pdf SPACE TIMES - JAXA 宇宙教育センター

日(木)の打ち上げ延期、 8月 幻 日 ( 火 ) の 打 ち 上 げ
所 か ら イ プ シ ロ ン ロ ケ ッ ト が 打 ち 上 げ ら れ た。 8月包
9月 刊 日 ( 土 ) 、 鹿 児 島 に あ る 内 之 浦 宇 宙 空 間 観 測
。
の他、 コスト軽 減 も 狙 って いる
Bの開発をもとに開発された。そ
発され たとはいえ 、や はり H HA、
作 業 者 最 少 化 、 点 検 時 間 短縮の
ために、 発 射 管 制 設 備 が 開 発 さ れ
A)は、 地 球 を 回 る人 工衛 星軌 道 か
れ る 惑 星 分 光 観測 衛星 (
SPRINT
え る こと を 試 み る。 現 在 の地 球 は 豊 富 な 酸 素 を 含 む 大 気 の お か
電 離 園 大 気の 流 出 率 が ど う 変 化 す るか を 世 界 で 初 め て同 時 に 捉
だ 。 様 々 な 太 陽 風 強 度 の 際 に 、 惑 星 の外 園 大 気 が ど う 変 化し 、
ミッシ ョン 2は ﹁
惑 星大気 の流出に関わ るメカ ニズムの 研究 ﹂
。
これ までの磁気圏物 理 の常識に挑戦す る
ら 金 星 や 火 星、 木 星 な ど を 遠 隔 観 測
げ で多種 多 様 な 生 物 が 住 め る環 境 に あ る 。 し か し 同 じ太 陽 系 の
イプ シ ロ ン ロケッ ト で打 ち 上 げ ら
し、 磁 気 圏 と 大 気 進 化 に つい て 調 べ
地 球 型 惑 星で あ る 、 金 星 ・火 星 は 地球 の 大 気 と 大 き く 違 って い
る。 太 陽 系 が 形 成 さ れ た 際 に は 、 相 互 に類似し た 環 境 を 持 って
る も の で あ る 。 本体 は 地 上 か ら で は
化 し た 望 遠 鏡 と 分 光 装 置、 そ し て 小
事 を 目 指 して いる。 と の結果は 、 系 外 惑 星 系 に お い てど の よ う
観 測 出 来 な い極 端 紫 外 線 の 波 長 に 特
型科学衛星標準パス部か らなり、 ミッ
シ ョンは主に 2 つあ る 。
な 惑 星 が 生 命 を育 む 事 が で き る かと いう 情 報 の 基 盤 と な る こ と
。
が期待され る
いた と 考 え られ る 地 球 型 惑 星の 歴 史 的 な 変化の 違 いを 理 解 す る
ミ ッ シ ョ ン 1は﹁磁 気 圏 内 部 と 太
陽風の 相 互 作 用 の 研 究 ﹂ だ 。 地 球 は
ンも 目 的 は 地 球 を 知 る こと
つまり、どちらの ミ ツシヨ
内 部 に 巨 大 な 棒 磁 石 が あ るよ う な 磁
場 を 持 ち 、 磁 気 圏 を 作 って いる。 そ
であり 、 そ のた め に 宇 宙 か
んな 地 球 の磁 気 に つ い ての 研 究 を す
る た め に 、 太 陽 系 で 最 も 磁 場 が 強 く 、 ら 他 の惑 星 を 調 べ る の で あ
る。
また 、 この S PL INT
順 実 行、 作 業 記 録 を 自 動 で 行 う 機
たプ ラ ズ マ 領域 の 観 測 を 行 い
、 木星
から流出する硫黄イオンを中心と し
ISAKI)﹂と命名され、
A の 愛 称 は ﹁ひさき (H
つ木 星 を 観測 す る 。 木 星 の 衛 星 イオ
地球 と は 異 な る タ イ プ の 磁 気 圏 を 持
能 ) と 自 律 点 検 機 能 ( 故障 部 位 の
た
。 この 設備 は自 動 点 検 機 能 ( 手
特定 な ど を 行 う機 能 、 今 回 はデー
約 2 ヵ月間の 初 期 運 用 を 経
て、 実 際 に 観 測 や 運 用 を 開
木星や地 球などの磁 場 を
