セカンドスクール春フリー版 - おいでん・さんそんセンター

【4月号 2015.4.25発行】
4月号
http://www.oiden-sanson.com
!
)開催
(土
6月6日
2015.4.25発行
5/9 矢作川の日 川会議
【場所】古鼡水辺公園(扶桑町 / 矢作川左岸)
【内容】矢作川では 2001 年に河川愛護諸団体により
矢作川「川会議」実行委員会が組織され、
毎年 5 月の第 2 土曜日を「矢作川の日」と定めて、
セカンドスクール春フリー版
【日時】5 月 9 日(土 ) 矢作川の日(5 月の第 2 土曜日)13:30 ∼
日∼4月1
山里ならではの体験
3月
日、足助、旭、稲武、
下山の各地区でセカン
80
ドスクール春フリー版
が行われ、小学生約
人が自然の中で2日間
を過ごしました。
センターは、旭地区で
行われた﹁山っ子くら
名の
ぶ﹂にスタッフとして
参加。初対面の
子どもたちは、行きの
バスの中ですでに仲良
くなっていました。福
蔵寺に到着し、グルー
プに分かれてリーダー
を交え自己紹介。まず
は、お昼ご飯のための
野草摘みに行きまし
た。ヨモギ、ツクシ、
ユキノシタなど食べら
26
25
川と人のよりよいつきあい方を考える河辺のシンポジウムを
開催しています。第 15 回目となる今年は矢作川「川会議」の
これまでを振り返り、山∼川∼海の連携を強化して流域の環境と
人々の暮らしをよりよいものにしていく道を探ります。
皆さまのご来場をお待ちしています。参加申込みは不要です。
【シンポジウム】母なる川、矢作川のこれから 13:30 ∼ 16:45
グルメセンチュリーライド足助
講演 「矢作川への想い」鈴木公平(前豊田市長)「矢作川「川会
議」のふりかえり」硲さくら(矢作川「川会議」実行委員会代表)
座談会「母なる川、矢作川のこれから」パネリスト/鈴木公平
今村豊(根羽村森林組合)新見克也(矢作川「川会議」実行委員会)
アメリカオレゴン州ポートランドの自転車パーツメーカー
石川金男(東幡豆漁業協同組合)コーディネーター/洲崎燈子
である CHRIS KING が主催する「グルメセンチュリーライド」
(豊田市矢作川研究所)【交流会】17:00 ∼ (参加費 1,500 円)
が 6 月 6 日(土)に日本初上陸。そのステージとして足助地
【問合せ】豊田市矢作川研究所(電話 0565-34-6860)
主催:矢作川「川会議」実行委員会 後援:国土交通省豊橋河川
区が選ばれました。名古屋市で自転車に関する様々なモノ、
事務所、愛知県豊田加茂建設事務所、豊田市
コトを取り扱う Sim Works と、NPO チャリンコ活用推進研
5/31 小原歌舞伎 40 周年五月公演
究会から、おいでん・さんそんセンターに開催受入の相談が
【日時】5 月 31 日(日 ) 開場 9:30 開演 10:00
あり、センターのコーディネートで開催の運びとなりました。
【場所】小原交流館 ザ・小原座(豊田市永太郎町落 681-1)
グルメセンチュリーライドとは、食と自転車をテーマに一日
【小原歌舞伎とは】江戸時代中期、神社に奉納する地芝居として
始まった小原歌舞伎は、農村の数少ない娯楽、地域芸能として地
をまるまる贅沢に使って遊ぶプログラム。著名なシェフたち
域各地に広まりました。小原歌舞伎保存会の人たちにより現在に
受け継がれています。
が腕によりをかけ現地の食材を調理し振る舞い、参加者は料
【入場料】無料
理を堪能しながら約 100 キロの自転車コースの完走を目指し
【交通手段】とよたおいでんバス小原・豊田線「永太郎」より徒歩2分
【その他】小原商工会女性部によるお弁当等の販売があります。但し、
ます。センターが、調理が出来る施設の紹介、地元農家、自
小原交流館内にはほかに食堂、売店はございませんので昼食は各自
転車ルート、給水ポイントなどについてアドバイスさせてい
ご用意ください。
【問合せ】小原交流館 0565-65-3711
ただきました。参加のためのチケットが、販売開始からわず
センター長の
ミライの
フツーに向かって!
