ネパールの教育事情

ネパールの教育事情
~貧困削減に向けて~
総合政策学部2年
松尾香奈
発表の流れ
研究目的の再確認
 教育の普及とは、教育レベルの向上とは
 5つの分野における問題点の提示
 今後の予定

研究目的
ネパールの貧困削減に向けて、教育を現在より普
及させ、さらに教育レベルを向上させるための政策
を導き出す
⇒ネパールの貧困削減のためには教育の普及が
必要不可欠だと感じたから
中間までに:
1.教育の普及、教育レベルの向上とは何か
2.ネパールの教育の現状を理解して、問題点を見
つけ出す

教育の普及、レベル向上とは
教育の普及
⇒設備が整っている初等、中等、高等学校が、
日本でいう一市内に一校ずつ存在する状態
 教育レベルの向上
⇒SLC試験合格者数が1000人あたり60%を
切る地域がなくなること

環境

設備が整っていない

人材(教師)の不足

卒業生の雇用の機会に乏しい

都市(カトマンズなど)の近代化
多民族国家
ネパールには多種多様な民族が存在するた
め、たくさんの言語が存在する。これが識字
率の上昇を阻んでいると考えられる。
(40以上の民族が暮らし、70以上の言語が
話されている)
 ネパールはヒンズー教の影響でカースト制度
を持つ。そのカースト制度のヒエラルキーの
上下によって教育到達が異なると考えられる。

Source:CERID "Social Assessment …"Appendix2.1のデータ
Source:http://www.page.sannet.ne.jp/t-hata/roki/caste/jns03.htm
貧富
貧しいので、子供が働かなくてはならない
⇒高い留年率と退学率
 教科書などの勉強用具を買うお金がない


地方と都市の格差が激しい
男女

数字による明らかな男女の格差
成人識字率
成人全体45 (%)
成人男性63 (%)
成人女性28 (%)
中等教育総就学率
男子49 (%)
女子25 (%)
王国
考察中…
ラナ時代に何かある?
今後の課題
いかにオリジナリティをだすか
 たくさんある問題点をどうまとめて政策を導き
出すか
 教育の普及、教育レベルの向上の定義はこ
のままでいいのか⇒再検討

今後の予定

期末までに:
1.王国制度に関連する問題点を見つけ出す
2.中間までに挙げた問題点を整理する
3.教育普及、教育レベル向上のための具体
的な政策を打ち出す
参考文献
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矢野好子(1995年)『ネパールの働く子ども達』(株式会社明
石書店)
石井溥(1996年)『もっと知りたいネパール』(株式会社弘文
堂)
西沢憲一郎(1987年)『ネパールの社会構造と政治経済』
(勁草書房房)
http://www.page.sannet.ne.jp/t-hata/roki/edu-rep/thes201.htm
http://www.page.sannet.ne.jp/t-hata/roki/caste/jns00.htm
http://www.scramble-walker.co.jp/hippo/nepa/
http://www.sikasenbey.or.jp/~jkobi/npk+sik1.htm
http://www.unicef.or.jp/siryo/data.htm