供 給 さ れ て いる か を 調 べる 。 現在の ﹁
一段式 で衛星 軌 道 まで
JA X Aは、 今 ま で に 蓄 積 さ れ た 日 本 独 自 の固体 燃 料 ロケ ッ
いるため、 そ の 一 つ の 方 法 と し て と の 再 使 用 ロケッ ト の技術転
2 5年 まで に有 人 宇 宙 活 動 の技術 確 立 を ビ ジ ョン と して持 って
日本に とっ て の 大 き な 希 望 と な る 構 想 が あ る 。 J A X Aは2 0
また 、 こ のシス テ ム を 将 来 、 有 人 ロケ ット と し て使 う と い う
用が 具 体 的 な方法となる 。
、 繰 り 返 し 機体 を 使え る よ う に な れ ば 輸
よう に
ま ってい る の で あ る 。 そのロ ケッ ト が 航 空機の
捨 て ロ ケ ット ﹂ の た め 、 費 用 が 莫 大 に な っ て し
て いる。 し か し 現 在 は 、 その 輸 送 手 段 が ﹁
使い
た 術 泊 一国内 ・世 界 に見せ つけ るために
げに
シれ
一
宇宙 開 発 に 対 す る 熱 意 と 技 術 を
一にふさわしい シス テ ム。 日本の
川 汁 │ ﹂ 面 か ら し で も 次 世 代 の 宇 宙 開発
再使用ロ ケ ッ ト は 、 宇 宙 開 発 を 発 展 さ せ る と と も に 、 エコ の
送 費 用 を今まで 以 上 に 安 く で きる と 考 え ら れ て
も 、 着実 に開 発を進 め、ス │
fr川 弐 一
へ
。
吃 ト い 一スシ ャトル を超 え る 高 性 能と低
打 ンら
ム
し 技 弘一
一
いる 。 再 使 用 ロケッ ト で有名なのが、 ア メリカ
d h d 一コスト の再使用 ロケッ ト打 ち 上
E ・
刀
の ﹁スペースシャ ト ル ﹂ プ ロ ジ ェク ト で あ る が
し か し 、 将 来 的 に ﹁ 再 使 用 ロケッ ト ﹂ は必要
た
。
整 備の 費 用 がか さ み 、かえ って高くついて しまっ
九
前川 ジ 一
げと いう 偉業 を成 し遂 げ て ほ し
l d コ一
川 原大洋 )
上 こプ 一ぃ。 (
ち 。の
宇 宙 開 発 を 進 め る た め に 宇 宙 へ の 物 資 の 輸 送 が 不 可欠になっ
。
ロケッ ト﹂プロジ ェクトだ
になるのが J AX A の研 究 プ ロ ジ ェク ト の 一つ で あ る ﹁ 再 使 用
性に ついて語る。
て観 測 し た り 、 高 層 大 気 観測 が 可 能 に な る﹂ とロケッ ト の将 来
主幹の阪本成 一さんは ﹁
従来 不 可能であった オー ロラ の中 に入 っ
。 J A X Aの宇宙 科 学 広 報 ・普 及
実 現 さ せ よ う とし て いるの だ
打 ち 上げ、 空 気 の な い環 境 で 自 由 に ホ パ リ ング で き るツ ー ルを
。
離着 陸式の ロケ ッ ト 開 発 を 進 め て いる
そ三で J AXAは他 国とは 違 う コ ン セプ ト で、 完 全 再 使 用 垂 直
こ y﹁品l川 ノ 、 技 術 開 発 を や め てし まっ て は 科 学の 発 展 は 望 め な い。
l λ
中村奏水)
(
始する 予定 で あ る 。
のプ ラ ズ マエ ネ ル ギ ー が ど の よ う に
タ を と り 運 用 機 で 実現) を持ち、
パ ソコ ンとサ ー バ ー で シ ステムを 持 つ 惑 星 は 、 そ の 磁 気 圏 に よ っ て 外 界 か ら の 高 エネ ル、
キl 現 象
イプ シ ロンは 4月 同 日 か ら 試 験 が あ り 、 リ
ハーサル が8月初 、 乱日とあっ た。そして、
打ち 上 げ は 8月 幻 日 の 口 時 記 分 から は時叩
分の 間だ った 。 当 日 は 、 打 ち 上 げ の 叩 秒 前
