パワーラボの使い方 パワーラボの特徴 • 型番:Power Lab 16/30 • アナログ信号を取り込める. • アナログ・デジタル信号を出力できる. • アナログ信号を解析することができる (筋電図,血圧,循環系) 測定の注意点 • 測定内容にあわせて,サンプリング周波数を 決定する. • トリガーを決定する(測定開始から終了). • キャリブレーションを行う. • 取り込める信号は±10Vまで • USBは5m以内にする. サンプリングとは • アナログーデジタル変換(AD変換) アナログ信号を一定の時間ごとに計測して, デジタル信号に変換すること. • アナログ信号を,一定時間間隔(T[sec])でデジタル 信号に変換する • T[sec]:サンプリング周期 • 1秒あたりのサンプル周期 :サンプリング周波数(fs=1/T[Hz])という. サンプリング周波数とは • 処理するデータは,もとの信号に含まれる最 高周波数の2倍以上でサンプリングされなけ ればならない. →最高周波数の2倍以上の周波数でサンプリ ングできれば,サンプルされたデータからもと の信号(アナログ)を再現できる. 1. 歩行の周波数は10Hz以下であるので,20Hzでサンプリング すれば十分である.実際には,5~10倍(50~100Hz)の周 波数で測定されている. 2. 筋活動の周波数は,ほとんどが5~500Hzの範囲にあるの で,500Hz×2=1000Hz以上が必要となる. 3. 映画は1秒間に24コマの写真を継続的に撮影することに よって,連続的な動きを再現している 映画が1秒4コマだったら→ぎこちない(再現性が低い) 映画が1秒240コマだったら→映画(1/24秒)とほとんど変わ らない(再現性が高い)
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