[NSL]【ラックレス仕様】スレート葺屋根 構成図 A 部詳細図 A 部詳細図 B B

[NSL]【ラックレス仕様】スレート葺屋根
○ 構成図
B
NSL
A
A 部詳細図
④
①スレート金具
②金具固定用ビス 6x50
③高さ調整ブチル
④端部固定金具
⑤中間固定金具
②
①
⑤
B 部詳細図
※端部固定金具
a: 固定金具
b: ボルト M6
c: スライド金具
d: ナット M6
②
①
③
(NSL-1)
※中間固定金具
e: 固定金具
f:ナイロンワッシャー
g: ボルト M6
h: スペース金具
i: スライド金具
j: ナット M6
13
○ 部材表
・標準部材
部材・部品名
①
スレート金具
④
②
金具固定用ビス 6x50
端部固定金具
NSL
※モジュール厚によって金具が異なります。
⑤
③
中間固定金具
高さ調整ブチル
※モジュール厚によってボルト長さが異なります。
・オプション品
軒カバー
軒カバー用端面カバー
軒側に使用します。
軒カバー :1本
固定用ビス:2本
軒カバーの小口ふさぎに使用します。
端面カバー:1枚 固定用ビス:2本
縦ラック先端カバー
不陸調整プレートt2.0(20枚/セット)
屋根に不陸がある場合に使用します。
・スレート金具と(端部・中間)固定
金具の間:1箇所につき4枚まで
縦ラック・スレート金具の軒側に
使用します。
縦ラック先端カバー:1枚
固定用ビス :2本
※地上作業で取付けを行って下さい。
コーキング材(ゴムアス系)
(ラックレス仕様)野地固定墨出し金具
金具取付け時の防水処理に使用します。
現地調達できないときに、部材とあわ
せてご注文下さい。
(目安)
金具セット:5個/本程度
スレート金具の墨出しを簡易的に行う
ために使用します。
落下防止用金具セット ※縦置きを行う場合は必ず注文ください。
縦置きを行う場合に使用します。最も軒側のすべてのモジュール裏に金具の取付けてください。
モジュール1枚あたり金具2個必要となります。
落下防止金具:2個、 座金組込ボルトM8×25:2本、
ナットM8:2個、 ワッシャーM8:2枚
※地上作業で取付けを行って下さい。
※太陽電池モジュール裏面の固定穴がM8ボルトサイズ以下の場合は取付けられません。
14
(NSL-2)
≪ 共通設置条件 ≫
屋根の構造及び屋根材の条件を満たしているか下表よりご確認ください。
※条件から逸脱して設置した場合、 保証制度を受けられなくなります。
JIS A 5423( 住宅屋根用化粧スレート ) 規格品の平形屋根用
スレート、 または同等品のうち厚みが 4.5 ~ 6.5[ ㎜ ] のもの
屋根材
スリットなし
NSL
スリットあり
勾配
2.5 寸以上~ 10 寸以下
(横垂木・軽量
垂木 鉄骨下地を含む) 木造 幅 38[ ㎜ ]× 高さ 40[ ㎜ ] 以上、 ピッチ 606[ ㎜ ] 以下
下地材
アスファルトルーフィング相当以上の下地材であること。
(ルーフィング)
平坦で傷、 破れ、 劣化がないこと。
( 透湿、 高分子系、 杉皮、 油紙などは不可 )
野地板
地表面粗度区分
設置高さ
塩害に対して
※JAS(合板)規格品
木造合板 : 9[ ㎜ ] 以上
※JAS(構造用パネル)もしくは、
OSB : 9[ ㎜ ] 以上
JIS A 5908(パーティクルボード)規格品
パーティクルボード : 12[ ㎜ ](※日本ノボパン工業㈱製 GRIX のみ )
Ⅲ・Ⅳの地域
アレイ設置高さは 13[m] 以下
直接海水が飛散する場所への設置は行わないでください。
【太陽電池モジュールの固定について】
…スレート金具を示す。
固定
範囲
*
[㎜]