にカ ウントダウン が停 止した 。
J AX Aの宇宙科 学 広 報 ・普 及 主 幹 の 阪 本
、 他
成 一 さ ん は ﹁1か 所 で 問 題 が 起 こ れ ば
り 返さ な い﹂ と イ プ シ ロ ン ロ ケ ッ ト の打 ち 上 げ 前 に語っ
ていた 。 今 回 の打 ち 上 げ は 、 パ ソ コ ン の 敏 感 な 姿 勢 制 御
のために、打 ち
上 げ を 中 止 した
もの 。 よ って 中
止 の原因は、 プ
ログラム の 正 常
な 反応 で あ り 、
この中止を活 か
し、 9月 H 日
(
土) に は 打 ち
笹部航 こ
(
イ プ シ ロ ン ﹂ を 開 発し た 。
ト技術を発展さ せ
、 新型ロケッ ト ﹁
そ して ﹁
イプ シ ロ ン ﹂ とと もに 、 これからの 日本 の 大 き な 挑 戦
そ し て、 射 場 に 依 存 し な い管制 を 可能 と し 太 陽 か ら 届 く 高 エ ネ ル ギ ー 粒 子 の 流 量 (太陽風 の強度)の変 化と
た。
磁 気 圏 内 部 と 外 部 の 物質エ ネ ル ギ ー 輸 送 の 変 化 の 関 係 を調べ 、
実 現 し 、 ネ ッ ト ワ ー ク 化 す る も の で あ る 。 か ら 守 ら れ て い る ﹂ と いう科 学 的 な 理 解 は 正 し い の だ ろ う か 。
あ る 整備 棟
上げを成功させ
た。
観 測 寸 る ひ さき (SPR IN T-A)
中止など道のりが長かったが、みんなの熱い夢と想い
を 乗 せ 大 き く 飛 び 立 ち 、 多 く の 人 を 感 動 さ せ た。
取材班は残念ながら、 8月 幻 自 の 打 ち 上 げ に し か 現
地に赴くことはできなかったが、この新聞で打ち上げ
成功を収めたイプシロンロケットと搭載された衛星の
紹介のほか、打ち上げ直前の現地の様子を執筆した 。
中
止
を
治
か
じ
む
ち
上
側
幼
の 箇 所 に も 応 用 が き く 。 J A X Aは 同 じ 失 敗 を 二 度 と 繰
イ プ シ ロ ン ロ ケ ッ トが 中 に
ぜひ、この新聞でロケット打ち上げに対するたくさん
の想いを感じとってほしい 。
イプ シ ロ ン ロ ケ ッ ト
とい うの は 、 三段 式 固
体ロ ケッ ト と 、 小 型 推
進 系 (PBS) の 二 つ
の形 態 を 持 ち 備 え て い
る。今回は、 PB Sを
搭 載 し た 形 態 だ 。 イプ
シロン の開 発 さ れ た 目的 は 、 ロ ケ ッ ト 打 ち 上 げ に よ る コスト
の削 減 や 、 小 型 衛 星 、 小 型ロ ケ ットに よ る 新 た な 市 場 を 開 拓
す るためだ 。
イプ シ ロン の技術は、 MlV ロケッ トと HlH Aから の技 術
を活 用 し て い る 。 そ の 結 果 、 固 体 推 進 系 統 の 一 段 モー タ ー は
HlEB の固体ロケットブ ー スタ ー を使 用 している 。 姿 勢 制御
や速 度 調 節 用 の ブ ー スタ ー の技術は HlH A、 B のガ スジェッ
。 そのほ かの二段 、三 段モー
ト装 置をもとに 新 し く 開 発され た
ター、 固体モー ターサイ ドジ ェッ ト、スピン モー ター などは、
MlV ロケッ ト をもとに製造された。 フェ ア リ ン グ は 新 し く 開
金 星 や 火 星 、 木 星 な ど の 遠 隔 観測 の 他、
宇 宙 で し か 観測 で き な い 極 端 紫 外 線 を
編集・発行
一日 宇宙記者「イプシロン」
打ち上げツアー取材班
川原大洋
笹部航一
森次哲生
中村奏水
竹中みさと
卜田空泉
星ケ 丘 展 望 台 か ら 見 え る 内 之浦 宇 宙 空 間 観 測
所 。 様 々 な施 設 の前 に は 内 之 浦 の 海 が 広 が る