獣害対策
1,415km。豊 田 市 と東 京 都 を2往 復 の距 離
が、豊田市内に設置されたイノシシ、シカ防除柵の
総延長である。もはや柵なしの中山間地農業は考
えられない状況にある。檻の中で人が暮らしている
ような、およそ美しいとは言えない農村の風景がフ
ツーになってしまった。
原因には諸説ある。地球温暖化による生存率上
昇 説 、キツネ など天 敵 減 少 説 、イノ豚 化 による多
産説などである。複合的な要因があると思われる
が、農 山 村 の過 疎 化 による人 口 減 少 、森 林 の放 棄
と農地の未利用による、人と野生獣との生息領域
の曖昧化が主要因ではないだろうか。かつて、奥山
で生まれていた野生獣は、里に迷い出ることはあっ
ても、奥山が生息領域であった。今日、里で生まれ
*みんなで協力することが
た野生獣は、里が生息領域なのである。
れてうれしかった。
農山村の人口は今後も減少を続けると考えられ
*違う学校の子と仲良くな
るが、UIター ン者 や 都 市 住 民 が新 たに農 山 村 に
よりおいしく感じた。
関わることで、人の暮らしの場であることを野生獣
楽しかった。お店で買うの
たちに示すことはできるはずである。農山村におい
作りが
て、木材やバイオマスエネルギーとして森の恵みを活
*ピザ作りや五平
用 し、田 畑 を耕 す 暮 らしを取 り戻 す ことが、最 も
験できてうれしかった。
効果的な獣害対策になるものと思う。
醤油で玉子かけご飯と、
お味噌汁。その後、ゲレ
ンデに移動し、雪ソリ遊
びです。めいっぱい遊ん
だ後はカレー。最後は一
人ずつ、2日間の感想を
発表してもらいました。
みんなの立派な発表に、
感動しました。今回は豊
田高専の学生もスタッフ
のお手伝いをしてくれ、
子どもたちに大人気でし
た。
他 の 地 区 で も、農 家 民
泊、餅つき、五平餅作り、
石 釜 ピ ザ 作 り、魚 釣 り、
草 木 染 め、竹 細 工 な ど、
子どもたちは山里ならで
はの体験をして過ごした
よ う で す。普 段 の 生 活 の
中で、今回経験したこと、
感じたことを思い出して
くれたらうれしいです。
*普段はできないことが体
こどもたちがあぜ道を走り回り、たんぼのドジョ
こんな感想がありました。
ウや オタマジャクシを捕 まえて遊 ぶ、柵 のない農 村
子どもたちからは
報告させていただきたいと思います。
風 景 がフツー に見 られる地 域 を取 り戻 したいもの
A S A H I ・ A S U K E
I N A B U
S H I M O Y A M A
その他の情報は
センターHPを
チェック!
はセンターもお手伝いさせていただく予定なので後日様子を
である。
れる草をいっぱい摘
み、自分たちで天ぷら
にして、薪で炊いたご飯
にのせていただきまし
た。後片付けをして遊ん
だ後は、旭高原元気村に
移動し、牛とのふれあい
の時間。飼育員さんのお
話を聞いてから、餌や
り、ブラッシング、聴診
器で心音を聞いたり、み
んな優しく牛に接してい
ました。夕食は、水餃子
を皮から手作りしまし
た。ネギを切る子、皮を
のばす子、具を包む子、
飽きて遊びに行く子もい
ます。夕飯をいただいた
後は、星空観察・ナイト
ウォーク。みんな大は
しゃぎでした。二日目の
朝食は旭地区のてくてく
農園の平飼い卵と手作り
旭・足助
稲武・下山
か 7 分で国内分が完売したという大変人気のイベント。当日
センター長
鈴木辰吉
大切だと分かった。他
豊田市 企画政策部 企画課
おいでん・さんそんセンター
MAIL:[email protected]
おいでん・さんそんセンター
検索
〒444-2424 豊田市足助町宮ノ後26-2(足助支所2階)
TEL:0565-62-0610(直通) FAX:0565-62-0614
開所時間:午前8時30分∼午後5時(土日祝日・年末年始除く)
日︵日︶、豊 田 市 の 山 里 の 魅
ほんわか里山交流まつり
3 月
力 満 載 の﹁第 4 回 ほ ん わ か 里 山 交 流
笹戸温泉
プレオープンイナブ
わらべうた、の披露が行われました。
キ ッ ズ ダ ン ス、コ ン サ ー ト、合 唱、
旭ええとこ音頭、アフリカンダンス、
