看護学科 - 北海道文教大学

科目名
科目担当代表教員
ページ数
心理学概論
佐藤 信雄
・・・・・・・・
1
文章表現
矢部 玲子
・・・・・・・・
2
総合教養講座
佐藤 登代子
・・・・・・・・
3
人間と住居
鎌田 清子
・・・・・・・・
4
食生活論
荒井 三津子
・・・・・・・・
5
現代社会と福祉
鎌田 清子
・・・・・・・・
6
現代社会とキャリアプラン
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
7
日本国憲法
山田 哲
・・・・・・・・
8
生命科学
荒井 三津子
・・・・・・・・
9
物理学
松岡 審爾
・・・・・・・・
10
基礎化学
斎藤 信一
・・・・・・・・
11
情報処理Ⅰ
宮腰 政明
・・・・・・・・
12
情報処理Ⅱ
宮腰 政明
・・・・・・・・
13
統計の基礎
小田 史郎
・・・・・・・・
14
中国語I
井上 裕子
・・・・・・・・
15
中国語II
井上 裕子
・・・・・・・・
16
ロシア語I
鈴木 明美
・・・・・・・・
17
ロシア語II
鈴木 明美
・・・・・・・・
18
英語I
高橋 保夫
・・・・・・・・
19
英語Ⅱ
アンマリーミラー望月・Patrick Hall
・・・・・・・・
20
英語III
川内 裕子
・・・・・・・・
21
生涯スポーツI
平岡 英樹
・・・・・・・・
22
生涯スポーツII
平岡 英樹
・・・・・・・・
23
解剖学I
木村 浩一
・・・・・・・・
24
解剖学II
木村 浩一
・・・・・・・・
25
生理学I
木村 浩一
・・・・・・・・
26
生理学II
木村 浩一
・・・・・・・・
27
臨床栄養学
西尾 久美子
・・・・・・・・
28
免疫学
續 佳代
・・・・・・・・
29
食事療法
西尾 久美子
・・・・・・・・
30
臨床心理学
佐藤 信雄
・・・・・・・・
31
病理学
池田 仁
・・・・・・・・
32
病態・治療学I
片岡 亮
・・・・・・・・
33
病態・治療学II
松本 真希
・・・・・・・・
34
病態・治療学III
松本 真希
・・・・・・・・
35
薬理学
續 佳代
・・・・・・・・
36
臨床薬理学
續 佳代
・・・・・・・・
37
臨床検査概論
合田 悟
・・・・・・・・
38
科目名
授業代表教員氏名
ページ数
カウンセリング技法
池田 官司
・・・・・・・・
39
保健・医療概論
續 佳代
・・・・・・・・
40
社会保障・福祉論
美馬 正和
・・・・・・・・
41
関係法規
橋場 典子
・・・・・・・・
42
生涯発達論
岩坂 信子
・・・・・・・・
43
健康医療システム
木村 眞子
・・・・・・・・
44
公衆衛生看護学概論
白井 英子
・・・・・・・・
45
保健医療福祉行政論
合田 悟
・・・・・・・・
46
チーム医療概論
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
47
医療英語
David Flenner
・・・・・・・・
48
看護学概論
木村 眞子
・・・・・・・・
49
コミュニケーション論I
木村 眞子
・・・・・・・・
50
コミュニケーション論II
佐藤 登代子
・・・・・・・・
51
看護ヘルスアセスメント
木村 眞子
・・・・・・・・
52
基礎看護技術I
中山 貴美子
・・・・・・・・
53
基礎看護技術II-1
中山 貴美子
・・・・・・・・
54
基礎看護技術II-2
中山 貴美子
・・・・・・・・
55
基礎看護技術III-1
木口 幸子
・・・・・・・・
56
基礎看護技術III-2
木口 幸子
・・・・・・・・
57
基礎看護技術IV
木口 幸子
・・・・・・・・
58
看護過程論
木村 眞子
・・・・・・・・
59
看護倫理
中山 貴美子
・・・・・・・・
60
看護教育学
木口 幸子
・・・・・・・・
61
看護診断学
木村 眞子
・・・・・・・・
62
看護理論
木村 眞子
・・・・・・・・
63
成人看護学概論
岩坂 信子
・・・・・・・・
64
成人看護学援助論I
佐々木 妙子
・・・・・・・・
65
成人看護学援助論Ⅱ
尾形 裕子
・・・・・・・・
66
成人看護学援助論III
尾形 裕子
・・・・・・・・
67
成人看護学援助論IV
佐々木 妙子
・・・・・・・・
68
成人看護学援助論V
尾形 裕子
・・・・・・・・
69
緩和ケア
岩坂 信子
・・・・・・・・
70
老年看護学概論I
高岡 哲子
・・・・・・・・
71
老年看護学概論II
高岡 哲子
・・・・・・・・
72
老年看護学援助論I
高岡 哲子
・・・・・・・・
73
老年看護学援助論II
高岡 哲子
・・・・・・・・
74
小児看護学概論
松浦 和代
・・・・・・・・
75
小児看護学援助論I
岩佐 有子
・・・・・・・・
76
科目名
授業代表教員氏名
ページ数
小児看護学援助論II
岩佐 有子
・・・・・・・・
77
小児看護学健康障害論
大久保 岩男
・・・・・・・・
78
母性看護学概論
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
79
周産期健康障害論
津村 宣彦
・・・・・・・・
80
母性看護学援助論I
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
81
母性看護学援助論II
多賀 昌江
・・・・・・・・
82
母性看護学援助論III
多賀 昌江
・・・・・・・・
83
精神看護学概論
佐藤 登代子
・・・・・・・・
84
精神看護学健康障害論
池田 官司
・・・・・・・・
85
精神看護学援助論I
佐藤 登代子
・・・・・・・・
86
精神看護学援助論II
井上 仁美
・・・・・・・・
87
在宅看護概論
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
88
在宅看護・介護システム論
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
89
在宅看護援助論I
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
90
在宅看護援助論Ⅱ
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
91
家族看護学
未定
・・・・・・・・
92
看護研究I
井上 仁美
・・・・・・・・
93
看護研究II
佐藤 登代子
・・・・・・・・
94
看護学総合講座I
松本 真希
・・・・・・・・
95
看護学総合講座II
松本 真希
・・・・・・・・
96
看護学総合講座III
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
97
看護学総合講座IV
井上 仁美
・・・・・・・・
98
看護マネジメント論
木村 眞子
・・・・・・・・
99
国際看護学
真貝 慶子
・・・・・・・・
100
災害看護学
松本 真希
・・・・・・・・
101
基礎看護学実習I
木村 眞子
・・・・・・・・
102
基礎看護学実習II
木村 眞子
・・・・・・・・
103
成人看護学実習I
岩坂 信子
・・・・・・・・
104
成人看護学実習II
岩坂 信子
・・・・・・・・
105
老年看護学実習
高岡 哲子
・・・・・・・・
106
小児看護学実習
岩佐 有子
・・・・・・・・
107
母性看護学実習
小塀 ゆかり
・・・・・・・・
108
精神看護学実習
佐藤 登代子
・・・・・・・・
109
在宅看護論実習
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
110
継続統合看護学実習
岩坂 信子
・・・・・・・・
111
クリティカルケア
木村 眞子
・・・・・・・・
112
在宅看護演習
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
113
地域看護技術論
未定
・・・・・・・・
114
科目名
授業代表教員氏名
ページ数
地域組織活動論
未定
・・・・・・・・
115
小児保健学
岩佐 有子
・・・・・・・・
116
産業保健学
長多 好恵
・・・・・・・・
117
地域看護学実習I
未定
・・・・・・・・
118
地域看護学実習II
唐澤 千登勢
・・・・・・・・
119
老年看護学実習I
高岡 哲子
・・・・・・・・
120
老年看護学実習II
高岡 哲子
・・・・・・・・
121
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
103940AA
教員氏名
授業の概要
2015/5/1
単位
2.0
心理学概論
配当年次
1
開講期
前期
佐藤 信雄
人格論に焦点を合わせながら現代心理学の概観を試みます。まず学習、動機づけ、知覚等の心理学的概念を用いて人格の形成過程を説明
します。また「しつけ」が個人差としての人格形成に関わるだけでなく、モーダル・パーソナリティの発生が「育児行動」の文化的類型
に基づくことを確認します。さらに摂食障害、薬物依存、多重人格等、広く人格障害に関与する異常行動の病理に言及し、いわゆる精神
保健についての必要な情報を提供します。履修者は、心理学を通して、人間が、外側からは知ることのできない人間のこころの内側とそ
のしくみをどのように解き明かしてきたのかを知ると同時に、その方法を自分自身にも適用し、自分を客観的に見つめ、いまの自分がど
のように形成されてきたのか、また、いまの自分をどのように変えていくことができるのかといった問題に答えることができるようにな
ります。
1.心理学の基礎的理論について、理解を深めます。
2.自己理解を促進します。
3.自己理解を通して、他者に対する理解を深めます。
到達目標
授業計画
1
オリエンテーション――心理学を取り巻く社会状況
高度情報社会における心理学の役割と展開について、自己をキーワードに幅広い文脈から考えます。第1回のオリエンテーションでは、
「人間関係」を一つの事例として、心の問題を関係のネットワークという観点から検討していきます。その検討を通して、関係性の中の
心のあり方を考えていきたいと思います。
(予習)心理学と社会状況 (復習)関係性の中の心のあり方
2
心理学の歴史(1) ――心理学前史―― 近代心理学誕生のまでの歴史的変遷を概観する。心理学成立の背景について、哲学におけ
る思弁的な考察からルネッサンス以降の近世哲学の出現を経て、自然科学の実証精神の下で経験哲学の中で成長してきた連合心理学を母
体として、科学としての心理学が独立するプロセスを学びます。(予習)科学的心理学の成立 (復習)心理学前史の
理解
3
心理学の歴史(2) ――近代心理学―― ヴントが心理学実験室を創設した1879年が心理学が独立した年である。20世紀にヴントの実
験心理学を批判的に継承するが精神分析学・ゲシュタルト心理学・行動主義派が生まれた。三つの学派を概観し、その後の現代心理学の
展開を明らかにします。(予習) 心理学の独立から現代心理学までの流れ (復習)精神分析学・ゲシュタルト心理学・行動主義の
理解
4
心の進化 動物やこどもという心の働きが成人に比べれば未発達な状態の存在を通して、心の成り立ちを考えます。私たちは、人間と
動物をわけて考えることに慣れてしまっているが、人間もまた生物の一員であり、他の生物と同じように適応問題を解決しながら生きて
います。私たちの心的活動の多くは、適応という観点からより良く理解できます。・(予習)心の成り立ち (復習)心の進化と
適応を考える。
5
6
心の発達(1) 赤ちゃんは何を感じ、何を思っていたのでしょうか。心はどのとうに芽生え、どのようなプロセスをたどって発達して
いくのでしょうか。その疑問に答えようとする分野が発達心理学です。ここでは、特に乳幼児期から幼児期までの心の発達を考えます。
(予習)乳幼児期から幼児期までの心の発達 (復習)幼い頃の心の発達のプロセスを理解する。
心の発達(2) 養育者との間に形成される「愛着」行動を通して、未熟な状態で生まれてくる赤ちゃんが身近な人々からの保護を引き
出すことは重要である。ストレンジ・シチュエーションの実験手続きから、愛着パターンを探っていく。そして、他者の発する情報を利
用する社会的的参照行動が現れ、さらに言語の獲得へと発達していくのである。(予習)赤ちゃんの愛着行動 (復習)赤ちゃ
んの能力
7
ライフサイクルと青年期 青年期の課題は、アイデンティティ(自我同一性)の確率です。青年期は「自分がいったい何者であるかわ
からない」といった不安定な状態にあります。一部の青年は、否定的同一性の選択としての非行に走る場合もあります。自分を見つめる
時期である青年期を中心に生涯発達を考えます。(予習)アイデンティティの確率 (復習)青年期の理解
8
性格(1) 性格には類似性があり、いくつかのタイプに分けることができます。このことを、「性格の類型論」と呼びます。また、多
くの視点から人をとらえる「性格の特性論」の考え方もあります。現在では、因子分析という数学的な手法を用いた「性格の因子論」が
代表的なものです。性格論の変遷を通して、「性格とは何か」を考えます。(予習)性格とは何か (復習)性格の諸理論
9
性格(2) ――性格検査――心理検査の中で重要な部分を占める性格検査もについて各種の検査を取り上げ、それぞれの特徴と、そ
の検査でわかりこと、わからないことについて検討します。現時点における自分の性格を考えます。(予習)自己の性格の分析 (復
習)各種の性格検査についての整理
10
性格(3) ――事例研究(多重人格)―― 「多重人格」の事例研究を通して、その原因を考えます。また、関連する議論として、ア
メリカの「記憶回復療法」についても言及します。多重人格を幅広い文脈の中で、批判的な議論を踏まえて検討します。(予習)多重人
格の原因 (復習)多重人格
11
知能 知能といえば、「頭のよしあし」「聡明さ」「頭の回転お速さ」などのことを指しますが、その内容をきちんと説明することは
難しいことです。知能の定義は、知能をあつかう心理学者の数だけあるといわれるほど困難です。誤解を生じることが多い知能の概念
を、わかりやすく解説します。(予習)知能指数とは何か (復習)知能の概念
12
感覚・知覚 私たちは、自分を取りまく世界について、「目で見る」「耳で聞く」「手で触る」などを手がかりとしてとして認識して
います。このときの体験を、「感覚」と呼んでいます。また、感覚を通して入ってきた情報を処理して、意味をもつものとして認識する
働きを「知覚」といいます。感覚と知覚の驚きの世界を探求しましょう。(予習)感覚の性質と知覚のしくみ (復習)感覚と知覚の世
界
13
記憶 記憶には、符号化、貯蔵、検索という三つの過程が含まれています。忘却の原因としては、符号化の欠如、貯蔵における情報の
崩壊と干渉、検索の失敗などが考えられます。ここでは、様々な記憶の事例などを交えて、複雑な記憶のメカニズムを、感覚記憶・短期
記憶・長期記憶を通して考えてみましょう。(予習)記憶のしくみ (復習)記憶のプロセスと構造
14
学習 学習とは経験を通じて行動に持続的な変化が生じる現象を指します。何か経験したことでそれ以前とは違う行動パターンが形成
されるようになることが学習です。特に、古典的条件づけやオペラント条件づけなど興味深い男実験結果を紹介しながら、学習と何かに
迫っていきたいと思います。(予習)学習のメカニズム (復習)古典的条件づけやオペラント条件づけ
15
まとめ ――課題の作成――15回の授業のまとめとして、人格論に焦点に人間のこころのしくみを考えます。最後の授業では、日
常の心理学ではなく科学的な学問としての心理学への理解を再確認します。なお、学生には課題を課し、授業への取り組みと理解度を確
認します。(予習)自己理解から他者理解へ(詳細は別途指示) (復習)心理学の諸概念
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
15回の授業内容に記載してあります
割合(%)
40
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
学習目標への到達度
各回の授業終了時の小レポート、および予習・復讐レポートの内容、授業参加度。
参加度・出席態度等)
その他
20
小テストまたは提出課題の成績
『はじめて出会う心理学』、長谷川寿一等著、有斐閣
教科書
『心理学(第4版)』、鹿取・杉本・鳥居(編)、東京大学出版会
参考文献
履修条件
留意事項等
授業途中に無断退室した者の単位認定は行いません。その他の注事項は、初回の授業で行います。
-1-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10879091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
文章表現
配当年次
1
開講期
前期
矢部 玲子
本講義ではさまざまな形で「書くこと」を経験し、文章表現能力の基礎を身につけることを目的とする.
実作と添削および相互批評を組み合わせた実作学習を重視する.
授業の概要
1.書く講義の目標とする文章表現技術を、実際の文章作成経験によって習得する.
2.書くことへの積極的な態度を養う.
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
心を伝える為に書く
手紙文の形式を通して心情を伝える書式を体験する.
用件を伝えるために書く
ビジネス文書の形式に接することを通して用件を伝える書式を体験する.
読むことと書くことの関係
要約・疑問・批判の3段落の文章作成による読解の客観化.
日本語表記の決まり(1)
原稿用紙を用いた意見文視写を通して表記法の要点を知る.
日本語表記の決まり(2)
新聞投書欄の文章作成を通して客観的な視点で事実を書くことを知る.
見ることと書くことの関係
身近な事件に関するメモをもとに報道文を書くことを通して客観的な視点で文章を書くことに慣れる.
続・見ることと書くことの関係
身近な対象に関する観察メモをもとに観察文を書くことを通して,客観的な視点で文章を書くことに習熟する.
聞くことと書くことの関係
履修者同士のインタビューと紹介文の作成を通して聞き書きの手法について知る.
聞き書き(1)
「経験の伝承と継承」をテーマに,特定の人物を対象に,その人物が経験した貴重な内容を本人に代わって記録させてもらう.
聞き書き(2)
「経験の伝承と継承」をテーマに,特定の人物を対象に,その人物が経験した貴重な内容を本人に代わって記録させてもらい,書き起こ
す.
レポート(1)
新書1冊を読み得られた知見をレポートする.
レポート(2)
新書1冊を読み得られた知見をレポートする.
レポート(3)
前回までの学習を生かし、レポート作成に取り組む.
レポート(4)
前回までの学習を生かし,レポートを完成させる.
まとめ
これまで学んだ文章表現にかかわる知見を文章化し、習得した文章表現能力について自己評価する。
準備学習・事後学習
配信された課題を事前に読んで解決すべき事項を明らかにしておくこと.
授業中に課題が完成しなかった場合は次回必ず提出すること.
授業中に指摘された箇所は,事後学習の際訂正しておくこと.
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
参加度・出席態度等)
その他
内容
行わない.
各提出課題の評価基準は別途説明.
出席率75%以上の者に提出を認める.単位認定条件は指定全課題提出.
0
使用しない.
教科書
適宜紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
状況に応じて講義内容と順番が変更される場合がある.
-2-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10922091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
総合教養講座
配当年次
1
佐藤 登代子、小塀 ゆかり、岩佐 有子
看護学を学ぶ上で必要とされる社会人としての基礎的な知識と態度を修得することを目的に学習をすすめる。
看護師を目指した動機は何か、どのような看護師を目指すのか、自分自身の看護師像を思い描き意識化していく。
自己をみつめ、相手を思う、言語技術力を高め、社会人としての基礎力を身につけていく。更に、看護を学ぶ人として必要とされる文章
を書く力、グループディスカッションを通して人の意見を聞く力、自分の考えを表現して伝える力、全体発表を行いプレゼンする力を養
う。
1.なぜ、看護を目指したのか、看護師を目指した自己を振り返り、動機を明確化する。
2.看護を行う上で、必要とされる態度とは、どのようなことか。自己の態度を振り返り自己の与える印象を考える。
3.看護に必要とされる基本的な、文章を「読む力、書く力、伝える力」を高めることができる。
4.「看護とは何か」、グループディスカッションを通し、他者の話を聞き、自己の意見を伝え、グループで意見をまとめ発表することが
できる。
授業計画
1
2
3
ガイダンス (佐藤登代子)
看護大学で学ぶ目的と意義
1.看護大学における教育の目的が理解できる。
2.看護学を学ぶ学生としての学習姿勢を明らかにする。
看人間力の育成について (外部講師)
1.社会的態度の必要性を理解する。
基点と言語技術 (外部講師)
1.何のために学ぶのか、誰のために学ぶのか、自分の行動の基点を明確にする。
2.学び、人間関係、仕事、全てにおいて、言語技術が基礎にあることを知る。
バケツの法則と学びの生産性
4
(外部講師)
1.自分の生活時間を見直し、目標達成のための理想の時間の使い方を考察する。
2.時間の空間認識を持ち、計画と予測をたてて行動するマネジメント手法を理解する。
3.規則正しい生活が、学びのモチベーションを高め、夢への近道であることを知る。
5
看護に必要な基礎的能力「読む力」① (佐藤登代子)
1.より深く読んで分析することができる
2.より深く読んで要約することができる。
6
看護に必要な基礎的能力「読む力」② (佐藤登代子)
1.より深く読んで批判することができる。
2..より深く読んでまとめることができる。
7
8
看護に必要な基礎的能力「書く力」① (岩佐有子)
1.レポートと作文(感想文)の違いが理解できる。
2.レポートを仕上げる手順が理解できる。
3.レポートの構成について理解できる。
看護に必要な基礎的能力「書く力」② (岩佐有子)
テーマに添ったレポートを書くことができる。
9
看護におけるカンファレンスとは (佐藤登代子・岩佐有子)
1.看護におけるカンファレンスの目的と方法が理解できる。
2.カンファレンスで起こる問題の解決方法を理解することができる
10
グループワークとは (佐藤登代子・岩佐有子)
1.グループワークの枠組みがわかる
2.グループワークの実践を通してメンバーシップを発揮することができる。
11
看護に必要な基礎的能力「プレゼンテーション力」① (佐藤登代子・岩佐有子)
1.自分の体験や考えを正確に伝えることができる
2.相手の表現したことを受けとめ、検討することができる。
12
看護に必要な基礎的能力「プレゼンテーション力」② (佐藤登代子・岩佐有子)
1.自分の体験や考えを正確に伝えることができる。
2.相手の表現したことを受けとめ、検討することができる。
13
14
15
看護を学ぶということ① (小塀ゆかり)
1.教育理念と教育目標
2.専門職の意味を理解する
3.個人の信条と専門職としての義務
看護を学ぶということ② (小塀ゆかり)
1.セルフケアの必要性
2.自己中心性の克服
看護を学ぶということ③ (小塀ゆかり)
1.卒業時の到達目標
2.国家資格を取得するということ
3.社会で求められる看護師像
4.まとめ
主題ごとにテキストを読んできてください。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
0
レポート課題 40% プレゼンテーション参加状況 40% 出席・本日の振返り 20%
参加度・出席態度等)
その他
0
前原澄子、遠藤俊子監修 看護学生のためのよくわかる大学での学び方 Kinpodo 2014
教科書
適宜、提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
講義やグループディスカッションにおいて、質問や意見を積極的にすること。
-3-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
106160AA
教員氏名
授業の概要
2015/5/1
単位
2.0
人間と住居
配当年次
1
開講期
後期
鎌田 清子
2012年―2013年は異常気象、猛暑・高温の夏、12月には急激な寒冷化、2013年2-3月には豪雪で8名が死亡した。雪の重量で住宅が潰れ死
亡者が出る等災害に弱い住宅構造が露呈した。2011年3月11日の東北大震災以降日本人は防災・省エネルギー、エコロジー、サバィバル技
術を一層重視するようになった。復興には、都市計画、街づくり、、住宅の強度・防災機能で国際的にも最先端の概念、技術を実現する
予定である。
本講義では、人命を守る為に必須となる住宅の概念を基本から見直し、地球環境保全と同時に新時代の住まいの形、設備、エネルギー確
保の概念を再構築する。2025年問題、つまり高齢社会の介護、認知症患者の地域内在宅支援、住宅のセキュリティー、コンピュータ制御
のデジタルハウス化など、新しい開発動向を解説する。
福祉住環境コーディネ―ター3,2,1級受験を全てとして、宅地建物取引主任者、2,1級建築士、マンションリフォームコーディネー
ター、マンション管理士など、今後の高齢社会で必要とされる専門資格受験に必要な情報をも含めて講義を展開する。
到達目標
①福氏住環境コーディネ―ター3,2,1級、建築士、リフォームコーディネ―ター、MS管理士受験に挑戦できる
②各種災害に耐える防災、高耐久性、防犯性能に関する知識を理解できる
③加齢に伴う病気、生活習慣病の主因と治療、後遺症、障害に対応可能な住まいを理解する事が出来る
④高騰する民生用エネルギー(暖房用灯油、電気・ガス・ガソリン代など)を最小限とする創エネルギーハウスとは何かが理解できる
⑤電気自動車、太陽光発電、スマートシティー、スマートグリッド、スマートハウスの概念が理解できる
授業計画
1
2
オリエンテーション、成績評価の方法、基準、留意事項の説明、高齢社会と住宅が担う機能との関係を理解する。
住宅・建物に関連した専門資格の種類とその必要性、受験情報
福祉住環境コーディネ―ターとはどのような仕事を担うのだろうか、映像資料で理解を深める。
患者の奨励、後遺症の種類、程度に応じた住宅改修事例の改修前・後でどのようなQOL改善・ADL自立における変化がみられたかの検証
映像で住まいの重要性を理解する。
3
現実に住宅を設計場合、数多くの法律、法規制をクリアするよう厳しい審査がある。建築基準法(単体規制・集団規制)、消防法、都市計
画法、バリアフリー規制、ハートビル法、地域条例、地域協定などで 水平・垂直・制空権・日照権など制限値がある。地域で良好な環
境を共有する人間の知恵なのである。国家試験、専門試験で問われる基礎知識を学ぶ
4
良い住まいを実現する為には良い敷地が必要である。良い敷地等はどのような条件を備えているべきなのか。当然、資産価値が上昇す
る。都市計画法、宅地等造成法、各種条例、地区協定、住民協定等住民主体のルールが何故必要なのか。国際的視点から美しい街・住ま
いを実現する手法を考える。
5
建築基準法、集団規制に基ずき、建蔽率、容積率、高さ制限、北側斜線制限、道路斜線・隣地境界線セットバック、日照権等で建築物の
形状が決まるプロセスを開設する。敷地の有効活用から配置計画、基礎構造の選択、道路と玄関、駐車場入り口との配置を決める。
日本国内でも地域毎に異なる設計条件がある。電圧、設計もジュール寸法、畳・ふすま寸法が異なる。住まいの地域特性を理化する。
6
地球資源の保護から100年以上使用できる高耐久性能、耐震性、防火性、ゼロエネルギー省エネ性能が求められてきた。強度は木造、非木
造(鉄骨造、RC、SRC、CB)とに分類できる。初期費用、固定資産税の点で木造は有利である。格構造別の特徴と長所・短所、維持メンテナ
ンス上の留意点を説明する。
7
専門試験で出題される設計図書作成上の決まり、記号、寸法モジュールの国際規格iSOの重要性を開設する。同時に家具の製作寸法、白物
家電、冷蔵庫、洗濯機、厨房設備、システムキッチン、ユニットバスが何を基準に大量生産されるかを解説する
8
室内気温は年間を通じて温・湿度格差がゼロである環境が理想である。高断熱・高気密・24時間機会換気が必要になる。寿命を延ばす為
のべた基礎工法、高床基礎、外側断熱工法の利点を開設する。太陽光発電、パッシブソーラーシステム、創エネルギー、ゼロエネルギー
ハウスとはどのような概念であるかを理解する。
9
北緯34度冷涼気候は太陽光発電には最適の発電効率である。スマートグリッド構想、スマートシティ―、スマートコミュニティー、そし
てスマートハウスが連動する。現在のオール電化住宅はその前段階にすぎない。人工臓器、人工関節、ペースメーターなど医療機器には
誤作動、電磁波の悪影響が確認されている。
10
自家発電、地熱発電、などエネルギー供給の手法が多様化して来た。民生用エネルギーで最大の電力消費は暖房、調理、室内照明であ
る。LED照明、波長別人工光線、高照度照明を使用するブライトケア=認知症の予防など非薬物療法の開発が進んでいる。健康管理デジタ
ルトイレ等在宅医療設備の理解を深める。
オール電化住宅は、認知症患者の火災予防に貢献している。
11
12
ロボット技術は既に身近で人を支援して来た。誰も理解しないがエレベータ、エスカレータはロボット技術の結集された機器である。建
築のユニバーサルデザイン、バリアフリーデザインを解説上ではロボット技術が不可欠である。ロボットセラピー、家事・介護支援ロ
ボット、家族の日常的健康管理、お掃除、IT冷蔵庫,会話ロボット等人間のパートナーとして住宅の設計とも深く関係する設備である。
13
人が家中で死亡する危険は『風呂場』である。入浴中の溺死が急増中だ。床面の段差、すべり、店頭骨折、から寝たきり廃用症候群へと
移行する。トイレの手すり棒、水回り設備は資格試験に必ず出題されている。床面のスロープ傾斜角度、階段の落下防止策と共に基本中
の基本知識を学ぶ。
14
要介護認定Ⅰ-5の中でも、軽度の認知症を併発する高齢者が増加している。在宅自立支援策として介護保険での住宅改修工事は20万円で
ある。寒い、暗い、火災の危険から身を守る為にはを断熱改修工事が有効であるが費用対効果の点からは費用負担が高くなる。費用を最
小限とした寝室の環境改善を考える。
福氏住環境コーディネータ3,2,1級の過去問題、オリジナル模擬試験による筆記試験を行う。60点で合格とする。
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
新聞記事、ロボット開発、新製品情報はスクラップして保管して頂きたい。
講義で理解が出来ない事、不明な点があれば、質問票を準備するので質問して頂きたい。
次週の講義で解答、追加説明をします。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 80
内容
東京商工会議所主催、福祉住環境コーディネ―ター2,3級検定試験過去問題で筆記試験を行う
参加度・出席態度等)
その他
教科書
20%
各専門分野に応じたレポート課題を課す。堤出者には筆記試験素点に上乗せし、総合的に評価する。
東京商工会議所 編集 福祉住環境コーディネ―ター3,2級公式テキスト (購入せずとも講義に参加可能)
各種新聞記事、統計資料などは無料で配布します
福祉住環境コーディネ―ター3,2級過去問題集
参考文献
履修条件
留意事項等
特に1,2年生の早い時期に受講していただきたい。1年に2回、検定試験が受験できる。医療系・福祉系国家試験、専門資格試験と共通す
る試験であるため、1年目で専門資格取得を推奨したい。受講生は座席指定となる。私語など他の受講生に迷惑行為がある場合は履修を認
めない場合がある。
-4-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
103760AA
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
食生活論
配当年次
1
開講期
後期
荒井 三津子
ヒトはなぜ食べるのか。なぜダイエットするのか。なぜ食卓に花を飾るのか。人間にとって「食」は単に栄養補給のための餌ではなく
「食事」である。生命を維持するための「食事」の機能と重要性を確認し、国内外の食事の歴史、文化、食器、食の様式や食事作法、食
に関する広告や現在の食事情、将来予測される問題点等について多角的に学習する。
授業の概要
到達目標
○医療現場や教育機関で食事に関する指導を行う上で必要な食器、食具の歴史や種類、使い方、食空間の演出方法に関する知識を広く身
につけることができる。
○国内外の食事様式の歴史を学ぶことで、食べることの文化的な意味を理解できるようになる。
○食に関する情報や広告、外食産業などの仕組みや戦略を理解し、多様化する食事の未来を予測する能力を養う。
○インターネット時代の食事やキャラクター弁当、遺伝子組み換えや環境問題など、食事に関する幅広いテーマについて、将来、医療や
教育の現場で問題を提起し議論を展開できる能力を養う。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
<「食」の学び方> 「食」は生理的、文化人類学的、社会学的、生物学的、環境学的など様々な方向からアプローチできる興味深い
テーマである。初回は自分たちが食べる理由や目的について真摯に考察し、15回の講義内容を俯瞰して学習の意味を確認する。
<食べるヒト・食べるってなに?生きるってなに?> 私たちが食べなければならない理由について、イキモノとはなにかという生物学
的視野から学び直す。動物に共通する食べる仕組みの精巧さを確認し、同時に他の動物と人間の「食べる」理由の違いについて考察す
る。
<食べるヒト・食べる仕組みと最新の「腸内」事情> ヒトの消化の仕組みを概観し、食べモノと健康、腸内細菌および消化器官系医療
の最新事情について学ぶ。
<ヒトが食べない理由・ダイエットと肥満> ダイエットの起源とその変遷、現状と背景を学習する。過食の原因と効果的なダイエット
法、機能性食品についての知識も確認し、栄養や健康の指導社としての姿勢を考える。
<ヒトが食べない理由・ベジタリアン事情とフードファディズム> 世界にひろがるベジタリアンの実状とその思想の背景、および、特
定の食品に過剰な健康効果を期待したり否定するフードファディズムについて学習する。