M E S 2013年 1O月 4 日 (金)
T
S PA C E
発機 構)は、 国内外の 研 究者や
JAXA(宇 宙 航 空 研 究 開
警 備 以 外 の 普 段 の 勤 務 で 、 プ レ ハ ブ 小 屋 設置の 現 場 監 督 と して
作業の 進行状況チェ ック 、 配電図 の設計 ・施 工に関わっ てい る。
んも普 段は警備 の仕事を行っ て いるわけではない 。 和 田 さ ん は
大学院 生
、 協 力企業からの出
しみ﹂
(
津房みち子 さ ん
。
印代)と話して いた
昔よりも大きなロ ケッ トなので 、楽
測 所 で働い て いたそうで 、 ﹁
。
また 、 地元の方以 外にも 関東方面からきて いる人も多 く いた
J A X Aの他 にも 、 三菱 重工 業 、 IH I、 N E Cと 背 中に 書
がなか った 。そ し て、 ここ内 之浦での 打 ち 上げ も今まで 見たこ と
げは見 た こと があるが 、 固体 燃料ロケッ ト の打 ち上 げは 見た こと
その 内 の東京都から来て いた方は 、 ﹁液体燃料 ロケッ トの打 ち 上
いてある作 業着 にピ シッ と身 を包 んだ 、 ベテラ ンから若手の方々
がなか った から ﹂ (
末 松宏 一さん
向者 を 除 き 1 52 6人 (20
1 3年 4月時点)の職員数で あ
る。 J AX Aの関 連 施 設 は 圏
も いた
。 企 業 が そ れ ぞれの 特 徴 を生かし 、協 力 し、 - つのもの
雑 で 複 雑 な 作 業 が あ る。 今 回
職 員が集結した。現場では煩
筑 波 宇 宙セ ンターか ら 多 く の
電子 化 が進 ん だ と し て も ロケッ ト の打 ち上げ に は 、 ﹁
人 の力 ﹂ 木 智 子 さ ん
、
配線や 設計 を行ってい るの も人である。つまり 、 技術が発達 し
きるが 、修 理 を 行 う こ と が でき る のも人であり 、 実 際 に 電 気の
て問題が 起こ れば 、 人聞が 同 じ 作 業 を 行 うより も早期に 発見で けなどを聞い た
。
憧れを 抱 い た 人 は沢山い
ロケ ット﹂ と いうもの に
方 は ﹁ た だ ただ 成 功 を 祈 りた い﹂ ( 加 治
初代 ) と 、 地 元での 打 ち 上
げ であ る た め か 他 の方 よ り も 思 いが 強 く
売 中で ある 。
と 三脚 の 準 備 を し て いた 。 同 じ く 東 京 都 か ら 来 て いた
宇 宙 、 ロケ ット が大
男 の 子 に も 話 を 聞 い てみ ると 、 ﹁
好きで 、 絵でしか ロケッ ト を 見 たことがなか ったから 、
。
6歳) と楽 しそうに話 し て いた
生で 見てみ た い。そし て、成功し て締麗な姿が見た い !﹂
(猿谷遼太 郎くん
こ の他 にもた く さ ん の 方 が イ プ シ ロン の 打 ち 上 げ を
見 よ う と 早 朝 か ら 集まっ て いた 。 今 回 、 残 念 な が ら 抽
選 で外 れ て しま い
、 会 場 に来 る ことが できな かった 人
も多 く いた 。 し か し 、 打 ち 上 げ が 成 功 し て ほし い
、 と
いう 思 い は み ん な 同 じ である こと は 確 か であ った 。 そ
ん な 思 いが届かず、 この 日 の打 ち 上 げ が 中 止 にな って
しまったの は本当に残念である。(森次哲生 )
HU
川
この 他 にも 、 当日の 販売ブ l スでは 、 帽子、 3 Dポ 川 唱 曲 咽 崎 まし た (川原大洋)
│
⋮
⋮
⋮跡 事 働 島 ⋮・今 回の打ち 上げ 延 期 は失敗 ではなく 、川
、 そして 内 之浦 のA L T (
外国語補 助教員) 川
スト カlド
川 な った (中村奏 水)