固定
範囲
*
*
[㎜]
*
[㎜]
*
[㎜]
*
太陽電池モジュール1枚をスレート金具4個で固定
してください。
※金具4個は必ずメーカー指定の固定範囲内で
固定を行ってください。
[㎜]
[㎜]
※太陽電池モジュール間の隙間、 固定範囲、 金具の墨出しピッチ、 屋根の設置
範囲等の条件はメーカー別資料を確認ください。
(NSL-3)
15
太陽電池モジュールのタイプ分けについて
長辺
Type: M
1,595[㎜]以下
Type:Lm
1,350[㎜]以下
Type: L
1,351~1,670[㎜]
短辺
厚み
単位重量
795~ 810[㎜]
970~1,000[㎜]
35~50[㎜]
130[N/㎡]以下
【算出方法】
重量[㎏]×9.8÷面積[㎡]
※該当するタイプを調べ、タイプごとの設置基準を守り架台の設置を行ってください
NSL
≪ Type M 設置基準 ≫
【積雪荷重に対する基準】 垂直積雪量 : 100[ ㎝ ] 未満 (99[ ㎝ ] 以下)
※多雪地域を除く(雪の平均単位荷重が積雪1㎝ごとに1㎡につき30Nの地域を除く)
※垂直積雪量は、 特定行政庁の建築基準法施行細則により定められている数値に従ってください。
【風圧荷重に対する基準】 設計用基準風速 : 42[m/s] 以下の地域
※設置場所の設計用基準風速を確認ください。
≪ Type Lm 設置基準 ≫
【積雪荷重に対する基準】 垂直積雪量 : 100[ ㎝ ] 未満 (99[ ㎝ ] 以下)
※多雪地域を除く(雪の平均単位荷重が積雪1㎝ごとに1㎡につき30Nの地域を除く)
※垂直積雪量は、 特定行政庁の建築基準法施行細則により定められている数値に従ってください。
【風圧荷重に対する基準】 設計用基準風速 : 42[m/s] 以下の地域
※設置場所の設計用基準風速を確認ください。
≪ Type L 設置基準 ≫
【積雪荷重に対する基準】 垂直積雪量 : 100[ ㎝ ] 未満 (99[ ㎝ ] 以下)
※多雪地域を除く(雪の平均単位荷重が積雪1㎝ごとに1㎡につき30Nの地域を除く)
※垂直積雪量は、 特定行政庁の建築基準法施行細則により定められている数値に従ってください。
【風圧荷重に対する基準】 設計用基準風速 : 38[m/s] 以下の地域
※設置場所の設計用基準風速を確認ください。
16
(NSL-4)
○ 施工の流れ
事前調査 ( 現場調査 )
※
1
2
注意事項(金具取付け位置について)
墨出し
(1)マーキング
<横置き>
NSL- 7 ~ 10
<縦置き>
NSL-18 ~ 22
(1)マーキング
(2)横墨出し
(2)横墨出し
(3)縦墨出し
(3)縦墨出し
(4)下穴位置マーキング
(4)下穴位置マーキング
金具の取付け
NSL-11 ~ 13
(1)下穴の穿孔
(2)下穴の防水処理
(2)下穴の防水処理
(3)金具の取付け
(3)金具の取付け
モジュールの設置
NSL
NSL-23 ~ 24
(1)下穴の穿孔
(4) 防水処理
(4) 防水処理
3
NSL-6
NSL-14 ~ 17
NSL-25 ~ 28
(1)固定金具の挿入
(1)端部固定金具の挿入
(軒側1段分)
(2)不陸調整
(3)モジュールの仮置き
(2)不陸調整
(4)モジュールの結線
(3)モジュールの仮置き
(5)中間固定金具の設置
(4)モジュールの結線
(6)アース線の取付け
(5)端部固定金具
(7)端部固定金具 ( 棟側 ) の設置
( 左けらば側 ) の設置
(6)固定金具の固定
(8)確認と増し締め
(7)2段目以降の設置
(8)アース線の取付け
(9)確認と増し締め
(NSL-5)
17