<「食べ方」を学ぶ理由> 学校における栄養教育と家庭と社会における「食べ方」の学びについて学習する。国内外のさまざまな食事
作法が誕生した背景と食事作法の意味、さらに継承されつづける理由について考察する。
<ヒトから人間へ・食べるモノの変遷> 私たちの「食」の過去と現在を概観する。日本の食事様式の歴史や、外食と中食の歴史と現状
についても学習する。そのプロセスで「餌」から「食事」へとその意味を変えてきた人間の「食」の複雑さについて考察する。
<おいしさとはなにか> 「からだにいい」とはなにか。「栄養がある」とはどういうことか。「おいしい」とはどのようなものか。普
段なにげなく口にする表現の意味するところを科学的に学び、食事の機能と意味を理解する。
<ヒトはなぜ食べるのか・中間試験> 講義の前半の総まとめを行い、人間が食べる理由、食べない理由について多方面から考察する。
授業内に中間試験を実施する。
<「食」の未来> 染色体操作や遺伝子組み換えなど、最新の品種改良や魚介類の養殖について、その手法や課題、可能性について詳し
く学習する。同時に食をめぐる地球規模の環境問題についても学び、未来の「食」に関する課題を考察する。
<食事空間を学ぶ> 火と水、道具の利用がなければ私たちの「食」の発展はなかった。火と水がどのように扱われ、「台所」はどのよ
うに進化してきたか、その変化の社会的文化的意味も合わせて学習する。配膳や食事様式についても学び、食空間の機能についての知識
を深める。
<「食」をめぐる仕掛け・外食の歴史と広告> 外食の歴史を概観し、現代の外食産業を支える広告の機能と種類を学習する。そのこと
から私たちの食行動の変化や時代の流れ、加えて食の未来と問題点を広く考察する。
<「食」の演出> 料理・食器・盛り付け・食卓・食空間のインテリアなど、人間はなぜ「食」の場面を飾るのか。なぜ演出が必要なの
か。色彩学やデザインの基礎を学び、食卓装飾の歴史をたどりながら、食べることの意味を広く考察する。
<餌場から食事の場へ・テーブルコーディネートの機能> 食欲やコミュニケーションに大きく作法する食卓の演出について、具体的に
学習する。色彩学やテーブルコーディネートの基礎知識を確認し、「食」の場面に必要な知識や技術の深さと広さについて学ぶ。
<年中行事と祭り・儀礼の食・縁起について> 食の場面における「ハレ」と「ケ」、および日本の冠婚葬祭や年中行事の食の多様性
と意味について幅広く学習する。「食」がもつコミュニケーションツールとしての機能や、人間のこころの「よりどころ」や「やすら
ぎ」としての役割についても考察する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
事前の準備は必要ないが、教科書の必要な箇所はしっかり読みこなすこと。
毎回ノートを持参し、授業内容をまとめること。
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 25
内容
筆記試験を実施する。
中間試験を実施する。
参加度・出席態度等)
その他
15
授業中の複数回のレポート(教科書参照可)の提出で授業参加度を評価する。
食学入門 ー 食べるヒト・食べるモノ・食べるコト ー 荒井三津子編著 光生館
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
私語厳禁。
毎回教科書とノート持参のこと。
-5-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
102080AA
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
現代社会と福祉
配当年次
1
開講期
前期
鎌田 清子
A) 医療系・看護・健康栄養学科生 B) 保育・初等教育系学生 C) 海外ビジネス、外国人労働者を目指す学科学生に大別し、AB
C共に共通し、基本的な社会福祉制度、義務と権利保障の知識を深める講義展開を目指している。
日本は急激な人口減少、少子高齢化へ突入し75歳以降後期高齢者、100歳超高齢者の急増が進行中である。当然、医療費負担額が増加
し、税財源での補てん、患者自身の自己負担率の上昇が避けられない。社会保障費(公的年金、医療費負担、介護保険国庫負担額)は政
府債務額を傍聴させてきた。国民1人当たり800万円以上に達している。国民総生産を押し上げるためにも女性労働力を生産現場、労働市
場で活用する労働政策転換と同時に保育・介護、家事サービスの社会化も急務となってきた。
1945年第2次世界大戦後、アメリカから民主主義と近代社会福祉理念を教え込まれたにもかかわらず、依然古い封建制度、家族制度との
ダブルスタンダード社会を継続し、若い女性達はその矛盾にあえいでいる。古い結婚観、家族制度こそが現代の非婚化、少子化の一因と
もいえる。
日本政府は、アメリカはもとより北欧諸国、スェーデンデンマーク、ノルウェイ、フィンランドの社会民主主義理念の社会福祉の施策
も手本として学びその一部を取り込んできた。税負担と福祉サービスへの満足度、費用対効果、民間活力導入、民間資源の活用など従来
とは異なる視点から新しい地域福祉モデルも検討を余儀なくされてきた。
本講義では、公的医療保険制度、最低生活保障の年金・労働者の権利、公的介護保険、・結婚・家庭・子育て支援など日本社会で生き
る人間、外国人労働者が生涯を通じてどのような社会福祉制度に守られるのか、その権利と義務の仕組みを考える。
四年次に受験する各種国家試験(管理栄養士、看護師、理学療法士、作業療法士など国家試験で試される基礎的知識を理解し、受験勉強
の一助とすること
急速に変化する日本の社会保障制度の将来への方向性が理解できるようになる
福祉先進国(フランス、英国、北欧諸国など)の共働き夫婦への子育て支援、保育所整備、学童保育など次世代育成支援の在り方を理解
し実践できるようになる
各自が目指す医療関連職、コメデイカル、福祉事業関連職業の社会的位置づけ、報酬・所得の実情が理解できる
生涯を貫き誇りが持てる職業を継続するために男女それぞれが各自の人生設計と老後のライフプランが考えられるようになる
授業計画
1
2
3
4
オリエンテーション、成績評価の方法、合格基準、履修上の留意点、認定資格「社会福祉主事」とは何かなど資格取得に関連したガイダ
ンスを行う
日本の社会保障の基本的な保障理念と先進国・諸外国,アメリカとの基本的な違いを概説する
学生アルバイト、専業主婦など扶養家族のパート労働所得に関する注意点
各学科受講生が期待する社会保障分野、知識に関する希望・要望アンケート調査を行う
1945年終戦をはさみ前後で日本の社会保障制度がどのように転換されたのか。アメリカから教えられた民主主義、殷代的福祉制度といわ
ゆる日本型福祉とではどこに違いが生じて現在に至ったのかを分析する
アンリかが目指した理想の日本人、日本人家族像とはどのようなモデルなのであったのか、失敗は何かを考える
国民生活と社会保障1,2 P4-7
社会保障制度の変遷1-3、P8-15
国民皆保険制度への歴史を理解する
社会保障制度の変遷(3) 少子高齢社会にふさわしい社会保障の構造改革
福祉3プラン(ゴールド、エンゼル、障碍者プラン)を策定し保険・医療・福祉施作の推進を図る
公的介護保険制度の創設、障碍者自立支援法、高齢者医療制度の見直し、社会保障改革を理解する
5
P19人口構造の変化、P24- 核家族化と高齢世帯、高齢単身者世帯の増加、産業構造・地域構造・国民の生活構造の変化を理解
する
第3次産業の増加とサラリーマン化、女性の就業率増加が必要とする社会福祉サービスとは何かを理解する
6
P34増加する社会保障給付と負担1,2,3、。社会保障給付費の国際比較、年金・医療予算の急増とその対策を 考える.
平成24年度(2012年)国民負担率39,9%を巡る議論の中身を解説する。負担と給付バランスの在り方を北欧アウェーデン社会を引き合
いに比較していく。
7
P44- 生活保護1,急増する受給者の背景と生活の実態、受給が制約される生活上の条件を理解する
2.生活保護制度の仕組みと生活保護制度見直しと国民の最低生活保障の考え方を理解する
8
P54- 高齢者保健福祉 -介護保険制度の創設花にお目指しているのかを理解する
P62- 介護保険制度改正の概要 平成23年改正のポイント、将来に向けた改正の方向性を理解する
P64-認知症対策、高齢者住宅、高齢者虐待の定義と種類、正確な理解、虐待の防止策を学ぶ
9
P72- 次世代育成支援対策――少子化防止対策・子育て機能の再生をはかる
P74- 子供・子育てビジョンの策定、4本はしたと12の主要施策、数値目標の内容を理解する
P78- 保育施策、認定こども園、自動に関する手当の実情
フランスは運でいるVTRを通じて子供が増えるために必要な社会福祉サービスの現実を理解する
10
P84- P86児童虐待、配偶者虐待の定義と理解を深め、備えるDV法の定義と活用法を学ぶ
P88-- 母子保健施策、健やか親子21、、母子・寡婦福祉の理解とその実情を理解する
P94--育児休業・介護休業制度の改正と方向性を理解する
11
P96--障碍者基本法 ,P100-―重点施策5か年計画の概要
P102--障碍者総合支援法の概要
P112-障碍者虐待防止法、虐待の定義
12
P122--医療需要の変化、急増する医療費、病院と診療所の定義とその違いを理解する
P128-医療従事者の確保と室の向上
P130-医療保険制度の概要 国家試験対策として重点的に解説する
P132-平成18年医療制度改革の理解と今後の方向性、前期高齢者医療費負担の増加はなぜ必要なのか
13
P156-年金制度の概要――1985年国民皆年金制度が開始したが複雑な体系が解消されない背景路理解する
P158-年金制度の考え方、給付と負担の公平性、年金制度改革の必要性と経緯
P168-諸外国の年金制度の特徴を理解する、女性も男性も生涯働く社会の年金制度とはどのような仕組化を理解する。VTR教材を使用
する
14
15
P114-,115福祉の行政組織・団体・従事する人々
厚生労働省の労働支援策、ブラック企業、職場におけるセクハラ・パワハラ防止対策の強化策、法律による罰則を理解する
ホワイト企業とはどのような条件を労働者に保証しているのか。大学生人気企業上位企業の魅力と特徴は何か
職業別平均年収、時間給ランキングに基ずく生涯賃金算定、年金受給額との関連性を解説し、職業選択と人生設計に資する情報を提供す
る
各回、講義テーマごとに配布済みの国家試験問題から出題頻度の高い過去問題にて筆記試験を行う。
60分間を筆記試後に、問題の解説、解答合わせ、自己採点を行い、回収する
追加のれぽーt課題問題の要点・説明を行い、期日までに提出させ、素点に加算する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
主要な新聞、日本経済新聞の償還、IT新聞にて社会保障関連の記事を読み、スクラップすること。
高齢者・心身障碍者を巡る社会福祉政策変更、診療報酬制度変更などに注意関心を持つようにしてほしい
割合(%)
0%
定期試験以外(授業内の課題・ 80%
内容
関連する各種国家試験、専門資格試験出題傾向に共通する過去問題で筆記試験を行う
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
20%
事情で出席率が不足する人を対象にレポート課題の提出を求める。筆記試験得点に加算し評価を行う。
社会保障入門 2015 中央出版 15回目 筆記試験受験者に持ち込みを許可する
講義内容に応じたオリジナル教材を無料で配布する
適宜最新出版の著作情報を推奨する
新版 アメリカ社会保障の光と影 住居 広士 著 大学教育出版
スェーデンの生活者社会 地方自治と生活の権利 藤岡純一 著 青木社
原則として75%を超える出席回数に満たない場合は定期試験が受けられない
講義中、私語・迷惑行為が著しいものは履修放棄を命ずる場合がある
筆記試験、レポート提出は日本語で行う
定期試験に相当する筆記試験を15回目に実施するので欠席しないこと
-6-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10205091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
現代社会とキャリアプラン
配当年次
3
開講期
前期
小塀 ゆかり、佐藤 登代子
この科目は、キャリア教育の一環として、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実
現するための力が求められている、という視点に立って展開する。PDRA(PLAN計画、DO実行、REFLECT反省、ACT改善)の手法を用いて自
己理解から経験の能力化、職業的態度の理解、個性の理解、対人関係構築能力の向上など、自分と社会の融合を意識して深め、医療従事
者として社会に出る目標を新たにすることを目的とする
授業の概要
到達目標
1.自分で自分を管理する意識を持って行動する
2.大学生活を振り返って、自己評価を行い、反省と改善ができる
3.社会で求められる基本的なマナー、ルールを理解する
4.卒業後に社会に融合できるよう基本的な生活習慣を身につける
5.実習を想定した対人能力の向上を図る
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
・オリエンテーション
・人間力
・期待
・10分レポート
・レポートの書き方
・10分レポート
・言語技術
・10分レポート
・自己満足度
・10分レポート
・経験の分解
・10分レポート
・進化の設計
・バケツの法則
・TODO管理
・10分レポート
・経験の記録
・10分レポート
・場面の再構成
・10分レポート
・働くとは
・グループ討議
・10分レポート
・仕事を見つめる分析「看護師」
10
11
・医療系のコミュニケーション
・医療系の接遇
・伝わる外面
・10分レポート
12
・伝わる言葉
・伝わる声
・伝わる表情
・10分レポート
13
・伝わる聞き方
・察する力
・10分レポート
14
・個性の理解
・ほめる技術
・チームワーク
・10分レポート
15
・臨地実習
・TPOの服装
・TPOのメイク
・まとめ
・10分レポート
学んだことを確実に覚えていくこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
参加度・出席態度等)
その他
0
プリントを配布する。
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
・グロービス・マネジメント・インステュート(2005)『グロービスMBAマネジメントブック』ダイヤモンド社
・中野明(2010)『今日から即使えるドラッガーのマネジメント思考』朝日新聞出版
・市川享司(2012)『図解 基礎からわかるQC七つ道具』ナツメ社
ワークシートに従って、自分の経験や考えを記入したり、ペア、グループでの実践や討議したりする作業が中心になりますので、当事者
意識を持って参加すること。提出されたプリントは、授業内容の理解度を計るために利用します。
-7-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
102090AA
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
日本国憲法
配当年次
1
開講期
後期
山田 哲
日本国憲法はどのような基本的人権を保障し、国を治めるためにどのような仕組みを規定しているのであろうか。基本的人権が保障され
るということは、人が人として尊重されるということである。その際、人は国家から自由であると同時に、国家によって自由が保障され
なければならない。この授業ではまず、日本国憲法が保障する自由権、社会権といった、基本的人権の内容を学び、つづいて、立法・司
法・行政という三権分立の下で、国がどのように治められているかを学ぶものとする。
授業の概要
(1) 日本国憲法が保障する基本的人権を学ぶことで、人が人として尊重されることの重要性を理解できるようになる。
(2) 日本という国を治める仕組みを学ぶことで、一人一人の国民が国政に関与することの重要性を理解できるようになる。
到達目標
授業計画
1 「憲法」の意味
憲法とはどのような「法」であるかをふまえ、日本国憲法の特徴を考察する。
1
2
3
4
2 基本的人権の保障
基本的人権が形成されてきた歴史をふまえ、人権の類型やその限界を考察する。
3 人権規定の私人間効力
基本的人権は、国家が国民に対し権利や自由を保障するという伝統的理解をふまえ、私人相互の関係に対する人権規定の効力を考察す
る。
4 幸福追求権
社会の変化にともない生まれてきた「新しい人権」としての、自己決定権やプライバシーの権利について考察する。
5
5 法の下の平等
法律を制定する時やその適用をする時、等しい物を等しく取り扱うことを求めるこの原理の下で、違った取り扱いに合理性が認められ
る場合について考察する。
6
6 表現の自由
言論や出版、昨今ではインターネットを通じた表現活動が他人の権利や社会の重要な利益と衝突する場合、その調整のあり方について
考察する。
7
7 職業選択の自由
会社に就職するほか、自分で商売・事業を始めるのも憲法が保障する「職業選択の自由」である。このような活動に対する法的規制の
目的と限界について考察する。
8
8 生存権の保障
憲法は国民に「最低限度」の生活を保障する。それを達成するための具体的制度や裁判所を通じて権利を実現する可能性について考察
する。
9
9 教育を受ける権利
子どもが教育を受けて人間的に発達・成長していく権利としての学習権という考え方をふまえ、国がこの権利を実現するためになにを
どの範囲までなすべきかを考察する。
10
10
刑罰・刑事手続きと憲法
どのような行為が犯罪とされ、それに対しどのような重さの刑を科せるのか法律で定めなければならないという、「罪刑法定主義」
について考察する。
11
11 選挙権の平等
国民を代表する国会議員の選挙において、選挙制度によって生じる1票の重みの不均衡がある場合、裁判所は憲法違反の有無につい
てどのように審査するかを考察する。
12
12 国会と立法権
憲法は国会を唯一の立法機関と規定している。この「立法」するということの意味や、「唯一」の立法機関であることから導かれる
原則について考察する。
13
13 裁判所と司法権
権利や利益が侵害された場合には、「裁判」を通じてその解決をはかる道が開かれている。裁判所はどのような争いに対し判断する
権限を有しているのか、その内容と限界について考察する。
14
14 違憲立法審査権
ある法律の規定が「最高法規」である憲法に適合しているかが争われることがある。こうした場合、裁判所がどのような審査を行う
かを考察する。
15
15 地方自治
ある地域の政治や行政が国から独立し(団体自治)、その地域の住民の自由な意思に基づいて決定する(住民自治)という、「地方
自治の本旨」について考察する。
詳細は授業の中で指示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
内容
割合(%)
70
空欄に適切な用語を記入する穴埋め式と、自分で文章を書く論述式の試験問題で評価する。
定期試験
定期試験以外(授業内の
15
講義への意見・質問等の参加態度を評価する。
課題・参加度・出席態度
等)
その他
15
不定期に実施する小テストを評価する。
はじめての憲法学 第2版/中村睦男 編/三省堂
教科書
憲法判例百選 Ⅰ・Ⅱ/高橋和之ほか 編/有斐閣
参考文献
履修条件
留意事項等
特になし
-8-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
104340AA
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
生命科学
配当年次
1
開講期
前期
荒井 三津子
地球上の一種の生命体としての人間の存在を理解するため、遺伝子構造などのミクロなレベルから地球環境や他の生物とのかかわり合い
などのマクロなレベルまで体系的に学ぶ。毎回、高等学校までに学ぶべき生物の基礎内容を確認しながら授業を進め、基礎確認後、大学
でのさまざまな専門科目に必要な生命科学の領域を学び、論理的な思考を身につけられるよう指導する。
授業の概要
●高等学校の生物の授業内容を完全に理解していることを確認する。
●生命とはなにか、ということに興味を持ち、論理的に思考できる能力を身につける。
●ヒトをその仕組みから理解し、自然界におけるその位置と役割について議論できる能力を養う。
到達目標
授業計画
1
2
高等学校までに得た生物に共通する特徴や基礎知識について確認する。
生命とはなにか、という本講座の最終的な質問に対する現時点での見解を明確に把握し、
引き続く授業で、知識を重ねる方法について指導する。
生物に共通する性質として代謝をとりあげ、動物と植物それぞれの代謝について正しく理解する。同化について、とその仕組みを基礎
から指導し、自分で説明できるようにする。
動物と植物それぞれの代謝について引き続き学び、異化のしくみと意味について学習する。
3
4
生命の基本単位である細胞に着目し、基本構造と小器官の働き、細胞を作る物質について学習する。
細胞膜の働きについては詳細に学習する。
生殖と発生について学習する。有性生殖と遺伝子の多様性について復習し、そのしくみの多様性と意味について学ぶ。
5
6
7
8
9
10
11
12
動物と植物の有性生殖について復習し、動物の生殖と発生について詳しく学ぶ。動物の発生過程を確認し、
遺伝子との関わりについても確認する。
遺伝現象の規則性について学習する。高校までに学んでおくべき遺伝の諸法則について確認し、生物の形質と遺伝子の関係に着いて詳し
く学習する。
染色体と遺伝子について復習し、遺伝子の本体の解明やDNAの研究史、および現在までにわかっている知識を整理する。また、連鎖と組み
換えなど、基礎知識の確認も行う。
遺伝情報とタンパク質の合成について学ぶ。最新の生命科学の領域とバイオテクノロジーについて確認し、
タンパク質の重要性について知識を深める。
生物体内の化学反応と酵素について復習する。
その際、生体物質としてのタンパク質の構造や機能についても学習する。
生物の恒常性について学習する。内部環境としての体液と循環、成分の調整について確認し、恒常性の維持の機能と意味の重要性を理解
する。
生物における刺激の受容と応答について復習する。さまざまな受容器による刺激の受容と情報伝達のしくみ、刺激にたいする応答の機能
について学習する。
生物の分類と進化にかかわる基礎知識を確認し、その多様性をさぐる。生命の起源を考察し、生命倫理とのつながりを検討する。
13
生命の起源についての諸説と進化についての論説を学習し、生命とはなにかについてこれまでの学習内容を総括しながら考察する。
14
15
生物の集団と生態系、環境について復習する。さらに個体群の維持、生態系とその平衡の維持について
広く社会の問題としてとらえ、人類の未来を検討する。
準備学習・事後学習
高騰学校時代、生物や理科を選択していなくてもよいが、
授業で配布する記入式のプリントを毎回完成させ、15回の内容を完全に理解するよう
努力すること。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 25
内容
15回の授業で学んだこと全体から出題する。記述式試験。ノート資料持ち込み不可。
中間試験実施。
参加度・出席態度等)
その他
15
各自が記入した配布プリントの提出。
なし
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
毎回、授業内容に関する資料を配布するので、必ずファイリングして、毎回授業に持参すること。
ノートも用意すること。
私語厳禁。
-9-
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
106750AA
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
物理学
配当年次
1
開講期
前期
松岡 審爾
物理学は広範な自然現象を統一的に理解しようとするものであり、全ての自然科学の基礎をなしている。ここでは、生体力学や運動学
の基礎となるニュートン力学および熱力学の基本的な考えや電磁気学の基礎法則を理解し、剛体の力学、変形体の力学および生体組織の
力学的性質および電気、電磁波、超音波の性質や生体作用について学習する。
授業の概要
到達目標
1.速度、加速度、力およびニュートンの法則を理解し運動方程式を記述することができる。
2.力のモーメント、剛体(変形しない物体)のつりあいを理解できる。また、変形する物体の力学的性質や波動との関係が理解でき
る。
3.仕事とエネルギーの基本および熱との関連を理解できる。
4.静電気、電荷が作る電場、および電荷の流れである電流の性質を理解できる。
5.磁力の原因、電磁誘導を含む電場と磁場との関係および電磁波の性質について理解できる。
授業計画
1
2
3
はじめに ・物理学で用いられる単位系
力学1 ・運動の記述―位置、変位、移動距離、速度、速さの表し方を学ぶ
力学2 ・運動の記述―加速度 ・平面における運動の記述方法を学ぶ。
・ニュートンの運動の法則1―慣性の法則、運動の法則(F =ma)を理解する。
力学3 ・ニュートンの運動の法則2―作用反作用の法則、力のつりあいのちがいを理解する。
・ニュートンの運動の法則の応用・重力と落下運動、運動方程式の記述方法を習得する。
力学4 ・ニュートンの運動の法則の応用―垂直抗力、摩擦力、力の分解、斜面上の物体の運動、運動量を学ぶ。
4
力学5 ・仕事とエネルギー―仕事、仕事率、位置エネルギー、運動エネルギー、力学的エネルギー保存の法則を理解する。
5
力学6 ・剛体の力学―力のモーメント、剛体のつりあい条件を理解する。
6
7
力学7 ・周期運動―ラジアン角について、等速円運動、向心力、復元力、ばね定数、振り子について学ぶ。
・みかけの力(慣性力)―非慣性系、遠心力がどのようなものかを理解する。
力学8 ・変形する物体の静力学―弾性と塑性を理解し、ひずみと応力、弾性定数の関係を理解する。
8
力学9 ・流体の力学―圧力、密度、水圧、アルキメデスの原理、パスカルの原理、ベルヌーイの法則、粘性を理解する。
9
波動 ・縦波、横波、波の基本式、波の干渉・屈折・回折、弦の振動、音、超音波の基本的概念を学ぶ。
10
11
12
電磁気学1 ・真空中の静電場―電気力、電場、電位の定義を知る。
・物質中の静電場―導体の静電誘導について理解する。
電磁気学2 ・物質中の静電場―絶縁体の静電誘導、誘電体、キャパシター(コンデンサー)について学ぶ。
・電流、オームの法則、電力、ジュール熱、交流を理解する。
電磁気学3 ・定常電流と磁場―磁場、電流による磁場の発生、磁場中で運動する荷電粒子および電流に働く力を理解する。
13
電磁気学4 ・電磁誘導(ファラデーの法則)、磁場の変化による電場の発生、電場の変化による磁場の発生、電磁波を理解する。
14
熱力学 ・熱平衡と温度、熱力学第1法則、熱容量、比熱、相転移、熱の移動方法を学ぶ。
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
授業中にスライドで指定した教科書範囲を予習しておくこと。
授業中にスライドで提示した教科書の図に関連した箇所、および練習問題の復習をし、宿題プリントをすること。
割合(%)
55
定期試験以外(授業内の課題・ 45
内容
毎回宿題を出すのでその提出によって評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
増補版 物理学入門/原康夫/学術図書出版社
教科書
医療系のための物理/佐藤幸一他/東京教学社
参考文献
履修条件
留意事項等
理学療法学科の学生は、運動学、物理療法学の基本となるので、高校で物理基礎のみ履修の学生,それすら未履修の学生は必ず履修するこ
と。作業療法学科の学生は、運動学の基本となるので履修するとよい。看護学科、健康栄養学科の学生は専門に直結するわけではないの
で数理分野が得意で興味があれば履修してもよい。
- 10 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
101410AA
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
基礎化学
配当年次
1
開講期
前期
斎藤 信一
私たちの身近に存在する物質や身の回りで起こる現象が、どのように化学と結びつくのかを理解しながら、化学の基礎知識を習得す
る。
また、今後専門科目を履修していく上で、化学に関する基礎学力の不足によって支障が生じないように化学の基礎知識を習得する。
1.原子の構造から、イオン、原子価を理解し、化学結合について説明できる。
2.化学反応式の表す意味を理解し、反応式を使った計算ができる。
3.濃度計算ができる。(パーセント濃度、モル濃度)
4.酸・塩基の定義を理解し、水素イオン濃度について説明できる。
5.飽和炭化水素、特にアルカンの分子式、示性式、構造式を書くことができる。
6.国際命名法(IUPAC)を使って、炭化水素化合物の物質名を答えることができる。
7.アルコールの分類ができ、さらに物質名を答えることができる。
8.有機化合物を炭素骨格、官能基によって分類することができ、さらに、物質名を答えることができる。
授業計画
1
2
・オリエンテーション
・身の回りで起こった現象から、化学を考える。
・原子の構造について学習する。
p 8
教科書
・電子配置について学習する。
教科書
p90
・イオンについて学習する。 教科書
p10、93
・電子式の書き方について学習する。
3
・化学結合について学習する。 教科書
p94
(1)イオン結合 (2)共有結合(同種原子) (3)共有結合(異種原子)
・分子量の求め方を学習する。 教科書
p53
4
・化学式の読み方について、配布する別紙プリントに従って学習する。
・物質量(モル)について学習する。 教科書
p54
・化学反応式の量的関係について学習する。 教科書 p22
・質量パーセント濃度をしっかり計算できるように学習する。 教科書 p72
5
・モル濃度をしっかり計算できるように学習する。 教科書 p59
6
7
8
9
10
11
12
13
・酸・塩基について学習する。 教科書
p23
・中和滴定について学習する。 教科書
p64
・水素イオン濃度について学習する。 教科書 p
78
・塩の加水分解のしくみについて学習する。 教科書 p31
・有機化合物の概論と分類について学習する
・有機化合物の表し方(分子式、示性式、構造式)について学習する。 教科書 p118
・飽和炭化水素、特にアルカンについて学習する。 教科書 p123
(1)アルカンの性質 (2)アルカンの反応 (3)構造異性体
・IUPAC命名法について学習する。
・不飽和炭化水素(アルケン)について学習する。 教科書 p150
(1)アルケンの性質 (2)アルケンの反応 (3)構造異性体
・アルコールについて学習する。 教科書 p138 156
(1)アルコールの利用法 (2)アルコールの分類 (3)命名法 (4)線描構造式
・方高速炭化水素について学習する。 教科書 p132、153
(1)歴史 (2)ケクレ構造 (3)構造異性体 (4)置換反応と生成物
・栄養㈻に出てくる物質について学習する。 教科書 p193
14
15
・講義の復習
配布する別紙プリントを使って、復習、解説を行う。
配布されたプリント、実施した小テストはしっかり復習すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70
定期試験以外(授業内の課題・ 30
内容
筆記試験を実施する。
講義の最後に、15分程度の「小テスト」を実施する。
参加度・出席態度等)
その他
0
ゼロからはじめる化学 / 立屋敷 哲 / 丸善株式会社
教科書
特になし。
参考文献
履修条件
留意事項等
講義の進行時期や項目内容等は、講義内容の習熟度合い等により変更する場合がある。
- 11 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
106850AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
情報処理Ⅰ
配当年次
1
開講期
前期
宮腰 政明
コンピュータを用いた高度な文書作成、および情報を伝達し発表するために必要な基本操作を学ぶ。そのための基本的なアプリケー
ション(インプットメソッド、ワープロ、プレゼンテーションソフト)の使用方法を習得する。
授業の概要
到達目標
1.パソコンの起動、アプリケーションの起動終了、ファイル操作、印刷、シャットダウンまでの一連の操作が円滑に行なえる。
2.パソコンやワープロソフト、プレゼンテーションソフトにおける基本的な用語が理解できる。
3.ワープロを用いてインデント設定、表の作成・編集、ページ罫線作成がスムーズに行なえ、その操作法を言葉で説明できる。
4.プレゼンテーションソフトを用いて、プレゼンテーションに必要なスライドの作り方、操作法を言葉で説明できる。
5.プレゼンテーションに必要な準備や心構えなどについて言葉で説明できる。
授業計画
1
2
オリエンテーション――ログイン、起動終了方法
本学のCL教室においてログイン、終了操作が円滑に行えるようにすること。
Word-STEP1Lesson1――基本用語の説明
Lesson2――キーボードの基本の説明
HTMLブラウザによるWebアクセス――NESSサーバへの登録、Wordスキルチェック
教科書が提供するNESS(Noa Education Support System)のWebサイトに円滑にアクセスできるようにすること。
Word-STEP1 Lesson3の一部――記号の入力
Lesson5―旧ヴァージョン形式の保存
Word-STEP2 Lesson1―文字装飾
Lesson2―社外文章の設定操作1
予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
3
Word-STEP2Lesson2――社外文章の設定操作2
Lesson3――文書の表現を整える機能1
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
4
Word-STEP2Lesson3――文書の表現を整える機能2
Lesson4――ページ設定機能
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
5
6
Word-STEP3 Lesson1――表の作成1
Word-STEP4 Lesson1――共同作業、さまざまな文書