川 に興味 の な い人に も 1111E
f
--}M 川
、 司、﹄・・ 川
J
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4h・﹃司ヨ圃・・園
↑
川川
﹄岨圃 園 川
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﹂ 川
IJ A 一寸 百 川
、 私防防団温凋 J聞は峰 匂 ﹄
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卜 田空泉)
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叫 一円
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川 伝 わ っ た ら 嬉 しい で 一
川す (
竹中 みさと)
川
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三
三三 一
三三三三三=三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三一
田一
時
一
三
,
・
一 官 仏 言 、ぎ
, 取一川
-
川 した。この 経験は 一
川 生 の思い 出 です
-一
川 を運 び 、 お 話 を 聞 く
川 こと は貴 重 な 体 験 で 一 二 ぺ 一
川 ・ 日本の技術 の先 端
川 を ゆ く 生 の 現 場に足
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ー
‘.EI
川 -発射 場 へ実際行 ってみ て感じた 、 熱 い思 いが 宇 宙 川
・
川 く 、 ま た新 し い事 も 沢 山学 べ て 本 当 に良 い思い 出 に 川
川
A'初めての 体験ばかり で不安もあったがとても楽し 川
森次哲生)
川た (
川 身 を も って 知 るこ と が で き 、と てもよ い経 験 にな っ 川
川
川 j i --::: でき た (笹 部航 一)
一
:
川 ・ こ の体験 を 通 し て、報道関係者の 方々の大 変さを 、川
川 E
一
⋮ 語 一 一一最後の最後まで分からな いと 分 か ら な 川
⋮
⋮
川 町酌刷醐町 いと いうこ と を よ り 一層 感 じ る こと が 川
- ⋮圃割、 一一大きな技術の進歩だ と考えるべ きだ。 川
の先生がデザイ ンした と いう T シャツなど も 販 売 さ れ 川:一
⋮
一
川:
・
打 ち上げ を 見 る ことは できなかった が
、 川
E
一
e
e
、 多 くの 人 で賑わ って いた
。
てお り
内 之浦宇宙空間観測所で の衛星 打
-町の様子
ち 上げロケ ット の発射は 7年ぶりと
取 材 班 が 実 際 に 観 測 所 へ向 か う 道 々で
のこと で、 地 元で は大変 な盛り上 が
﹁
イプシロン 内 之浦から未 来へ !夢を乗せ
りを見せ た。 取材班が 訪れた 宮 原 一
て﹂などと 書 か れ た 旗 が 立 て ら れて いるの
般見学 場 でも 地元の方 によ る イプシ
を見 か け た
。 ﹁ロケッ ト打 ち 上 げ セl ル﹂を
。
ロン関連 のグツズが販売されて いた
やって いる庖 も あり 、 ロケッ ト 打 ち 上 げに
中で も ﹁ イプ シロンの 里弁 当 ﹂ は、
対す る 地域の 盛 り上 が り が 感 じ ら れ た
。 南
販売と同時に売り切れ たそ うだ 。 と
日本 新 聞 社 の 記 者 で あ る 高 野 寛 子 さ ん は
の弁 当 の中身 は、 肝付 町 の特 産品 を
﹁
内 之浦 の人々 は久し ぶ りに地 元から打 ち 上
使ったも ので、 黒 豚の し ようが焼 き
