System i 勉強会 2008年 冬 IBM Power Systems i5/OS V6R1 最新情報 ∼強化される統合機能、セキュリティー、高可用性、Web環境対応∼ 2008 年 2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 目次 第1章 i5/OS V6R1関連 最新情報 1-1. 発表コンセプト 1-2. i5/OS V6R1関連 バージョンアップによる新機能 1-3. i5/OS on POWER Blade 1-4. その他 関連情報 第2章 DB2 Web Query for System i のご紹介 2 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 第1章 i5/OS V6R1関連 最新情報 1-1. 発表コンセプト 1-2. i5/OS V6R1関連 バージョンアップによる新機能 1-3. i5/OS on POWER Blade 1-4. その他 関連情報 3 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 1-1. パワー・システム 1月30日 発表コンセプト Go Green & Save 4 Manage Growth, Complexity & Risk PowerVM™ i5/OS® V6R1 - for Energy Efficiency - For Business Resiliency IBMの仮想化技術による リーダーシップ i5/OS の投資の継承と 初のblade サポート Realize Innovation p520/550 Express JS22/JS21 in BladeCenter® S - For blazing performance 最新のPOWER6™ 搭載サー バーでHP/Sun エントリー サーバーに対抗 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS が追求するユニークな価値 Go Green & Save ビジネス・プロセス最適化 のために統合されたミドル ウェア機能群 複数のアプリケーションや プロセスを効率良く管理す るための仮想化機能 5 Manage Growth, Complexity & Risk Realize Innovation ビジネスの継続を実現する ために最適化 アプリケーション・テクノロジー の種類を問わないオープン性 監査機能を備えたセキュリ ティー機能 継続的なビジネスの成長を実 現する拡張性 日常の操作やストレージ管 理手順を極限まで簡素化 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 1-2. i5/OS V6R1関連 バージョンアップによる新機能 仮想化・統合環境 仮想i5/OS区画、共用プロセッサープール、i5/OS仮想ディスク機能強化 セキュリティー強化 BRMSによるテープの暗号化サポート 高可用性の向上 ハイアベイラビリティー構成管理ツールの登場 管理ツールの充実 IBM Systems Director Navigator for i5/OS パフォーマンス向上 新IBM JVM、上位機向けSANディスクのパフォーマンス向上 Webサービス、SOA対応強化 RPG、COBOL等のWebサービス化・連携が容易に その他の新機能 / 機能拡張 6 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 仮想i5/OS 区画のサポート i5/OS 区画から他の i5/OS 区画の資源が利用可能に 追加の I/O アダプターとディスクが不要に i5/OS 追加区画が簡単に構成可能に i5/OS ⇒ 従来よりもLPAR構成を安価に構成可能 ⇒ 開発区画やテスト区画の作成が容易 i5/OS ハイパーバイザー i5/OS V6R1 と POWER6 が前提 POWER6 従来の仮想ディスク機能を強化 AIX Linux iSCSI 接続された BladeCenter 上の Winodows、Linux、VMWare 7 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 共用プロセッサー・プール 複数 LPAR 区画のグループを設定し、グループ全体に対して割り当て可能な プロセッサー数に上限値を設ける POWER6 プロセッサー搭載の、i5/OS V5R4・V6R1, AIX, と Linux がサポート 対象 ⇒ ソフトウェア・ライセンス数の削減に効果的 構成例 i5/OS i5/OS i5/OS AIX 2 - 3.5 Proc. 0.5 - 2 Proc. 1-2 Proc. 1-2 Proc. 3つの LPAR 区画を1つのグループとする プロセッサー最大割り当て数を6に設定 プロセッサー数別SWライセンスを8から6 に削減 ハイパーバイザー POWER6 570 8-way 8 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS 仮想ディスク機能強化 ストレージ・スペース・スナップショット 活動状態保管を仮想ディスクに拡張した機能 対象 OS • i5/OS • iSCSI 接続された Windows • POWER5 以降のプロセッサーで稼動する POWER Linux と、iSCSI 接続された Intel Linux • AIX • VMWare BRMS または SAVコマンドをサポート Linux 対応ファイル・レベル・バックアップ POWER Linux と 統合された Intel Linux が対象 9 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems セキュリティー強化 暗号化サポート BRMS によるテープや仮想テープへのバックアックの暗号化 • 暗号化バックアップ: i5/OS オプション 44 (有償) ユーザーASPやiASPの暗号化 • ASP暗号化: i5/OS