation Kit
実装(PC)
予測位置
実装(携帯電話)
サーバーへ接続・
DBからリスト取得
実装(携帯電話)
サーバーへ接続・
結果取得
既存技術との比較
 タグを読み込んだリーダーの位置から求める方式
本システムより予測位置の範囲が広くなる
 電波強度から距離を求める方式(アクティブタグ)
より細かい位置が分かる
リーダーの数が少ない
パッシブタグでは利用できない
物探しという目的には、パッシブタグの方が適している
結論
狭い範囲に物の位置を絞り込める
その部屋にないという結果が出た場合には、
無駄な捜索をしなくてすむ
遠隔地から、その部屋に目的の物があるか
確認できる
今後の課題
使用したRFIDリーダーとRFIDタグでは不可
読み取り可能距離が短い
複数同時読み取りができない
条件に合う機器を使用できる場合
リーダー・タグ間の遮蔽物による誤差
電波同士の干渉
セキュリティ