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP3とSTEP4の問題練習を行うこと。
Word-STEP2の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
Word-STEP3 Lesson1――表の作成2
Word-STEP4 Lesson1――差し込み印刷
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP3とSTEP4の問題練習を行うこと。
7
Word-STEP4 Lesson2――段組
Lesson3――表計算
Lesson4――アウトライン
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP4の問題練習を行うこと。
8
PowerPointスキルチェック
PowerPoint-STEP1~2――プレゼンテーションの基本とPowerPointの基本操作
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP1とSTEP2の問題練習を行うこと。
Word-STEP4の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
9
PowerPoint-STEP4――スライドの作成と保存
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP4の問題練習を行うこと。
10
PowerPoint-STEP5――プレゼンテーションの編集操作
PowerPoint-STEP6――特殊な文字やイラストの挿入操作
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP5とSTEP6の問題練習を行うこと。
11
PowerPoint STEP7――表やグラフの挿入操作
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP7の問題練習を行うこと。
PowerPoint-STEP4~5の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
12
13
14
15
PowerPoint STEP8――図形の挿入操作
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP8の問題練習を行うこと。
PowerPoint STEP9――スライドショー効果の設定
PowerPoint-STEP6~8試験(Webにアクセスして試験を行います。)
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP9の問題練習を行うこと。
PowerPoint STEP10――発表の準備に関する機能
基本操作を予習しておくこと。復習としてNESSを用いたSTEP10の問題練習を行うこと。
PowerPoint STEP11――まとめ
PowerPoint-STEP9~10試験(Webにアクセスして試験を行います。)
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いて該当するSTEPの問題練習を行うこと。なお、NESSはインターネット環境があれば自宅でも使用できる。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
各STEP毎の試験と各回の学習状況により評価する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
1.繰り返して慣れる!完全マスターWord2010/ノア出版
2.ドリルでマスター!PowerPoint2010&プレゼンテーション/ノア出版
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
教科書は2冊とも必ず学内の教科書売り場にて購入すること。
- 12 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
102910AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
情報処理Ⅱ
配当年次
1
開講期
後期
宮腰 政明
表計算ソフトの基本的な知識と利用方法について学び、レポート作成時等に必要なスキルを身につける。なお、表計算機能の他に、表計
算ソフトがもっているデータベース機能を用いた検索法や集計処理、および、グラフ作成機能も習得する。
授業の概要
到達目標
1.表計算機能を用いて効率よく表を作成し、必要に応じた書式設定に基づいて印刷するまでの一連の操作が円滑に行える。
2.データベースの作成、編集、クエリ(並べ替え、抽出)、集計を行うことができる。
3.関数機能を用いて、効率の良い計算や検索ができる。
4.1~3を行なうための操作法を言葉で説明することができる。
5.グラフ作成および書式設定が円滑に行える。
授業計画
1
オリエンテーション――ログイン、起動終了方法
本学のCL教室においてログイン、終了操作が円滑に行えるようにすること。
STEP1基礎 Lesson1――基本用語とアプリケーション起動の説明
2
HTMLブラウザによるWebアクセス――NESSサーバへの登録、Excelスキルチェック
教科書が提供するNESS(Noa Education Support System)のWebサイトに円滑にアクセスできるようにすること。
STEP1基礎 Lesson2――文字や数値の入力と編集の基本操作1
復習としてNESSを用いたSTEP1の問題練習を行うこと。なお、NESSはインターネット環境があれば自宅でも使用できる。
3
STEP1基礎 Lesson2――文字や数値の入力と編集の基本操作2
STEP2表作成 Lesson1――計算式の操作
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP1とSTEP2の問題練習を行うこと。
4
STEP2表作成 Lesson1――相対参照と絶対参照、関数の利用(1)
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
STEP1の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
5
STEP2表作成 Lesson1――関数の利用(1)つづき、(2)
Lesson2――表の作成と編集1
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
6
STEP2表作成 Lesson2――表の作成と編集2
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
7
STEP2表作成 Lesson2――条件付き書式、入力規則
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP2の問題練習を行うこと。
8
9
10
11
12
STEP2 表作成 Lesson3――検索と置換、印刷
STEP3グラフ作成 Lesson1――グラフ作成の基本1
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP2、STEP3の問題練習を行うこと。
STEP3グラフ作成 Lesson1――グラフ作成の基本2
Lesson2――グラフ編集1
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP3の問題練習を行うこと。
STEP2の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
STEP3グラフ作成 Lesson2――グラフ編集2
STEP4データの分析 Lesson1――データベース機能、数値の並べ替え
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP3とSTEP4の問題練習を行うこと。
STEP4データの分析 Lesson1――オートフィルタ機能
Lesson2――シートの活用
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP4の問題練習を行うこと。
STEP3の試験(Webにアクセスして試験を行います。)
STEP4データの分析 Lesson2――3-D集計
Lesson3――ブックの管理
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP4の問題練習を行うこと。
13
STEP4データの分析 Lesson4テキストファイルの利用 ピボットテーブル
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP4の問題練習を行うこと。
14
STEP6応用 Lesson1――目的に応じた関数の使い分け
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いたSTEP6の問題練習を行うこと。
15
STEP6応用 Lesson2――オートフィルタとピボットテーブル
STEP4試験(Webにアクセスして試験を行います。)
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
基本操作を予習しておくこと。
復習としてNESSを用いて該当するSTEPの問題練習を行うこと。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は実施しない。
各STEP毎の試験と各回の学習状況により評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
繰り返して慣れる!完全マスターExcel2010/ノア出版
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
教科書は必ず学内の教科書売り場にて購入すること。
- 13 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
105600AA
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
統計の基礎
配当年次
1
開講期
後期
小田 史郎
個々の数量的現象の変動や差異と有意性、および集団の特性と変化の推移を理解する手段として統計学の基本的な知識を身につける。さ
らに統計手法を利用して様々な自然現象や社会現象を把握する際の留意点を十分に理解したうえで、代表値の求め方や分散の取り扱い、
相関関係の検討法、各種検定法の特性などを学び、コンピュータを利用して統計処理するための基本理論を学ぶ。
授業の概要
到達目標
①学生が、テキストや学術論文等で紹介される図表等のデータを正しく評価することができるようになる。
②学生が、統計ソフトを用いて、データを正しく整理することができるようになる。
③学生が、統計ソフトを用いて、データを正しく検定できるようになる。
④学生が、分析までを視野に入れた、適切な研究計画を練ることができるようになる。
授業計画
ガイダンスにおいて講義の流れや評価の方法について確認するとともに、統計を学ぶ必要性やその役割について学ぶ。
1
2
3
4
5
6
比率尺度、間隔尺度、順序尺度、名義尺度の4つについて、その意味と使い分けについて学ぶ。取り扱っているデータがどの尺度であるか
に関する課題に取り組み、講義内容を理解できたかどうかを確かめる。
データの整理法として、度数分布とヒストグラムについて学ぶ。講義内では実際にあるデータの度数分布表とヒストグラムを作成し、実
践的に理解する。さらに復習として、統計ソフトを用いて行う課題に取り組み、整理能力をさらに養う。
データの整理法として、代表値である平均値と中央値、最頻値の3つについて、その意味と使い分けについて学ぶ。併せて正規分布の考え
方を学び、平均値を求めることができる条件を理解する。さらに復習として、統計ソフトを用いて行う課題に取り組み、整理能力をさら
に養う。
データの整理法として、ばらつきを示す値である標準偏差について、その意味と使い分けを学ぶ。さらに復習として、統計ソフトを用い
てあるデータの標準偏差を求め、整理能力をさらに養う。
データの整理法として、ばらつきを示す値である四分位偏差(四分位範囲)について、その意味と使い分けを学ぶ。さらに復習として、
統計ソフトを用いてあるデータの四分位偏差を求め、整理能力をさらに養う。
7
検定の原理について学ぶ。本当は「差がない」のに「差がある」と評価してしまうミスをしないために、統計では厳しい基準が設けられ
ている。ここで紹介する「帰無仮説」や「危険率」といった考え方が、すべての統計法で用いられていることを確認し、この考え方につ
いて理解を深める。
8
関連2群のデータを比較するための検定法として「対応あるt検定」「ウィルコクソン符号付順位和検定」を紹介する。テキストをもとに
どのような手順で分析すればよいかを説明する。さらに復習として、統計ソフトを用いてあるデータの検定を行い、その結果をまとめる
ことで理解を深める。
9
独立2群のデータを比較するための検定法として「スチューデントのt検定」「ウェルチのt検定」「マン・ホイットニ検定」の3つを紹
介する。テキストをもとにどのような手順で分析すればよいかを説明する。さらに復習として、統計ソフトを用いてあるデータの検定を
行い、その結果をまとめることで理解を深める。
統計ソフトを用いてデータの検定を行い、その結果をまとめることで理解を深める(2群比較)。
10
11
2群間に相関関係があるかどうかを確かめるための検定法として「ピアソンの相関係数の検定」「スピアマンの順位相関係数検定」を紹介
する。ここでは相関係数rの値が示す意味を理解することが重要である。テキストをもとにどのような手順で分析すればよいかを説明す
る。さらに復習として、統計ソフトを用いてあるデータの検定を行い、その結果をまとめることで理解を深める。
12
3群以上の群を比較するための検定法として「一元配置分散分析」「クラスカルワーリス検定」を紹介する。ここでは多重性の問題をどう
回避するかが重要である。テキストをもとにどのような手順で分析すればよいかを説明する。さらに復習として、統計ソフトを用いてあ
るデータの検定を行い、その結果をまとめることで理解を深める。
13
14
アンケート調査では、名義尺度(度数)や順序尺度の結果を得ることが多いが、これらを分析するための検定法として、「分割表の検定」を紹介
する。ここではすでに紹介したノンパラメトリック検定を含め、個々のデータに適した分析法を選択できるようになることが重要である。テキストをも
とにどのような手順で分析すればよいかを説明する。さらに復習として、統計ソフトを用いてあるデータの検定を行い、その結果をまとめるこ
とで理解を深める。
2つの要因を同時に分析しなくてはならないデータを分析するための検定法として、「二元配置分散分析」を紹介する。ここでは「交互作
用」について理解することが重要である。テキストをもとにどのような手順で分析すればよいかを説明する。さらに復習として、統計ソ
フトを用いてあるデータの検定を行い、その結果をまとめることで理解を深める。
統計ソフトを用いてデータの検定を行い、その結果をまとめることで理解を深める(3群比較、相関関係、2要因で分類されるデータ)。
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
次回の講義についてシラバスで確認し、テキストを熟読して講義に参加する。また講義内で紹介した検定について、講義後すぐ
に統計ソフトを用いて自分で実践する。これを繰り返すことで、統計処理能力を身につける。
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
毎回の講義において出される課題を、最後にまとめてレポートとして提出する。
毎回、講義内容についての小レポートを提出する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
柳井久江:『4steps エクセル統計』、オーエムエス出版
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
この講義は、「統計と社会調査法」の基礎科目に位置づけられる。
- 14 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
105140AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
中国語I
配当年次
1
開講期
前期
井上 裕子
本講義は、発音のポイント、入門レベルの文法、基本会話と表現に関する基礎的事項を総合的に学習することによって、入門レベルの中
国語の外観を把握し、特に、文法事項や発音のポイントを把握できるようにする。中国語の発音の学習で重要なことは、発音符号である
ピンインの読み方とその表記の方法を理解することであるため、発音表記であるピンインとその表記の関係を理解することに力をいれ、
その関係を把握できるようにする。
授業の概要
中国語の学習を継続的に進めていくための、基礎的な事項であるピンインの読み方や表記の方法を理解することができるようになる。
到達目標
授業計画
1
オリエンテーション、中国語とは?
授業の内容、何に力をいれて授業に臨むべきかなどを具体的に指示する。中国語と日本語の相違点、類似点を中心に中国語がどのような
言語かについて理解を深める。
2
発音①、四声、声調符号の付け方を中心にマスターする。
中国語の声調とは何かを理解し、声調の違いを耳で区別できるようになる。
声調符号のつけ方の規則について理解し、中国語音節に正しい声調符号をつけることができるようになる。
3
発音② 単母音及び複母音を中心にマスターする。
単母音の違いを耳で聞いて区別できるようになり、実際に発音できるようになる。
単母音をマスターした後に、2重母音、3重母音の複母音について訓練する。
4
発音③ 子音を中心にマスターする。
子音(声母)の音の違いを耳で聞いて区別できるようになり、実際に発音できるようになる。また、中国語の有気音と無気音の違いにつ
いては、徹底して発音訓練を行う。
5
発音のまとめ:発音①から③の復習及び表記方法の確認(小テスト)。
中国語の微妙な発音の相違を耳で聞いて区別できるには、一定の継続した訓練が必要であるが、まず、ピンイン表記と音の相違を耳で区
別できるように訓練を行う。その後、基本事項に関する小テストを行う。
6
自分の名前や同級生の名前を中国語で表現し、相手の名前を尋ねる表現をマスターする。
S(人)+“叫”+フルネーム
S(人)+“姓”+苗字
7
判断を表す“是”を使った表現をマスターする。
S+“是”+O
S+“不是”+O
8
形容詞を用いた最も基本的な文型をマスターする。
S+形容詞
S+“不”+形容詞
9
10
11
動詞を用いた最も基本的な文型をマスターする。
S+副詞+V(+O)
名詞を述語とする最も基本的な文型をマスターする。
名詞+名詞(曜日・時刻・年月・年齢)
名詞+“不是”+名詞(曜日・時刻・年月・年齢)
基本文型を整理し、会話で用いることができるようにする。
これまで学習した中国語の基本文型を用いて、実際に会話の訓練をする。
12
“有”を用いた文型をマスターする。
S+“有”+O
S+“没有”+O
13
“在”と“有”を用いた文型の相違を確認し、マスターする。
S+“在”+場所
場所+“有”+S
14
基本文型を用いて、身近な話題をテーマに会話練習をする。
これまで学習した中国語の基本文型を用いて、場面を設定し実際に会話の訓練をする。
まとめと復習、テスト
15
準備学習・事後学習
準備学習は、テキストを見てどのような内容を行うのかを簡単に予習すること。
事後学習は、小テストなどに向け、単語、本文、漢字などを覚えるようにしましょう。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は行わない。
課題の完成度及び授業への参加度、授業態度(50%)+テスト(50%)
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
『新・表現の達人Ⅰ‐基本ブック』蘇氷他著 白帝社
教科書
適宜授業中に指示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
特になし
- 15 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
105190AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
中国語II
配当年次
1
開講期
後期
井上 裕子
本講義は、前期で学習した発音の基礎と初歩的文法事項及び表現方法を復習するとともに、より完全なものとし、さらに進んだ文法と文
型を学び、初級レベルの「語法と表現」をマスターできるようにする。同時に前期で習得した発音習得に欠かせない、発音符号とピンイ
ンの読み方とその表記、さらに声調を結びつけ、中国語の発音表記についてマスターできるようにする。
授業の概要
前期半年間に学習した中国語の発音習得をよりレベルアップさせ、平易な文構成からなる中国語を理解し、話すことができるようにな
る。
到達目標
授業計画
オリエンテーション、前期の復習
1
2
3
4
5
基本的文型を使って、生活習慣に関する表現をマスターする。
(時を示す名詞+)S+(時を示す名詞+)V(+O)
行為の完了表現をマスターする。
S+V+“了”+O
S+“没(有)”+V+O
可能、許可の表現をマスターする。
S+“能”/“会”/“可以”+V(+O)
可能、許可の表現の否定的使い方をマスターする。
S+(“不”+)“想”/“打算”など+V(+O)
6
願望の表現をマスターする。感覚表現をマスターする。
S+(“不”+)“想”/“打算”など+V(+O)
S+(“不”+)“覚得”+形容詞
7
選択の表現をマスターする。
A+“還是”+B?
A+“或者”+B
8
可能性の表現をマスターする。
“如果”~(“的話”),(“就”)...
~“的話”,(“就”)...
9
動作の持続と存続の違いを理解し、その表現をマスターする。経験の表現をマスターする。
S+V+“過”(+O)
S+V+“着”(+O)
S+“在”+V(+O)
10
程度補語を用いて、程度や状態の表現をマスターする。
S+形容詞+“得”+“很”
S+(V+)O+“得”+程度・状態
11
比較の表現をマスターする。
A+“比”+B+形容詞(+程度)
A+“和”+B+“一様”+形容詞
12
動作の時間的な量と回数の表現をマスターする。
S+V+時間量詞/回数(+O)
S+V+“了”+時間量詞/回数(+O)
13
結果補語を用いた、動作の結果表現をマスターする。
S+V+形容詞/自動詞+“了”(+O)
S+“没(有)”+V+形容詞/自動詞+“了”(+O)
14
可能補語を使った可能の表現をマスターする。
S+動詞+“得”+“了”/補語(+O)
S+動詞+“不”+“了”/補語(+O)
15
まとめ、復習、小テスト
これまで学習した中国語の基本文型を用いて、場面を設定し実際に会話の訓練をした後、小テスト
準備学習・事後学習
予習、復習をできるだけしてください。単語、本文のピンインなど毎回着実に覚えることを習慣にしましょう。その他音楽、映
画、ニュースなどでかまいませんからなるべく中国語を耳に入れるようにしましょう。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は行わない。
予習、復習、課題の完成度及び授業への参加度、授業態度(50%)+小テスト(50%)
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
『新・表現の達人Ⅰ‐基本ブック』蘇氷他著 白帝社
教科書
適宜授業中に指示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
「中国語Ⅰ」を履修していることが望ましい。
- 16 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
107890AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
ロシア語I
配当年次
1
開講期
前期
鈴木 明美
国際社会で活躍するには何よりコミュニケーションの手段としての外国語修得が不可欠である。ロシア語の学習にとって大切なことは
「読む、書く、話す、聞く」の四つの技能を身につけ、その運用能力を養うことである。ロシア語Ⅰでは、ロシア語をはじめて学ぶ学生
を対象とした科目である。まずロシア語の文字の発音をしっかりと学ぶ。ロシア語には日本人にとって難しい発音もあるので、発音練習
を徹底して行い、ロシア語の音とリズムになれるようにする。次に基本的な文法と構文を学び、それらを用いて簡単な会話ができるよう
にする。
授業の概要
まずロシア語の音と文字になれること。
ロシア人と簡単な会話ができるようになる。
到達目標
授業計画
オリエンテーション:ロシア語の授業の進め方、成績の評価方法などを説明する。
1
2
3
4
5
文字と発音:日本語にあまりなじみのないロシア語の文字と発音を学ぶ。
何度も声に出して練習する。
文字と発音:発音する上での注意事項:母音、子音、力点、無声音、有声音などを学ぶ。
実際に簡単な単語を読む。
文字と発音のまとめ:さまざまな単語を読めるように練習する。
声に出して何度も繰り返し覚える。
.
挨拶の練習:「こんにちは!」「私の名前は~です。」など簡単な会話を学ぶ。
それらの文型を使って実際に会話練習をする。
6
疑問文と肯定文、否定文:「これ何ですか」、「これは誰ですか」、「これは~です。」これらの文型を覚え、この文型を用いた応用文
を組み立ててみる。
単語と文型の確認をする。
7
疑問文と肯定文、否定文:「これは~ですか。」、「はい、これは~です。」、「いいえ、これは~ではありません。」この文型を覚
え、この文型を応用してさまざまな表現ができるようにする。
単語と文型の暗記をする。
8
名詞の性:ロシア語の名詞は男性名詞、中性名詞、女性名詞の3っのグループに分かれる。今まで学んだ単語をを抜き出し、それらがどの
グループに属するか練習する。
小テスト(読解力テスト)
9
名詞の複数形:「彼らは学生たちです。」、複数形の作り方、その使い方を学ぶ。
10
11
形容詞と所有代名詞:形容詞「これは面白い本です。」、所有代名詞「これは私のDVDです。」を学び、身の回りのものを使って表現
してみよう。
この単元の重要な文法を完全にマスターしよう。
家族:「これは私の家族です。」 家族について会話練習をする。
12
13
動詞の現在形:「あなたは何をしていますか。」、『私はテレビを見ています。」 動詞の変化とその使い方を学ぶ。
学習した動詞を使ってさまざまな文章を作成する。
会話でよく使われる動詞を用いた表現方法を学び、実際に会話練習をする。
14
前期のまとめ。テスト
15
復習を必ずすること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
なし
評価:授業態度・出席・課題(60%)、テスト(40%)とする。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
「ロシア語へのパスポート」中島、黒田、柳町共著 「白水社」
教科書
「ロシア語辞典」 「博友社」
参考文献
履修条件
留意事項等
希望者が多い場合は履修制限をする。
- 17 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
107930AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
ロシア語II
配当年次
1
開講期
後期
鈴木 明美
ロシア語Ⅱでは、ロシア語Ⅰに引き続き、さらに徹底したロシア語の発音の練習を行い、音とリズムになれる。同時にロシア語Ⅰで学ん
だ基本的な文法と基本的な文型を踏まえて、発音、語彙、語法などに関する一歩進んだ授業を展開する。簡単な語彙、簡単な構文を使っ
て、正しい発音と語法による「話す、聞く」という表現ができるようになり、ロシア語の基本的な運用能力を身につけることができるよ
うにする。
授業の概要
ロシア語の基本的な運用能力を身につける。
到達目標
授業計画
オリエンテーション:授業の進め方、成績評価などを詳しく説明する。
1
ロシア語Ⅰの復習:今までに学んだ単語、文型などの総復習。
2
簡単な文章の作成:ロシア語Ⅰで学んだ文章表現を応用して長文を作成する。
3
名詞の対格:「私は本を読んでいます。」 対格は日本語の格助詞「~を」にあたるもので、その用法を学ぶ。
4
動詞:「~が好きです。」、「~がほしいです。」 会話で特によく使われるこれらの動詞を使って会話の練習をする。
5
6
7
数字:「これはいくらですか。」、「今何時ですか。」、「何歳ですか。」 日常あらゆる場面で使われる数字を使った構文を完全にマ
スターし、応用する。
運動の動詞:「私は大学に行きます。」行く、来る、立ち寄るなどの動詞を総称して運動の同士と呼ばれている。その使い方を学ぶ。
運動の動詞の変化を完全に暗記する。
名詞の生格:「これはイワンの本です。」 所有、所属、存在の否定などを表すのに用いられる格である。その表現方法を学ぶ。
8
9
所有の表現:「彼女には息子がいます。」
曜日の表現:「今日は何曜日ですか。」
しっかり覚え、それらを使った会話練習をする。
動詞の未来形:「明日私は休むでしょう。」未来形の変化とそれらの表現方法を学ぶ。
10
11
12
名詞の前置格:「私はモスクワに住んでいます。」、「机の上に雑誌がある。」 特定の前置詞とともに用いられ、「~の上に」、「~
のなかに」などを表現する格である。その用法を学ぶ。
動詞の過去形:「昨日は家にいました。」
動詞の現在形、過去形、未来形の総復習をする。
疑問詞「КУДА」と「ГДЕ」の違いを学び、これらを使った表現方法をマスターする。
13
14
名詞の与格と造格:「彼に電話しました。」、「彼と散歩しました。」 与格は日本語の格助詞の「~に」にあたるもので、ものや動作
の受け手を示す。造格は手段、道具などをあらわす。これらの用法をマスターし、会話練習する。
まとめとテスト
15
復習を必ずすること
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
なし
評価:授業態度・出席・課題(60%)、テスト(40%)とする。
参加度・出席態度等)
その他
o
なし
「ロシア語へのパスポート」中島、黒田、柳町共著 「白水社」
教科書
授業中に適宜指示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
前期履修した学生を対象とする。
- 18 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
100410AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
英語I
配当年次
1
高橋 保夫
ここでは高等学校での学習を基に比較的まとまりのある英文を正しく、丁寧に読み取ることを目的に、発音、語彙、語法、慣用的表現の
解説と訓練を行うとともに、それらを用いて英語で自己表現することに慣れさせる。
授業の概要
① 基礎的語彙に慣れ親しむことができる。
② 日本語に訳することなしに英文の意味が理解できる。
③ パラグラフ単位で意味が把握できる。
到達目標
授業計画
1
オリエンテーション
Unit1 Chapter1 プロセスを描写する。
Unit1 Chapter2 メインアイディアとサポーティングアイディアを識別する。
2
Unit2 Chapter1 詳細をスキャンする。
3
Unit2 Chapter2 予想する。
4
Unit3 Chapter1 メインアイディアを理解するために見出しを利用する。
5
Unit3 Chapter2 出来事が起こった順番を理解する。
6
Unit4 Chapter1 事前説明する。
7
Unit4 Chapter2 予想する。
8
Unit5 Chapter1 パラグラフの中のメインアイディアを識別する。
9
Unit5 Chapter2 語彙を予想する。
10
Unit6 Chapter1 定義を見つける。
11
Unit6 Chapter2 事実を認識する。
12
Unit7 Chapter1 予想する。
13
Unit7 Chapter2 パターンに気づく。
14
Unit8 Chapter1 類推する。まとめ
15
準備学習・事後学習
① 受講前に、事前読み、単語調べを行うこと。
② 付属のCDをよく聴いておくこと。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
定期試験はしない。
授業参加度、課題、小テスト
参加度・出席態度等)
その他
教科書
60
授業内試験
ACTIVE SKILLS FOR READING 2 Third Edition / Neil J. Anderson / センゲージラーニング株式会社
+Audio CD
授業内に指示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
クラス分けに関しての指示に従うこと。
- 19 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
100420AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
英語Ⅱ
配当年次
1
開講期
前期
アンマリーミラー望月・Patrick Hall
英語によるコミュニケーションの重要性は今後も高まると思われることから、自然な英会話を展開でき
るように指導する。英語を「読む」「書く」「聴く」及び「話す」ことの四領域の総合的な英語運用能力の
向上を目指す。
授業の概要
Students will engage in a variety of listening, speaking, reading and writing exercises, with emphasis on developing their
oral English communication skills. They are also expected t0 actively participate in all classroom activities.