オプション 45 (有償) 強化された侵入検知と防御 電子メールなどによるリアルタイムの発報、強化された監査機能、i5/OS ナビゲータ による管理 DoS(Denial of Service)攻撃に対してサーバー機能を自動的に減速させることでダ イナミックに防御 i5/OS における統制強化 全ての i5/OS 実行コードに対するデジタル署名をサポート 不当に変更された i5/OS 実行コードを自動消去 10 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 新しいシステム管理ツール IBM Systems Director Navigator for i5/OS Web 環境において i5/OS を管理するツール 従来の iSeries Navigator の代替製品 【追加機能】 • Performance Data Investigator • High Availability Solutions Manager i5/OS に標準で付属 今後 IBM Systems Directorと統合可能に 11 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 可用性の向上 ∼HASM∼ 新たなオプション a) アプリケーションレベル アプリケーション アプリケーション i5/OS i5/OS b) i5/OS レベル ジャーナルを利用したトランザクションの 複製(非同期) MIMIX、Orion など 実績多い OSによるディスク・プール(iASP)の複製 アプリケーション アプリケーション i5/OS i5/OS クロスサイト・ミラーリング • アプリケーション保守時に複製設 定漏れが起きにくい • iASP管理のための新しいツール (HASM, 5761-HAS)が登場 c) ディスクレベル 前提: i5/OS V6R1 Opt41 アプリケーション アプリケーション i5/OS i5/OS HWによるディスク・プールの複製 iASPの活用も可能 マルチ・プラットフォーム対応 DS8000 メトロ・ミラー、グローバル・ミラー 12 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems HASM 画面例 HASMの導入メリット GUI画面、コマンドの提供 導入・管理が容易に 13 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 新しい Java と Web サービス・テクノロジー IBM 64-bit JVM (Java™ Virtual Machine) アプリケーションの移行が容易に 主要なツールの稼動が可能に 既存のJVMに比べ、パフォーマンスが向上 統合された Web Application Server* Java アプリケーションの配置を簡易に JSF、JSP、サーブレットを使用するアプリケーションをサポート DB2 for i5/OSへのアクセスをサポート 最小限のシステム資源と管理で実行可能 System Director Navigator for i5/OS、 DB2 Web Queryで利用される Webサービス環境の統合* RPG、COBOLのWebサービス化が容易に RPG、C/C++、COBOL からのWebサービスの呼び出し * Also available with i5/OS V5R4 14 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 新しい Java のパフォーマンス向上 他プラットフォームと共通の IBM JVM 統合された Web Application Server において、JFS、JSP、サーブレット をサポート 消費メモリーを最大 40% 削減 DB2 Web Query や IBM Systems Director Navigator が利用 トランザクション処理数/秒 V5R4 GA 15 V6R1 GA 1400 1200 +68% 1000 +78% 800 600 400 200 0 Native JDBC Toolbox JDBC © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems WDS パッケージングの変更 必要機能を選択できるようパッケージングを変更 WDS (ホストコードのみ) 5761-WDS System i の SWMA でカバーされる ILE コンパイラ・フィーチャー 従来式 コンパイラ・フィーチャー ADTS フィーチャー WDS ホスト・コード PC コード (WDSc) Rational 製品 ファミリー RDi (Rational Developer for System i) 5733-RDI • Eclipse 開発環境 • アドオン: CODE、VisualAge RPG RDi SOA (RDi for SOA Construction)* • RAD (Rational Application Developer)サブセット • RDi を含む • J2EE/EJB を除く Web 環境向け開発ツール群 • アドオン: HATS * RAD (Rational Application Developer) • J2EE/EJB 対応開発環境 16 WDSc AE WDSc 付加機 能 * 今後の計画 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems コンパイラと開発ツールの選択 開発ツールについては、レガシー環境に留まらずRDi または RDi SOA を検討 ください コンパイラ 5761ーWDSフィーチャー 開発ツール レガシー 従来型コンパイラ ADTS 基幹アプリケーションを 保守・機能強化 ILEコンパイラ RDi Webアプリケーションの 新規開発 ILEコンパイラ RDi SOA * 上記に加えて、基幹アプリ ケーションのWeb化 ILEコンパイラ RDi SOA * + HATS * 今後の計画 17 