第五課 木の葉の魚

上海外国语大学
日本文化经济学院
许慈惠 教授
 新しい単語
 言葉の学習
 類語の学習
新しい単語
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混み合う
窮屈
堪える
気兼ね
握り締める
平素
見合う
不機嫌
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見通し
専ら
ぎこちない
募る
紛らす
気配
惜しげもなく
情けない
混み合う
ぎしぎしに混み合う電車
 混み合った通り
 ちょうど今は混み合う時間だ

窮屈
窮屈な暮らしをする
 そんなにくっついて座っては窮屈だ
 そんな窮屈な考え方を捨てないと時代に
遅れてしまうぞ

堪える
彼の私に対する態度は憤慨に堪えない
 私はここの冬の寒さには堪えられない
 彼は世の中の厳しい試練に堪えてきた

気兼ね
気兼ねを感じる
 気兼ねしながら笑う
 姑に気兼ねして暮らす

握り締める
落ちないようにロープを握り締めた
 こぶしを握り締める
 彼女は溜息をついて両手をしっかり握り締
めた

平素



平素から健康に注意しなさい
平素の彼とはまるで違っていた
警察官は平素から素行に気をつけなくてはなら
ない
見合う
支出に見合う収入
 彼の行為は言葉に見合っている
 これはお値段に十分見合うカメラです

不機嫌
不機嫌な顔をする
 彼は不機嫌に黙ったままだった
 彼女の顔は父親そっくりだ。特に不機嫌な
時はそうだ

見通し
甘い見通し
 景気の見通しは暗い
 将来の見通しが立たない

専ら
今は専ら論文執筆に打ち込んでいる
 市長になると彼は権力を専らにし始めた
 この国が貧困から脱却するや否やは専ら
国民の勤労意欲にかかっている

ぎこちない
動作がぎこちない
 彼のぎこちない態度から私を裏切ったとわ
かった
 彼は大きな体を持て余すようにぎこちなく
歩いて行った

募る
寄付を募る
 次第に緊張が募った
 彼の怒り[不安]を募らせる

紛らす
気を紛らす
 悲しみを酒で紛らす
 退屈を紛らすために絵でも描いたらどうで
すか

気配
隣室に人のいる気配がした
 物価が上がりそうな気配が濃い
 月には生き物のいる気配がなかった

惜しげもなく
惜しげもなく捨ててしまう
 彼女はまだ使えるものを惜しげもなくぽい
ぽい捨てる
 彼は全財産を惜しげもなく奨学基金に寄
付した

情けない
彼は情けない声で我々に謝った
 情けない仕打ちを受ける
 そんな情けないことを言うな

~がけ
 耳に立つ
 疑問詞+動詞過去
形+もの(だろう)
か

見るからに
 ~からいいようなも
のの
 身を任せる

~がけ:動詞の連用形について、ある動作の途中で、
またはある動作から次の動作へ移る途中に、ある事が行わ
れるという意味を表す。
病院への行きがけに、お見舞いの花でも
買っていくよ
 行きがけの駄賃に、旅館のタオルを失敬
したよ

耳に立つ:聞いて心が動く。聞いたことがあと
に残る、又聞いて気に障る。
深夜にちょっとした音でも耳に立つのだ
 彼女の口の利き方はちょっと耳に立つね
 テレビをつけると、ワアワアキャーキャー
の音が伝わってくる。本当に耳に立つ

疑問詞+動詞過去形+もの(だろう)か
その行為や行動を起こす最も適当なチャンス、場所、または人選、や
り方などに戸惑う気持ちを表す。
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


妻の誕生日に何を贈ったものか、う~ん、困った
なあ
定年退職後はどうしたらいいものかといろいろ悩
んでいる
その秘密をいつ打ち明けたものかと、彼は周り
の様子を伺っている
どのように説得したものかと、彼は口の説き方に
工夫をしている
見るからに:「外見から容易に判断できるほ
ど」、「見ただけですぐに分かるほど」という意味。