到達目標
授業計画
Introduction to the class; Unit 7, Holidays, first half: Talking about travel; comparing places and holidays
1
Unit 7, second half: Giving directions in the street; describing a town or a city
2
Unit 8, Now, first half: Talking about film stars; describing people’s appearance
3
Unit 8, second half: Asking for and giving recommendations; describing an event
4
Unit 9, Transport, first half: Talking about types of transport; ways to travel around towns and cities
5
Unit 9, second half: Apologizing for being late; dealing with problems when flying
6
Review of Units 7 – 9 and evaluation activities
7
Unit 10, The Future, first half: Talking about future plans and wishes; making predictions about situations
8
Unit 10, second half: Making suggestions and inviting friends; talking about weather
9
Unit 11, Health, first half: Discussing cures for the common cold; talking about healthy weekends
10
Unit 11, second half: Giving advice and offering help; asking for help in a pharmacy
11
12
Unit 12, Experiences, first half: Talking about unusual experiences; describing movement from one place to another and past
experiences
Unit 12, second half: Describing difficult situations or problems; talking about an exciting or frightening experience
13
Review of Units 10 – 12 and evaluation activities
14
Role Play Performance
15
Students must make use of the CD-ROM at home.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
In-class participation, 20%; Evaluation activities, 30%; Presentation, 50%
参加度・出席態度等)
その他
0
Speakout, Elementary Flexi Course Book 2 by Eales and Oakes. Pearson Longman.
教科書
Students are encouraged to study ESL sites on the Internet.
参考文献
履修条件
留意事項等
Use only English in class. Bring dictionary and textbook.
- 20 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
100430AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
英語III
配当年次
2
開講期
後期
川内 裕子
これまで学んだことの総括として、健康・医療・食品・教育などに関するテーマの英文に触れ、与えられた課題について短いレポートを
書いたり、実践的な会話を行える能力を養う。
授業の概要
① 現代の医療問題、環境問題について書かれた英文の概要を理解することができる。
② 患者と医療従事者間における会話表現を理解し、英語による意思疎通ができる。
③ 基礎的専門用語の概念を英語で説明でき、その用語を用いて短いレポートを書くことができる。
到達目標
授業計画
The ABC's of Allergies
1
Blow,Blow,Blow!
2
H5N1:Human-to-Human Infection
3
To Be or Not to Bee?
4
How to Do Hands-only CPR
5
Sun-Cooked Food
6
Are Cloned Animals Safe?
7
Why Is There So Much Hunger?
8
Salmonella Flying to Chickens?
9
No Cure for Diseases of the Retina
10
A Brighter Future for Forests
11
Building PeaceThrough Medicine
12
Now Can We Stop Desertification?
13
Mix at Your Peril
14
The Best Choice for Biofuel?
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
① 準備学習として、事前に英語教材に出てくる難解な語、意味のあいまいな語を英語辞典を使って調べ、テキスト、ノートに
記述する。
② 受講後に、既習英文教材を3回読み、感想文を英語で書く。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
筆記試験
授業参加度
参加度・出席態度等)
その他
教科書
60
授業内試験
A Look at Global Health & Environment with VOA (VOA に見る健康と環境)/安波誠祐・
Richard S. Lavin 編著/松柏社
英語リーディングの科学/卯城祐司/研究社
参考文献
履修条件
留意事項等
日本語で書かれた多くの科学記事を雑誌や新聞で読むこと。
- 21 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
103480AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
生涯スポーツI
配当年次
1
開講期
前期
平岡 英樹
体育としてのスポーツ、楽しみ実践するスポーツ、レクリエーションとスポーツ、競技としてのスポーツ等々について概念を明確にす
る。また、健康的で楽しい生活を送るためのスポーツ活動の意義を理解し、具体的な実技を通して、個々の身体的・精神的な健康レベルを
向上させながら、生涯学習とは何か、生涯学習に果たすスポーツの役割について考察し、生涯にわたってスポーツを継続していくための
基礎知識を習得する。
授業の概要
各種目の基本技術を身につけ体力増進を目指す。ルールやマナーを理解し、ゲームを通して仲間を尊重するこころを育て、生涯を通じて
スポーツに親しむ習慣を身に付ける。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
授業内容についてのガイダンス
授業内容の説明、受講上の注意事項、評価等についての説明をする。
体力テスト⑴
握力・立ち幅跳び・ハンドボール投げ・体前屈・上体起こし・反復横跳び
体力テスト⑵
50m走・20mシャトルラン
ソフトバレーボール⑴
基礎練習・応用練習ールール説明・パス練習・アタック練習
ソフトバレーボール⑵
ゲーム(技術の活用)ー練習した技術をゲームの中で活用する
ソフトバレーボール⑶
ゲーム(技術の応用)ー2人・3人のプレーを活用する
ソフトバレーボール⑷
ゲーム(チームプレー)ー個人プレー・コンビネーションプレーを活用し、チームとしてプレーする
バドミントン・卓球⑴
基礎・応用練習ーサーブ・様々なストローク・ショットの練習
バドミントン・卓球⑵
ゲーム(技術の活用)ーサーブ・様々なストローク・ショットの活用
バドミントン・卓球⑶
ゲーム(技術の応用・コンビネーションプレー)ーシングルス・ダブルスによるゲーム
身体作り
ヨガやピラティス、バランスボールやストレッチポールなどを利用し、体幹トレーニングなどの方法を学ぶ
12
アウトドアスポーツ⑴
ソフトボールー基本練習(キャッチ・スロー・バッティング)
テニスー基本練習(フォアハンド・バックハンド)
13
アウトドアスポーツ⑵
ソフトボールーゲーム(キャッチ・スロー・バッティング技術を活用)
テニスーラリー(フォアハンド・バックハンド技術を活用)
14
ニュースポーツ⑴
フライングディスクの基礎・応用ースロー・キャッチ
ユニバーサルホッケー、ピロポロのゲーム等
15
ニュースポーツ⑵
ドッジボールーボールやルールを変えて行う
ドッジビーーフライングディスクを使用してのドッジボール
特になし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は実施しない
平常点70%(準備・片付け・受講態度など)、レポート等課題提出による評価30%
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
なし
教科書
特になし、必要に応じて資料を配付
参考文献
履修条件
留意事項等
ジャージ等の運動・スポーツに適した服装・スポーツシューズ(屋内用・屋外用)を着用して受講すること
屋外で行う場合は屋外用のスポーツシューズを着用して受講すること
天候その他状況により種目が変更となる場合がある
- 22 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
103490AA
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
生涯スポーツII
配当年次
1
平岡 英樹
参加者のレベルに応じて展開するスポーツ及び軽スポーツの方法論について、個々の学生がすでに修得しているスポーツの技術・技能レ
ベルを基礎として、設備・用具等を含め、実践を通して考察する。とりわけ、北海道の自然環境を活かしたスポーツ活動を実際に行いな
がら、生活の中に運動に親しむ活動時間を定着させ、生涯にわたって、仲間とともにスポーツを継続できる知識と実践法を学ぶ。
授業の概要
スポーツの楽しさを知り、日常生活での健康への意識を高めると共に、体力の維持・増進を目指す。
生涯を通じて積極的に且つ楽しく、スポーツや運動に親しむ意識と習慣を身に付ける。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
授業内容についてのガイダンス
授業内容の説明、受講上の注意事項、評価等についての説明
バレーボール⑴
基礎・応用練習ーサーブ、パス、アタックの練習
バレーボール⑵
ゲーム(技術の活用)ー基礎的技術を活用しゲームを行う
バレーボール⑶
ゲーム(技術の応用)ー2人・3人のプレーがゲームで活用できるようになる
バレーボール⑷
ゲーム(チームプレー)ー2人・3人のプレーを応用したチームプレー(攻撃・守備)でゲームを行う
バスケットボール⑴
基礎・応用練習ーパス・シュート練習、2人・3人のプレーの練習
バスケットボール⑵
ゲーム(技術の活用)ーパス・シュートがゲームの中で活用できるように
バスケットボール⑶
ゲーム(技術の応用)ー個人・2人・3人のプレーがゲームで活用できるように
バスケットボール⑷
ゲーム(チームプレー)ー個人・2人・3人のプレーを応用したチームプレー(攻撃・守備)でゲームを行う
ニュースポーツ⑴
ミニテニス(基礎練習)ールール、ストロークの練習
ニュースポーツ⑵
ミニテニス(技術の活用)ー基礎技術を活用しゲームを行う
ニュースポーツ⑶
ミニテニス(技術の応用)ー基礎技術・コンピプレーを活用しゲームを行う
ニュースポーツ⑷
ミニバレー(基礎練習)ールール説明、パス練習、アタック練習、ゲーム
14
ニュースポーツ⑸
ミニバレー(ゲーム)ー練習した技術をゲームの中で活用する
ヘルスバレーボール(ゲーム)ーゲームの中で技術を習得する
15
ニュースポーツ⑹
ミニバレー(ゲーム)ー技術を応用し、チームとしてプレーする
ヘルスバレーボール(ゲーム)ー習得した技術をゲームの中で活用する
特になし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は実施しない
平常点70%(準備・片付け・受講態度など)、レポート等課題提出による評価30%
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
なし
教科書
特になし、必要に応じて資料を配付
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
ジャージ等の運動・スポーツに適した服装・スポーツシューズ(屋内用・屋外用)を着用して受講すること
状況により種目が変更となる場合がある
- 23 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10093091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
解剖学I
配当年次
1
開講期
前期
木村 浩一
人体の構造を細胞・組織・器官・器官系(骨格、筋、循環器、血液、造血器、リンパ)レベルで、系統的に学ぶ.また、構造に基づいた
機能との関連を学び、看護師に必要な解剖学の基本を学ぶ.
授業の概要
1. 人体の構造と機能について理解し、資料を参照せずに説明出来ること.
2. 関連する医学系専門書の読解が可能であること.
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
骨格Ⅰ
・体幹、四肢を構成する主要な骨格の位置と名称を学ぶ.
・体幹、四肢を構成する主要な骨の連結(関節)を学ぶ.
・各関節の運動とその名称を学ぶ.
筋肉Ⅰ
・体幹、四肢を動かす主要な筋肉の位置と名称を学ぶ.
・体幹、四肢を動かす主要な筋肉の機能を学ぶ.
骨格Ⅱ
・手、足を構成する主要な骨格の位置と名称を学ぶ.
・手、足を構成する主要な骨の連結(関節)を学ぶ.
・各関節の運動とその名称を学ぶ.
筋肉Ⅱ
・手、足を動かす主要な筋肉の位置と名称を学ぶ.
・手、足を動かす主要な筋肉の機能を学ぶ.
骨格Ⅲ
・頭蓋骨を構成する主要な骨格の位置と名称を学ぶ.
・頭蓋骨を構成する主要な骨の連結(縫合)を学ぶ.
・顎関節の運動とその名称を学ぶ.
循環器
・心臓の解剖学的構造と機能を学ぶ.
・心臓の刺激伝達と心拍維持の機能を学ぶ.
・動静脈の基本走行を学ぶ.
・胎児循環を学ぶ.
呼吸器
・呼吸器の解剖学的構造と機能を学ぶ.
消化器Ⅰ
・消化管の解剖学的構造を学ぶ.
消化管Ⅱ:口腔、食道、胃
・消化管の微細構造を学ぶ.
消化管Ⅲ:小腸、結腸、肝臓、膵臓、胆嚢
・消化管の微細構造を学ぶ.
内分泌器Ⅰ:視床下部、脳下垂体、松果体、甲状腺、副甲状腺
・内分泌を行う器官の解剖学的構造と機能を学ぶ.
内分泌器Ⅱ:心臓、副腎、腎臓
・内分泌を行う器官の解剖学的構造と機能を学ぶ.
内分泌器Ⅲ:性腺、脂肪、その他
・内分泌を行う器官の解剖学的構造と機能を学ぶ.
排泄Ⅰ
・腎臓の構造と機能を学ぶ.
排泄Ⅱ
・直腸、肛門の構造と機能を学ぶ.
準備学習は必須ではないが、あらかじめ教科書の当該項目を読んでおくことで、講義内容の理解が深まる.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
期試験は実施しない.
毎講義の終了時に小テストを行い、合計点を50点に換算する.
参加度・出席態度等)
その他
50
補講として復習テスト(50点満点)を実施し、上記小テストの点数と合計して成績評価とする.
ぜんぶわかる人体解剖図/坂井建雄・橋本尚詞 著 /成美堂出版
教科書
系統看護学講座 人体の構造と機能① 解剖生理学/坂井建雄・岡田隆夫/医学書院
参考文献
履修条件
留意事項等
小テストの合計点を50点換算した結果が10点未満になってしまうと、復習テストが満点(50点)でも、合計は60点未満となり不合格にな
る。したがって、毎回の小テストにしっかり取り組む必要がある.
なお、欠席した場合、当日の小テストは0点として計算される.
- 24 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10094091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
解剖学II
配当年次
1
開講期
後期
木村 浩一
解剖学Ⅰで学習した知識を基に各器官を制御する神経系の知識を学習し、解剖学的知識をさらに深めることで、看護師に必要な解剖学を
学ぶ.
授業の概要
1. 人体の構造と機能について理解し、資料を参照せずに説明出来ること.
2. 関連する医学系専門書の読解が可能であること.
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
神経の基本構造
・神経系を構成する神経細胞とグリア細胞の基本的な形態と名称を学ぶ.
神経の刺激伝導
・神経線維、および神経末端における刺激伝導の機能を学ぶ.
神経系の構造Ⅰ
・中枢神経と末梢神経の定義、および名称を学ぶ.
神経系の構造Ⅱ
・自律神経と体性神経の機能と神経走行について学ぶ.
神経系の構造Ⅲ
・脳表面の区分と機能について学ぶ.
神経系の構造Ⅳ
・大脳辺縁系の構造と機能について学ぶ.
神経系の構造Ⅴ
・大脳基底核の構造と機能について学ぶ.
8
神経系の構造Ⅵ
・脊髄の構造と機能について学ぶ.
・脊髄の神経走行について学ぶ.
9
特殊感覚Ⅰ
・嗅覚、味覚の受容器とその構造を学ぶ.
・嗅覚、味覚の支配神経を学ぶ.
10
特殊感覚Ⅱ
・視覚の受容器とその構造を学ぶ.
・視覚の支配神経を学ぶ.
11
特殊感覚Ⅲ
・聴覚、平衡覚の受容器とその構造を学ぶ.
・聴覚、平衡覚の支配神経を学ぶ.
12
体性感覚
・触覚、痛覚、温覚などの体性感覚受容器とその構造を学ぶ.
・体性感覚の伝導路を学ぶ.
13
筋肉の構造
・骨格筋の微細構造と機能を学ぶ.
・筋収縮の原理を学ぶ.
14
筋収縮の調節
・筋収縮を検出する受容器について学ぶ.
・運動の命令系統の走行を学ぶ.
15
まとめ
・各臓器を制御する神経系について学ぶ.
準備学習は必須ではないが、あらかじめ教科書の当該項目を読んでおくことで、講義内容の理解が深まる.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
定期試験は実施しない.
毎講義の終了時に小テストを行い、合計点を50点に換算する.
参加度・出席態度等)
その他
50
補講として復習テスト(50点満点)を実施し、上記小テストの点数と合計して成績評価とする.
解剖学Ⅰ(前期)と同じ教科書(ぜんぶわかる人体解剖図/坂井建雄・橋本尚詞 著 /成美堂出版)
教科書
系統看護学講座 人体の構造と機能① 解剖生理学/坂井建雄・岡田隆夫/医学書院
参考文献
履修条件
留意事項等
小テストの合計点を50点換算した結果が10点未満になってしまうと、復習テストが満点(50点)でも、合計は60点未満となり不合格にな
る。したがって、毎回の小テストにしっかり取り組む必要がある.
なお、欠席した場合、当日の小テストは0点として計算される.
- 25 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10437091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
生理学I
配当年次
1
開講期
前期
木村 浩一
看護の基礎となる人体の生理機能を学習する.まず生命維持するための機能である、体液・血液と循環・呼吸、消化・吸収、排泄、内分
泌、免疫などについて学ぶ.
授業の概要
到達目標
1. 生理学の重要な用語(以後の医学系講義、あるいは臨床実習で使用される用語)について理解し、資料を参照せずに説明が出来るこ
と.
2. 人体内部の変動に生体が反応する仕組みを、資料を参照せずに説明出来ること.
3. 関連する医学系専門書の読解が可能であること.
授業計画
1
2
血液Ⅰ:血球、免疫
・血液の役割について理解する.
・免疫の仕組みについて理解する.
血液Ⅱ:血液凝固
・血液凝固の仕組みについて理解する.
・リンパ管の構造と機能について理解する.
3
神経系の基礎
・中枢神経と末梢神経の定義について理解する.
・自律神経について理解する.
・神経の走行について解剖学的に理解する.
4
体温調節
・熱産生と熱放散の方法について理解する.
・体温調節の仕組みについて理解する.
・発汗の種類とその意義について理解する.
5
代謝
・ビタミンの種類と機能について理解する.
・糖・蛋白・脂肪代謝について理解する.
・エネルギー代謝について理解する.
6
7
循環器Ⅰ
・心電図の読解方法を理解する.
・血圧決定因子と血圧測定方法の原理を理解する.
・心音の発生機序と心音聴取の方法について理解する.
・静脈系の構造と機能について理解する.
呼吸器
・呼吸機能の維持と周期性の形成について理解する.
8
消化器Ⅰ:上部消化管
・上部消化吸収の仕組みについて理解する.
・上部消化管の神経機構について理解する.
9
消化器Ⅱ:肝臓、膵臓
・消化吸収の仕組みについて理解する.
・神経機構について理解する.
10
消化器Ⅲ:小腸、結腸
・下部消化吸収の仕組みについて理解する.
・下部消化管の神経機構について理解する.
11
内分泌Ⅰ:視床下部、脳下垂体、松果体、甲状腺、副甲状腺
・内分泌器官の神経機構について理解する.
・各内分泌の機能について理解する.
・内分泌調節機構について理解する.
12
内分泌Ⅱ:心臓、副腎、腎臓
・内分泌器官の神経機構について理解する.
・各内分泌の機能について理解する.
・内分泌調節機構について理解する.
13
内分泌Ⅲ:性腺、脂肪、その他
・内分泌器官の神経機構について理解する.
・各内分泌の機能について理解する.
・内分泌調節機構について理解する.
14
排泄Ⅰ
・腎臓機能について理解する.
・排尿の神経調節機構について理解する.
15
排泄Ⅱ
・排便機能について理解する.
・排便の神経調節機構について理解する.
準備学習は必須ではないが、あらかじめ教科書の当該項目を読んでおくことで、講義内容の理解が深まる.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
定期試験は実施しない.
毎講義の終了時に小テストを行い、合計点を50点に換算する.
参加度・出席態度等)
その他
50
補講として復習テスト(50点満点)を実施し、上記小テストの点数と合計して成績評価とする.
解剖学Ⅰと同じ教科書(ぜんぶわかる人体解剖図/坂井建雄・橋本尚詞 著 /成美堂出版)
教科書
系統看護学講座 人体の構造と機能① 解剖生理学/坂井建雄・岡田隆夫/医学書院
参考文献
履修条件
留意事項等
小テストの合計点を50点換算した結果が10点未満になってしまうと、復習テストが満点(50点)でも、合計は60点未満となり不合格にな
る。したがって、毎回の小テストにしっかり取り組む必要がある.
なお、欠席した場合、当日の小テストは0点として計算される.
- 26 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90438091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
生理学II
配当年次
1
開講期
後期
木村 浩一
生理学Ⅰで学んだことを、さらに体外環境に対応して生きていくための、筋と運動、感覚、末梢および中枢神経系の機能について学び、
生命活動を総合的に理解する。
授業の概要
到達目標
1.ニューロンの構造と機能について説明することができる
2.神経系の概要について基本的知識を得る
3.運動系の機能について理解し説明することができる
4.感覚系の機能について理解し説明することができる
5.自律神経系の機能について理解し説明することができる
6.中枢神経系の機能について理解し説明することができる
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
生理学の基礎
神経生理学の概要
神経の基本的機能 1
ニューロンとグリア細胞
神経の基本的機能 2
シナプス
神経系の概要
末梢神経系と中枢神経系
運動系の機能 1
運動調節と反射
運動系の機能 2
脳幹・小脳・大脳基底核の運動調節
運動系の機能 3
大脳皮質の運動調節
感覚系の機能 1
感覚の種類と一般的性質
感覚系の機能 2
特殊感覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、前庭感覚
感覚系の機能 3
体性感覚、内臓感覚
筋収縮の機構
筋の種類、骨格筋、心筋、平滑筋の収縮機構
自律神経系の機能 1
交感神経と副交感神経
自律神経系の機能 2
神経伝達物質と受容体
中枢神経系の機能
高次機能、脳波、学習
まとめ
15
準備学習は必須ではないが、あらかじめ教科書の当該項目を読んでおくことで、講義内容の理解が深まる.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
定期試験は実施しない.
毎講義の終了時に小テストを行い、合計点を50点に換算する.
参加度・出席態度等)
その他
50
補講として復習テスト(50点満点)を実施し、上記小テストの点数と合計して成績評価とする.
解剖学Ⅰと同じ教科書(ぜんぶわかる人体解剖図/坂井建雄・橋本尚詞 著 /成美堂出版)
教科書
系統看護学講座 人体の構造と機能① 解剖生理学/坂井建雄・岡田隆夫/医学書院
参考文献
履修条件
留意事項等
小テストの合計点を50点換算した結果が10点未満になってしまうと、復習テストが満点(50点)でも、合計は60点未満となり不合格にな
る。したがって、毎回の小テストにしっかり取り組む必要がある.
なお、欠席した場合、当日の小テストは0点として計算される.