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 新 WDS パッケージング詳細 WDS V5R4 • ILE RPG • S/36 互換 RPGII • S/38 互換 RPGII • RPG/400 (RPG III) • ILE RPG *PRV Compiler • ILE COBOL • S/36 互換 COBOL • S/38 互換 COBOL • OPM COBOL • ILE COBOL *PRV Compiler • ILE C • ILE C++ • IXLC for C/C++ • ADTS • Service to WDSC/RDi • WDSc 無制限ライセンス Subset IBM RAD WebSphere Development Studio client 18 RSE IBM WebFacing Unit Test Environment Database Tools Web Services Tools Web UI (HTML, JSP, JSF) Visual Builder XML Tools Eclipse Java Tools WDS V6R1 ILE コンパイラ・フィーチャー • ILE RPG • ILE RPG *PRV Compiler • ILE COBOL • ILE COBOL *PRV Compiler • ILE C • ILE C++ • IXLC for C/C++ 従来 コンパイラ・フィーチャー • S/36 互換 RPG II • S/38 互換 RPG II • RPG/400 (RPG III)_ • S/36 互換 COBOL • S/38 互換 COBOL • OPM COBOL ADTS フィーチャー • ADTS WebSphere HATS CODE & VARPG System i System i 次ページ System i © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems その他の機能拡張 IBM Transform Services for i5/OS Adobe PDFファイルの出力をサポート 標準で i5/OS に同梱 BRMS 機能拡張 バックアップの暗号化 ストレージ・スペース・スナップショット Systems Director Navigator for i5/OSをサポート TCP/IP V6 Apache, DNS, FTP, System i Access サーバー でサポート i5/OS V6R1はDVDメディアでの出荷 19 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS プログラム・コンバージョン 2008年登場の V6R1 においてプログラム・コンバージョンが必要 V5R4またはそれ以前のリリースで開発された、i5/OS マシンインターフェース(TIMI)に基づく 全 てのプログラムが対象 Java や PASE 前提のプログラムは対象外 ソース・プログラムの変更は一切不要 プログラムの導入・リストア、最初の稼動時、事前、のいずれかに実行可能 目的 強化されたシステム管理機能の活用 パフォーマンスの改善 機能強化された i5/OS やプロセッサーの活用 コンバージョンの前提条件 クリエーションデータが削除されていないこと V5R1 または以降のリリースにおいてはクリエーションデータは必ず存在する(削除不可) V4R5 または以前のリリースにおいて作成されたプログラムについては、識別情報を削除する際、 クリエーションデータも同時に削除されるため、識別情報の有無を確認する必要がある コンバージョン支援ツール(ANZOBJCVN)を IBM から提供予定 V5R3 と V5R4 が対象 所要時間見積りやコンバージョンの可否の確認など、コンバージョン計画立案を支援 20 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 1-3. H/W関連 最新情報 i5/OS on POWER Blade サポート開始 IBM PowerVM POWER6搭載 POWER Blade JS22 i5/OS V6R1 SANディスクのサポート強化 i5/OSによる省エネルギー化の推進 21 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS & IBM BladeCenter のお客様への価値 今日のお客様環境 System i 80% のお客様が1,2台のSystem i を所有 85% のSystem i が1CPUで稼動 IBM BladeCenter との統合 Windows 平均して12台のWindowsサーバー IBM servers以外を利用しているケースも多い インフラアプリケーションを稼動させている サーバー事態の負荷は低い Storage 統合されていない状態 • 特にi5/OSに対して 多くのサーバー、ストレージを統 合可能 コンペとの差別化 将来性のある投資 22 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems IBM BladeCenter とi5/OSとの統合による効果 i5/OS アプリケーションをBladeCenter内に統合 BladeCenterの価値を高める複数種類のサーバーの統合 新たなニーズの発掘 BladeCenterを所有するお客様へのi5/OSの提案 i5/OSを所有するお客様へのBladeCenterの提案 他社Bladeと比較した優位性 23 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems Power Virtualization テクノロジー Power システムの仮想化技術を PowerVM として統一ブランドに LPAR サブ・システム = Workload Partitions マイクロ・パーティショニング VIOS (Virtual I/O Server) ハイパーバイザー 