Excel の「Web クエリー」を活用した環境情報の収集

Excel の「Web クエリー」を活用した環境情報の収集
Kojani 2010
大気汚染物質濃度や気象データなど、環境情報の収集が必要になることがありますが、
Excel の「Web クエリー」を利用すると、各公共機関が公開しているホームページからデ
ータをコピーし、利用することが容易になることがあります。
1 回だけデータを見たいのであればホームページを見に行くだけで十分ですが、1 週間程
度のデータを集める必要があるのでしたら、
「Web クエリー」を活用したほうが便利でしょ
う。
Web クエリーの利用方法については、マイクロソフトの「Web ページから外部データを
取得する」などに詳しい説明があります。
ここでは、参考として、東京都のホームページにある「大気汚染常時監視測定局の測定
結果」を Web クエリーで取得する方法を示します。
●データの取り込み
1. [データ]メニューから、[外部データの取り込み]→[Web クエリ]を選びます。
2.「新しい Web クエリ」画面が開き、アドレスに利用したい Web ページのアドレスと入
力し、「移動」ボタンをクリックします。
3.Web クエリで取込めるテーブルの左横には黄色い矢印が表示されるので、取り込むテ
ーブルの矢印をマウスでクリックし、「取込み」ボタンをクリックします。
4.
「データのインポート」ダイアログが開き、どこにデータを表示するか選択した後、
「OK」
ボタンをクリックします。
5.上で、指定したシートにデータが取り込まれます。
●データの更新間隔の指定
1.取得したデータ上で、マウスの右クリックで、「データ範囲プロパティ」メニューをク
リックします。
2.「データ範囲プロパティ」画面が開き、「定期的に更新する」にチェックを入れます。
また、「ファイルを開くときにデータを更新する」にもチェックを入れます。