- 27 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90914091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
臨床栄養学
配当年次
1
開講期
後期
西尾 久美子
ヒトの健全な生命活動における栄養の意義、栄養と健康の関わりについて、種々の栄養素の働きを通して学ぶ。
各ライフステージの特性を理解し、それぞれの栄養問題を学習する。
食を通した栄養摂取について学ぶ。
授業の概要
栄養素の働きを知り、摂取した栄養素の消化・吸収について理解し、生命活動が営まれることを理解できるようになる。
ライフステージごとの栄養問題を理解し、適切な栄養ケアの必要性を理解できるようになる。
自己の必要エネルギー量を知り、適切な食習慣の獲得を目指すことができる。
到達目標
授業計画
1
2
3
授業のガイダンス・・・授業の概要と到達目標を説明する
病気の予防、発症、進行と栄養の関わりについて理解する
栄養アセスメントの概要を学ぶ
栄養アセスメントの4つの手法、臨床診査、臨床検査、身体計測、食事摂取量それぞれの指標と意義について理解する
栄養素の種類と主な働きを学ぶ
三大栄養素の働きを学び、食事から取り入れられた栄養素が、健康な体作りや身体活動の維持に大切であることを理解する
4
栄養素の種類と主な働きを学ぶ
ビタミン、ミネラル、食物繊維、水の働きを学び食事から取り入れられた栄養素が、健康な体作りや身体活動の維持に大切であることを
理解する
5
ラフステージ別栄養管理
妊娠期・授乳期の生理的特性と栄養・食事の留意点を理解する
乳児の特性と哺乳、離乳食の留意点を理解する
6
7
8
ライフステージ別栄養管理
幼児期、学童期、思春期の生理的特性と栄養・食事の留意点を理解する
ライフステージ別栄養管理
成人期の生理的特性と栄養・食事の留意点を理解する
ライフステージ別栄養管理
老年期の身体の変化と、その特性を学び、栄養・食事の留意点を理解する
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
教科書の予習、復習、プリントの復習を行うこと
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
筆記による試験を実施する
レポート評価
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
栄養学 人体の構造と機能(3)/小野章史他/医学書院
教科書
必要に応じてプリント
参考文献
履修条件
留意事項等
私語厳禁 携帯電話の使用厳禁
教科書は2年時の「食事療法」でも使用する
2年時の「食事療法」と連動する科目となるので、復習しながら確実な理解が必要
- 28 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10739091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
免疫学
配当年次
2
續 佳代
病原微生物から身を守るために備わっている免疫システムの重要な特徴は自己と非自己の識別であるといえる。講義では生体に自然に備
わっている生体防御機構、免疫担当細胞の種類と働きを解説し、免疫とは何かを習得する。また、免疫機構の破綻によってもたらされる
免疫病の種類と特徴を概説する。
授業の概要
到達目標
・免疫とは何かを概説できる。
・感染症を起こす微生物の種類と特徴を概説できる。
・常在細菌叢の種類と生体防御における役割について概説できる。
・免疫担当細胞の種類と働きを概説できる。
・免疫系の破綻によりもたらされる様々な免疫病について概説できる。
授業計画
1
感染症から身を護る
・身のまわりにひそんでいる微生物、健康を脅かすリスクについて理解する。
・微生物の種類、大きさ、特徴を理解する。
2
抗感染症薬と消毒薬
・化学療法薬の種類と使用方法について理解する。
・主な消毒薬の用途と微生物に対する効果を理解する。
3
感染症の成立から発症・治癒まで
・感染するということはどういうことかを理解する。
・感染症成立の要因(感染源、感染経路、感染宿主)と感染予防の基本を理解する。
・常在微生物叢の健康への関わりを理解する。
4
免疫とは何か
・身体をまもるしくみについて理解する。
免疫担当細胞
・血液細胞(白血球、赤血球、血小板)の役割と免疫担当細胞の種類と働きを理解する。
5
体液性免疫と細胞性免疫
・体液性免疫と細胞性免疫の違いを理解する。
抗体と抗原抗体反応
・抗体の種類と役割について理解する。
6
能動免疫と受動免疫
・免疫反応を利用したワクチンの種類と予防接種の接種時期を理解する。
・治療目的の血清療法を理解する。
7
日和見感染症と院内感染症
・日和見感染症の定義、日和見感染症を起こす微生物、要因について理解する。
・院内感染症の定義、院内感染症を起こす微生物、要因について理解する。
8
免疫不全症
・先天性免疫不全症の種類、症状を理解する。
・後天性免疫不全症を引き起こす要因について理解する。
9
アレルギー(過敏)反応の機構
・アレルギー反応が起こるしくみとアレルギー反応を引き起こす抗原について理解する。
・アレルギーの型(Ⅰ型~Ⅳ型)を理解する。
・抗アレルギー薬について理解する。
10
腫瘍免疫
・がん細胞を排除する免疫のしくみについて理解する。
・腫瘍抗原の種類と特徴について理解する。
・悪性腫瘍の免疫療法について理解する。
11
血液型と移植免疫
・赤血球型血液型と白血球型血液型の抗原抗体について理解する。
・移植における免疫反応(拒絶反応)について理解する。
12
免疫寛容と自己免疫疾患
・免疫寛容が起こる例を理解する。
・主な自己免疫疾患と自己抗体を知り、自己免疫疾患の免疫システムについて理解する。
13
臨地実習において感染症対策が必要な感染症①
・発疹性感染症(麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘)の感染経路、症状、および予防法について理解する。
14
臨地実習において感染症対策が必要な感染症②
・ウイルス性肝炎について種類と特徴を理解する。
・結核の感染経路と感染予防策について理解する。
15
代表的な感染症について
・呼吸器感染症の種類、症状、感染予防策について理解する。
・尿路・性感染症、脳神経系感染症の種類、症状、感染予防策について理解する。
授業で得られる知識をもとに、日常生活で免疫力を高める努力をする。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90%
定期試験以外(授業内の課題・ 10%
内容
筆記による定期試験で評価する。
授業で提出してもらうレポート、出席状況、受講態度で総合評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0%
病気がみえる⑥ 免疫・膠原病・感染症 / 森尾 友宏ほか / メディックメディア
教科書
特になし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
特になし
- 29 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10915091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
食事療法
配当年次
2
開講期
前期
西尾 久美子
病気の治療のための栄養・食事療法を理解し、疾患と栄養・食事の関わりを学ぶ。
病気の一次予防、二次予防、三次予防に食事が密接に関わることを学ぶ。
授業の概要
主な疾患の栄養・食事療法について理解できるようになる。
病態に応じた栄養治療、静脈栄養・経腸栄養・経口栄養を理解し、看護ケアとの関連を理解できるようになる。
栄養・食事療法を理解し、学生自らの食生活を整えることができるようになることを目指す。
到達目標
授業計画
1
2
授業の概要と到達目標を説明する。
病気の予防・発症・進行と栄養のかかわりについて学び、ヒトにとって食物を摂取するという行為には、社会環境や自然環境、人間環境
など生活そのものと密接な関係があることを理解する。
病院食の概要 一般食、治療食、検査食、食形態を学び、入院中の栄養管理の重要性を理解する
食事摂取基準の概要を学び、自分の基礎代謝量を知り、必要エネルギー量を計算してみる
3
栄養補給法
経口摂取が出来ない場合の栄養補給法と補給ルートを学び、栄養法を選択するにあたっての病態、栄養評価、必要栄養量、合併症のリス
クなどを学ぶ。
4
摂食障害の栄養・食事療法
咀嚼・嚥下機能低下がみられるときの食事の留意点を理解する
機能回復のための口腔ケア、看護師の役割を理解する
5
循環器疾患の栄養・食事療法
動脈硬化の危険因子を理解し、生活習慣病の発症、さらに合併症につながる過程を学ぶ
高血圧症の治療としての食事療法を学ぶ
6
7
8
9
10
11
12
13
14
循環器疾患の栄養・食事療法
心疾患、脳血管疾患の病態を理解し、それぞれの病期に応じた栄養・食事療法を学ぶ
消化器疾患の栄養・食事療法
消化性潰瘍、炎症性腸疾患の病態を理解し、それぞれの病期に応じた栄養・食事療法を学ぶ
消化器疾患の栄養・食事療法
肝臓病の病態を理解し、それぞれの病態に応じた栄養・食事療法の違いを学ぶ
消化器疾患の栄養・食事療法
膵臓病、胆嚢疾患の病態を理解し、それぞれの栄養・食事療法を学ぶ
代謝性疾患の栄養・食事療法
糖尿病の病態を理解し、血糖コントロールのための食事療法の重要性と、実践に結びつけるための看護師の役割を学ぶ
代謝姓疾患の栄養・食事療法
肥満、脂質異常症、高尿酸血症の病態を理解し、それぞれの食事療法を学ぶ
腎疾患の栄養・食事療法
慢性腎臓病、腎不全、人工透析の病態を理解し、それぞれの病期に応じた食事療法を学ぶ
血液疾患の栄養・食事療法
貧血の病因を理解し、栄養・食事療法を学ぶ
小児疾患・アレルギーの栄養・食事療法
先天性代謝異常の栄養・食事療法を学ぶ
アレルギー疾患の食事療法を学ぶ
まとめとして、臨床栄養学、食事療法を学び看護ケアとの関連をレポートする
15
教科書の予習、復習を行い授業に臨むこと
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
筆記による試験を実施する
レポート提出
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
栄養学 人体の構造と機能(3)/小野章史他/医学書院
教科書
必要に応じて資料配布
参考文献
履修条件
留意事項等
私語厳禁 携帯電話の使用厳禁
- 30 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10775091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
臨床心理学
配当年次
1
開講期
後期
佐藤 信雄
人間のさまざまな『心の問題』は医療や教育、子育てなどの活動の対象となる人の問題であるだけではなく、その活動の主体となる人の
問題でもある。『あの人は感じが悪い』と思っている人が相手からも同じように思われていることは少なくない。本科目ではそのような
日常的な問題を踏まえつつ、臨床心理学の歴史と現状、各種のパーソナリティ理論、各種の心理療法の理論と実践について学び、臨床心
理学についての基礎的な知識を身につけるとともに、学生のみなさんの自己理解の一助ともなることを目標としている。
1.臨床心理学の概要を把握し、その基礎的内容が理解できる。
2.臨床心理学が実践の場でどのように活かされているのかを理解できる。
3.将来の職場で役立てることのできる臨床心理学の知識を身につけることができる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
【臨床心理学:その歴史と現状】
オリエンテーションを兼ねて臨床心理学の定義、欧米および日本における臨床心理学の歴史、臨床心理学の対象と援助の方法、臨床心理
学の実践領域等について概観し、基礎的な知識を修得する。基礎的な知識を得る。臨床心理士という資格とその取得方法等についても解
説を行う。
(予習)テキストを通読して内容を概観する。(復習)授業で取り上げられた用語・概念を整理する。
【パーソナリティ理論】パーソナリティという用語を正確に理解し、各種のパーソナリティ理論の基礎を学ぶ。類型論、特性論、パーソ
ナリテイの形成などについて理解し、パーソナリティのアセスメントの手段としての心理検査についての基礎的な知識を得る。
(予習)「パーソナリティ」という言葉の正しい意味を調べる。 (復習)自分のパーソナリティについて考察する。
【精神分析理論と精神分析療法 1】
フロイトが創始した精神分析学について、彼がウィーン大学で行った夏期大学の講義録である『精神分析入門』に基づいてその基礎的な
理論を学ぶ。精神分析の歴史や各種の概念についての基礎的な知識を得る。
(予習)フロイトの『精神分析入門』に目を通しておく。(復習)精神分析独特の用語の意味を整理しておく。
【精神分析理論と精神分析療法 2】
フロイトによる無意識、自我、超自我、エスなどの「自我論」、抑圧、否認、反動形成、合理化、昇華などの「自我防衛機制」、独自の
「性心理発達理論」などの精神分析の主要な概念を理解し、精神分析療法について学ぶ。精神分析の効用と限界についても理解する。
(予習)前回の授業の内容を十分に復習する。(復習)前回と今回で学んだ内容を確実に理解する。
【ユング心理学とその臨床 1】
フロイトの精神分析から派生したユングの分析心理学の基礎を理解する。コンプレックスという用語の意味(「劣等感」ではない)、内
向型、外向型などの人間の性格の類型、ユングによる自我論など、精神分析との違いを理解する。ユングの独特の人間観・世界観の魅力
にも触れる。
(予習)ユングの著作を探してみる。(復習)ユングの著作を読む。
【ユング心理学とその臨床 2】
集合的無意識の概念。それによる童話・神話・伝説などの分析的心理学的解釈、芸術療法、箱庭療法など、ユング独特の世界を味わう。
東洋の文化からの影響やそれが映画などの及ぼした影響などについても触れる。いくつかの童話を題材としてその分析心理学的観点によ
る解釈を試みる。
(予習)ユングの童話の解釈について調べる。(復習)ユング、河合隼雄の著作を読む。
【ロジャースの理論とクライエント中心療法 1】
カウンセリングの基礎理論であるロジャースのクライエント中心療法の基礎的な概念を学ぶ。それに影響を与えたといわれる東洋の思想
についても検討する。カウンセリングが成立するための6条件について調べ、なぜロジャースの方法が世の中に受け入れられたかを検討
する。
(予習)相談、説得がうまくいかない理由について考察する。(復習)来談者中心という概念の内容を確認する。
【ロジャースの理論とクライエント中心療法 2】
セラピストの基本的態度(心理的不適応、無条件の積極的関心、共感的理解)などの基礎的な概念を学ぶ。その実践の難しさについても
理解を深める。個人面接とグループアプローチ、エンカウンターグループの概念を学び、その「危険性」についても検討する。
(予習)エンカウンターグループという用語を調べる。(復習)いままでにした、受けた相談につい振り返る。
【学校臨床:スクールカウンセリング・教育相談】
スクールカウンセラーの制度が導入されてから20ほど経過しているが、必ずしも万全に機能しているとは言えない。スクールカウンセ
ラーの精度と業務体系、学校内での位置づけなどについて学び、教育現場の心の問題と学校臨床の実際を検討する。
(予習)スクールカウンセラーとの関わりを振り返る。(復習)教育現場での問題とのに関わりについて調べる。
【精神科領域の臨床 1】
チーム医療には心理的な内容も当然含まれなければならない。医師との連携や、そうしたかかわりの中での臨床心理士、心理学専門家の
在り方や心構えについて検討し、精神科において必要とされる『生物-心理-社会モデル』『ストレス-脆弱性-対処技能モデル』について
学ぶ。
(予習)精神科における治療モデルについて調べる。(復習)二つのモデルついて復習する。
【精神科領域の臨床 2】
精神科医療の現場で必要とされる視点としての心理教育、認知行動療法、SST(社会生活技能訓練)の内容について学ぶ。また、精神
科病院における実践としての外来での個人面接、うつ病の心理教育、統合失調症の心理教育についても説明する。
(予習)精神医学と心理学の関係について調べる。(復習)精神医学と心理学の関係についてのレポートを提出する。
12
【産業領域の臨床 1】
職場で心理・精神的問題で悩みそれが休職や退職に結びつくことも少なくないので、このことは雇用する側にとっても大きな問題となっ
ている。職場は今どうなっているのか、職場でのメンタルヘルスの動向や、メンタルヘルス研修など今日的問題としての産業領域での臨
床心理学的問題について学ぶ。
(予習)新聞報道などから情報を集める。(復習)収集した情報を整理して検討を行う。
13
【産業領域の臨床 2】
メンタルヘルス研修の内容、職場復帰支援の実際について具体的な事例を参照しながら学ぶ。また、産業メンタルヘルスと臨床心理学と
いマクロな視野からこの問題について考察を行い、臨床心理学になにができるかについて検討を行う。
(予習)職場におけるメンタルヘルスの問題について資料を集める。(復習)必要な対応策を検討する。
14
15
【子育て支援 1】
子育ての経験や文化の次世代への継承が行われず、初心者の親がマニュアル本を頼りにおそるおそ子育てを行っているのが現状であり、
そのようにして育ったこどもが親となって同じような保育を行っている。子育て以上に親育てが必要な時代となっている現代の子育て支
援の必要性について学ぶ。
(予習)恵庭市あるいは自身の出身地の子育て支援活動について調べる。 (復習)調べた内容を整理する。
【子育て支援 2】
子育ての時期に起こりうる問題として、妊娠・出産、育児の悩み、発達の問題、児童虐待等について学び、その対応について検討する。
子育て支援活動と臨床心理学の方法、子育て支援活動における今後の課題等について学び、心理学的観点からのより良いアプローチの方
法を検討する。
(予習)子育て支援活動の課題について調べる。(復習)子育て支援について学んだ内容を整理する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
各回の授業計画に記載。
割合(%)
40
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
学習目標への到達度
各授業終了時の小レポート・課題レポートの内容、授業参加度
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
20
小テストにまたは提出課題の内容による除業内容の理解度の確認
塩崎尚美 『実践に役立つ臨床心理学』 北樹出版
適宜資料を作成して配布する
積極的に授業に参加することを期待します。提出物等の期限は厳守すること。
- 31 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50916091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
病理学
配当年次
2
開講期
前期
池田 仁
病気の起こす原因やその発症のメカニズムについて、細胞・組織傷害、細胞死と老化、先天異常と遺伝病、代謝障害、循環障害、腫瘍な
ど原因や機序別に分けて学習する総論に加え、その総論を基礎として各臓器ごとにその代表的疾患について発症機序や病態などの各論を
学ぶ。
授業の概要
到達目標
1.病院病理の役割や病理診断の意義、加えて病理解剖の意義を説明できる。
2.細胞傷害および細胞死の分類や機序、その形態的特徴を述べることができる。
3.先天異常や遺伝病、代謝障害、循環障害、腫瘍について、それぞれの病態や種類、発症機序を説明できる。また、それぞれの代表的疾
患を挙げ説明できる。
4.各臓器の代表的疾患について、それぞれの発症機序や病態を説明できる。
授業計画
1
病理学とは、病因論
病理学の概念と医学における位置付け、実際の病院病理の役割などを学習する。さらに病因論についても学ぶ。
2
細胞傷害と細胞死、老化
細胞傷害の種類やその機序を学ぶ。また傷害を受けた細胞組織の形態変化やその修復について学習する。
細胞死の種類とその機序、形態的特徴などを学ぶ。さらに、細胞から個体の老化について学習する。
3
先天異常と遺伝病
先天異常の種類と代表的な疾患、奇形の種類、染色体異常とその代表的疾患を学ぶ。また、遺伝子の構造から遺伝様式とそれぞれの代表
的遺伝病について学ぶ。
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
代謝障害1
糖質代謝障害、蛋白代謝障害、核酸代謝傷害のそれぞれの機序や代表的疾患について学ぶ。
代謝障害2
脂質代謝障害、無機質代謝障害、色素代謝障害のそれぞれの機序や代表的疾患について学ぶ。
循環障害
局所性循環障害と全身性循環障害に分けて、それぞれの病態や機序について学ぶ。
腫瘍1
腫瘍の概念、分類、形態的特徴、発生機序、がん遺伝子やがん抑制遺伝子などについて学ぶ。
腫瘍2
がんの浸潤・転移や病期、宿主への影響や予後の違いなどについて学習する。
循環器
先天性心疾患や心筋症、炎症、虚血性心疾患、血管の病変などについて、その代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。
呼吸器
気道から肺、胸膜などに発症する代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。特に肺では拘束性肺疾患と閉塞性肺疾患の概念も学習する。
消化器
口腔から肛門に至る消化管から肝や胆嚢、膵などに発症する代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。
血液・造血器
赤血球や白血球の疾患や骨髄、脾、リンパ節、胸腺などに発症する代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。
泌尿器、内分泌
腎から尿道までの泌尿器および下垂体や甲状腺、副甲状腺、副腎などの内分泌組織に発症する代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。
生殖器、乳房、皮膚
精巣や前立腺などの男性生殖器や子宮、卵巣、卵管などの女性生殖器、性周期や妊娠関連、乳房、皮膚に発症する代表的疾患の発症機序
や病態を学ぶ。
骨軟部、脳・神経、感覚器
骨や関節、軟部組織、中枢神経や末梢神経、感覚器に発症する代表的疾患の発症機序や病態を学ぶ。
初回以外は前回の範囲の小テストを行うので、よく復習すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70%
定期試験以外(授業内の課題・ 30%
内容
全15回を通しての筆記試験(選択問題)を行う。
15回の各講義の前に前回の講義に関連した小テスト(5分、記述式)を行う。
参加度・出席態度等)
その他
0%
講義プリントを配布する。
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
「カラーで学べる病理学、第4版」 渡辺照男編、ヌーヴェルヒロカワ
「医療系学生のための病理学、第4版」 中村仁志夫ほか編 講談社
教科書の指定は行わないが、自己学習できるように少なくとも1冊以上の参考書や講義内容について調べることのできるインターネットな
ど環境を整えること。
- 32 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10666091
教員氏名
授業の概要
2015/5/1
単位
2.0
病態・治療学I
配当年次
2
片岡 亮
今日、医療・医学に求められているものは、高齢化社会に突入した現在では非常に複雑かつ多様化しつつあるが、内科学は、看護学を学
ぶ学生にとって広いが最も大切な領域である。まず、患者さんから病歴を聞くことから始まり、いろいろな疾病に表われる症状を知り、
なぜその疾患に特徴的な症状が出現するのか、すなわち、その病態生理を理解することが重要である。ついで、診断のために応用される
各種の臨床検査、画像診断、さらには、疾患ごとに選択される適切な薬物療法、食事療法、注射・輸液療法などを学ばなければならな
い。
1.生体の基本的解剖・生理を理解する
2.病的変化から疾病に至る過程を理解する。
3.内科的疾病の看護を可能とする知識・技術・態度を理解する。
到達目標
授業計画
1
呼吸器病学(1) 呼吸器の解剖・生理・症状
肺・気管支の基本的構造
胸部写真のみかた スパイロメーターのみかた
症状と診断
2
呼吸器病学(2) 閉塞性肺疾患と拘束性肺疾患
肺気腫 慢性気管支炎 喘息 びまん性汎細気管支炎
間質性肺炎 膠原病 塵肺 過敏性肺臓炎
各疾患の特徴・診断・治療
3
呼吸器病学(3) 呼吸器感染症
細菌 マイコプラズマ ウイルス 結核菌 真菌 クラミジア リケッチア 日和見感染とは MRSA
胸膜炎と胸水 かぜ症候群 インフルエンザ
嚢胞性肺疾患と気胸
4
呼吸器病学(4) 肺癌
原発性肺癌の分類・特徴・治療
転移性肺癌
肉芽腫性肺疾患
5
呼吸器病学(5) 心臓と肺の関係
心臓の図解
心不全、右心不全、肺塞栓
呼吸器の復習と整理
6
循環器病学(1) 心臓の解剖と生理
心臓の基本的構造
冠動脈 刺激伝導系
大循環と肺循環
7
循環器病学(2) 心電図と心不全
心電図の基本
不整脈疾患の診断と治療 ペースメーカー 心不全とスターリングの法則
8
循環器病学(3) 虚血性心疾患
冠動脈閉塞と狭窄
心電図変化
冠動脈治療(動画にて)
9
循環器病学(4) 弁膜症・心筋症・先天性心疾患
主要弁膜症(MS,MR,AS,AR)の理解
心筋炎 心筋症 心膜炎
主要先天性心疾患(VSA.ASD,PDA,FALLOT4) シャントについて
10
循環器病学(5) 動脈疾患と甲状腺機能障害
大動脈瘤 閉塞性動脈硬化症 大動脈炎
末梢血管疾患 静脈瘤と肺塞栓
甲状腺と心疾患
11
循環器病学(6) メタボリック症候群
高血圧の成因、基準、治療
糖尿病の成因、基準、治療
メタボリック症候群とは
12
血液病学(1) 血液の成分
骨髄と造血 造血幹細胞
血球と血漿
血球とその機能 出血傾向と凝固・線溶系の異常
13
血液病学(2) 検査法と移植・輸血
血液型と輸血
輸血の副作用
骨髄移植(造血幹細胞移植)と問題点
14
血液病学(3) 貧血
貧血の分類 鉄欠乏性貧血 巨赤芽球性貧血 再生不良性貧血 溶血性貧血
発作性夜間血色素尿症
各疾患の治療法と進歩
15
血液病学(4) 白血病
白血病の分類 慢性骨髄性白血病 急性リンパ性白血病
悪性リンパ腫 骨髄腫
各疾患の治療法と進歩
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
100
定期試験以外(授業内の課題・ 0
内容
定期試験は筆記による試験を実施する
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
講義内容は毎回プリントを配布する。
系統看護学講座(医学書院)を自己学習教材とする。
第2巻 呼吸器、第3巻 循環器、第4巻 血液・造血器
第5巻 消化器、第6巻 内分泌・代謝、第7巻 脳神経
第10巻 運動器
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
なし
- 33 -
VRE
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10667091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
病態・治療学II
配当年次
2
開講期
前期
松本 真希
手術の適応となる疾患、手術の方法、手術に伴う医療知識、手術患者への対応・看護を学ぶ。授業では毎回、各科を代表する手術を受け
る患者を提示し、手術の前、手術中、手術後の対応を検討することで、外科に関する知識を深める。
授業の概要
到達目標
(1)手術の適応となる代表的疾患とその手術方法を説明できる。
(2)手術が生体に及ぼす影響と副作用を理解し、それを軽減する方法を説明できる。
(3)手術に伴う医学的知識(麻酔、消毒など)を理解する。
(4)周術期の患者に何が必要とするかを理解する。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
外科看護(1) 小手術~内痔核の手術
直腸と肛門の解剖 内痔核の重症度 手術時の体位 麻酔と消毒 体表面の手術 術前訪問 術前評価
外科看護(2) 整形外科の手術~大腿骨折の手術
大腿骨の解剖 骨折の治療法 手術中のX線使用 排液と出血量 整形外科の手術 術後肺塞栓
外科看護(3)乳房の手術~乳癌の手術
乳腺の解剖と手術術式 マンモグラフィ 輸液の種類 ドレーン 術後の放射線療法 センチネルリンパ節
外科看護(4) 消化器の手術~食道癌と胃癌の手術
食道の解剖 術前の呼吸療法 術前の患者評価 輸血の種類と合併症 動脈血ガス分析
外科看護(5) 消化器の手術~大腸癌の手術
大腸癌の分類 術後の栄養管理 人工肛門造設術 酸素療法 術後疼痛
外科看護(6) 消化器の手術~腹腔鏡による胆嚢の手術/PTCD
肝臓と胆嚢の解剖 黄疸 胆汁のドレナージ 局所麻酔と全身麻酔 消毒と滅菌
外科看護(7) 消化器の手術~急性腹症の緊急手術
イレウス 消化管穿孔 腹膜炎 敗血症 大腸菌 SIRS 急性腹症を起こす疾患 ショックの分類
外科看護(8) 頚部の手術~バセドウ病の手術、気管切開
甲状腺の構造 反回神経麻痺 副甲状腺とテタニー 甲状腺ホルモン 甲状腺クリーゼ 嗄声 頸部血腫
外科看護(9) 泌尿器科の手術~尿道鏡による膀胱癌の手術
尿路の腫瘍 膀胱切除後の看護 膀胱留置カテーテル 術後感染 抗菌薬の予防的投与 尿の観察 衝撃波砕石術
外科看護(10) 産婦人科の手術~子宮全摘術/帝王切開
子宮の手術 腹腔鏡手術と膣式手術 帝王切開 アプガースコア 卵巣腫瘍 子宮筋腫
外科看護(11) 眼科・耳鼻科の手術~白内障の手術/声帯ポリープの手術
眼球の構造 眼球周囲の手術 角膜の手術 緑内障の手術 白内障の手術 網膜の手術 レーザー手術 鼻の手術 耳の手術 声帯の異
常 ラリンゴマイクロサージェリー レーザーの危険性
外科看護(12) 脳外科の手術~減圧術/VPシャント
脳外傷 硬膜外血腫 硬膜下血腫 減圧術 脳圧亢進 脳ヘルニア 髄液の産生と吸収 VPシャント
外科看護(13) 心臓外科の手術~人工弁置換術
開胸術 人工心肺 弁置換術 ペースメーカー 術後出血 術中モニター PCPS IABP 心臓移植 人工心臓
外科看護(14)) 胸部外科の手術~胸腔鏡による肺癌の手術
肺癌の種類 胸腔鏡手術 気胸とブラの手術 分離肺換気 術後呼吸器合併症 肺理学療法 胸腔ドレーン ロボット手術
外科看護(15) 臓器移植と骨髄移植
脳死の定義 免疫反応 主な臓器移植手術 免疫抑制薬 骨髄移植 白血病 クローン技術
準備学習・事後学習
(1)講義のテーマとなる手術に関する情報を集める。
(2)配布テキストに含まれている練習問題で復習に利用する。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
国家試験形式(5択)で講義内容を出題する。
適時行うミニテストの平均点。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし。
教科書
講義時に資料プリントを配布する。
参考文献
履修条件
留意事項等
講義のテーマに関連する解剖と生理を復習してから講義をうけること。
- 34 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10668091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
病態・治療学III
配当年次
2
松本 真希
病態治療Ⅲでは、皮膚科、耳鼻科、眼科、口腔外科、神経内科、内分泌科に関連する疾患の病態とその主な治療法について学ぶ。それぞ
れ専門の知識を必要とする領域であり、診断、検査には他の科にない特徴を有する。また患者の心理、治療に伴う問題点も科目独特であ
る。
授業の概要
到達目標
(1)皮膚科の主な疾病とその治療法を理解する。
(2)眼科の主な疾病とその治療法を理解する。
(3)耳鼻科の主な疾病とその治療法を理解する。
(4)口腔外科・歯科の主な疾病とその治療法を理解する。
(5)神経内科の主な疾病とその治療法を理解する。
(6)内分泌科の主な疾病とその治療法を理解する。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
眼科の疾患(1)
眼の構造と視力 光と視神経 眼科の手術 眼科の検査 眼球の感染症 角膜障害 緑内障
眼科の疾患(2)
白内障 白内障の手術 網膜剥離 晶子体出血 糖尿病性網膜症 網膜の手術 眼の腫瘍
口腔外科・歯科の疾患
歯の解剖 カリエス 歯肉炎 歯の異常 口腔の異常 口腔内感染
耳鼻科の疾患(1)
耳の構造 外耳道の感染症 鼓膜損傷 中耳炎 真珠腫 耳管の異常
耳鼻科の疾患(2)
内耳の異常 メニエール症候群 難聴の種類と診断 オージオグラム 平衡異常 聴神経腫瘍 鼻出血 鼻骨骨折
耳鼻科の疾患(3)
喉頭の構造 声帯の異常 ラリンゴマイクロサージェリー 喉頭癌
皮膚科の疾患(1)
皮膚の構造と機能 表皮・真皮・皮下組織の特徴 皮膚の血流と体温調節 毛髪・汗腺
皮膚科の疾患(2)
皮膚の構造と腫瘍 皮膚の良性腫瘍 皮膚癌 悪性黒色腫 皮膚の炎症 膠原病と皮膚 熱傷と皮膚移植
皮膚科の疾患(3)
皮膚の常在菌 ブドウ球菌・レンサ球菌 皮膚の細菌感染 皮膚の真菌症 ウイルス疾患と皮膚
神経の疾患(1)
精神病 脳の構造と機能 パーキンソン病 小脳疾患 脳腫瘍 頭痛
神経の疾患(2)
水頭症 CTとMRI 髄液検査 髄膜炎 脳波 てんかん アルツハイマー病 プリオン病
神経の疾患(3)
脳外傷と血腫 脊髄の解剖 脳神経 交感神経系と副交感神経系 脳ヘルニア
神経の疾患(4)
筋電図 筋萎縮性側索硬化症 ポリオ 多発性硬化症 ギランバレー症候群 重症筋無力症 筋ジストロフィー
内分泌の疾患(1)
巨人症 小人症 尿崩症 バセドウ病 橋本病 粘液水腫 副甲状腺機能異常 インスリノーマ 糖尿病
内分泌の疾患(2)
アジソン病 クッシング症候群 原発性アルドステロン症 副腎性器症候群 褐色細胞腫 妊娠反応 胞状奇胎 精巣腫瘍
準備学習・事後学習
(1)図書館や他の教科の参考書で関連項目を予習する。
(2)テキストや配布プリント内の練習問題で復習を行う。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
国家試験形式(5択)の問題の総合点で評価する。
適時実施するミニテストの平均点で評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし。
教科書
必要な部分はプリントで配布する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
基礎医学、とくに解剖と生理に関する知識が確実にあるこことを前提に授業を行う。
- 35 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10742091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
薬理学
配当年次
2
開講期
前期
續 佳代
薬はあらゆる疾患の発症予防、治療において必要不可欠である。薬は医師の処方せんにより薬剤師が調剤して患者に投与される。医療現
場において、特に入院患者に対する薬の投与に関わる機会が最も多いのは看護師である。看護師は、患者に投与されている薬に関する知
識を医師、薬剤師同様、身につけていなければならない。講義では各疾患において使用する薬剤の種類、作用機序、薬効、副作用につい
て概説する。予薬ミスによる医療事故を防ぐために看護師の役割について正しい知識を習得する。
授業の概要
到達目標
・剤形の種類と投与方法、体内における吸収、代謝、排泄までを概説できる。
・各種疾患治療薬の作用機序、薬効、副作用を概説できる。
・予薬時の薬物相互作用について概説できる。
・予薬エラーを防ぐ方法(正しい患者、正しい薬、正しい量、正しい時間、正しい投与経路)を概説できる。
授業計画
1
2
総論Ⅰ
・薬に関する基礎知識を理解する。
・薬物治療における看護師の役割について理解する。
・薬の投与量の計算力を身につける。
総論Ⅱ
・薬物の投与量と安全性について理解する。
・薬物有害作用について理解する。
3
総論Ⅲ
・薬剤が投与されるまでのしくみ(処方、調剤)について理解する。
・薬に関する法律を理解する。
・薬の投与経路と体内動態(分布、代謝、排泄)について理解する。
4
総論Ⅳ
・薬物の作用部位と薬効に影響する因子について理解する。
・小児、妊婦、授乳婦、高齢者の特徴を知り、薬物療法における注意点を理解する。
・2剤以上投与する際の薬物の相互作用を理解する。
5
末梢神経系作用薬
・自律神経系における情報伝達の基本を理解する。