※ 注意事項(金具取付け位置について)
・金具を取付ける位置は、出来るだけスリットを避けて取付けてください。
・屋根材継ぎ目の上のフラット部(下図)には金具を取付けないで下さい。
△
NSL
×
△
×
×
△
×
△
×
△
×
△
×
※1枚下の屋根材が継ぎ目と
なるため取付け不可
・金具の下や周辺 50 ㎜以内にスリットや屋根材の継ぎ目がある場合は
ゴムアス系コーキング材を注入して防水処理を行ってください。
金具の下の場合
50 ㎜以内の場合
50 ㎜以内の場合
取付金具
取付金具
防水処理
注
18
防水処理
取付金具
防水処理
漏水の原因となるので必ず防水処理を行ってください。
(NSL-6)
<横置き>
※【オプション品】
墨出し金具を使用した墨出し方法は P.21(NSL-9) を
ご確認ください。
1 墨出し
(1)マーキング
配置図に従い屋根にモジュール位置と
固定範囲のマーキングを行います。
※固定範囲は、別紙「メーカー別資料」を
ご確認ください。
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
固定範囲
(2)横墨出し
〇
B
A
② … より○○㎜棟側に墨を打ちます。
〇
〇
③ … より○○㎜棟側に墨を打ちます。
C
B
〇
〇
C 以降は必要回数③の作業を繰り返します。
※ 〇
A〇
B〇
C
④ …横墨 より
90 ㎜軒側に
〇〇〇
〇
A
① …スレート段差より
20 ㎜軒側に基準墨を打ちます。
B ~ C
モジュール
短辺の長さ+21 ㎜
A ~ B
モジュール
短辺の長さ-16 ㎜
A'
B'
スレート段差
20
C'
墨を打ちます。
90
㎜
㎜
A
〇
屋根外周ライン
モジュール位置
〇
設置範囲
A'
〇〇
③
〇〇
③
〇〇
③
〇〇
②
〇〇
①
C
C'
④
C
C'
④
C
C'
④
B
B'
④
A
A'
④
(NSL-7)
19
NSL
<横置き>
(3)縦墨出し
〇
D
⑤ …(1)で出したマーキングを元にモジュール固定範囲内のスリット
や屋根材の継ぎ目を避けた位置に金具芯の墨を出します。
※注意 : 縦墨は必ずモジュールの固定範囲内に出してください。
〇
D'
D
⑥ … より左右にそれぞれ
33 ㎜の位置へ墨を出します。
〇
NSL
D 〇
D 〇
D 〇
D 〇
D 〇
D 〇
D 〇
D
〇
〇〇
D'
屋根外周ライン
設置範囲
〇〇
D'
D'
D'
〇〇
③
〇〇
③
〇〇
③
〇〇
②
〇〇
①
C
C'
④
C
C'
④
C
C'
④
B
B'
④
A
A'
④
モジュール位置
固定範囲
⑥⑤ ⑥
⑥⑤ ⑥
(4)下穴位置マーキング
〇〇〇
A' B' C' と縦墨 D' の交点にマーキングを行ってください。
A B C 〇
横墨 〇〇
〇
D〇
〇〇
D'
注
33 ㎜
スレート金具
D'
33 ㎜
ビス穴位置は、墨出しを行った
〇〇〇
A ( B〇
C)
〇
〇
D'
縦墨 の交点
4 箇所が金具の
〇
ビス穴位置となります。(右図)
90 ㎜
A' B' C'
A B C 〇
横墨 と
〇〇
〇( 〇〇)
A'
位置を間違えないように必ず
マーキングを行ってください。
マーキング
20
(NSL-8)
B'
C'
<横置き>
1 墨出し(墨出し金具使用)
(1)マーキング
配置図に従い屋根にモジュール位置と
固定範囲のマーキングを行います。
※固定範囲は、別紙「メーカー別資料」を
ご確認ください。
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
固定範囲
(2)横墨出し
〇
B
A
② … より○○㎜棟側に墨を打ちます。