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
部屋に入ってきたのは、見るからに品の良い中
年の女性だった
このコートは見るからに安物だ
あの人はいつも見るからに上等そうなものを着
ている
見るからに仲の悪そうな二人だったが、いつの
まにか仲良しになった。女って不思議なものだ
ね
~からいいようなものの
「…からそれほど大きな問題にならなくてすんだが」という意味を表す。
結果として最悪の事態は避けられたがいずれにせよあまり好ましいこと
ではないという気持ちが含まれる。
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

きな事故にならなかったからいいようなものの、
これからはもっと慎重に運転しなさい。
誰も文句を言ってこないからいいようなものの、
一つ間違えば大事故になっていたところだ。
ちょうどタクシーが通りかかったからいいような
ものの、危うく遅刻するところだった。
身を任せる
(自分の身を投げ出して)相手のなすがままになる。



君臨する上司の使いに身を任せた結果、犯罪に
手を染めてしまったのだ
社員たちはこの会社に身を任せた以上、会社
としては社員の一生うぇお考えてあげるのは筋
だろう
彼女は能力というよりも、時代の流れに身を任
せたところに成功の秘訣が潜められているよう
に思われる

【ひとしきり】【しきりに】【ひっきりなし】

【ひっそり】【こっそり】【そっと】
ひとしきり:しばらくの間盛んにおこる



ひとしきり泣いた彼女は、立ち上がって台所に
向かって、夜帰ってくる家族のために、夕食に
準備にとりかかった。
僕は部屋で受験勉強をしているのに、窓の外
は騒音がひとしきり続いて勉強を邪魔した。や
がて外が静かになって、僕も勉強に専念ができ
た。
ひとしきり続いた陽気な子供の歌声に心を打た
れて、自分の気持ちもよくなった。
しきりに:何回も繰り返す



軒下に燕の巣があった。母親燕がしきりに飛
んできて、雛燕に餌を運んでいる。
この蟹はまだ生きている。その証拠に口のとこ
ろに泡がしきりに吹かれている。
みんな静かに講師の講演に耳を傾けているの
に、しきりにひそひそと話している非常識な人
がいる。
ひっきりなしに:と切れることなく起こる



宝くじで一億円あたってからというもの、寄付を
依頼する電話がひっきりなしにかかってくる。
今年の五月下旬から鼻水がひっきりなしに出
て、勉強に集中できないぐらいだった。
一月にわが家に赤ちゃんが誕生した。赤ちゃ
んとはいえ、くしゃみとわめき声をひっきりなし
に繰り返していて、僕はそばでは書物に集中
できない。
ひとしきり・しきりに・ひっきりなし
共通意味: 物事が盛んに重ねて起こる様子
 区別:
一区切りの時間を強調
ひとしきり

しきりに
ひっきりなし
頻度を強調
持続を強調
ひっそり:静かで人のいない様子



年を取ると体力が落ちる。昔のような夜も昼も
ない生活はとてもできない。だから、誰にも邪
魔されないひっそりした町で暮らしたい。
破産して以来友人どころか、わが子も訪ねてく
ることなく、とうとう社長は愛する妻を残して
ひっそりとこの世を去っていった。
店舗はみんな高級品を売るものばかりで人影
もまばらで、ひっそりしている。そういう店に入
る度に、やっていけるかと無用の心配をしてい
た。
こっそり :静かに、そして他の人に気づかれな
いように何かをする様子



彼は手にしているものをテーブルの下でこっそ
りと隣にいる彼女の手に入れた。
 【歯がゆい】
彼はこっそりと彼女に会ってきたつもりだった
いらいらする気がもめる
感じ(心理的な焦り)
が、襟元についている口紅が奥さんに発見さ
れた。
自分の試験結果を心配するあまり、彼女はつ
いこっそりと先生の事務室に入って成績表を
盗んでしまった。
そっと :人に気づかれずに静かに何かをする様子。又、
音を立てないように、密かにする様子や干渉しないで静か
にしておくさまなどを表す。



恋をしている彼女は、買ってきた菓子をそっと
彼のかばんに入れて、教室を出た。
二年ぶりに家に帰ってきた父親は、眠っている
わが子の頬にそっと手を触れた。
ようやく赤ちゃんが眠りについたので、母親は
そっと起きてそばを離れて台所に行った。