・自律神経作用薬(副交感神経系作用薬、交感神経系作用薬)、筋弛緩薬、局所麻酔薬の薬効と副作用を理解する。
6
中枢神経系作用薬
・中枢神経系の働きを知り、そこに作用する薬物の種類と特徴を理解する。
・中枢抑制薬(全身麻酔薬、催眠薬、麻薬)の薬効と副作用を理解する。
・中枢興奮薬(カフェイン、覚醒剤)の薬効と副作用を理解する。
7
中枢神経系作用薬
・中枢抑制薬(抗てんかん薬、パーキンソン症候群治療、認知症治療薬)の薬効と副作用を理解する。
・向精神薬(抗精神病薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗躁薬)の薬効と副作用を理解する。
・頭痛治療薬の薬効と副作用を理解する。
8
9
10
11
心・血管系作用薬
・循環器の障害による疾患を理解する。
・降圧薬、抗不整脈薬、抗狭心症薬、強心薬、利尿薬、末梢血管拡張薬の薬効と副作用を理解する。
血液作用薬(血液製剤を含む)
・血液の成分を知り、血液と血管における疾患を理解する。
・血液作用薬(造血薬、抗血栓薬、止血薬)の薬効と副作用を理解する。
・ヒトの血液成分から製造される血液製剤の薬効と副作用を理解する。
呼吸器作用薬
・呼吸器系の疾患を理解する。
・呼吸器系作用薬(気管支拡張薬、気管支喘息治療薬、呼吸促進薬、鎮咳薬、去痰薬)の薬効と副作用を理解する。
消化器系作用薬
・胃疾患作用薬(消化性潰瘍治療薬、健胃消化薬、胃腸機能調整薬)の薬効と副作用を理解する。
・腸疾患作用薬の薬効と副作用を理解する。
・肝疾患、胆道疾患、膵臓疾患治療薬、および制吐薬、催吐薬の薬効と副作用を理解する。
12
内分泌・代謝系作用薬
・生体の恒常性維持、成長、生殖、代謝などの過程を調節する内分泌ホルモンの種類と特徴を理解する。
・性ホルモン投与における効果と使用禁忌について理解する。
13
内分泌・代謝系作用薬
・糖尿病治療薬の薬効と副作用を理解する。
・脂質異常症治療薬、痛風・高尿酸血症治療薬の薬効と副作用を理解する。
14
抗腫瘍薬(抗がん剤)
・抗腫瘍薬の種類と適応腫瘍を理解する。
・抗腫瘍薬投与による副作用を理解する。
15
抗炎症薬・解熱鎮痛薬
・抗炎症薬、解熱鎮痛薬、消炎酵素薬の薬効と副作用を理解する。
救急時の薬物
・救急時に行う蘇生手技を知り、救急蘇生時使用薬、容態急変時使用薬の種類と使用用途を理解する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
人体の生理機能を理解できていると薬の作用がよりわかりやすくなるので、生理学を復習しておくこと。日常生活では医師によ
り処方される薬、ドラッグストアで購入する市販薬に興味を持つこと。
割合(%)
90%
定期試験以外(授業内の課題・ 10%
内容
筆記による定期試験で評価する。
出席状況、受講態度で総合評価を行う。
参加度・出席態度等)
その他
0%
新体系 看護学全書 薬理学 疾病の成り立ちと回復の促進③ / 植松俊彦ほか / メヂカルフレンド社
教科書
特になし
参考文献
履修条件
留意事項等
特になし
- 36 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10917091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
臨床薬理学
配当年次
3
開講期
前期
續 佳代
臨床現場では薬に関するインシデントがもっとも多く起こるといわれている。薬に関するインシデントの発生未然に防ぐために、看護師
は主要な治療薬に関する正確な知識を身につけ、やってはいけないことを理解して、患者にわかりやすく説明することができなければな
らない。講義では薬理学で学んだ基礎知識をもとにして、臨床における場面別での事例を紹介しながら、臨床で役立つ知識と技術と説明
力を習得する。
授業の概要
・臨床で使用される医薬品の剤形の種類と特徴を理解し、正しく使う方法を概説できる。
・服薬における、他の医薬品(OTC薬を含む)、サプリメント、健康補助食品、食事との相互作用について概説できる。
・薬の有害作用について学び、薬使用する際に安全面で重要なことと看護における注意点を概説できる。
到達目標
授業計画
1
内服薬を正しくつかう
・薬はいつ飲むのかを理解する。
・服用時間や食事との関連性を理解する。
2
内服薬を正しくつかう
・薬の飲忘れ時の対応について理解する。
・シックデイの薬に使用について理解する。
3
内服薬を正しくつかう
・薬と一緒に食べてはいけない食品を理解する。
・薬と一緒に投与してはいけないサプリメント、健康補助食品を理解する。
・OTC薬を含む他の薬との併用禁忌を理解する。
4
内服薬を正しくつかう
・錠剤、カプセル剤、舌下錠、散剤、顆粒剤の正しい服用方法を理解する。
・薬に記載されているアルファベットの意味を理解する。
・経腸栄養剤の種類と投与方法を理解する。
5
内服薬を正しくつかう
・薬の追加投与、投与中止を判断する力を身につける。
・臨床場面で遭遇する事例から処方の目的、くすりの効果、副作用、相互作用について理解を深める。
・効果の程度に応じた服用量について理解する。
6
坐薬を正しくつかう
・坐薬の正しい使用方法を理解する。
・坐薬と内服薬が処方されている場合のそれぞれの薬の投与の注意点について理解する。
7
軟膏薬を正しくつかう
・軟膏剤の基材の種類と特徴を理解する。
・軟膏剤の使い分けと使用方法を理解する。
8
貼付薬を正しくつかう
・貼付薬の種類と適応、貼付部位を理解する。
・温湿布、冷湿布の使い分けを理解する。
9
点眼薬・点耳薬を正しくつかう
・点眼薬の種類と点眼方法を理解する。
・複数の点眼薬を使用する際の順番について理解する。
・点耳薬の種類と点耳方法を理解する。
10
注射・輸液を準備する
・注射薬・輸液の特徴とラベルの表示の見かたを理解する。
・注射薬・輸液の調整方法を理解する。
・注射薬・輸液の取り扱いについて理解する。
11
注射・輸液を実施する
・複数の薬を使う場合の配合変化、相互作用について理解する。
・抗がん剤、劇薬の取り扱いについて理解する。
・使用後の余った注射薬・輸液あつかい方について理解する。
12
13
与薬後の観察
・与薬後の薬の血中濃度モニタリングについて理解する。
・与薬後の作用、副作用について理解する。
薬の保管方法
・薬の保管方法と間違った保管をした後の対処法について理解する。
・薬の使用期限について理解する。
・劇薬、毒薬、麻薬、向精神薬の廃棄、盗難、紛失などの事故が起きた場合の対処法について理解する。
14
ハイリスク患者への与薬
・小児、妊婦、授乳婦、高齢者の患者への与薬の際の注意事項について理解する。
・与薬の際に注意が必要な疾病、症状について理解する。
15
くすりの基礎知識と安全管理
・医薬品に添付されている文書の読み方、「今日の治療薬」の活用方法を理解する
・与薬業務の過程から考える事故の予防方法を理解する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
2年次で学んだ薬理学の知識をもとに学習します。授業中に配布する課題に真面目に取り組み、薬理学で使用した教科書を復習
しながら理解を深めてください。
割合(%)
90%
定期試験以外(授業内の課題・ 10%
内容
筆記による定期試験で評価する。
出席状況、受講態度で総合評価を行う。
参加度・出席態度等)
その他
0%
臨床場面でわかるくすりの知識 / 五味田 裕 / 南江堂
教科書
疾病の成り立ちと回復の促進③ 薬理学 / 植松俊彦 / メヂカルフレンド社(薬理学で使用)
参考文献
履修条件
留意事項等
特になし
- 37 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10918091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
臨床検査概論
配当年次
2
開講期
前期
合田 悟
臨床検査は診断の確定の重要な要素であり、症状が出現する前に正常状態からの逸脱を発見することも可能である。また治療経過の確認
にも大切な役割をもつ。三つに大別される検体検査、生理機能検査、画像診断の臨床検査について、その意義、原理、方法、患者に与え
る負担を理解することは適切な看護に必要とされる知識である。
臨床で頻用される臨床検査の内容と看護上の注意点を理解する。
授業の概要
主な臨床検査について、検査の意義、原理、検査方法を理解する。検体の取り扱い、患者への説明、配慮、看護について理解する。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
一般検査
臨床検査とは 尿検査 尿糖 ケトン体 尿酸 クレアチニン 便検査 便潜血
微生物検査
感染症とは 細菌 ウィルス リケッチア 真菌 グラム染色 生化学的性状 培養検査
血液学的検査
赤血球 白血球 貧血 血球代謝 血液凝固検査 血小板数 ヘマトクリット ヘモグロビン
生化学的検査
電解質 タンパク 糖代謝 非タンパク性窒素 脂質 有機化合物
酵素・機能検査
アミラーゼ リパーゼ 乳酸脱水素酵素 クレアチンキナーゼ
腎機能 肝機能 炎症マーカー
生理検査
心電図 呼吸機能 脳波
輸血検査・病理検査
血液型とは ABO式血液型 HLA型 血液製剤 GVHD 病理学とは
その他の検査
DNA(遺伝子、染色体) MRI CT エックス線
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
該当する範囲を解剖学、生理学の教科書で理解して講義に臨んでください。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
まとめのテスト、小テスト、受講態度、レポート等。
参加度・出席態度等)
その他
0
新体系 看護学全書 別冊 「臨床検査」 池田斉 ほか / メヂカルフレンド社
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
講義を受けた後は、復習とまとめを行いましょう。
- 38 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10097091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
カウンセリング技法
配当年次
2
開講期
後期
池田 官司
実際にカウンセリングを行う上で必要となる基礎理論と技法に関する知識を習得することを授業の目標とする。カウンセリングの基礎理
論として、対人関係論、学習理論、精神分析理論などについて学ぶ。技法として、傾聴、来談者中心療法、交流分析、コーチングなどに
ついて学ぶ。カウンセリング技法の学習をとおして、日常生活の中で遭遇する様々な困難とそれに伴う心理的な諸問題の解決への援助法
を考えていく。
授業の概要
1)カウンセリングの基礎理論について主要なものを説明できるようになる。
2)カウンセリングの目的の設定、時間・場所の設定、導入、展開、終了について、基本的なことを実際にできるようになる。
到達目標
授業計画
1
1)オリエンテーション
2)カウンセリングを含む、面接一般について、どのような目的のものがあるか列挙してみる。
2
看護場面における面接
1)実際の臨床で看護師が患者と面接を行う場面には、どのような目的のものがあるか、列挙し考察を加える。
2)実際の臨床で看護師がカウンセリング的な面接を行う際の場所や時間について考えてみる
3
カウンセリング序論
・カウンセリングを行う際には、カウンセラーの構えに関していくつかの前提条件が挙げられる。基本的に人間に対して受容的であるこ
と、共感性を備えていること、価値観や役割に過度にとらわれないことなどである。これらの前提条件について考えてみる。
4
カウンセリングの3段階
・カウンセリングは基本的に、1)リレーションを作る 2)問題の核心をつかむ 3)適切な処置をする といった3つの段階をふん
でいる。それぞれに関連する技法について理解する。
5
リレーションを作るための諸技法
・「リレーション」とは具体的にどのようなことを指すのかを理解する。
・受容、支持、傾聴などの技法を理解する。
6
カウンセリングにおける質問について
・オープンな質問とクローズドな質問の使い分け、実際に質問をしていく上での留意点について理解する。
7
問題解決法に向けた対応
・リレーションをつくりながらクライアントの問題の核心に迫り、それをつかんだら問題解決法について考えていく。そのための、リ
ファー、ケースワーク、スーパービジョンなどの技法について理解する。
8
面接の導入について
・面接導入にあたって、日時の取り決め、クライエントの選択、時間の制限、秘密の保持など、あらかじめ考えておくべき事柄について
理解する。
9
10
11
12
13
14
15
面接中期に生じやすい問題(1)
・カウンセリングにおけるクライエントの抵抗について理解する。
面接中期に生じやすい問題(2)
・転移と対抗感情転移について、その概念と実際にどのような形で現れうるか、どのように対応していけばよいかを理解する。
カウンセリングを終了する際の技法
・一回のカウンセリングの終了時にどのような点に留意すべきか、また、何回か続いたカウンセリングを終結させる際にどのような点に
留意すべきかを理解する。
カウンセリングの基礎理論(1)
・対人関係論の基本と概略を理解する。
カウンセリングの基礎理論(2)
・カウンセリングや行動変容に関連する学習理論の基本的な考え方を理解する。
カウンセリングの基礎理論(3)
・精神分析の治療理論、治療技法、治療者ー患者関係のとらえ方の特徴について理解する。
カウンセリングの実際
・カウンセリングを行うに当たって、これまでに学んだ技法と理論が実際にどのように使われるのか、具体的な事例を通して総合的に理
解する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
事後学習:講義で触れられた範囲の教科書を熟読し復習するように。また、実際の生活場面で基本的な技法のいくつかを意識し
てみるように。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
定期試験は実施しない。
講義中に小テストを行う。
参加度・出席態度等)
その他
50
レポート提出を課す。詳細は講義中に説明する。
五十嵐透子著 自分を見つめるカウンセリング・マインド 医歯薬出版株式会社 2003年 ISBN978-4-263-23423-5
教科書
必要に応じて講義中に紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
積極的な姿勢で学習するように。
- 39 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10719091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
保健・医療概論
配当年次
1
續 佳代
これから看護師を目指す学生が医療を学ぶいとぐちとして、医療、保健、福祉の全体像を理解する。医療、保健、福祉の歩みと現況、現
行のシステムについて理解する。社会の少子高齢化、医療技術の進歩と複雑化に伴い多様化する看護師の役割と、看護の「心」を忘れず
に看護技術を実践するためにはコミュニケーション能力が重要であることを習得する。
授業の概要
到達目標
・看護の基本、看護師のチーム医療での役割について概説できる。
・健康であることと病気であることはどういうことかを概説できる。
・現代医学と先端医療技術と、それに付随する倫理的側面について概説できる。
・これからの医療に求められている看護師の役割について概説できる。
授業計画
1
医療現場におけるコミュニケーション
・看護の基本、医療における看護師の役割、看護師のチーム医療への関わりについて理解する。
医学と医療の違い
生と死について
2
健康であることと病気であること
医療の歩みと医療観の変遷
・これからのチーム医療に求められるマネジメント能力、コミュニケーション能力、EBM、患者中心医療、プロフェッシ
ョナリズムについて理解する。
3
医療の実践―受診、入院から退院まで
・疾病の診断と治療について理解する。
・医療サービスの推進と、確保について理解する。
・医療保障の現状と課題について理解する。
4
生活と健康
・生活環境と疾病構造の変化について理解する。
・健康づくり対策の変遷を理解する。
・少子高齢化社会の現状と医療提供における問題点について理解する。
5
6
7
8
現代医学と先端医療技術の最前線
・がん治療、生殖技術、再生医療の技術と実際について理解する。
・移植医療と臓器提供における倫理的、法的問題について理解する。
医療の進歩と医の倫理
・ターミナルケア(終末期医療)とは何かを知り、緩和ケアと尊厳死、安楽死について考える。
医療不信と医療訴訟
・インフォームドコンセントとは何かを理解する。
医療を見つめ直す新しい視点
・我が国における医療事故の現状を理解する。
・医療技術の開発と普及にまつわる問題点について理解する。
保健・医療に携わる医療従事者の資質
・これからの保健・医療に求められている看護師の役割について理解する。
プライマリケアについて
・プライマリケアとは何かを知り、我が国におけるプライマリケアの実際と普及について理解する。
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
保健、医療、福祉に関するテレビのニュース、新聞記事などに興味を持って欲しい。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
復習テストを90点、出席状況、受講態度などを10点で総合評価を行う。
参加度・出席態度等)
その他
0
系統看護学講座 総合医療論 健康支援と社会保障制度① / 小泉俊三 / 医学書院
教科書
特になし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
授業は8回ですので3回以上の欠席で定期試験受験資格がなくなります。
- 40 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10340091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
社会保障・福祉論
配当年次
1
開講期
後期
美馬 正和
社会問題発生のメカニズムを学び、我が国の現代における社会福祉の意義と役割を理解する。
社会福祉の歴史・制度・行財政を基にした社会福祉サービスの展開について概観するとともに、地域社会にとっての社会福祉の意味やグ
ローバル下での社会福祉についても検討する。
授業の概要
1私たちの生活の中に「社会福祉」がどのように位置づいていのるかを理解する。
2「社会福祉」の様々な側面を知り社会の安心を図るための方策を考える。
3「社会福祉」実践の実際を交えながら、社会福祉の基本的な知識を獲得する。
到達目標
授業計画
1
2
オリエンテーション わたしたちの生活と社会福祉:社会福祉の2面性・社会福祉の可能性
復習 身近な人たちの社会福祉イメージをまとめる。
現代社会の変化と社会福祉 現代社会の特徴(少子高齢化)を理解し、家族の現状と社会問題を考える。
予習 社会問題を新聞等で収集する。 復習 社会問題を取材し、カテゴリーに分けてみる。
3
現代社会における社会福祉の意義 社会福祉とは何か。社会福祉が目指すもの。社会福祉サービスの利用について考える。
予習 地方自治体は、社会福祉サービスをどのように広報しているかを調べてみる。復習 社会福祉の可能性と限界について、自分なり
にまとめる。
4
社会福祉の歴史 ヨーロッパにおける社会福祉の成立と我が国の発展の仕方。アメリカにおける社会福祉と我が国における、制度論政策
論論争。
予習 イギリスの救貧法について調べる。 復習 我が国とアメリカにおける社会福祉の意味の違いを整理する。
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
社会福祉の法と実施体制 社会福祉制度と法の成り立ち、法律を基にした社会福祉の実施体制と社会福祉実践上の諸問題。
予習 福祉6法について調べる。 復習 応能負担と応益負担についてまとめる。
社会福祉と児童福祉・家庭の問題 児童家庭福祉・家庭支援について考える。
予習 児童福祉実践者としての役割を考える。復習 家庭における社会問題を整理する。
社会福祉と障害(児)者の問題 障害(児)者にとって生きやすい社会とはどのようなものなのかについて「障害者自立支援法」を基に
考える。
予習 障害者自立支援法を読んでくる。復習 障害のある人にとっての制度上での課題をまとめる。
社会福祉と高齢者福祉の問題 高齢社会の実態を知り、介護保健法の内容を理解する中からその在り方を考える。
予習 高齢者の社会問題を取材する。 復習 介護保険の課題を整理する。
社会福祉と貧困の問題 生活保護制度について学ぶと共に、今日の低所得とセイフティーネットの問題を考える。
予習 公的扶助という言葉の意味を調べてくる。 復習 年収300万円での生活をシミュレーションする。
地域福祉の推進と利用者保護制度 今日の地域社会の現状と求められていることを理解し、利用者保護の制度を概観しインフォーマルな
取り組みについても考える。
予習 地域福祉とは何かを考えてくる。 復習 地域でのネットワーク作りの実際を取材し、必要性をまとめる。
社会福祉の担い手と専門職制度 社会福祉の従事者とその専門性を知り、求められる業務や責務専門職としての在り方を考える。
予習 守秘義務を調べてくる。 復習 ネットワークを阻害する要因は何かを考える。
社会福祉援助技術とは何か 社会福祉援助の方法論を理解し、人間存在として関わることの重要性を学ぶ。
予習 カウンセリングを調べてくる。 復習 社会福祉実践者の専門的態度についてまとめる。
日本の社会福祉制度 社会保障制度と社会福祉の関係を知ると共に社会保障が今日どのように捉えられているのかを考える。
予習 社会保険とは何かを調べる。復習 年金制度の課題を整理する。
社会福祉の動向と課題 わが国の社会福祉理念はどうなるのか。国家財政との関係。行政の分権化。これまで培ってきた知識で、これ
からを考える。
予習 母親は福祉に何を求めているのかを取材。 復習 セイフティーネットはどうなるかをまとめる。
まとめ
仕組みとしての「社会福祉」と、実施するうえでの考え方としての「社会福祉」について、自分なりにまとめる。
15
講義ごとに明示
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
社会福祉への関心が高まり、知識・認識が深まっているかを評価するために、筆記試験を行う。
出席態度 20
参加度・出席態度等)
その他
0
現代の社会福祉/鈴木幸雄編/中央法規
教科書
社会福祉概論・川村匡由・倉田康路著/ミネルヴァ書房
参考文献
履修条件
留意事項等
日頃から社会福祉や社会問題について関心を寄せていることが求められる。
授業の理解度などにより、授業計画が変更される場合がある。
- 41 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10920091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
関係法規
配当年次
1
開講期
後期
橋場 典子
高齢化、少子化が進む現代の日本社会において、看護専門職に求められる役割と社会的要請は増大している。とりわけ、看護専門職を
はじめ医療に従事する仕事は人間一人ひとりの健康や生命に直接的に関わるものであり、それらの仕事に就く者には豊かな人間性と高度
な専門性を兼ね備えることが期待されている。
本講義では現代社会における看護専門職の役割を踏まえつつ、保健師助産師看護師法を中心とした看護関係法規を学ぶことを通して、
各法規と看護との関連性を受講者それぞれが主体的に考察できることを目的とする。
授業の概要
1.現代日本社会における看護の役割を認識することができる。
2.看護関係法規を学ぶことにより、看護業務を正しく遂行するための基本的知識を獲得できる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ガイダンス
講義内容の説明、現代社会の変容、看護の役割について
看護関係法規を学ぶに当たっての法学入門
法の概念、法の種類、衛生法、厚生行政の仕組みについて
保健師助産師看護師法
目的、保健師・助産師・看護師・准看護師の法律上の定義、業務範囲について
医師法・医療法
目的、業務範囲、病院・診療所・助産所の法律上の定義、開設に当たっての規制について
医療関係職種に関する法律
診療放射線技師法、理学療法士法、作業療法士法等、医療関係職種に関する法律の目的及び職務の概要について
保健福祉関係職種に関する法律
薬剤師法、社会福祉士及び介護福祉士法、栄養士法等、保健福祉関係職種に関する法律の目的及び職務の概要について
緊急時及び災害時における医療に関する法律
災害などの緊急時に医療を確保するための法律を学び、緊急時・災害時における看護専門職としての役割について考察する
地域社会と看護
地域保健法、学校保健安全法、感染症に関する法律を学び、地域社会における看護の役割について考察する
薬事法、薬害被害者の救済
薬事法の目的及び概要、薬害被害者の救済について学ぶ
社会保険法
健康保険法、国民健康保険法、介護保険法、年金と手当に関する法律について
福祉法
社会福祉士法、生活保護法、児童福祉法、老人福祉法、障害者基本法の目的と概要について
労働法と看護
労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法の目的と概要について
13
公害対策と医療・看護
環境基本法、大気汚染防止法、悪臭防止法、水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、公害健康被害の補償等に関する法律
の目的と概要、公害対策の中で医療・看護が果たす役割について考察する
14
事例から見る医療過誤
医療過誤における医療従事者の注意義務、損害賠償が発生する要件、刑事責任が発生する要件、民事医療過誤及び刑事医療過誤における
事例について
15
医療分野における多職種連携
地域社会のニーズに応答するための看護師、医師、薬剤師、栄養士等の関係多職種連携の現状と課題について
該当する項目について事前に教科書を読んで予習すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70%
定期試験以外(授業内の課題・ 30%
内容
参加度・出席態度等)
その他
0%
「系統看護学講座 専門基礎分野 健康支援と社会保障制度〔4〕 看護関係法令(第47版)」/森山幹夫/医学書院(2015年2月発行)
教科書
講義内において適宜紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
正当な事由なく5回以上欠席した場合には定期試験の受験を認めない(単位を認定することができない)ので、留意すること。
- 42 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10921091
教員氏名
授業の概要
2015/5/1
単位
2.0
生涯発達論
配当年次
1
岩坂 信子、高岡 哲子、岩佐 有子、多賀 昌江
本科目では、看護の各論科目を学習する前に、人間の生涯を発達の視点から理解するための基礎知識を習得する。学習内容は、人間の発
達と理論、各発達段階の特徴についてである。この際、人間の発達段階は、それぞれが独立して現れるのではなく、各段階が影響し合っ
て人間の一生が形成されることを意識して学習する。
1.人間を生涯発達の視点でとらえ、人間発達の共通性と特異性を理解する。
2.発達各期の特徴と発達課題を理解し、発達各期の健康問題を理解する。
3.胎児期から老年期までのライフサイクルにおける看護援助の視点を明らかにする。
到達目標
授業計画
1
科目ガイド(岩坂)
1)人間発達とは
発達をとらえる視点、ライフスパン、発達段階・発達課題、人間の発達における共通性と特異性
2)発達理論
発達理論とその歴史的展開、現代の発達理論
3)生理的発達に影響を及ぼす因子
知能人格・性格、対人関係、発達の評価
ライフサイクルにおける小児期(岩佐)
2
小児の身体的側面の成長と発達(岩佐)
3
4
小児の心理社会的側面の成長と発達(岩佐)
自我、思考、愛着の発達、遊びの発達、言語の発達
小児の生活と健康問題(岩佐)
5
6
<ライフサイクルにおける女性の生涯発達>(多賀)
女性の身体、心理・社会的特徴
性周期と身体発達、女性性の発達、ジェンダー、メンタルヘルス
7
現代女性の健康と多様な支援(多賀)
ライフサイクルの多様化、少子化、高齢化による女性の健康への影響
女性外来、統合医療など
8
<ライフサイクルにおける成人期>(岩坂)
身体、心理・社会的特徴と生活状況の理解
成人各期の特徴と健康問題
生活習慣病の理解と生活ストレスに関連する健康問題(岩坂)
9
10
11
12
13
14
成人の健康障害と看護援助(岩坂)
成人期にある人の社会環境と健康、発達にかかわる健康上の問題
成人の健康障害と看護援助(岩坂)
成人期にある人の健康的な運動習慣づくりとその支援、発達に必要な支援
<ライフサイクルにおける老年期>(高岡)
ライフサイクルからみた老年期の理解
老年期とは、加齢に伴う変化(心身機能、認知能力、社会的機能)
老年期の特徴理解(高岡)
統計から見た現状、老年期の特徴
老年期における健康問題とQOL(高岡)
老年期の健康とは、自立を妨げる要因、老年期の健康アセスメント、生涯発達への支援
まとめ(岩坂)
15
教科書を読んで参加してください
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
各担当教員がレポート課題を提示し評価する
参加度・出席態度等)
その他
0
舟島なをみ:看護のための人間発達(第4版)医学書院
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
高橋真理他編:女性のライフサイクルとナーシング~女性の生涯発達と看護~ ヌーベルヒロカワ 第2版
その他、講義で適時紹介する。
この科目は、小児看護学、母性看護学、成人看護学、老年看護学の基礎となるものです。
- 43 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50956091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
健康医療システム
1. わが国の健康と生活を守る仕組みの概要を説明できる。
2.医療保険制度の概要を理解し、国民皆保険制度のしくみとその問題点を説明できる。
3.健康ニーズに応じてどのような保健医療福祉サービスが提供されているのかを説明できる。
4.我が国の保健医療福祉制度の特徴と今後の課題をデータに基づいて説明することができる。
授業計画
1
我が国における健康をめぐる施策の変遷
1.衛生水準の向上
2.積極的な健康づくり施策
3.健康づくり対策の本格化
2
健康と生活を守る仕組み
1.社会保障の始まり
2.社会保障の発展
3.社会保障の見直しと再編
3
国際比較から見た日本社会の特徴
1.自立
2.公正
3.健康
4.社会的つながり
5.社会保障の給付と負担
医療保険制度の変遷と医療1
4
医療保険制度の変遷と医療2
5
6
7
健康のニーズと生活・健康を守る仕組み
1.場に応じた仕組み
学校保健・産業保健・在宅医療
2.ライフサイクルに応じた仕組み
母子保健・高齢者医療
健康のニーズと生活・健康を守る仕組み
3.健康障害に応じた仕組み
障害者・難病・精神疾患・がん対策・特定保健指導・感染症
ヘルスリテラシーと社会制度
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
Moodleにトピックに関する事前、事後学習を提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
客観テストを行う。
Moodleの小テスト、課題レポート、講義の参加態度の総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
系統看護学講座 専門基礎 公衆衛生、医学書院
国民衛生の動向 (2014/2015)、厚生統計協会
厚生労働白書 平成24年度{http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/}
厚生労働白書 平成26年度{http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14/}
必要に応じて指定する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
木村 眞子
我が国における健康をめぐる施策の変遷を踏まえながら、転換期にある我が国の保健医療福祉制度の概要と今後の課題を学ぶ。
授業の概要
到達目標
配当年次
1
なし
- 44 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50955091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
公衆衛生看護学概論
配当年次
2
開講期
前期
白井 英子
公衆衛生看護学は、保健師活動におけるものの見方や考え方の基盤となる学問領域である。看護職には、看護師、保健師、助産師の3種
類の免許資格があり、それぞれの専門性を理解することは、相互の連携に影響を及ぼすものである。公衆衛生看護の定義、それを実践す
る保健師の専門性、公衆生成看護の機能の特徴、支援技術について理解する。
1.「公衆衛生看護とは」を理解できる(定義、何を対象とするのか、機能の特徴、歴史的変遷)
2.公衆衛生看護の対象の特性を理解できる
3.保健師の基本的能力と専門能力を理解できる
4.公衆衛生看護実践と技術の特徴を理解する
1)個人・家族・グループへの支援技術
2)組織への支援技術
3)地域全体への公衆衛生看護展開技術
5.公衆衛生看護の倫理的実践の原則を理解する
授業計画
1
2
3
1.公衆衛生看護とは
1)公衆衛生とは、
2)看護とは
3)健康な生活とは(健康な生活を支える要因と構造)
4)公衆衛生看護の目的
2.公衆生成看護の定義と機能
3.保健師とは
1)保健師助産師看護師法
2)保健師の就業状況
1.公衆衛生看護を支える理念
{ノーマライゼーション、アドバカシーと権利擁護(基本的人権)、自立支援ー自己決定、プライマリーヘルスケア、 ヘルス
プロモーション}
2.公衆衛生看護の対象の理解
1)地域で生活する人々の健康に関連する要因
{社会的環境要因、環境要因(物理的、科学的、生物学的環境)}
2)公衆衛生看護活動の対象
システムとしての地域社会、 コミュニティとは
1.公衆衛生看護の歴史
1)日本の公衆衛生看護の歴史
2)保健師資格と公衆衛生看護教育の歴史
4
1.公衆衛生看護実践と技術
1)保健師の実践の特性(基本となる考え方と方法)
2)基本的な実践プロセス
3)個人・家族・グループを支援する技術(事例を用いて具体的に考える)
5
1.公衆衛生看護実践と技術
1)地域全体への公衆衛生看護技術
地域アセスメントの目的、地域の健康課題の明確化、計画、実施、評価
地域アセスメントに用いる理論・モデル、スール
6
1.公衆衛生看護実践技術
1)地域全体への公衆衛生看護技術
人々(集団)への支援技術:健康診査、健康相談、健康教育
住民との協働による地域づくり
7
1.公衆衛生看護実践と技術
1)地域を構成する組織への公衆衛生看護技術
保健師による地域組織への支援(支援する目的、特徴)
2.保健師の基本的能力と専門能力
8
1.公衆衛生看護の倫理
1)看護者の倫理綱領
2)公衆衛生の倫理
2.公衆衛生看護の倫理的実践における原則
人権、アドボカシー、他職種との協働、公正、アカウンタビリティ、守秘義務、専門職として研鑽
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
準備学習・事後学習
1.1年次に学習した基礎看護学の知識を復習すること
2.講義中に出された課題を自己学習して臨むこと
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
公衆衛生看護に関する知識を正確に理解できていること
3回目と4回目に実施する小レポート課題を提出すること
参加度・出席態度等)
その他
0
講義資料を配布する
教科書
参考文献
1.麻原きよみ編:公衆衛生看護学原論、医歯薬出版、2014
2.荒賀直子他編:公衆衛生看護学.JP、インターメディカル、2012
履修条件
留意事項等
1.授業は、一方的な講義形式ではなく、参加型の形式で進行しますので、自分の考えている意見を自信を持って述べるようにしてくだ
さい。
2.3回目と4回目は、小レポートの提出がありますので、必ず出席すること
- 45 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10720091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