〇
〇
C
B
③ … より○○㎜棟側に墨を打ちます。
〇
〇
C 以降は必要回数③の作業を繰り返します。
※ 〇
A
① …スレート段差より
20 ㎜軒側に基準墨を打ちます。
B ~ C
モジュール
短辺の長さ+21 ㎜
A ~ B
モジュール
短辺の長さ-16 ㎜
スレート段差
20
㎜
A
〇
屋根外周ライン
モジュール位置
設置範囲
〇
③
〇
③
〇
③
〇
②
〇
①
C
C
C
B
A
(NSL-9)
21
NSL
<横置き>
(3)縦墨出し
〇
D
④ …(1)で出したマーキングを元にモジュール固定範囲内のスリット
や屋根材の継ぎ目を避けた位置に金具芯の墨を出します。
※注意 : 縦墨は必ずモジュールの固定範囲内に出してください。
〇 〇〇 〇〇 〇〇〇
D
D
D
D
D
D
D
D
屋根外周ライン
設置範囲
NSL
〇
③
〇
③
〇
③
〇
②
〇
①
C
C
C
B
A
モジュール位置
固定範囲
④
④
④
④
④
④
④
④
(4)下穴位置マーキング
D
〇
スレート金具
〇
D
⑤墨出し金具中心のV溝を縦墨 に
合わせ金具にあいたビス穴2箇所の
A ( B〇
C)
〇
〇
A〇
B〇
C が見えるように
中心に横墨 〇
穴中心に
横墨がある事
マーキング
配置し、金具のビス穴位置にマーキン
グを行います。
⑥すべての交点で同様の作業を行いビス
穴位置をマーキングします。
金具中心のV溝と
縦墨を合わせる
22
(NSL-10)
<横置き>
2 金具の取付け
Aタイプ (段差のない部分に取付ける場合) Bタイプ (段差部分に取付ける場合)
NSL
(1)下穴の穿孔
①マーキングにφ6.5 のドリルで
スレートのみに下穴をあけます。
固定用ビスが効かなくなる
注
のでドリルストッパー等を
使用して屋根材のみに穴加
工を施してください。
②下穴の切り粉を掃除機などで取り除きます。
切り粉が残っていると十分に下穴の防水処理が出来ないので必ず
注
取り除いてください。
(2)下穴の防水処理
コーキング材
①下穴にゴムアス系コーキング材を
注入します。
※コーキング材の目安は金具 5 個 / 本
必要本数ご準備ください。
注入量が少ないと漏水の原因
コーキング材ノズル
スレート
注
となるので十分に注入を行っ
てください。
野地板
【※コーキング材の注入方法について】
①ノズルを奥まで差込み一握り ⇒ ②差込んだ半部ほど持ち上げ一握り
※図のように隙間に十分コーキング材を注入してください。
(NSL-11)
23
<横置き>
(※オプション品)縦ラック先端カバーの取付け
金具に先端カバーを合わせ、ビス2本
で固定します。
地上作業で取付けを行って
注 ください。
(3) 金具の取付け
NSL
Aタイプ
①金具の剥離紙をきれいに剥がします。
②電動ドライバーに六角ソケット
( 対辺 10 ㎜ ) を取付け、固定用ビス
剥離紙
4本で固定します。
金具の向きに
注 注意し固定して
ください。
軒側
Bタイプ
高さ調整ブチル
①表・裏共に剥離紙を剥がし、高さ調整
ブチルをスレート段差部分に貼付け
ます。
スレート段差部
余った部分はカットしないで
下さい。
注
ブチルを踏まないように注意
して施工してください。
②金具の剥離紙をきれいに剥がします。
③電動ドライバーに六角ソケット
( 対辺 10 ㎜ ) を取付け、固定用ビス
4本で固定します。
固定用ビスの破断トルクは約 25[N・m] です。
注
締めすぎるとパッキンが切れ防水性能が低下する
ことがあります。締めすぎないようお願いします。
24
(NSL-12)
つぶれる程度
<横置き>
(4) 防水処理
Aタイプ