共用プロセッサー・プール APV IVM (Integrated Virtualization Manager) 24 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems IBM PowerVM PowerVM エディション i5/OS Editions Express (System pのみ) Standard Enterprise System i 用 POWER5/5+ POWER6 選択不可 POWER5/5+ POWER6 POWER6 最大LPAR 区画数 10 / プロセッサ 3 / サーバー 10 / プロセッサ 10 / プロセッサ HMC IVM IVM, HMC IVM, HMC VIOS - ○ ○ ○ Live Partition Mobility - - - ○* 管理方法 * AIX / Linux 区画にのみ有効 VIOS (Virtual I/O Server) i5/OS、AIX、Linux 搭載のLPAR区画に対してI/O資源を提供する機能 IVM (Integrated Virtualization Manager) VIOS区画において、他LPAR区画を構成・管理するツール Live Partition Mobility アプリケーションを停止させることなく、AIX・Linux LPAR区画環境を別の区画に移行できる機能 25 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems PowerVM による仮想化機能 VIOS による仮想化機能 (Virtual I/O Server) i5/OS 区画が VIOS 区画にある I/O 資源を利用 VIOS は AIX / Linux 区画にも同様に仮想化機能を提供 PowerVM Standard Edition に含まれる POWER6 プロセッサー搭載 i5/OS V6R1 が前提 DS4700, DS4800, DS8100, DS8300 をサポート • ただしDS8100 / 8300 はBladeCenterのみ IVM による仮想化機能 (Integrated Virtulization Manager) VIOS i5/OS ハイパーバイザー POWER6 LPAR区画の構成と管理のための、VIOS区画上で稼動す るツール LPAR管理におけるHMCの代用 • ただし、モデル570においてはHMCは必須 VIOS区画に i5/OS I/O 資源を持つ PowerVM Standard Edition に含まれる POWER6 プロセッサー搭載 i5/OS V6R1 が前提 26 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems IBM BladeCenter のi5/OS サポート i5/OS V6R1がBladeCenter JS22をサポート 4コア, 4.0 GHz POWER6 プロセッサーのBlade BladeCenter H シャーシ内でのサポート ファイバー、イーサネット、SASスイッチ、DVD を格納 14台のx86 またはPOWER Bladeを格納 BladeCenter S を将来的にサポート 6台の x86 and POWER Blades + 12台のディスク i5/OS のPowerVM Standard Edition を利用 Virtual I/O Server を利用してi5/OS区画が稼動 IVM(Integrated Virtualization Manager)が区画を管理 i5/OS, AIX, Linux はVIOSのクライアント ストレージ DS4700, DS4800, DS8100, DS8300 をサポート 外部 SAS テープ装置 i5/OS V6R1 VIOS i5/OS AIX Linux ハイパーバイザー JS22 P20 プロセッサー・グループ プロセッサー + ユーザー数 による料金体系 27 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems Integrated Virtualization Manager (IVM) ブラウザベースのインタフェース Mozilla Firefox、Internet Explorerをサポート LPAR、仮想資源の管理を行う 28 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems POWER6 JS22 (7998-61X)ブレード デュアルコア 4.0GHz POWER6 メモリ デュアルコア 4.0GHz POWER6 ディスク メモリ 幅: 29 mm (1.14 in) 奥行き: 445.8 mm (17.55 in) 高さ: 245.2 mm (9.65 in) 重量: 4.35 kg (9.6 lb) 消費電力: 最大350W (12V をBladeCenter シャーシより供給) 保証期間: 3 年間 29 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems BladeCenter 位置付け 新規に購入されるお客様 BladeCenter + SANディスク をお持ちのお客様 515 30 Blade + SANディ スク + i5/OS 525 シャーシ + Blade + SANディスク + i5/OS 550 or 570 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems SAN ディスク(上位モデル)のサポート強化 新しいファイバー・チャネル・アダプター 内蔵ディスクと同等のパフォーマンスを実現 i5/OS V6R1、 POWER6 プロセッサー、DS8000 が前提 4Gビット, IOPレス, デュアル・ポート・アダプター • ポートあたり最大 64LUN をサポート • ディスク・ドライブとテープ装置をサポート • テープ装置からのブートをサポート D S 8 