保健医療福祉行政論
・保健医療福祉行政の根拠と公衆衛生の定義を理解する。
・保健医療福祉行政および財政のしくみを理解する。
・我が国の社会保障制度の種類としくみを理解する。
・行政における保健医療福祉計画を理解する。
・行政における地域保険活動の役割とその必要性について理解する。
授業計画
1
2
3
保健医療福祉行政の概要
・公衆衛生活動の歴史と変遷について理解する。
・保健医療行政の目標と公衆衛生の定義を理解する。
・代表的な公衆衛生行政施策を理解する。
保健医療制度の新たな課題と政策
・我が国の健康課題の変遷とそれに対応した政策を理解する。
・健康づくり対策の現状と課題について理解する。
保健医療福祉行政および財政のしくみ
・国と地方公共団体の行政のしくみと役割について理解する。
・国と地方公共団体の財政のしくみについて理解する。
・国際保健活動について理解する。
4
社会保障制度(日本の制度)
・我が国の社会保障制度の種類としくみを理解する。
・医療法、医療保険、介護保険制度について理解する。
5
社会保障制度(各種社会保障)
・公的年金制度、雇用保険制度、生活保護制度について理解する。
・障害者基本法、障害者自立支援法について理解する。
6
地域保健
・地域保険に関する公的機関の法的位置づけと基本的な役割を理解する。
・保健所の機能と業務について理解する。
7
健康危機管理と医療安全対策
・感染症集団発生などの健康危機の対応について理解する。
・情報公開制度と個人情報保護制度について理解する。
8
保健医療福祉計画
・国、都道府県、市町村で策定される計画の種類と内容について理解する。
・母子保健計画について理解する。
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
保健、医療、福祉全般に興味を持ちましょう。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
まとめのテスト、小テスト、受講態度、レポート等。
参加度・出席態度等)
その他
0
標準保健師講座 別巻1 「保健医療福祉行政論」 藤内修二 ほか / 医学書院
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
合田 悟
保健医療福祉行政の基礎的知識および、地域の健康問題の解決に必要な社会資源の整備や保健医療福祉サービスなどの制度との関わりに
ついて理解する。地方公共団体の保健福祉の政策、計画実行のプロセスについて理解する。
授業の概要
到達目標
配当年次
2
講義を受けた後は、復習とまとめを行いましょう。
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北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10919091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
チーム医療概論
・看護チーム・医療チームの構成、役割分担と責務がわかる。
・医療チームの中で看護職者が果たす役割がわかる。
・各専門職が連携した専門職チームによる医療提供の在り方がわかる。
到達目標
授業計画
チーム医療とは
チーム医療における保健師・訪問看護師の役割(小塀)
チーム医療における助産師の役割(多賀)
2
チーム医療における管理栄養士の役割(西尾)
3
チーム医療における理学療法士の役割(斎藤)
4
チーム医療における作業療法士の役割(池田)
5
チーム医療における薬剤師の役割(續)
6
チーム医療における臨床検査技師の役割(合田)
7
まとめ(小塀)
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
講義において示された重要な点について復習し、内容を理解すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
レポート
参加度・出席態度等)
その他
0
指定なし
教科書
適宜提示する
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
小塀 ゆかり、齋藤 正美、池田 官司、西尾 久美子、續 佳代、合田 悟、多賀 昌江
患者中心のチーム医療の実現のために、チームメンバーそれぞれの職種の役割・機能を把握して効果的なチームビルディングの知識を理
解する。
他領域や地域の人々と連携してヘルスケアを発展させるために、医療チームにおいて看護職種の果たす役割について学ぶ。
他職種との協調と共働調整・コンサルテーションの概念などを教授する。
授業の概要
1
配当年次
2
毎回違う職種の役割について講義するので欠席しないこと。
- 47 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10923091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
医療英語
配当年次
2
開講期
前期
David Flenner
In this course, we will learn what to say to patients, and how to behave towards patients in four situations covered in
four units from Everyday English for Nursing on DVD. We will cover rehabilitation, an operation, positioning and
instructions, and medication.
授業の概要
The target of the course is to improve communication skills, comprehension and understanding, increase your knowledge of
vocabulary, phrases and grammar for specific situations, building confidence and improving oral skills, and ways of
behaving towards patients.
到達目標
授業計画
1
2
Unit 8
Rehabilitation and Asking Questions. (Important communication Skills in Nursing)
Unit 8
Rehabilitation and Asking Questions. (Important communication Skills in Nursing) continued..
Oral Performance 1
3
4
Unit 9
Operation
Unit 9
Operation
continued..
Oral Performance 2
Unit 10 Positioning the Patient and Giving Instructions (Pain Scale)
5
Unit 10 Positioning the Patient and Giving Instructions ..continued
6
Oral Performance 3
Unit 11 Medication
7
Unit 11 Medication continued..
8
Oral Performance 4
Not Applicable
9
Not Applicable
10
Not Applicable
11
Not Applicable
12
Not Applicable
13
Not Applicable
14
Not Applicable
15
Review each unit before the class
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0%
100
定期試験以外(授業内の
課題・参加度・出席態度
等)
その他
教科書
内容
No Exam in Exam Week
Oral Performance 60%
Participation 15%
Homework 15%
Attendance 10%
0
Not Applicable
Everyday English for Nursing on DVD
Yasuko Onjohji & John Skelton
Dictionary and Internet
参考文献
履修条件
留意事項等
This course is only available to students in the Department of Nursing.
- 48 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10115091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
看護学概論
配当年次
1
開講期
前期
木村 眞子
看護学の基本である人間理解、健康の概念および看護の機能と健康レベルの関係などを考察する。また、看護の歴史的変遷から看護の概
念を理解する。看護専門職としての看護の役割、看護の場、保健・医療・福祉提供システムを理解し、チーム医療と看護の関連性に視点
を向けた広い視野を養う。
授業の概要
到達目標
1.看護の定義と概念が理解できる。
2.健康概念の変遷と看護の機能・役割が理解できる。
3.看護の対象と対象者のとらえ方が理解できる。
4.看護提供の方法と基本的援助技術の概要が理解できる。
5.保健・医療・福祉提供システムにおける多職種協働の重要性と看護の役割が理解できる。
6.看護専門職としての課題とこれからの展望を述べることができる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
看護とは何か
看護の定義と概念を概観する
看護師とはどういう人か
看護職の実際の活動を通して、看護と看護師の機能・役割について概観する
健康のとらえ方
社会状況の変遷に伴い健康観や疾病・障害に対する考え方はどのように変わってきたのかについて学ぶ
看護の変遷①
ナイチンゲール以前の医療・看護はどのように変化してきたかについて学ぶ。
看護の変遷②
ナイチンゲール以降の医療・看護の歴史について振り返る。
我が国における看護の変遷
我が国の近代、現代における看護と看護を取り巻く状況の変遷を学ぶ。
現代社会と看護
現代社会において看護に求められる機能と役割について概観する。
8
看護の対象と対象者の理解
1.看護の対象
2.個人・家族・地域
9
看護の対象と対象者の理解
3.ライフサイクルと看護
4.健康レベルと看護
10
11
12
13
14
看護実践の基準
看護を実践するうえで踏まえなければならない法規、基準、ガイドラインについて学ぶ。
看護ケアの役割とその方法①
看護における共通基本技術とその意味について学ぶ。
看護ケアの役割とその方法②
看護における共通基本技術とその意味について学ぶ。
看護ケアの役割とその方法③
看護における共通基本技術とその意味について学ぶ。
多職種協働と看護
シームレスに保健・医療・福祉を提供するうえで今後ますます重要性を増す多職種協働において看護が果たす機能と役割を学ぶ。
これからの看護の課題と展望
15
事前学習、事後学習はMoodleに掲載するので、指定された課題を行うこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
100
定期試験以外(授業内の課題・
内容
単元ごとにMoodleで小テストを行う。授業の参加態度、小テストの成績、課題レポートで総合評価を行う。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
ナーシング・グラフィカ 基礎看護学① 看護学概論 メディカ出版
ナイチンゲール 看護覚え書き―本当の看護とそうでない看護 日本看護協会出版会
ヘンダーソン 看護の基本となるもの 日本看護協会出版会
現代看護の探究者たち 人と思想 増補版第二版 日本看護協会出版会
看護学事典 日本看護協会出版会
講義内で必要時紹介・提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
教科書は基礎看護学領域の他科目でも使用するため必ず購入すること。
講義は指定された座席で受講すること。
当該科目単位未修得者は、基礎看護学実習を履修することはできない。
- 49 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10924091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
コミュニケーション論I
配当年次
1
木村 眞子、大島 寿美子
コミュニケーションは人と人との関わりの基本です。この授業では、まずコミュニケーションとは何かについて理論を通じて理解してい
き
ます。その上で、コミュニケーション力を高めるために必要な知識やスキルについて学び、演習によって実際にスキルを身につけていき
ま
す。
授業の概要
到達目標
・コミュニケーションとは何かが理解できる。
・コミュニケーション理論の基礎を理解できる。
・コミュニケーションに必要な知識とスキルについて理解できる。
・日常のコミュニケーションに必要なスキルを習得できる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
授業ガイダンス
この授業の目的、コミュニケーションとは何か
非言語コミュニケーション
非言語コミュニケーションについて学びます。
個人と集団のコミュニケーション
個人と集団のコミュニケーションの特徴について学びます。
コミュニケーションの方向と情報の選択
一方向、双方向のコミュニケーション、天辰する情報の選択やグループプロセスについて学びます。
コミュニケーションと他者理解
他者を理解するということはどういうことかについて学びます。
アサーティブ・コミュニケーション
自分も相手も認めるアサーティブ・コミュニケーションについて学びます。
学生と教員のコミュニケーション
学生と教員のコミュニケーションにおいて起りやすい問題について学び、適切なスキルを身につけます。
まとめ
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
参加度・出席態度等)
その他
0
適宜授業の中で指示します。
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
なし
- 50 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10925091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
コミュニケーション論II
1.看護におけるコミュニケーションとは何かを理解する
2.自己のコミュニケーションの特徴を知る
3.コミュニケーションのゆがみついて理解する
4.援助者としてのコミュニケーション技法を理解する
授業計画
1
2
3
4
5
援助的人間関係のモデル理論の概要を理解する
1)看護におけるコミュニケーションの意義
2)人間関係のモデル理論
①ペプロウ, ②トラベルビー、③オーランド、④ウイーデンバック
3)患者―看護師関係の発展
効果的なコミュニケーション技法を理解する
1)傾聴の技術
2)援助的人間関係成立に向けたコミュニケーション
相互作用、自己開示、自己提供、転移
3)専門的援助関係を支える援助者の態度条件
患者-看護師関係における援助的人間関係①
看護場面を再構成する
患者-看護師関係における援助的人間関係②
再構成した看護場面を自己評価する
援助者としての自己のコミュニケーションを考える
1)交流分析とは、
2)エゴグラムとは
コミュニケーションの阻害要因
6
7
援助者としてのコミュニケーションを理解する。
1)医療におけるコミュニケーション
2)コミュニケーション障害がある人への対応
小テスト・タッチング(演習)
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
看護学概論(看護の理論家)の復習をしておくこと
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
小テスト40%、レポート及び本日の振り返り50%、授業態度10%
参加度・出席態度等)
その他
0
系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ基礎看護学② 医学書院
教科書
授業の中で適宜紹介
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
佐藤 登代子
看護における援助的人間関係の形成について理解する。人が人を看護するとは何か、主体的な関わりとは何かを考え、相互理解を深める
ことを目的とする。言語的・非言語的コミュニケーション、援助的人間関係、ケアに活かすコミュニケーションスキルを体験的に習得す
る
授業の概要
到達目標
配当年次
1
参加型の授業であるため、遅刻は欠席扱いとなります。十分注意をして下さい。
- 51 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90121091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護ヘルスアセスメント
配当年次
1
開講期
後期
木村 眞子
看護ヘルスアセスメントは、看護実践に必要な情報を収集するための基盤となる。収集されたデータは解剖・生理学、病態生理や心理・
社会科学の知識に裏付けられた解釈によってはじめて看護にとって意味のある情報となる。
本講では、質の高いデータを収集し、既習の知識を統合して対象者の健康状態をアセスメントできる能力を養う。具体的には、ヘルスヒ
ストリーの聴取、フィジカルアセスメントの基本技術、バイタルサインズの測定、系統別アセスメントの技法を学ぶ。
授業の概要
到達目標
1.看護情報の枠組みとしてファンクショナル・ヘルスパターンの概要を理解する。
2.問診及びフィジカルアセスメントのテクニック(視診、触診、聴診、打診)を習得する。
3.バイタルサインズの意味を理解し、正常と逸脱の判断ができる。
4.フィジカルエクザミネーションを用いて身体各部の観察と診察法を実施できる。
5.解剖・生理学や基礎看護学などの既習知識を用いて、得られたデータを解釈し、対象者の健康状態の評価を行うことができる。
授業計画
1
看護ヘルスアセスメントの概念
ファンクショナルヘルスパターンの全体像、ヘルスアセスメントの必要性
Key word ヘルスアセスメント、フィジカルアセスメント、看護過程
2
基本技術
問診・触診・打診・聴診・聴診
身体計測
生命徴候の観察と評価
3
演習:生きている(生命徴候)
4
演習:生きている(生命徴候)
5
呼吸・循環系の観察と評価
6
演習:交換する(呼吸・循環系)
7
運動器系の観察と評価
8
演習:動く(運動器系)
9
消化器系の観察と評価
10
演習:食べる(消化器系)
11
感覚器・神経系の観察・評価
12
演習:見る、聞く、感じる(感覚器・神経系)
13
統合演習
14
統合演習
15
Moodle上に各トピックごとに指示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
客観試験を実施する。
Moodleの小テスト、演習参加態度および技術の達成度で総合評価する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
松尾ミヨ子他編 ヘルスアセスメント(ナーシンググラフィカ基礎看護学②) メディカ出版、
松尾ミヨ子他編 基礎看護技術(ナーシンググラフィカ基礎看護学③) メディカ出版、
阿曽洋子 基礎看護技術 第7版 医学書院
菱沼典子 看護形態機能学―生活行動からみるからだ 第3版 日本看護協会出版会
参考文献
舟島なをみ:看護のための人間発達学(第4版)医学書院
トートラ 解剖生理学原書第9版 丸善出版
そのほか必要に応じて提示する
履修条件
留意事項等
当教科を未習得のものは、2年次の基礎看護学実習は履修できないので注意すること。
成績評定は定期試験・演習参加態度の合算で行うが、単位取得のためには、定期試験・演習参加態度のいずれも60%以上の得点が必要で
ある。
- 52 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50926091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術I
配当年次
1
中山 貴美子
看護実践の基盤となる技術の重要性や共通する基礎的な方法を理解する。健康に問題があるために生じる日常生活上の苦痛や不便さを解
決するために必要な援助を考えられる能力を養う。看護における対人関係、感染予防(スタンダードプリコーション)、安全管理、安楽
の技術などを習得する
授業の概要
到達目標
①看護技術の特徴と、看護師として必要な態度・姿勢を理解する。
②感染予防の意義と内科的手洗いの基本を身に着ける。
③対象者と看護者の安全・安楽を守る技術の基本を身に着ける。
④環境調整に必要な知識・技術を身に着ける。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
基礎看護技術ガイダンス
看護技術とは
バイオメカニクス
力学の原理を用いて効果的、効率的に自分の体や道具を用いるための基本を学ぶ。
演習:
バイオメカニクスの原理
演習:
体位変換の技術
環境1
物理的科学的環境と人の生活・健康
環境2
生物学的環境と人の生活・健康
環境3
感染の連鎖とスタンダードプリコーション
演習:
手洗い/環境測定/環境整備/廃棄物の取り扱い
演習:
手洗い/環境測定/環境整備/廃棄物の取り扱い
病床環境
病床を構成する要素と病床環境が備えるべき条件、規制について学ぶ。
演習:
病床の観察・ベッドの構造と構成
病床の環境調整と安全な環境
12
演習:ベッドメーキング
13
演習:ベッドメーキング
14
演習:ベッドメーキング
15
事前学習、事後学習はMoodleに掲載する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
筆記による試験を実施する
Moodleで行う小テスト、演習の参加態度、演習レポートの総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
0
1. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学③:基礎看護技術 メディカ出版
2. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学④:臨床看護総論 メディカ出版
3. 阿曽洋子ほか:基礎看護技術 第7版、医学書院
4. 平田雅子:ベッドサイドを科学する―看護に生かす物理学,Gakken
ナーシング・グラフィカ 基礎看護学①:看護学概論 メディカ出版
小川鑛一 イラストで学ぶ看護人間工学 東京電機大学出版
講義・演習でその都度指定する。
当教科単位を未修得の者は、2年次の基礎看護学実習Ⅱは履修できないので注意すること
- 53 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50927091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術II-1
中山 貴美子
看護の対象であり、健康上に問題をもつ人日常生活援助についての概念や技術理論を講義を通して学ぶ
授業の概要
到達目標
①活動―運動パターンの機能に影響を及ぼす因子について説明できる。
②活動―運動パターンのアセスメントを実施することができる。
③活動―運動パターンの機能不全に対する援助の基本を説明できる。
④セルフケア不足に対する援助のための方法を説明することができる。
授業計画
人間の生活と活動
1
活動―運動パターンのアセスメント
2
活動の援助:移動
3
活動の援助:保清・整容
4
活動の運動:安全
5
人間の生活と休息
6
睡眠―休息のアセスメント
7
睡眠―休息の援助
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
Moodleで提示する
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
筆記による客観試験を実施する
Moodleの小テスト、課題レポート、講義の参加態度の総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
配当年次
1
0
1. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学③:基礎看護技術 メディカ出版
2. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学④:臨床看護総論 メディカ出版
3. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学②:看護ヘルスアセスメント メディカ出版
4. 阿曽洋子ほか:基礎看護技術 第7版、医学書院
ナーシング・グラフィカ 基礎看護学①:看護学概論 メディカ出版
小川鑛一 イラストで学ぶ看護人間工学 東京電機大学出版
平田雅子:ベッドサイドを科学する―看護に生かす物理学,Gakken
講義・演習でその都度指定する。
当教科単位を未修得の者は、2年次の基礎看護学実習Ⅱは履修出来ないので注意すること
- 54 -
開講期
後期
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50928091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術II-2
配当年次
1
中山 貴美子
日常生活援助技術の知識・技術に基づき、看護実践に必要な技術の原理と方法及び応用を理解し、科学的根拠に基づいた援助技術を修得
する。
授業の概要
①快適な日常生活を過ごせるように援助するための基本的看護技術の実践方法を習得する
②日常生活援助技術の援助方法のエビデンスを探求し、より良い方法に向けた思考を展開できる
③看護技術の原理・原則を理解し、日常生活行動に関わる基本的技術を修得する。
到達目標
授業計画
移動の援助
1
演習:移送・移乗
2
環境調整の技術 リネン交換
3
演習:リネン交換
4
演習:リネン交換
5
活動の援助 寝衣交換
6
演習:寝衣交換
7
演習:寝衣交換
8
活動の援助 全身清拭・部分浴
9
演習:全身清拭/援助計画立案
10
演習:全身清拭/援助計画立案
11
活動の援助 洗髪
12
演習:洗髪/援助計画立案
13
演習:洗髪/援助計画立案
14
統合演習
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
Moodleに事前、事後学習を提示する。
・専門用語は看護学事典で調べる。
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
筆記による客観試験を実施する
Moodleの小テスト、課題レポート、演習態度、技術チェックの総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
0
1. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学③:基礎看護技術 メディカ出版
2. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学④:臨床看護総論 メディカ出版
3. ナーシング・グラフィカ 基礎看護学②:看護ヘルスアセスメント メディカ出版
4. 阿曽洋子ほか:基礎看護技術 第7版、医学書院
トートラ 解剖生理学 原書第9版 丸善出版
川口孝康 ベッドまわりの環境学 医学書院
平田雅子 ベッドサイドを科学する―看護に生かす物理学 Gakken
必要に応じて文献を提示する。
・講義と演習で編成されているので準備、教室などを間違えないこと。
・当教科単位を未修得の者は、2年次の基礎看護学実習Ⅱは履修できないので注意すること。
- 55 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50929091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術III-1
配当年次
2
開講期
前期
木口 幸子
人が生命を維持するうえで欠かせない基本的ニーズのうち、ここでは食事、排泄、保清・整容動作に関する援助技術を学ぶ。既習のヘル
スアセスメントや看護過程を前提に、、講義と演習を通じて、健康であれば達成される機能と機能不全がもたらす影響を理解し、援助の
ための基礎的技術を習得する。
授業の概要
到達目標
1 栄養―代謝パターンの機能状況と機能不全を分析するために必要な基本的知識を説明できる。
2 栄養―代謝パターンの機能不全に対する介入を説明できる。
3 食事に関するセルフケアの不足及び適切な栄養摂取のための看護介入を説明することができる。
4 排泄パターンの機能状況と機能不全を分析するために必要な基本的知識を説明できる。
5 排泄パターンの機能不全に対する介入を説明できる。
6 排泄行動に関するセルフケアの不足に対する看護介入を説明することができる。
授業計画
1
2
3
4
人間の生活と栄養
人間の生活における食の意義と食行動、食生活に影響する因子、食に関するセルフケアについて学ぶ。
栄養のアセスメント
栄養学、解剖・生理学、ヘルスアセスメントの知識を用いて、栄養―代謝パターンの機能状況に対する分析を行う方法学ぶ。
栄養―代謝パターンの機能不全に対する援助
1.摂食・嚥下
2.消化・吸収
3.代謝
人間の生活と排泄
人間の生活における排泄の意義と排泄行動に影響する因子、排泄に関するセルフケアについて学ぶ。
排尿の援助に関する基本的な考え方と、排尿のアセスメント方法・援助方法について学習する。
5
排便の援助に関する基本的な考え方と、排便のアセスメント方法・援助方法について学習する。
6
7
排泄パターンの機能不全に対する援助
1.尿失禁
2.便秘
8
栄養―代謝パターンの機能不全
皮膚統合性障害について、活動―運動パターン、排泄パターンとの関連を含む影響因子とアセスメントの方法、援助の基本的な考え方を
学ぶ。
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
Moodleに各トピックごとに提示する
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
Moodleでの小テスト、講義の参加状況、課題レポートの総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
0
ナーシンググラフィカ基礎看護学②ヘルスアセスメント メディカ出版(看護ヘルスアセスメントで購入済み)
ナーシンググラフィカ基礎看護学③基礎看護技術 メディカ出版(基礎看護技術Ⅰで購入済み)
ナーシンググラフィカ基礎看護学④臨床看護総論 メディカ出版
阿曽洋子:基礎看護技術 第7版、医学書院
解剖学、生理学のテキスト
その他、必要に応じて文献を提示する。
基礎看護技術Ⅲ-2と連動する講義である。解剖生理等の既習の内容については前提として講義を進めるので、Moodleの事前学習等で確
認を行い講義に臨むこと。
成績評定は定期試験とその他の評価の合算とするが、単位取得にはともに60%以上の得点が必要である。
この単位は基礎看護学実習Ⅱの履修要件である。
- 56 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50930091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術III-2
配当年次
2
木口 幸子
基礎看護技術Ⅲ―1で学習する栄養・食事、排泄への援助に関する知識を前提に、実際に対象者に援助を行うための技術を学習する。
具体的には、摂食、排泄および排泄に関連した皮膚ケアを学ぶ。
授業の概要
到達目標
既習の知識に基づき科学的な根拠と原理を理解して、安全・安楽に配慮しながら
① 患者の食事介助を行うことができる。
② 適切な食生活にむけての援助を行うことができる。
③ 高体温、低体温の援助を行うことができる。
④ 便器・尿器の介助を行うことができる。
⑤ 排泄に関連した皮膚の保清を行うことができる。
⑥ 排尿困難に対する援助を行うことができる。
授業計画
セルフケアの援助(摂食・嚥下)
1
2
栄養―代謝パターンの機能不全
高体温、低体温の援助
演習:食事の援助
3
演習:食生活のアセスメントと改善計画立案
4
演習:罨法
5
演習:排泄行動の援助と介助の方法
6
演習:便器・尿器の介助
7
演習:排泄パターンの機能不全に関する援助計画立案
8
尿失禁と排泄行動に関連した保清の援助
9
10
排泄パターンの機能不全
排尿困難の援助
演習:失禁ケア
11
演習:無菌的な物品の取り扱い
12
演習:導尿
13
演習:排泄パターンの機能不全に関する援助計画立案
14
統合演習
15
Moodleに各トピックごとに提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
客観試験を行う。
Moodleで行う小テスト、課題レポート、演習の参加態度、技術チェックの総合評価で行う。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
開講期
前期
0
ナーシンググラフィカ基礎看護学②ヘルスアセスメント メディカ出版(看護ヘルスアセスメントで購入済み)
ナーシンググラフィカ基礎看護学③基礎看護技術 メディカ出版(基礎看護技術Ⅰで購入済み)
ナーシンググラフィカ基礎看護学④臨床看護総論 メディカ出版
阿曽洋子:基礎看護技術 第7版、医学書院
参考文献
解剖学、生理学のテキスト
その他、必要に応じて文献を提示する。
履修条件
留意事項等
科学的な知識に裏付けられない行為は技術にはなりません。要求された課題は必ず完了して演習に臨んでください。
成績評定は定期試験、その他の評価の合算となりますが、単位取得にはともに60%以上の得点が必要です。
本単位取得は基礎看護学実習Ⅱの履修要件です。
- 57 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10010091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護技術IV
配当年次
2
木口 幸子
診療と各種療法に関連した看護技術の原理・原則を理解する。看護技術の目的と安全・安楽に実施するために必要な行動の根拠及び実践
過程におけるリスクを学び、演習を通して技術を習得する。また、侵襲的行為に伴う看護師の実施者責任について学ぶ。
授業の概要
到達目標
1.診療の補助行為における看護師の役割と責任について説明できる。
2.目的に応じた安全な検体採取と取り扱いが実施できる。
3.薬物療法の目的と特徴、与薬時の援助を述べることができる。
4.指示に従って安全に薬物を投与するための方法を理解することができる。
5.診療やセルフケアについて対象者に教育するための方法を説明することができる。
授業計画
1
2
3
検査・治療を受ける患者の看護
検査・処置の診断学上の意義と検査・処置における看護者の役割について学ぶ。
検査・処置のための看護技術
検体採取(静脈血採血)/処置介助(創傷処置)
検査・処置のための看護技術
検体採取(静脈血採血)/処置介助(創傷処置)
薬物療法を受ける患者の看護
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
薬物療法の実際
薬物の管理、取り扱いと準備・記録
薬物療法の実際
与薬の実施
演習:
筋肉注射/静脈内点滴注射の管理/外用薬・内服薬の投与
演習:
筋肉注射/静脈内点滴注射の管理/外用薬・内服薬の投与
演習:
筋肉注射/静脈内点滴注射の管理/外用薬・内服薬の投与
基本技術 患者教育
患者教育に必要な原理を学ぶ
基本技術 患者教育
ニーズアセスメント
基本技術 患者教育
計画と実施・評価
演習 患者教育
看護過程を用いて、検査・処置を受ける患者のオリエンテーションの実施計画を立案する
演習 患者教育
検査・処置を受ける患者のオリエンテーションを実施し、記録・評価を行う。
統合演習
15
Moodleに各トピックごとに提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
客観試験を実施する。
Moodleの小テスト、技術演習の参加態度、課題達成度、課題レポートを総合評価する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
0
松尾ミヨ子他編 基礎看護技術(ナーシンググラフィカ基礎看護学③) メディカ出版、2013.