NSL
金具の 部分3辺とビス頭・ビス
まわりをゴムアス系コーキング材で
防水処理し、ヘラを使用し整えます。
注
Bタイプの場合、高さ調整
ブチルの側面までコーキン
グ処理を行ってください。
Bタイプ
(NSL-13)
25
<横置き>
3 モジュールの設置
(1)端部固定金具の挿入
端部固定金具を棟側から挿入
します。
NSL
(2)不陸調整
水糸
端部固定金具後側で金具の天端に
水糸を張り不陸を確認します。
水糸を使用し、
不陸を確認します。
不陸がある場合に使用します。
軒側で使用する場合のみ切欠きが
短い方から差込みます。
(不陸がある場合)
不陸調整プレートを端部固定金具と
スレート金具の間に差込みます。
注
不陸調整プレートは、1 箇所
に4枚までとしてください。
注
不陸がある場合、必ず不陸
調整を行ってください。
(3)モジュールの仮置き
モジュールを端部固定金具に差込み
仮置きします。
注
隙間○○mm
太陽電池モジュール間の
隙間は○㎜あけてください。
※別紙「メーカー別資料」参照
26
(NSL-14)
<横置き>
(4)モジュールの結線
①太陽電池モジュール同士のケーブル
銅ビニル
バインド線
コネクタを接続します。
注
ケーブルコネクタが接続出
来ているか必ず確認する。
NSL
②接続したケーブルはモジュール裏で銅ビニルバインド線 ( 現地調達部材 )
などを使用し、ケーブルが屋根材に接触しないように納めます。
※1
※1 メーカー様で指定がある場合は、指定部材にて施工してください。
③以降、モジュール設置1段ずつ結線していきます。
④結線後に、モジュール間の隙間を確認し位置調整を行ってください。
(5)中間固定金具の設置
不陸がある場合に
使用します。
中間固定金具を金具に通します。
スペース金具
①不陸がない場合
スペース金具がモジュール下に入る
ように設置します。
注
スペース金具がフレーム下に入っていない場合、上下間の導通が
取れないため、必ず確認してください。
②不陸がある場合
スぺース金具の下に棟側から不陸
スペース金具 ( 上 )
調整プレートを入れて不陸を調整
します。
不陸調整プレート ( 下 )
注
(NSL-15)
不陸調整プレートは、1 箇所
に4枚までとしてください。
27
<横置き>
(6)アース線の取付け
アース線
NSL
注
太陽電池モジュールの縦 (段) 方向は
スペース金具で導通を取れますが、 横
(列) 方向は導通が取れないため太陽
電池モジュールのアース穴を使いアー
ス線で繋いでアースを取ります。
C種またはD種接地工事が必要なため有資格者が行ってください。
アース線が屋根材に接触しないようにしてください。
【配線瓦 スレート型】の紹介
配線瓦を使用することで屋根上の配線や
配管がなくスッキリとした屋根の仕上がり
になります。
購入を希望される場合は弊社までお問い
合わせください。
(7)端部固定金具 ( 棟側 ) の設置
①端部固定金具を通します。
(不陸がある場合)
端部固定金具の下に棟側から不陸調整
プレートを入れて不陸を調整します。
注
不陸調整プレートは、1 箇所
に4枚までとしてください。
注
不陸がある場合、必ず不陸
調整を行ってください。
②電動ドライバーに六角ソケット ( 対辺 10 ㎜ ) を取付け、ボルトを締め
込みます。
※トルク管理のできるドライバーで締付トルクは約 2.0[N・m]
28
(NSL-16)
<横置き>
(8)確認と増し締め
全ての作業が終了したら再度金具がしっかりと固定されていることを
確認し、六角ボックスレンチで 60°~ 90°増し締めを行います。
注