大正琴、和太鼓、銭太鼓、日本舞踊、
ステージでは、棒の手・打ち囃子、
り品が販売されました。
ープンファクトリー︶も、空き家︵オ
﹁オープンイナブ﹂とは、就業先︵オ
加がありました。
催 し、豊 田 市 内 外 か ら 4 組 6 人 の 参
と し て﹁プ レ オ ー プ ン イ ナ ブ﹂を 開
ー プ ン イ ナ ブ﹂の お 試 し バ ー ジ ョ ン
+PRイベントで年間開催予定の﹁オ
ヨ タ ケ 工 業 ㈱ が、5 月 か ら 4 回 連 続
小物づくりのワークショップや農作
第2回以降、参加者の皆さんには、
ます。
日︵土︶・第4回日程未定となってい
今 後 の 予 定 は、第 1 回 5 月 9 日
れました。
販売の手引きなどのセミナーが行わ
ク 制 度 の 説 明 や 野 菜 の い ろ は・野 菜
体 験 ブ ー ス で は、薪 割 り、木 の 表
ー プ ン ハ ウ ス︶も、農 地︵オ ー プ ン
業 体 験 を し て い た だ く 予 定 で す。参
日︵土︶、稲武地区にあるト
札 や キ ー ホ ル ダ ー 作 り、竹 で 作 る カ
フ ァ ー ム︶も 確 保 で き ま す よ、と い
加 者 募 集 の お 知 ら せ は、セ ン タ ー ホ
4月
ト ラ リ ー、笹 戸 ウ ォ ー キ ン グ、木 の
う3つのOPENをキーワードにし
ー ム ペ ー ジ、ま た は フ ェ イ ス ブ ッ ク
コーヒー、焼き菓子、パン、木工品、
おもちゃで遊べる子どもの遊び場や、
た、稲 武 の 暮 ら し や 魅 力 を 体 験・イ
ペ ー ジ﹃O P E N I N A B U﹄で も
苔鉢など地元のおいしいものや手作
整 体 治 療 な ど、様 々 な 内 容 を 参 加 者
メージするためのプログラムです。
ご覧いただけます。
日︵日︶・第3回8月8
何を大切にして生き
…
多世代交流
―
名程度 と豊田高専学生が二泊 三日の
日︵日︶には、舞台となる﹃きよみ旅館﹄の片
な取組が予定されており、今後が期待されます。
付けが行われました。きよみ旅館では、他にも様々
月
や地元住民との交流を進めていく、という内容。4
共同生活を実践しつつ、里山を用いた自然体験学習
市内の小学生
による山村振興 ―
﹂が旭地区にて始動します。事業
は、夏休みに 笹戸町の 空き旅館︵きよみ旅館︶で 、
つのかぞくがつくる、豊田のふるさと
れた豊田高専ドミタウン実行委員会による﹁もう一
ミライのフツー☆チャレンジコンテストに採択さ
豊田高専ドミタウン実行委員会
きよみ旅館片付け開始! クセッションが行われました。
行 わ れ、豊 森 実 行 委 員 長 の 澁 澤 寿 一 氏 を 交 え た ト ー
精力的に取り組まれている塩野米松氏を迎え講演が
き 書 き を 行 い、失 わ れ ゆ く 伝 統 文 化・技 術 の 記 録 に
切 徳 美 氏、全 国 各 地 を 旅 し て 聞
門家として活躍されている小田
るのか …
﹂に参加しました。
農山村の地域再生にかかわる専
のカタチ
塾 の 公 開 講 座﹁こ れ か ら の 社 会
4 月 5 日︵日︶、豊 森 な り わ い
豊森なりわい塾公開講座
﹃これからの社会のカタチ
ー何を大切にして生きるのかー﹄ ベント5月
23
ま つ りin 笹 戸 温 泉﹂が 行 わ れ ま
の方に体験していただきました。
今 回 は、第 1 回 に 予 定 し て い る 内
日︵土︶・PRイ
今 回 初 参 加 の ア フ リ カ ン パ ー カ ッ
容 を 体 験 し て も ら い、参 加 者 か ら の
︵土︶・第2回5月
シ ョ ン & ダ ン ス の グ ル ー プ﹃ジ ャ ラ
した。
意 見 を 反 映 し て、プ ロ グ ラ ム の 内 容
た。
﹁オ ー プ ン フ ァ ー ム﹂で は、第 2・
ビ イ カ ン﹄の ス テ ー ジ で は、来 場 者
地 元 や 市 内 は も と よ り、わ ざ わ ざ
3回で作付けや収穫体験をする予定
を高める為にプレ体験として行いま
名 古 屋 市 か ら 自 転 車 で 来 ら れ た 方、
の大野瀬梨野営農組合の圃場を見学
24
し た。好 天 に 恵 ま れ て 多 く の 方 に ご
