科学的根拠に基づいた保健政策に!! EBMでみたう蝕予防法 方 法 証拠の 質 推奨の強 さ ねらいとする対象 ・水道水フロリデーション ・フッ化物錠剤 I A 全地域 ・フッ化物洗口 ・フッ化物歯面塗布 ・フッ化物配合歯磨剤 I A 施設 or 個人 シーラント I A 個人 ・甘食を控える ・就寝時の哺乳瓶 使用をやめる Ⅱ-1 Ⅲ A B 個人 歯磨き、フロス利用 (フッ化物配合歯磨剤不 使用) Ⅲ C 個人 定期的な歯科検診 Ⅲ C 個人 各種予防法の評価と推奨(米国予防医学研究班,1989) Tsutsui A, 2003 CDC(米国疾病管理予防センター)が評価し た 20世紀の偉大な10大公衆衛生業績 予防接種 伝染病管理 母子保健 交通安全 心疾患による 死亡率の低下 家族計画 労働衛生 食品衛生 タバコの有害 性認識 CDC's Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR) April 02, 1999 / 48(12);241-243 http://www.cdc.gov/phtn/tenachievements/default.htm 全国47都道府県 7,543施設 777,621人 現在わが国では、全国で7,543施設,777,621人 がF洗口を実施し,前回(2008年)調査より1,110 施設,103,480人が増加しました。 前回調査に比較すると,実施施設数の増加は 1.17倍,実施人数の増加は1.15倍です。 なお,F洗口実施人数の割合は全国当該児童生 徒数の概ね6%に相当します. フッ化物洗口法(園、学校等の施設で利 用) ①ポリタンクに必要量の水道水を準備 し、広口ビンから処方されたNaF粉末 を取り出しポリタンクに入れる。ポリタ ンクを軽く振って溶解する。 ⑤吐き出した洗口溶 液をポリバケツに入 れて下水に流す フッ化物洗口法 の手順 ④1分間音楽に合わせて洗口終了後、 紙コップに吐き出させる ②クラスごとにフッ化物 洗口液をディスポン サーボトルに分ける ③紙コップに1人ずつ分注する (毎日法:5ml、週1回法:10ml) 確かな効果 普及拡大中 (予防率30~80%) (約78万人、7千施設) 平泉町の小・中学生のむし歯の変化 1979年:保健指導開始(歯磨き+おやつ指導のみ) 1986年:フッ素洗口開始(歯磨き+おやつ指導+フッ素洗口)
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