締め忘れがあると太陽電池モジュールが外れる恐れがあります。
再確認を兼ねて必ず増し締めを行ってください。
NSL
※以降、カバー等の取付けは [OP] オプション品を参照してください。
(NSL-17)
29
<縦置き>
○ 構成図 <縦置き>
※レイアウトは矩形配置のみとなります。
NSL
○落下防止金具の取付
注
地上作業で取付けを行ってください。
モジュール裏の固定穴に M8 ボルトが入らない場合取付けできません。
①モジュール裏面のフレームに開い
ている固定穴に裏側からボルトを
通します。
②ボルトに落下防止金具を通し
付属のナットで固定します。
※トルク管理のできるドライバー
(締付トルク : 約 2.7 ~ 3.0[N・m])
で締付け後、六角ボックスレンチで
60°~ 90°増し締めしてください。
※軒側1段目の太陽電池モジュールの
固定穴2箇所に落下防止金具を
取付けます。
注
30
落下防止金具は軒側1段目の作業中にモジュールが落下することを
防ぐため取付けます。2段目以降のモジュールには必要ありません。
(NSL-18)
<縦置き>
1 墨出し
(1)マーキング
※【オプション品】
墨出し金具を使用した墨出し方法は P.33(NSL-21) を
ご確認ください。
配置図に従い屋根にモジュール位置と
固定範囲のマーキングを行います。
※固定範囲は、別紙「メーカー別資料」を
ご確認ください。
固定範囲
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
(2)横墨出し
〇
D
① …マーキングを元にモジュール固定範囲内の段差部を避けた
フラット部にスレート段差より 20 ㎜軒側にを打ちます。
※注意 : 横墨は必ずモジュールの固定範囲内に出してください。
スレート段差
〇
D'
D
② … より
66 ㎜軒側に墨を打ちます。
〇
20
66
㎜
㎜
D
〇
〇
①
〇〇
D
〇
〇
①
〇〇
①
D
〇
〇
D'
D'
②
D
D'
②
①
D'
②
D
D'
②
固定範囲
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
(NSL-19)
31
NSL
<縦置き>
(2)縦墨出し
〇
B
A
④ … より○○㎜左側に墨を打ちます。
〇
〇
⑤ … より○○㎜左側に墨を打ちます。
C
B
〇
〇
C 以降は必要回数⑤の作業を繰り返します。
※ 〇
A〇
B〇
C
⑥ …縦墨 より
90 ㎜左側に墨を打ちます。
〇〇〇
〇
A
③ …(1)で出したマーキングを元に右けらば側に墨を打ちます。
NSL
A'
B'
A ~ B
B ~ C
モジュール
短辺の長さ-16 ㎜
モジュール
短辺の長さ+21 ㎜
C'
C
〇
〇
C'
C
〇
C
〇
〇
〇
C'
C'
B
〇
〇
B'
A 屋根外周ライン
〇
設置範囲
〇
A'
モジュール位置
〇〇
①
〇〇
D
〇
〇
①
〇〇
①
D
D'
②
D
D'
②
①
D'
②
D
D'
②
固定範囲
(4)下穴位置マーキング
⑤
⑥
〇〇〇
〇
⑤
⑥
④
⑥
③
⑥
A' B' C' と横墨 D'
D の交点にマーキングを行ってください。
A B C 〇
縦墨 〇〇
〇
注
ビス穴位置は、墨出しを行った
〇〇〇
横墨 の交点
4 箇所が金具の
D 〇
〇
66 ㎜
A' B' C'
A B C 〇
縦墨 と
〇〇
〇
D'
D'
ビス穴位置となります。(右図)
マーキング
スレート金具
位置を間違えないように必ず
90 ㎜
マーキングを行ってください。
A ( B〇
C)
〇( 〇〇) 〇
〇
A'
32
D
〇
(NSL-20)
B'
C'
<縦置き>
