海岸の形状 - 山口大学工学部社会建設工学科

海岸の形状
海底地形
海岸の地形
海岸の平面地形
http://www.suiri.civil.yamaguchi-u.ac.jp/
参考サイト
海岸環境の総合HP (鹿児島大学 西隆一郎)
http://www.oce.kagoshima-u.ac.jp/users/kaigan/index15.html
200~300m
大陸棚
continental shelf
4000~
6000m
大陸斜面
continental
slope
大洋底
deep sea floor
海溝
trench
海洋開発技術の進歩により水深100~200mは何らかの工事がおこなわれるようになった.
海洋空間利用としての海岸や港湾などの工事は50~100m程度
海岸(coast)
海に接する陸地の部分
陸沿いの浅い海の部分を沿岸という
隆起海岸 地盤の隆起あるいは海面降下で形成された海岸,離水海岸
沈降海岸 地盤の沈降あるいは海面上昇によって形成された海岸,沈水海岸
リアス式海岸は起伏のある山地が沈降してできた.(三陸海岸など)
合成海岸 隆起海岸と沈降海岸が複雑に組み合わさってできた海岸,多くはこのタイプ
三角州海岸 河川が運搬した土砂が河口に堆積して生じた三角の砂州によって特徴
づけられる海岸
安定海岸 砂の供給と損失が釣り合い海岸線の変化のない海岸
欠壊海岸 失われる砂の量が多く海岸線が後退している海岸
堆積海岸 供給される砂の量が多く海岸線が前進している海岸
日本の海岸線の総延長 34,415km
砂浜海岸(sandy coast)7,977km 総延長の約23%
↑浸食傾向43.3%
安定傾向41.4%
堆積傾向5.8%
崖海岸(sea cliff coast)総延長の約25%
崖海岸は基本的に浸食海岸
浜
沖浜
外浜
前浜
(砕波帯)
(磯浜帯)
(波打ち帯)
平均満潮面
浜崖
平均干潮面
段
海岸
海
岸
バーム 線
(near shore帯)
(砕波帯)
後浜
干
潮
汀
線
満
潮
汀
線
海崖
cliff
トラフ
沿岸砂州
(trough)
海岸の地形
(bar)
海岸(coast):海と陸との境界地域
海岸線(coastline):海岸と浜の境界線
汀線(shoreline):平均海面と海浜の境界
浜(beach):干潮汀線から海岸線までの地帯(岸ともいう(shore))というが、それが未凝
固な物質からなるときbeachという。海浜ともいう。
前浜(foreshore):干潮汀線から通常の波が打ち上げるところのまでの部分
後浜(back shore):前浜の陸端部海岸線までの部分
沖浜(offshore):沖側の海底勾配がゆるく、波が砕けない部分
外浜(inshore):沖浜の陸端部から干潮汀線まで
浜
沖浜
外浜
前浜
(砕波帯)
(磯浜帯)
(波打ち帯)
平均満潮面
浜崖
平均干潮面
段
沿岸砂州
(bar)
トラフ
(trough)
海岸
海
岸
バーム 線
(near shore帯)
(砕波帯)
後浜
干
潮
汀
線
海崖
cliff
満
潮
汀
線
浜崖(beach scarp):波の浸食作用によってできたほぼ垂直な斜面
バーム(beach berm):波の作用で物質が堆積してできたほぼ水平な浜の部分
段(step):棚状の平坦部から海底勾配が急に増大する部分
沿岸砂州:外浜に形成された砂の堆積, トラフ:外浜に形成された深み
砕波帯(breaker zone):波が砕けている領域
磯浜帯(surf zone):砕けた波が段波状となって変形しながら進む領域
波打ち帯(swash zone):波の打上げ打下げにより砂浜が冠水露出する領域
near shore帯:沖浜の陸端部から通常の波がうち寄せるところまで
前浜(foreshore)
波が打ちあがったり引いたりする部分
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
崖海岸
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
浜崖(beach scarp)
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
砂州(sand bar)
汀線に平行に伸びた堆積地形
湾口,河口周辺で発達する
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
ポケットビーチ
二つの岬に挟まれた比較的安定した凹型をした海浜形状
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
砂嘴(さし:sand spit)
砂州の先端が一方向に延びたもの
弓ヶ浜(鳥取県),天橋立(京都府),三保崎(静岡県)が代表例
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
トンボロ(tombolo)
離れ島が砂州によって連結した州のこと.陸繋砂州ともいう.連結した島を陸繋島という.
潮岬(和歌山県),江ノ島(神奈川県)はこの例である.
自然の海浜では、海岸前面に岩礁や島があると、形成される遮へい域に沿岸漂砂が堆積し、場合に
よっては岩礁や島に砂浜がつながる場合もある。写真は国道3号線JR西日本線の唐浜周辺に形成さ
れた自然海岸のトンボロである。
画像・資料提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
カスプ(cusp)
アーチ状の汀線形状がリズミカルに連なる地形
カスプの波長が数m~10mのものを浜カスプ(beach cusp)]
100m~数100mのものを大カスプ(large cusp)
それ以上を巨大カスプ(giant cusp)
吹上町伊作付近の砂浜に形成された波長約2~3mのビーチカスプ群である。ビーチカスプ
は、波打った汀線形状や、汀線付近に形成された凹凸地形で判定できる。沖側に突き出し
た部分をアぺックス、ホーン、そして、陸側にへこんだ部分をベイ、エンベイメントと呼ぶ。
ビーチカプスは堆積ステージで発達すると一般には言われるが、台風などの高波浪来襲直
後に発達する場合もある。
画像・資料提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
開聞岳西方海岸
開聞岳西側の物袋、入野
道地、長崎海岸の堆積時
の斜空中写真である。離
散的に見える沿岸砂州の
間隔は200~300mで、
その間にリップチャネル
がある。この砂州に対応
して、汀線も波状形状を
持ち、ジャイアントカプス
と呼ばれる。また、ジャイ
アントカプス背後に約20
m程度のビーチカプスが
存在していることも分かる
画像・資料提供
西隆一郎先生
(鹿児島大学)
干潟
画像提供 西隆一郎先生(鹿児島大学)
珊瑚礁