活動プログラム参考例 第1日目テーマ:自分達のルール作りと目標設定 テレワークを学ぶ・考える ステップ③ ステップ② ステップ① 実施手順 ポイント “テレワーク”の理解度チェック! 自分たちの導入状態の確認 より効率の上がる、働きやすい働き方はどんなも のか考えてみる 阻害要因があるとしたら何があるだろう それを取り除くのにできることを考えみてる 今回の取り組みへどんな期待をしてるかを考える • • • • • • • テレワークの定義が説明できる コミュニケーションツールは導入済み 会議室でも社食でも、外に居てもメールをチェックすることができる 一人一台PCはあるけれど外でつながるWifiが無い 業務時間外も仕事をしてしまいそうで不安 試しにWifiをレンタルしてみる フレキシブルワークを実践して良さを実感したい 他社の取り組み事例やコンテンツを読んでみる 得たヒントを共有し合ってみる • • マイクロソフトから提供する資料や各種サイトをチームで見てみる 必要なことを実現するために、実際にできそうな事を考えてみる 週間中にチャレンジしてみたいことを決める 自分たちに必要なルールを考えてみる 週間が終わったら、振り返ってみよう 現状の確認 他社を知る 週間をどう過ごすか 目標設定をまとめる 内容例 全員別の場所から参加するオンライン会議をしてみたい 移動の新幹線の中で会議に参加してみたい 部下の状況確認がちゃんとできるか試してみたい 会議を会議室で行わない1日にしてみたい 始業と終業時にはメンバーにはメールを入れる お互い予定表を公開する コミュニケーションツールには必ずログインしておく 携帯は必須携帯 資料は自分のPCに保存せず共有シェアで管理する 会議を設定する時、必ずオンライン会議も設定する 活動プログラム参考例 第2日目テーマ:コミュニケーションと共同作業 チームワークを実践する シナリオ② シナリオ① 概要 実施手順 ポイント メールの代わりにSkype等のソフ トウェアのチャット機能を使い、 上司や同僚に用件を伝える。 <例> • 仕事上の質問(不明点の確認、 予定の確認、など) • お願いごと(会議室の予約、 資料を送ってほしい、など) 1. Skype等のチャット機能を使って、上司や同僚に話しか けよう。 2. チャット機能が使えたら、次は同僚や知り合いをインバ イトして、同時に複数名に話しかけてみる。 3. 複数名でのチャットに成功したら、次はワードやパワー ポイントなどのファイルや写真を共有してみよう。 4. メールと比較したメリット、デメリットなどをみんなで チャット上で話合う。 社内の同僚と、Skype等のソフト ウェアで、全員別々の場所からオ ンライン会議を行い、チームで一 つの資料を完成させる。 1. Skype等でオンライン会議に参加し、メンバーを招集す る。 2. 実際に共同作業をする資料を、オンラインで共有する。 3. 議論をしながら、決まった内容や決定事項を順番に資料 に書き込んでいく。 4. 最後に全員で会議の総括を行い、出来上がった成果物を 確認しよう。 <通信インフラ> - ネット環境は良好な状態か? - 通信ソフトは使える状態か? • Skype, Skype for Business • その他 - 資料の共同編集はできる状態か? • OneDrive/Office Web Apps • その他(Google Doc等) <チャット> - 相手のオンラインステータスを確認し てから話しかけよう。 - 複数名でのチャットにもチャレンジし てみよう。 <会議準備> - 会議の目的、議題は事前に全員に共有さ れているか? - 成果物イメージは全員クリアか? - 多数の場合、ファシリテーターは決めて いるか? <オンライン会議> - 多数の場合、発言者以外はミュートに なっているか? - 多数の場合、チャット機能も使ってい るか? <例> • • • • 提案資料 チーム組織図 営業報告書 売上データ表 活動プログラム参考例 第3日目テーマ:経営と現場 チームの生産性向上と危機管理での活用 シナリオ② シナリオ① 概要 チームリーダーが行う、 チームミーティングをオン ラインで実行する。 • • • 週次営業報告 プロジェクト進捗報告 定期ミーティング等 自然災害等が発生し、チー ムメンバーが出社できない 状況を仮定。携帯電話が通 じない中、チームメンバー の安否確認を取る。 実施手順 ポイント 1. Skype等でオンライン会議を設定し、チーム全員が参加。 2. ミーティングの参加に条件が付くメンバーは(外出先でノ イズが入る、声を出しずらい)自分の状況を報告。声が出 せなければチャット機能を使うなど、必要な措置を取る。 3. チームリーダーが、いつも通りに議論を進める。必要であ れば参加者の一人にノートを取ってもらう。 4. 議題を話し終え、次のアクションアイテムを確認し終了。 必要があればノートをオンラインで共有し、参加者で内容 を確認する。 <会議準備> • 会議の目的、議題は事前に全員に共有されて いるか? • 多数の場合、ファシリテーターは決めている か? <オンライン会議> • 多数の場合、発言者以外はミュートになって いるか? 1. チームリーダーや課長は、災害が起こり携帯通話が通じな い時、チームメンバーの安否確認が必要だが、事前にやる べきことはわかっているか? • まず確認項目は何がある? • 携帯通話以外に、チームメンバーへはどんな連絡手段 がある? 2. チームメンバーへの<要緊急返信>の連絡をメール/チャッ ト/伝言など複数の手段で実施。何分/何時間でメンバー の安否確認(居場所や消息)がとれるかやってみよう? 3. どんな手段や方法が、一番伝わりやすいかなど、チームで 話合って今後の災害に備えよう。 <確認項目> 関東大震災の時に、何を確認したか/する必要 があったか? • メンバーの居場所 • メンバーの家族の安否 • 今後の行動予定(明日や明後日等) • 今後の連絡先/方法 <連絡手段> 携帯/固定電話が不通の際、大体連絡手段は? • 会社/個人の加入する安否確認サービス、災 害掲示板等(あれば) • 会社/個人メール・携帯メール • Line, Skype, カカオトーク等の携帯アプリ 活動プログラム参考例 第4日目テーマ:社外関係者との連携 社外の施設や、賛同企業間で取り組みを共有しよう。 シナリオ② シナリオ① 概要 賛同企業間でのオンライン 会議を実施 社外施設やサービスの活用 実施手順 ポイント 1. マイクロソフトがファシリテーターとなり、賛同企業間の 共同会議を開催。 2. 「テレワーク週間」の事務局より連絡があったURLをク リックして、賛同企業間のオンライン会議に参加しよう。 3. オンライン会議では日本マイクロソフトから賛同各社に対 して、以下の事を中心に発表をお願いする予定。 • 「テレワーク週間」に参加した主な理由は? • 何か自社の特別なチャレンジはしているか? • 会社より特別許可をもらっていることはあるか? • 今までの所で、何か気づきはあったか? <事前準備> • 「テレワーク週間」事務局から連絡がある、 オンライン会議への参加方法と議題の確認。 1. テレワーク週間中には、賛同企業の施設活用やサービス提 供がされる予定。 2. 参加/活用できそうなサービスを、是非使ってみよう。 3. 詳細は「テレワーク週間」事務局より情報提供あり。(7月 中旬~8月上旬) <事前準備> • 事務局より事前に、賛同企業が提供する「テ レワーク週間」向けのサービスの情報提供あ り。内容を確認しておこう。 • 日本マイクロソフト、その他賛同法人 提供のワークプレイス交換スペース • 公共施設/コピーの割引チケット (予 定) • その他 活動プログラム参考例 第4日目テーマ:社外関係者との連携 社外の施設や、賛同企業間で取り組みを共有しよう。 シナリオ② シナリオ① 概要 実施手順 1. 参加/活用できそうなサービスを、是非使ってみよう。 2. 詳細は「テレワーク週間」事務局より、賛同企業の提供す るサービスの情報提供あり。