1 墨出し(墨出し金具使用)
(1)マーキング
配置図に従い屋根にモジュール位置と
固定範囲のマーキングを行います。
※固定範囲は、別紙「メーカー別資料」を
ご確認ください。
固定範囲
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
(2)横墨出し
〇
D
① …マーキングを元にモジュール固定範囲内の段差部を避けた
フラット部にスレート段差より 50 ㎜軒側にを打ちます。
※注意 : 横墨は必ずモジュールの固定範囲内に出してください。
スレート段差
50
D
〇
①
〇
D
〇
①
〇
①
D
㎜
D
〇
①
D
固定範囲
モジュール位置
設置範囲
屋根外周ライン
(NSL-21)
33
NSL
<縦置き>
(2)縦墨出し
〇
B
A
③ … より○○㎜左側に墨を打ちます。
〇
〇
④ … より○○㎜左側に墨を打ちます。
C
B
〇
〇
C 以降は必要回数④の作業を繰り返します。
※ 〇
屋根外周ライン
C
C
C
B
A 設置範囲
〇
〇
〇
〇
〇
A
② …(1)で出したマーキングを元に右けらば側に墨を打ちます。
NSL
A ~ B
B ~ C
モジュール
短辺の長さ-16 ㎜
モジュール
短辺の長さ+21 ㎜
モジュール位置
〇
①
〇
D
〇
①
〇
①
D
D
①
D
固定範囲
④
④
③
②
(4)下穴位置マーキング
〇
50 ㎜
D
⑤墨出し金具中心のV溝を横墨 に
合わせ金具にあいたビス穴2箇所の
D
〇
〇〇〇
A B C が見えるように
中心に縦墨 金具中心のV溝と 配置し、金具のビス穴位置にマーキン
横墨を合わせる
グを行います。
マーキング
スレート金具
穴中心に
縦墨がある事
〇〇)
〇( A
34
B C
⑥すべての交点で同様の作業を行いビス
穴位置をマーキングします。
(NSL-22)
<縦置き>
2 金具の取付け
(1)下穴の穿孔
①マーキングにφ6.5 のドリルで
スレートのみに下穴をあけます。
固定用ビスが効かなくなる
注
のでドリルストッパー等を
NSL
使用して屋根材のみに穴加
工を施してください。
②下穴の切り粉を掃除機などで取り除きます。
切り粉が残っていると十分に下穴の防水処理が出来ないので必ず
注
取り除いてください。
(2)下穴の防水処理
コーキング材
①下穴にゴムアス系コーキング材を
注入します。
※コーキング材の目安は金具 5 個 / 本
必要本数ご準備ください。
コーキング材ノズル
スレート
注入量が少ないと漏水の原因
注
となるので十分に注入を行っ
てください。
野地板
【※コーキング材の注入方法について】
①ノズルを奥まで差込み一握り ⇒ ②差込んだ半部ほど持ち上げ一握り
※図のように隙間に十分コーキング材を注入してください。
(NSL-23)
35
<縦置き>
(※オプション品)縦ラック先端カバーの取付け
金具に先端カバーを合わせ、ビス2本
で固定します。
地上作業で取付けを行って
注 ください。
NSL
(3) 金具の取付け
①金具の剥離紙をきれいに剥がします。
②電動ドライバーに六角ソケット
剥離紙
( 対辺 10 ㎜ ) を取付け、固定用ビス
4本で固定します。
金具の向きに
注 注意し固定して
ください。
右けらば側
固定用ビスの破断トルクは約 25[N・m] です。
注
締めすぎるとパッキンが切れ防水性能が低下する
つぶれる程度
ことがあります。締めすぎないようお願いします。
(4) 防水処理
金具の 部分3辺とビス頭・ビス
まわりをゴムアス系コーキング材で
防水処理し、ヘラを使用し整えます。
36
(NSL-24)
<縦置き>
3 モジュールの設置