げられる ロケッ トを楽しみにし て いる。グツ
や 夏 野 菜 の 天 ぷ ら な ど。 ま た 、 鹿
右)と
ズを 作 った り、垂れ 幕 も 作 って いたりして
ロ ンウォ ーター (ノ
一イプ ン
‘イ
,一
児 島 で よ く 食 べ ら れ てい ると い フ﹁ ペ トパい [一-l u j 一
一
つプ シ ロ / の 里 弁 当 ( 左 ) 一 いた ﹂ と 打 ち 上げ 前 日ま で の地 域 取 材 で知
トイモ ガ ラ を 使 い 、 油 揚 げ と 和 え ﹁Illi--Illi-----L
り得 たこと を教えてくれ た。
一
た酢 の物なども入 っており、 食べる人 を楽 しま せた。 取
一 ま た、内 之浦の町から 観 測 所 へむか う国道 4 48号線
材班のメ ンバーも 口 々に ﹁
お いし い﹂ と笑顔だ った 。ま
一に は 複 数 の 橋 が あ っ て 、﹁宇宙 への 架 け 橋 ﹂ と 言 わ れ
、
た、この 弁当にはおま けとし てイプシロンバッジもつ い
。 各
一水 星 から天王星 ま での惑星の名前が 付 け られ て いる
て いた。
一橋の 親 柱 は内 之浦から打ち 上げられ た衛 星や ロケッ ト の
ベッ トボトル にイプシロンロケ ットがデザ イ ンされ て
一モチ ー フがつい て いるも のもある 。 こ のよう に、内 之浦
いる ﹁
イプシロ ンウォー ター ﹂ も販 売さ れてい た。とれ
一宇宙空 間観測 所と地域とのつながりは と ても深い 。まさ
は、 肝付 町 が熱 中症 対策や打 ち 上げの 記念 にと制作 した
、 内 之 浦 宇 宙空 間 観 測所 は ﹁
一に
世界 一愛さ れるロケッ ト
8月幻日 のロケッ ト打ち 上げ 日)には、 一
もの 。 販売 当 日 (
発 射 場﹂ なの である。(卜田 空泉)
-イ プシロング ツズ
イプシロ ンウ ォー ター を買 って 、 ロケッ ト の打 ち 上 げ 回三三三三三三三三一三三三三三三三三三=三三三三三=三三三三一
間
- 初 め て会 う 人 に 取 材 を す る の は 少 し 川
を待って いる見 学 者 も 多 く 見 受 け ら れた。 このイ プシ 川 一
一 勇 気 が いり ま し たが 、 普 段 す る ことの 川
ロンウォ ー タ ー の残 った分は、 肝 付 町 の市 役 所 内 で販 川 崎
川 ⋮
圃窪田
な い経 験 が で き て 成 長 す る こ と が で き 川
今 回取材 を 行 っ た 方 は 、 皆 小 さ い 頃 から 、 宇 宙 が 好 き 、興 味 感 じ ら れ た 。 もう 一人 、 肝 付 町内 か ら き
の 案 内 、 資 料 の配 布 を 早 朝 か
トは 打ち 上げ に 関 係 す る
な何 かを作り 上
いるので はないだ ろうか。
叩歳)と、 話を した後カメ ラ
内 に 多 数 あ るが 、 最 も 就 業 者
打 ち 上 げ 当 日、 ロケ ットの発射時刻が
学 場に来て いた多くの 方 々 に 今 回 の打 ち
は打ち上げ 場 で働い ていた方々
が不 可欠であると 言える。
今回 のロ ケッ ト には 人工知能 が搭 載されて いる。そ れ によ っ 上げに 対 し ての 心 境 や 声 援 、 来 た きっ か
の仕事に つい て紹介 したい 。
があった と 語る 。 ﹁ はやぶ さ ﹂﹁ イト カワ﹂の 帰 還 を 機 に 現物 て いる 方 が 居 た 。 そ の 方 は 以 前 、 肝 付 観
グ ツズ 販売 を して いた肝付 観 光 協会の
-広 報
は、 内 ノ 浦 宇 宙 空 間 観 測 所 に
を作りあげて い く 。 打 ち 上 げ の 前 日 も 、 遅 く ま で作業を行い 、
*
数が 多 いのは 日本 の宇 宙 開 発
*