3 0 0 A p p lic a tio n 商用ベンチマークにおけるパフォーマンス (Seconds) Response Time 10 1 応答時間を維持しながら より大きなスループットを 実現 0 .1 0 .0 1 0 .0 0 1 0 50000 100000 150000 200000 250000 T h r o u g h p u t (T P M ) D S 8 3 0 0 IO P 31 D S 8 3 0 0 I O P le s s © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OSによる省エネルギー化の推進 仮想化によるマシン統合 ⇒ 資源の使用効率の向上 POWER6システムの所要電力の向上 POWER4* に比べ350%の向上 IBM AEM(Active Energy Manager™)により、電力 使用量の測定、モニタリング、制御が可能 * System unit measurement CPW per KW/h for 16-way POWER4 870 vs 4-way POWER6 570 32 © 2008 IBM Corporation IBM System p 570TMが 「2007年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞」 を受賞(2008年1月4日発表) 企業向けサーバーとして唯一の受賞 「地球に優しい」System p 性能とエネルギー効率を同時に実現するPOWER6TMの革新的なテクノロジーに よって、環境問題を解決するSystem p 570の価値が評価されたことが受賞の決め 手となりました。 IBM Power Systems 省エネルギー化の推進 ∼ Project Big Green ∼ Diagnose IBM は年間 1,000億円以上を投資 Build CO2 排出量を増加させずに、コンピュータ能力を2倍に POWER6搭載モデルにおいて、AEM (Advanced Energy Manager)を使 用することで消費電力の最適化を可能に Manage Measure Green Data Center Virtualize Cool #7109 Intelligent PDU+ を活用すれば旧モデルの消費電力も管理可能に System i における所要電力(KVA)の改善例 1.3GHz POWER4 モデル870 2.2GHz POWER5+ モデル570 4.7GHz POWER6 モデル570 パフォーマンス(CPW) 11,500 31,100 40,100 最大総所要電力(KVA ) 10,715 7,136 8,036 6,315 1,368x2 2,856 2,200 (#8094) 2,200x2 (#5294x2) 740x7 (#5786x7) 2,200 (#5294) - - CPW あたり KVA 0.9317 0.2295 0.2004 エネルギー効率改善率 100 25 22 システムユニット本体 拡張タワー 34 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems #7109 インテリジェント PDU+ 現行の#7188 PDUと物理的にはほぼ同 等の機能を提供 インテリジェントPDU+は、電源使用量の データが把握機能が追加 データはイーサネット経由でPCに送信 AEM(アクティブ・エナジー・マネジャー)を 導入したPC上で、電力使用量の確認が可 能 35 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 1-4. その他 関連情報 36 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS V6R1 スケジュール 発表日 平成20年1月30日 出荷予定日 平成20年3月21日 • i5/OS V6R1 とその関連製品: 5761-SS1、WDS 他 • Rational Developer for System i V7.1: 5733-RDI • High Availability Solutions Manager (HASM): 5761-HAS • DB2 Web Queryランタイム・ユーザー・ライセンス: 5733-QU2 平成20年5月9日 • DB2 用 OmniFind テキスト検索エンジン: 5733-OMF 営業活動・プログラムサービスの終了 平成21年4月30日 • i5/OS V5R3 とその関連製品のプログラムサービス終了 その他電源コード、IXSなどフィーチャー類の営業活動中止 37 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS バージョン・リリースとサポートされるモデル System i モデル V5R3 V5R4 POWER6 JS22 V6R1 ○ POWER6 570 ○ ○ POWER5+ 515, 525 ○ ○ POWER5/5+ 520, 550, 570, 595 ○ ○ ○ 800, 810, 825, 870, 890 * ○ ○ ○ 270, 820, 830, 840 ○ ○ * 次期 i5/OS リリースではサポートされなくなる予定 ただし将来の計画は予告なく変更される可能性があります 38 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS プログラム・サポート期間 V6R1 2008年1月 V5R4 2006年1月 2008年1月30日 発表 V5R3 2004年6月 2009年4月 V5R2 2002年8月 2002 39 2003 2007年4月 2004 2005 2006 2007 2008 2009 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems i5/OS & IBM POWER™ロードマップ 2007 2008 POWER6 プロセッサー搭載 システム 2010 