(1)固定金具の挿入(軒側1段分)
中間
軒側1段目のモジュールを固定する
のに必要な固定金具を挿入してくだ
けらば
さい。(金具2段分)
NSL
・けらば :端部固定金具
・中間 :中間固定金具
(2)不陸調整
挿入した端部固定金具を 90 度回し
金具の天端に水糸を張り不陸を
確認します。
水糸
注
水糸を使用し、
不陸を確認します。
必ず1段目以降の金具でも
不陸調整を行ってください。
・端部固定金具で使用する場合
切欠きが短い方から差込みます。
(不陸がある場合)
不陸調整プレートを差込みます。
端部:固定金具とスレート金具の間
中間:スぺース金具とスレート金具の間
・中間固定金具で使用する場合
切欠きが長い方から差込みます。
スペース金具 ( 上 )
不陸調整プレート ( 下 )
注
不陸がある場合、必ず不陸調整を行ってください。
不陸調整プレートは、1 箇所に4枚までとしてください。
(NSL-25)
37
<縦置き>
(3)モジュールの仮置き
⑧
⑦
⑥
⑤
太陽電池モジュールの設置する順番は
左図のように軒側から1段ずつ配置し
てください。
NSL
④
③
②
①
①金具にモジュールを載せます。
金具に引っ掛かるまで
滑らす
②落下防止金具が金具に引っ掛かって
いる事を確認します。
③右けらば側はモジュールを端部固定
金具に差込み仮置きします。
④中間はスぺース金具がモジュール
スペース金具
下に入るように設置します。
スペース金具 ( 上 )
38
(NSL-26)
<縦置き>
(4)モジュールの結線
銅ビニル
バインド線
①太陽電池モジュール同士のケーブ
ルコネクタを接続します。
注
NSL
ケーブルコネクタが接続出
来ているか必ず確認する。
②接続したケーブルはモジュール裏で銅ビニルバインド線 ( 現地調達部材 )
などを使用し、ケーブルが屋根材に接触しないように納めます。
※1
※1 メーカー様で指定がある場合は、指定部材にて施工してください。
③以降、モジュール設置1段ずつ結線していきます。
④結線後に、モジュール間の隙間を確認し位置調整を行ってください。
(5)端部固定金具 ( 左けらば側 ) の設置
左けらば側はモジュールを端部固定
金具で押さえます。
(6)固定金具の固定
トルク管理のできる電動ドライバーに六角ソケット ( 対辺 10 ㎜ ) を取付け、
締付トルク約 2.0[N・m] でボルトを締め込みます。
(7)2段目以降の設置
(1)~(5)同様に1段ずつモジュールを設置します。
(3)の落下防止金具の引っ掛けは
軒側1段目だけなので2段目以降は、
メーカー指定のモジュール間の隙間を
隙間○○mm
あけてモジュールを配置します。
(NSL-27)
39
<縦置き>
(8)アース線の取付け
太陽電池モジュールの横 (列) 方向は
スペース金具で導通を取れますが、 縦
(段) 方向は導通が取れないため太陽
NSL
電池モジュールのアース穴を使いアー
ス線で繋いでアースを取ります。
アース線
注
C種またはD種接地工事が必要なため有資格者が行ってください。
アース線が屋根材に接触しないようにしてください。
(9)確認と増し締め
全ての作業が終了したら再度金具がしっかりと固定されていることを
確認し、六角ボックスレンチで 60°~ 90°増し締めを行います。
注
締め忘れがあると太陽電池モジュールが外れる恐れがあります。
再確認を兼ねて必ず増し締めを行ってください。
【配線瓦 スレート型】の紹介
配線瓦を使用することで屋根上の配線や
配管がなくスッキリとした屋根の仕上がり
になります。
購入を希望される場合は弊社までお問い
合わせください。
40
(NSL-28)