筑波での学び ~現役M2生からの実感報告~ 2008年5月31 19期 原 恵子 1 自己紹介や受験動機 福岡県出身 大学は,文学部哲学科心理学・社会心理学 履修コース 出版社やそのグループ子会社である人材 派遣会社での勤務経験 その後キャリアカウンセラーとして独立,個 人や集団に対する支援 心理学に対する未完了の気持ちもあったこ とや,実践を通して感じることをきちんと実 証したかった,この二点が大きな動機 2 入学直後の印象 入学式後のコースオリエンテーションの 暖かさ – 初日から懇親会,担任の先生も 先生方がカウンセラーであることの暖か さ – 個々人を尊重してくださる姿勢や色々な状況に 対する受容の姿勢・・ 社会人の集まりであることの刺激 – まさに学校・産業・行政・医療・福祉の各領域から 3 1年生の授業の思い出 心理学やカウンセリングについての基 礎をじっくりと学べる貴重な1年 – 理論だけではなく,「グループプロセス」を感じる 体験的な授業や,カウンセリング演習を行う授 業も – 論文作成に欠かせない「統計」をいかに活用す るか,という授業も充実 – 2学期からは,研究をグループで行うミニミニ修 論作成体験といった授業やプレゼン発表とディ スカッションを繰り返す,実践的な授業も 4 修論構想やゼミについて 1年生の7月から始まる,修論構想発表会 (最初は妄想発表会の趣きも…) 1年間で,3回発表あり。先生方の厳しくも 暖かいコメント指導 1年生の冬には,指導教官の決定 その後は,怒涛の修論作成への道,スター ト ゼミは少人数,各人の具体的な研究に即し た研究がスタート 5 仕事や生活との両立 1学期は週に4日,茗荷谷通いのスタート – 様々な場所から丸の内線に乗り,18:20を目指す 仲間たち – 夕食は…授業前や休み時間,もしくは21時すぎ? – 「裏シラバス」,筑波カウンセリングコースの伝統, 先輩方から脈々と続く秘密情報 – メーリングリストの活用(例えば,19期18期,19 期のみ,19期20期,など) – 仕事の疲れを学校で癒すメンバー多数 2月期以降は学校にも慣れ,しかし冬は暗 い寒い… 6 同じ志を持つ仲間や先生方との絆 仕事環境や領域は多様なものの,心理学 やカウンセリングというベースをいかに実践 に活かしていくか,大きな意味では向かって いる方向が同じ仲間たち 臨床や各種実践等経験豊かな先生方や, 様々な学会情報 自習室や情報室での交流 懇親会も多く,カラオケを披露し踊ってくださ るおちゃめな先生や,急な「飲みに行きま しょう」に応えてくださる先生も 7 私にとっての「筑波」とは… 自分のキャリア(職業を中心とした人 生全体)において, 「大切な基盤であり拠り所」 – 研究 – 恩師 – 人脈やネットワーク – 知的好奇心や刺激 – 自信や安心感 8
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