POWER7™ POWER6 プロセッサー搭載 Blade へのi5/OSサポート POWER6™ 570 & i5/OS V6R1 プレビュー i5/OS V6R2* i5/OS V6R1 * All statements regarding IBM's future direction and intent are subject to change or withdrawal without notice, and represent goals and objectives only. 40 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 第2章 DB2 Web Query for System i のご紹介 41 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems IBM DB2 Web Query for System i (5733-QU2) ∼ Information Builder 社 WebFocus の機能強化版 ∼ Query for iSeries (5722-QU1) の Web 対応機能強化版 現行Query for iSeries を置き換え i5/OS SWMAで無償アップグレード可能 出荷開始日: 2008年2月8日 前提: i5/OS V5R4以上 基本機能 グラフ付きレポートの作成 スプレッドシート統合 Query/400 レポートを Web 化 IBM 提供の追加オプション DB2 アクティブ・レポート: スタンドアロン環境におけるレポート生成 OLAP (On Line Analytical Processing ) DB2 Web Query デベロッパー・ワークベンチ: 詳細レポートの開発環境 ご紹介サイト:http://www-06.ibm.com/systems/jp/i/software/db2/webquery/ 42 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems DB2 Web Query for System i の特徴 シングル・サーバー・ソリューション シンプルなソフトウェア管理・保守 シングルOS・シングルサーバー上で複数コンポーネン トが稼働 • OLAP, リポート配布, Web サーバー, Meta Data, DB シンプルなライセンス管理 垂直統合 容易に、また分断することなく拡張可能 小さく始めることも、機能拡張することも可能 DB2 Web Queryは基盤を提供 必要に応じて機能を追加可能 セキュア / 監査可能性 全てのデータを一ヶ所に統合可能 i5/OSの高セキュリティ設計 DB2 Query 最適化プログラム Database Server OLAP Server Report Server Web Server ETL Server 新しい最適化プログラムにより高速なデータアクセス シンプルなデータアクセス データ複製が不要 43 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems DB2 Web Query for System i の多彩な機能 DB2 Web Queryの基本機能 Web Queryの追加オプション •従来のQuery(CUI版) •従来のQuery定義の取り込み •レポートアシスタント (従来のQueryのようなデータの抽出・表 示) •グラフアシスタント •パワーペインタ •多用なダウンロード形式 (Excel/PDF/PowerPoint・・・) •EXCEL連携 44 DB2 アクティブ・レポート: スタンド アロン環境におけるレポート生成 DB2 OLAP : 多次元 データ分析 DB2 Web Query デベロッパー・ワー クベンチ: 詳細レポートを生成 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 【参考】 前提条件 5722-SS1 i5/OS V5R4以降 5722-SS1 option 30 - Qshell 5722-SS1 option 33 - Portable App Solutions Environment 5722-JC1 - IBM Toolbox for Java 5722-DG1 - IBM HTTP Server for i5/OS 5722-JV1 option 7 - Java Developer Kit 5.0 5722-JV1 option 8 - J2SE 5.0 32 bit 5722-JV1 - Java Runtime Environment (JRE) 1.4 or later 上記の製品は、全てi5/OSに無償で同梱 45 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems Query/400定義インポート機能 基本機能 既存のQuery定義を取り込んでWebQueryで利用可能 取り込んだQuery定義はそのままWebQuery化して実行することも、レポートアシスタ ント等の機能で発展・拡張したレポート作成も可能 46 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems Query/400定義のWeb化・加工 47 基本機能 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems レポート作成画面(レポート・アシスタント) 基本機能 マウス操作で直感的にレポートを作成 表形式のレポート作成に使用するHTMLベースのツール フィールドをリストからレポートフィールドに貼付けるだけで簡単にレポートを作成可能 クロス集計表、OLAPレポート(要オプション)など、多彩なレポート作成機能を提供 48 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems レポート画面例 49 基本機能 