宿舎に 戻 り午 後 日 時 半 過 ぎ の 夕 食。 翌朝 5時 に は 朝 食 を 抱 え、 近づくに連 れてだんだんと緊張感が 高まっ
パ スに 乗 り込 み内 ノ浦 宇 宙 空 間 観 測 所へ向か い、作 業 を 開 始 し て いた。 そ ん な 中 、 取 材 班は 宮 原 一般 見
*
の 中 心 拠 点 の1 つである筑波
*
や映画 を見て、 宇 宙 に 興味 を 持 ち 、 ﹁
みんなで 作 り上げ て いく
ら 行 っ て い た 。 私 達 にどの様
るだろ う。
マスコミ への駐 車 場 、 施 設
な ロ ケ ッ ト が 何 を 載 せ、何の
のかな ど の情 報 の 説 明 。 打 ち
人員削減とい う試みも行
一方 で、今 回 のロケッ
上 げが な い 時 は 、 宇 宙 に 興味
われて いる 。 以前 の様に
た め に 、 い つ 打 ち 上げ を 行 う
を持って もら う た め の 企 画 や 講 演 会の開催、 予算組み や 国 際 協
泊 まり 掛 け で 作業を行 っ
l
削 るべ き 部 分 かもしれな
ぃ。 人が 宇 宙 へ の
ー
吋探
求心や夢を抱き
て いた打 ち上げとい うの
は、効率 化を図る為には
力の調 整 を 行って いる 。 ま た 、 打 ち 上 げが中止、 失 敗 し た 場 合
にも記者 会 見を行い 、 宇 宙 の エキスパ ート でも あ る 彼 ら が 様 々
な情 報 を 紹 介。 原因を 一般の 人 に分 か り ゃ す い言葉で 的 確 に伝
える 。 JA X Aの宇 宙 科学 広 報 ・普及主幹で あ る 阪 本 成 一さ ん
の、﹁私 は 1人 の 科 学
者だ が 、 広 報 と して情
っ ケ
P
/
EF
巴
の引山一げ て い く 。 そ れ を
m一き
小 さ な 1 つ1 つの
報 を 伝 え る立 場 で も あ
ど
一 パー ツがカタチ ト
刊#c
一
る ﹂ とい う 言 葉 が 、 表
辻 干 な り 目 に 見 える大
ν
、
してい ると 考 え る 。
-施設設備
施 設 設備部技術グル ー
一
﹂
口 容一見 て 感 動 し 、 ま た
か 比一 誰か が 宇 宙 に 対 し
-+
小一
職員や一 般 見学 者 、 地 元 内 ノ浦 町 住民の 安全と、 警 備 とい う 大
我 々が 、宇宙に 夢 や 希望
開 発技術は向上し 素晴ら
を 抱き続け る限り 、 宇 宙
、 避 難 も行っ た
区域と な る 内 之 浦 町 内 の牛 の安全 の確保 のた め
し い実 績 を 積 み上げて い
バー で 連 絡 を 取 り 、 人 々 の 安 全 は も ち ろ ん 、 打 ち 上 げ時 に危険
とい う 話 も 聞いた 。 そ の 他 に、 警備の 仕事 として 、打ち 上げ が
(竹中みさと)
くの だ ろう。
変 な 役 割 だ 。 現 場 で は 彼 女 の他 に J A XA の職 員が トラ ンシー
う 女 性 の方 に 話 を 聞 い
イ 取一 て夢 を 持 ち 、 宇 宙
た。 和田さん は イプシロン ロケ ットの 打 ち上 げ で 警 備の 責 任者 。 に携わ りたいと願う人も
プの 和 田 朋 子 さ ん と い
*
。
打 ち上げ に備え て いた
*
宇 宙 セン ター 。 今 回 のイ プシ
*
ロンロケ ット 打 ち 上げ の際 に
*
失敗 し、 火 災 が発 生 した場合 は消 火 隊 員 と し て 活 動を 行 う 。 現
場は若手 が 多 く 、ロケッ ト打 ち 上げ 時の 警 備 の担当に つく職員、
。 和田 さ
発 射 場 で 打 ち 上げギ リギ リ ま で作業する 職 員 と 様 々だ
打 ち上 げ 前 の 宮 原一 般 見 学 場。 見学 者 た
ち は 、 カメ ラ を 設 置 し 、 打 ち上 げ を 待つ
2
M E S 2013年 1O月 4 日 (金)
T
S PA C E