来場頂き賑わいました。
出 店 ブ ー ス で は、五 平 餅、鮎 の 塩
焼き、ジビエ料理、手作りソーセージ、
田舎汁、つきたて餅、オーガニック
稲武
も踊りに加わり大変盛り上がりまし
このお祭りを一年楽しみに待ってい
で は、ト ヨ タ ケ 工 業 ㈱ の 工 場 で、作
し ま し た。﹁オ ー プ ン フ ァ ク ト リ ー﹂
に来場して頂きました。
業内容や工程を詳しく見学しました。
た 方、年 齢 層 も ほ ん と う に 幅 広 い 方
来 年 は 下 山 地 区 で の 開 催 で す。お
目指そうプロジェクト」についても書かれている。
﹁オープンハウス﹂では、空き家バン
父親の影響で、造園の仕事をしたくて
前職の住宅メーカーに就職しました。﹃優
れたデザインの庭を作れば、住む人が幸福
になる﹄と思っていたのですが、何千万円
もかけて設計を担当した個人宅の庭が、数
年で管理が行き届かなくなるのを目にし、
﹃住む人の心が豊かになることで、庭を造
り楽しむという営みが生まれるし、そうあ
るべきだ﹄と感じはじめ、前職をやり続け
ることに疑問を感じるようになりました。
センターでは、どんなことがやりた
いですか? 過密な森林を間伐したり、放置され
中山間地でセンターが
…
る空き家を減らして、子どもの声が聞こえ
る地域を守ったり
行っている取組みは、大きな枠組みでラン
ドスケープデザインをしているように思
え、庭造りと通じると感じています。結果
として日本の素晴らしい里山景観を守るこ
とにつながっていくのではないかと考えて
います。今までの経験を生かして、セン
ターで働いていけたらと思っています。 都会に長く住まわれていたので、都会
の人達の現状や、都会の人ならではの自然
※2『農的な生活がおもしろい ―年収 200 万円で豊かに暮らす !』:2014 年 10 月さくら舎より出版。2009 2012 年に旭地区で行われた「若者よ田舎を
楽しみに!
4月1日より、おいでん・さんそんセ
ンターで地域おこし協力隊︵
1︶として
※
働くことになった坂部友隆さん。スタッフ
の小黒さんにインタビューしてもらいまし
た。 センターに応募することになった経緯
を教えてください。 前職は、東京で住宅メーカーに勤務し
ていたのですが、転職したいという想いが
ありました。そんな折、今年の一月に本屋
で﹃農的な生活がおもしろい︵牧野篤・
2︶という本を見つけました。
※
めて豊田に中山間地があることを知り、興
豊田市出身なのですが、その本を読んで初
著︶﹄︵
A S A HI
への渇望感もよくご存知だと思います。ご
活躍を期待しています。
住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る総務省の取組。
このマークがついている記事はおいでん・さんそんセンターが関わっています。
I N A B U
まちなか
旭
M A C HIN A K A
A S A HI
旭
ありがとうございます。
15
味を持ちました。掲載されていた旭地区に
移住した戸田さんのことをインターネット
で検索したりしていて、豊田市が地域おこ
し協力隊を募集していることを知り、応募
しました。
どうして転職を希望していたのです
か? として委嘱。隊員は、およそ1∼3年、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、
大野瀬梨野営農組合の圃場を見学する参加者
in
tomotaka sakabe
22
19
おいでん・さんそんセンターの
ニューフェイス!
11
※1地域おこし協力隊:都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方自治体が「地域おこし協力隊員」
のステージ
坂部友隆 さん
参加者も踊りに加わり、大変な盛り上がりを見せたアフリカンダンス&パーカッション『ジャラビィカン』
地域おこし協力隊
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【4月号 2015.4.25発行】
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