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems グラフアシスタント 基本機能 シンプルな操作で簡単にグラフを作成 グラフの作成をステップ単位で支援するHTMLベースのツール グラフの種類は約100種類 作成したグラフをパワーペインタ機能に引き継ぎ、より効果的なレポート作成が可能 50 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems パワーペインタ 基本機能 シンプルな操作でWebレイアウトおよびレポート作成 表、グラフ、ページレイアウトデザインを1 つのツールに統合 JavaScript、Ajaxテクノロジーを使い、ブラウザー上で稼働 51 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 基本機能 Excel連携出力機能 多彩なExcel出力に対応 抽出データを単にExcelに出力するだけでなく、文字色や背景色などのスタイルを引 き継いだExcel出力や、中間合計などのセルに数値データではなくExcelの数式を適 用することも可能 数式 / SUM フォントカラー ハイパーリンク / ドリルダウン 52 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 様々な出力形式をサポート 基本機能 サポートされる出力形式 HTML PDF Excel 97/2000/2000(数式対応) アクティブ・レポート (有料オプション) Postscript DB2 for i5/OS table 53 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems アクティブ・レポート 有料オプション オフライン環境でビジュアルに分析 System i に接続されていない環境であっても、レポートに関わる作業を実施可能 主にモバイル環境にあるお客様を対象とした機能 レポートに関するデータや定義情報は、ひとつに圧縮してクライアントPCに保管する か、サーバーに置いて後刻取り出せるようにすることが可能 Excel、CSV、HTML形式で出力可能 54 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems On-Line Analytical Processing (OLAP) 有料オプション 多次元情報に基づいたレポートを生成 ビジネスの成果を分析する際に、様々な角度から数値を分析することはOLAPにおい ては「ドリル・ダウン」や「スライス」と呼ばれる ビジネスの傾向や因果関係の発見につながる 55 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems デベロッパー・ワークベンチ 有料オプション シンプルでパワフルな開発環境 HTMLレイアウトペインタ ユーザーインターフェースとなるHTMLページを自由自在にレイアウト可能 シノニムエディター メタデータの編集機能 フィールドの属性変更等が可能 SQLウイザード 自動生成されたSQLステートメントの編集機能 OLAP用の次元と階層の設定機能 56 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems DB2 Web Query for System i のまとめ 何ができるの? QueryがWeb画面で操作可能 System iの基幹DBのデータを抽出して活用することが容易に グラフ化やドリルダウン、PCへのデータ転送機能などを新機能として追加 Excelとの連携も大幅に容易に 投資はどのくらい必要? 基本機能部分は、i5/OS SWMAがあれば、DB2 WebQueryに無償で移行可能 ただしDB2 WebQueryのサポートは現行i5/OS SWMAではカバーされないため、別 途WebQuery用 SWMAの契約が必要 57 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 【参考】 5733-QU2 料金表 ∼ ランタイム・ユーザーの導入 • レポートを定義しないユーザー・グループ向けの廉価なライセンスを導入 • 従来のユーザー・ライセンスは、レポートを定義できるものとして区別 New 機能と料金単位 (円) プロセッサ・ グループ 2008年1月30日付け料金表 基本機能 基本機能追 加ユーザー ランタイム・ ユーザー アクティブ・ レポート OLAP ワークベン チ システム + ユーザー ユーザー ドメイン (グループ) システム システム ワーク ステーション P05 : 2 ユーザー込み 320,000 80,000 640,000 80,000 80,000 199,000 P10 : 4 ユーザー込み 640,000 80,000 1,280,000 160,000 160,000 199,000 P20 : 6 ユーザー込み 1,920,000 80,000 1,920,000 480,000 480,000 199,000 P30 : 8 ユーザー込み 3,840,000 80,000 3,840,000 960,000 960,000 199,000 P40 : 10 ユーザー込み 5,760,000 80,000 5,760,000 1,440,000 1,440,000 199,000 P50 : 15 ユーザー込み 7,680,000 80,000 7,680,000 1,920,000 1,920,000 199,000 P60 : 20 ユーザー込み 9,600,000 80,000 9,600,000 2,400,000 2,400,000 199,000 基本機能に含まれる5722-QU1相当機能には、 無制限ユーザー使用権が適用されます 58 追加機能 © 2008 IBM Corporation IBM Power Systems 59 © 2008 IBM Corporation
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