(7月中旬~8月上旬) 社外施設やサービスの活用 賛同企業間でのオンライン 会議を実施 1. マイクロソフトがファシリテーターとなり、賛同企業間の 共同会議を開催。 2. 「テレワーク週間」の事務局より連絡があったURLをク リックして、賛同企業間のオンライン会議に参加しよう。 3. オンライン会議では日本マイクロソフトから賛同各社に対 して、以下の事を中心に発表をお願いする予定。 • 「テレワーク週間」に参加した主な理由は? • 何か自社の特別なチャレンジはしているか? • 会社より特別許可をもらっていることはあるか? • 今までの所で、何か気づきはあったか? ポイント <事前準備> • 事務局より事前に、賛同企業が提供する「テ レワーク週間」向けのサービスの情報提供あ り。内容を確認しておこう。 • 日本マイクロソフト、その他賛同法人 提供のワークプレイス交換スペース • 公共施設/コピーの割引チケット (予 定) • その他 <事前準備> • 「テレワーク週間」事務局から連絡がある、 オンライン会議への参加方法と議題の確認。 活動プログラム参考例 第5日目テーマ:チャレンジのまとめ テレワークの感想・困難を話し合う <実施内容> 30人の営業部門で1週間のテレワークをできる範囲で実施。在宅勤務はチームで述べ70日、約3/4のメンバーが経験。ミーティングは半分以上は オンラインミーティングで実施。期間中は、PCの持出しは特別に許可、タイムカードは、メールを受けた上司が代わりに押すことで対応。 ステップ①:感想をまとめよう (記入例) ステップ②:問題点をクリアにしよう (記入例) <メリット> • 通勤の往復2時間を、仕事やプライベートに活用できるのはとてもよい。 • 訪問先でビデオ会議を使い、同行できなかった技術担当とも一緒にお客様の質問に答 えることが出来た。再度、訪問をする必要がなくなった。 • 営業チームメンバーはバラバラに動くので、チームミーティングのスケジュールが難 しかったが、リモート会議にすると、毎日夕方にはタイムリーに打ち合わせが可能に。 <企業制度> • テレワーク/在宅勤務制度はそもそもない。あっても特定の人が対象。 • PCの持ち出しは原則禁止。例外申請はできるがプロセスが複雑なので誰もやらない。 • タイムカードがあり、勤怠管理上、毎日それを押すことになっている。 <デメリット> • チームメンバーが周囲にいないと、非常に管理が難しい。 • 会議でホワイトボードをいつも使っているが、それができないのが非常に不便。 • 家で仕事を行うと、子供等が話しかけてきて集中できない。 • 今年入社した新人にもやってもらったが、リモートだと非常に質問しずらいようだ。 • 在宅勤務の際、仕事に必要な大量の書類を持って帰る必要があり、大変だった。 <文化・経験> • 在宅勤務制度はあるが、普段は上司や同僚の目が気になり、なかなか実行できない。 • 社外での勤務が、そもそも容易にさぼりにつながる等、マイナスイメージがある。 • オンライン会議では、顔が見えないと議論の進め方などが非常に難しい。 • 多くの紙の資料が社内/自席周辺にあり、会社に出ないと仕事が進まない。 • チームの共有電話がかかってくる通話が多く、それを何人かで取る仕組みなので、常に チームの誰かは、電話のそばにいる必要がある。 <改善点や気づき> • ホワイトボードのかわりに、ファイルをオンラインで共有編集機能にチャレンジする が、慣れていないメンバーも多く上手くいかなかった。 • 会議中に、自宅周辺の雑音が入ったり、通信回線が安定していない為、上手く接続で きないメンバーが多かった。環境を整えることは必須。 <社内インフラ> • ハードウェア:ノートPC、スマホ、Wifiルーターなどの機器が支給されていない。 • ソフトウェア:オンライン会議などの、有効な仕組みがない。 • 電話システム:社内にかかってくる電話が、外出先/社外でとれない。 <その他> <その他>
© Copyright 2025 ExpyDoc