松尾ミヨ子他編 臨床看護総論(ナーシンググラフィカ基礎看護④) メディカ出版、2013
阿曽洋子ほか 基礎看護技術 第7版、医学書院
解剖学、生理学、薬理学のテキスト
N.I.ホイットマン ナースのための患者教育と健康教育、医学書院
B.マックヴァン 患者教育のポイント―アセスメントから評価まで 医学書院
必要時、Moodleに提示する
履修条件
留意事項等
開講期
後期
当教科単位の未修得者は、2年次の基礎看護学実習は履修出来ないので注意すること。
成績評定は定期試験・その他の評価の合算とするが、単位認定にはともに60%以上の得点が必要である。
- 58 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10116091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護過程論
配当年次
2
開講期
前期
木村 眞子
看護過程とは、「対象であるその人にどのような援助が望ましいのかを考えた上で実施する」言わば、看護実践の科学的方法論である。
はじめに、なぜ看護過程が必要なのか、その意義について、看護とは何かや健康の概念との関連から理解する。その上で、看護過程展開
に必要な能力についても理解し、事例を使用して具体的な看護展開方法について学ぶ。本講義は、各領域の看護展開の基礎となるもので
ある。「看護を系統的具体的に考えていく」思考のプロセスを通じて、看護の視点を持って対象の健康問題を捉え援助を展開できる基礎
的技能の修得を目標とする。
授業の概要
到達目標
1.看護における看護過程の意義を理解できる。
2.看護の方法論としての看護過程の構成要素を理解する。
3.ペーパーペイシェントをもとに看護過程を展開することができる。
4.グループ内で意見交換をし、グループでの意見をまとめることができる。
授業計画
看護過程の概要
1
2
看護過程に必要な基本技術
1.クリティカル・シンキングと診断推論過程
2.人間関係構築のスキル
3.情報収集の技術
3
看護情報の収集
1.枠組み
2.データベース
4
パターンのアセスメント
1.キューの特定
2.機能状況の推定
情報の再構成―全体像
5
6
看護問題(診断)の判別
1.看護診断と看護上の問題
2.看護診断、看護上の問題の標記
7
期待される成果と達成方略
1.期待される成果の設定
2.期待される成果を実現するための方略
8
計画の実施、記録、評価
1.計画の実施
2.実施内容と観察の記録
3.評価の方法
演習:機能状況の分析
9
演習:看護診断、看護問題
10
演習:期待される成果と看護計画
11
演習:実施と評価
12
統合演習1
13
統合演習2
14
統合演習3
15
・単元ごとの事前学習、事後学習はMoodleに掲載する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
内容
単元ごとにMoodleで小テストを行う(50%)
参加度・出席態度等)
講義、グループワークの参加度(20%)
その他
30
統合演習看護過程記録で評価する(30%)
1. 北海道文教大学看護過程論講義資料集 (Moodleに掲載)
2. ナーシンググラフィカ基礎看護学② 看護ヘルスアセスメント メディカ出版(看護ヘルスアセスメントで使用したものでよい)
教科書
3. 江川隆子編 ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護過程と看護診断 ヌーベルヒロカワ
1.R.アルファロ=ルフィーヴァ:基本から学ぶ看護過程と看護診断、医学書院
そのほか必要に応じてMoodle、講義で紹介する。
参考文献
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 70
履修条件
留意事項等
当教科単位を未修得の者は、2年次の基礎看護学実習Ⅱは履修できないので注意すること
- 59 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10122091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護倫理
1.看護における倫理の意義と重要性を理解できる。
2.看護師に求められている倫理的責任と倫理的行動の基準を説明できる。
3.看護実践上で遭遇する倫理的問題について検討し、自分の意見を述べることができる。
到達目標
授業計画
倫理の基礎知識
1
看護倫理の原則
2
看護倫理に関する重要な言葉
3
看護の場における倫理的問題・ジレンマ
4
倫理的意思決定のステップ
5
看護倫理に関する事例検討①
6
看護倫理に関する事例検討②
7
看護倫理に関する事例検討③
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
講義内で提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 0
内容
参加度・出席態度等)
40
課題レポート
日本看護協会編:新版 看護者の基本的責務、日本看護協会出版会、2006
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
中山 貴美子
看護を実践するうえで必要な倫理的な基礎知識及び倫理的意思決定について学習する。また看護実践上で遭遇する倫理的問題について事
例を通して検討する。
授業の概要
その他
配当年次
3
1.志自岐康子他:ナーシンググラフィカー 基礎看護学 看護学概論、メディカ出版、2013
2.小西恵美子編集:看護倫理、南江堂、2007
3.J・E・トンプソン他:看護倫理のための意思決定10のステップ、日本看護協会出版会、2004
4.医療人権を考える会:学生のための患者さんの声に学ぶ看護倫理、日本看護協会出版会、2010
なし
- 60 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10117091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護教育学
配当年次
4
開講期
後期
木口 幸子
看護教育学とは何かを理解し、わが国における看護教育制度の歴史的変遷と今日の課題を学ぶ。これらを通して、カリキュラムの編成過
程、教授=学習過程、教育評価について把握し、専門職として発展するために、研究成果を活用しながら、大学において看護学を学ぶ意
義を考える。
授業の概要
到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
看護教育学の概念を理解し、わが国の看護教育の意義と歴史的変遷を概観する。
わが国の看護教育制度の現状と課題を理解する。
看護教育におけるカリキュラムの概要を理解し、授業展開・教育評価の基本を理解する。
看護における専門職として研究成果を学習する意義を理解する。
1から4を通して大学において看護学を学ぶ意義を考えることができる。
授業計画
1
ガイダンス
看護教育学の定義と関連用語を学ぶ
わが国の看護教育の意義を学ぶ
わが国の看護教育の制度の現状と歴史的変遷を学ぶ
2
わが国の看護教育制度を通して、今日的な課題を学ぶ
3
4
5
看護教育におけるカリキュラムの編成を学ぶ
大学における学習の目的と指定規則について学ぶ
看護教育における授業展開を学び、教授=学習過程の意味を学ぶ
看護教育における教育評価について学ぶ
専門職の意味を学び、看護専門職として発展するために研究成果の意味と活用を学ぶ
6
大学において看護学を学ぶ意義を確認する
7
8
まとめ
レポート及び試験のオリエンテーション
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
各講義時に説明します。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
筆記試験
レポート
参加度・出席態度等)
その他
0
杉森みど里,舟島なをみ (2014).看護教育学 第5版増強版,医学書院,東京.
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
舟島なをみ監修(2009).看護実践・教育のための測定用具ファイル 開発過程から活用の実際まで 第2版,医学書院,東京.
グレッグ美鈴,池西悦子編(2009).看護教育学 看護を学ぶ自分と向き合う,南江堂,東京.
よくわからないことについては(言葉を含めて)、そのままにしないで講義内で解決するようにしてください。
- 61 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10120091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護診断学
配当年次
4
開講期
後期
木村 眞子
看護診断の概念、歴史的変遷について学ばせ、看護診断の看護における位置付けについて理解させる。また、看護診断の構造、NANDAの看
護診断分類、看護過程と看護診断、看護診断の記述方法等について学ばせる。
授業の概要
1.看護診断の概念を理解し、説明できる。
2.診断概念の背景となっている理論を学び、理論と診断概念との関係を理解する。
3.実習で受け持った事例の看護診断過程および看護診断を検証する。
到達目標
授業計画
1
学習内容:1.看護診断の概念
2.看護診断の発展
キーワード: 看護診断,看護治療,ANA,NANDA,ICN,ACENDIO,コンピューター化,看護実践
2
学習内容:看護診断の発展
1.看護診断の発展:看護診断の歴史,日本における看護診断,
2.看護用語の分類
キーワード:コンピューター化,看護実践
3
学習内容:看護診断の分類
1.タクソノミⅠ
2.タクソノミⅡ
キーワード:13領域,NIC,NOC,多軸構造,7つの軸
4
学習内容:看護診断の実際
1.看護のための中範囲理論
2看護診断の推論:分析
キーワード:中範囲理論,カルペニート,看護診断の構成要素(診断ラベル,定義,診断指標,危険因子,関連因子),
5
6
7
8
学習内容:看護診断の実際
1.共同問題
キーワード:共同問題,Cru,実在型看護診断,リスク型看護診断,シンドローム型看護診断,ウエルネス型看護診断
学習内容:看護診断の種類と記述方法
1.看護診断を構成する要素
2.看護診断の記述様式
3.看護診断ラベル
キーワード:看護診断ラベル,看護診断記述の構成要素(Problem:問題,看護診断,Etiology:原因,成因,関連因子,Sign Symptom:サ
イン,徴候,臨床症状)
学習内容:看護診断に対する成果(評価)
1.看護診断と成果
2.目標と看護計画との関係
キーワード: RUMBAの法則,診断指標,関連因子,危険因子
学習内容:(演習)基礎看護学実習で受け持った事例を基に看護診断を行う
キーワード:発達課題,ライフサイクル
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
Moodleに事前、事後学習を提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
Moodleの小テスト、学習・演習態度、課題レポートの総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
江川隆子編 ゴードンの機能的健康パターンに基づく 看護過程と看護診断 ヌーベルヒロカワ(2年次の看護過程論で使用した教科書)
NANDA-Ⅰ看護診断 定義と分類 2012-2014 医学書院
参考文献
これなら使える看護診断 厳選78NANDA-Ⅰ看護診断ラベル 第4版医学書院
アルファロールフィーヴァ(江本愛子監訳) 基本から学ぶ看護過程と看護診断 第5版 医学書院
履修条件
留意事項等
なし
- 62 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10931091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護理論
1.テーマに沿った文献を検索し、書誌事項を記載することができる。
2.看護理論の歴史的な展開について説明することができる。
3.理論の持つ意味と理論が成立するための条件を述べることができる。
4.看護理論と看護過程の関係について説明することができる。
5.環境理論、ニード理論、システム理論、相互作用理論の概要を説明することができる。
授業計画
ガイダンス:科学とは何か、理論とは何か
1
2
演習:読みたい文献を取り寄せてみよう
文献の調べ方、探し方、集め方
看護理論の歴史的展開
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
演習:わかったことを記録しよう
文献の読み方と文献カードの書き方
看護理論と看護過程
看護理論の意味と看護過程との関係
環境理論
ナイチンゲール その人と時代
環境理論
ナイチンゲール 「看護覚書」
ニード理論
マズロー 「完全なる人間」
ヘンダーソン 「看護の基本となるもの」
ニード理論
ヘンダーソン 「看護の基本となるもの」
システム理論
ベルタランフィ 「一般システム理論」
ロイ 「適応看護モデル」とオレム 「セルフケア不足理論」
相互作用論
オーランド 「看護の探究」
相互作用論
ウィーデンバック 「臨床看護の本質」
看護理論の看護過程への適用1
・代表的な理論を活用し事例を通して看護について考察する。
看護理論の看護過程への適用2
・代表的な理論を活用し事例を通して看護について考察する。
まとめ
15
Moodleに事前、事後学習を提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
30
定期試験以外(授業内の課題・ 70
内容
看護理論に関する論述試験を行う。
Moodleの小テスト、文献カード、、受講態度・参加度の総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
木村 眞子、木口 幸子
看護の代表的な理論家の業績とそれに影響を及ぼした他領域の知見を学ぶことで、看護理論に対する理解を深め、理論的枠組みを用いて
看護を展開する方法を学ぶ。併せて、文献の探し方、読み方、使い方と看護行為の根拠とするための理論の用い方を学ぶ。
授業の概要
到達目標
配当年次
1
0
ヴァージニア・ヘンダーソン:看護の基本となるもの、日本看護協会出版会
ナイチンゲール 看護覚え書き―本当の看護とそうでない看護 日本看護協会出版会
現代看護の探究者たち―人と思想―増補第2版 日本看護協会出版会
野嶋佐由美編:看護学の概念と理論的基盤、日本看護協会出版会
そのほか、必要時提示する
なし
- 63 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90418091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
成人看護学概論
配当年次
1
岩坂 信子
成人看護学の対象を、変動する社会状況に関わりながら社会生活を営む生活者として捉え、成人期にある人の身体・精神・社会的な特徴
と健康問題を理解し、それにかかわる看護を学ぶ。さらに、統計的概観を交えて健康の保持・増進・疾病予防の方法を学ぶとともに、保
健医療福祉チームの一員としての看護の役割を学ぶ。
1 ライフサイクルから見た成人期の特徴を説明できる
2 成人期の特徴と変化を身体的・心理・社会的側面から理解する
3 成人保健の動向と健康管理・支援の方法について理解する
4 保健医療福祉チームの一員として、連携協働のあり方と看護の役割について理解する
授業計画
成人の保健の動向(疾病の概要他)
1
ヘルスプロモーションと看護1(わが国のヘルスプロモーション)
2
ヘルスプロモーションと看護2(成人看護学に有効な理論の活用)
3
成人と生活・生活と健康
4
青年期:発達課題と健康問題
5
壮年期:発達課題と健康問題
6
向老期:発達課題と健康問題
7
8
<健康をおびやかす要因と看護>
生活習慣病の原因と予防対策
健康生活の急激な破状から回復を促す看護
9
健康生活の慢性的な揺らぎの再調整を促す看護
10
成人の健康生活を促すための看護技術1(エンパワーメント、コミュニケーション)
11
成人の健康生活を促すための看護技術2(退院支援、症状マネジメント)
12
人生の最後のときを支える看護(倫理、意思決定)
13
保健医療福祉チームとの連携・協働と看護の役割
14
まとめ
15
事前学習
1年前期に履修した看護学概論の復習をしてください。
関連する章を読んでから講義に出席ください
準備学習・事後学習
事後学習
講義で触れた範囲について教科書を熟読し復習するようにしてください
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70
定期試験以外(授業内の課題・ 15
内容
講義内容全般より出題する
課題レポート
参加度・出席態度等)
その他
15
出席状況
成人看護学 成人看護学概論 林直子/鈴木久美/酒井郁子/梅田恵 (編集) 南江堂 2011 定価2952円
教科書
講義時に適時紹介する
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
講義中の私語、携帯電話の使用、充電など、他学生の迷惑になる行為は禁止します。
課題の遅延・未提出は、減点になります。
本科目の単位修得が成されなければ、成人看護学実習Ⅰの履修はできません。
- 64 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10415091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
成人看護学援助論I
配当年次
2
佐々木 妙子、岩坂 信子、河原 尚美、高橋 由美、佐々木 あゆみ
慢性期にある成人の健康障害と治療を理解し、対象のセルフケア能力を高め自ら病気のある生活をマネジメントできるような看護を系統
的に学習する。
授業の概要
1.健康障害と治療を理解し、慢性期に必要な看護援助方法を説明できる。
2.健康障害を持つ人とその家族の心理・社会的側面に対する看護援助方法を説明できる。
3.ある特定の慢性疾患の健康障害をもつ対象と家族の看護過程を説明できる。
到達目標
授業計画
1
科目ガイド
1.慢性疾患の特徴の理解
2.成人期及び慢性期にある人の特徴の理解
成人期及び慢性期にある人とその家族の看護援助の特徴の理解
2
呼吸系機能障害のある人の看護
3
循環器系機能障害のある人の看護
4
栄養摂取・消化機能をもつ人の看護
5
代謝機能障害・内部環境調節障害のある人の看護 (糖尿病看護認定看護師 河原尚美)
6
脳神経機能障害のある人の看護
7
血液・造血機能障害のある人の看護
8
個人演習:模擬事例のアセスメントと問題の明確化
9
グループ演習:模擬事例のアセスメントと問題の明確化
10
グループ演習:模擬事例のアセスメントと問題の明確化
11
グループ演習:発表/まとめ
12
がん放射線療法を受ける人の看護(放射線療法認定看護師 佐々木あゆみ)
13
がん化学療法を受ける人の看護(がん科学療法看護認定看護師 高橋由美)
14
まとめ
15
教科書を読んで参加すること
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
知識確認テスト、個人演習、グループ演習の参加、課題提出状況で評価する
参加度・出席態度等)
その他
0
鈴木志津江:慢性期看護論 ヌーベルヒロカワ
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
編集ピエールウグ 訳黒江ゆり子他:慢性疾患の病みの軌跡
他は適宜、提示する
本科目の単位修得がないと成人看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修はできない
- 65 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90416091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
成人看護学援助論Ⅱ
配当年次
2
尾形 裕子、松本 真希、朽木 恵美
急性期にある成人患者とその家族の特性と主な健康問題の特徴を理解し、病態に伴う基本的ニーズに応じた適切な看護援助を提供するた
めに、必要とされる基礎的知識およびアセスメント、解決能力を修得する。加えて、回復期過程におけるリハビリテーションの理念を理
解し、チームによる総合的なプログラムの展開、そのなかでの看護師の果たす役割を理解する。さまざまな障害をもつ人・家族が現状を
受け入れ、生活を再構築し、最良の利益を実現することができるように必要な方法を学修する。
授業の概要
急性状況のメカニズムが理解できる
身体的侵襲の大きい治療や検査をうける対象の特徴と看護介入が理解できる
周手術期にある患者の特徴と看護援助を理解することができる
到達目標
授業計画
急性期の概要、急性の意識障害、昏睡、痙攣のメカニズムと患者の特徴(松本)
1
急性呼吸不全、慢性呼吸不全の急性増悪のメカニズムと患者の特徴(松本)
2
急性心不全、重症不整脈のメカニズムと患者の特徴(松本)
3
重篤な代謝障害(腎不全、肝不全、重症糖尿)、他臓器障害のメカニズムと患者の特徴(松本)
4
ショック、重篤な外傷による身体侵襲のメカニズムと患者の特徴(松本)
5
周手術期にある患者の特徴と理解(松本)
6
術前の身体評価とリスクの査定(松本)
7
全身麻酔、硬膜外麻酔を受ける人の特徴(松本)
8
手術療法を受ける人の特徴、ライン・ドレーン管理と創管理(松本)
9
手術侵襲による身体反応と合併症(尾形)
10
周手術期の看護1(尾形)
11
周手術期の看護2(尾形)
12
創処置、ドレーン管理、褥創処置の実際(朽木)
13
人工肛門(ストーマ)造設術を受ける患者の看護(朽木)
14
まとめ(尾形)
15
成人看護学概論、解剖学、生理学、病態学の復習
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
講義内容全般より出題
課題・レポート評価
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
成人看護学 急性期看護論 池松裕子他編集 ヌーヴェルヒロカワ 2005 定価[本体2400円+税]
成人看護学 周手術期看護論 第3版 雄西智恵美他編集 ヌーヴェルヒロカワ 2014 定価[本体2400円+税]
参考文献
成人看護学 クリティカルケア 松本真希先生作成テキストの配布あり
講義の中で随時紹介する
履修条件
留意事項等
開講期
後期
本科目の単位修得が無ければ、成人看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修は不可
- 66 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10932091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
成人看護学援助論III
配当年次
2
尾形 裕子、斉藤 大介
人体に多大な侵襲をうけ生命危機状況下にある患者に対して、病態を理解するとともに症状をアセスメントし、救命を目的として診療・
看護上の問題を解決する技能および医療機器活用のなかで患者の安全性を考慮した対応を修得する。加えて、成人健康障害とその修復メ
カニズムについて臨床と関連付けることで、看護の必要性を学修する。
授業の概要
急性な状態にある患者とその家族を理解するために必要な理論を理解できる
急性な状態にある患者とその家族の苦痛・不快感覚の緩和と生活支援および情状的支援のための看護援助を理解できる
救急看護の特徴と緊急時対応の看護援助を理解することができる
到達目標
授業計画
急性期看護とは 急性の状態にある成人期の患者とその家族の特徴(尾形)
1
急性の状態にある患者と家族を理解するための理論1(尾形)
2
急性の状態にある患者と家族を理解するための理論2(尾形)
3
4
5
6
7
8
9
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア1(尾形)
急性の意識障害、昏睡、痙攣の頻発
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア2(尾形)
急性呼吸不全、慢性呼吸不全の急性増悪
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア3(尾形)
急性心不全、重症不整脈
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア4(尾形)
重篤な代謝障害(腎不全、肝不全、重量糖尿病)
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア5(尾形)
ショック、多臓器障害
急性の状態にある患者の主要病態の特徴とケア6(尾形)
外科的侵襲、重篤な外傷
急性の状態にある人の看護1(事例検討)(尾形)
10
急性の状態にある人の看護2(事例検討)(尾形)
11
救急看護の特徴と実際(斉藤)
12
13
14
クリティカルケア看護に必要な看護技術1(尾形、他)
1.心肺蘇生法
2. 呼吸・循環・体液管理
クリティカルケア看護に必要な看護技術2(尾形、他)
心肺蘇生法演習
まとめ
15
成人看護学概論、解剖学、生理学、病態学の復習
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
講義内容全般より出題
課題・レポート評価
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
成人看護学 急性期看護論 池松裕子他編集 ヌーヴェルヒロカワ 2005 定価[本体2400円+税]
成人看護学 周手術期看護論 第3版 雄西智恵美他編集 ヌーヴェルヒロカワ 2014 定価[本体2400円+税]
講義の中で随時紹介する
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
本科目の単位修得が無ければ、成人看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修は不可
- 67 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10933091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
成人看護学援助論IV
配当年次
3
開講期
前期
佐々木 妙子、尾形 裕子
がんの特殊性とがん罹患により脅かされる人々の命および生活について理解を深め、がんの病期・治療に応じた患者とその家族への看護に
ついて学ぶ。終末期にある患者の身体的・精神的・社会的・霊的(スピリチュアル)な苦痛を理解し、患者とその家族のQOLの維持・向上を
目指した援助方法・緩和ケアについて学ぶ。また終末期の対象および家族を尊重し、安らかで尊厳ある死を迎えるための支援の方法を学
ぶ。
授業の概要
成人期にある人の、回復期および慢性の状態に焦点をあてた事例に対して看護過程の展開ができる
セルフマネージメント及びセフルケアの支援に向けた援助を模擬患者に実践できる
グループディスカッションの実施と効果的なプレゼンテーションにより他者と看護過程を共有できる
到達目標
授業計画
1
オリエンテーション
事例の紹介
看護過程の復習
グループと担当者の発表、事例1・2(1か2の事例を選択)情報整理と不足情報の明確化、模擬患者への情報収集の援助計画立案
2
模擬患者への技術演習(情報収集)
3
模擬患者への技術演習(情報収集)
4
事例:アセスメントと全体像の検討(グループ指導)
5
事例:看護計画の立案
6
自己血糖測定法、インスリン自己注射法について(演習)
7
自己血糖測定法、インスリン自己注射法について(演習)
8
食事療法、運動療法の指導技術(演習)
9
事例:看護計画と援助計画の検討(グループ指導)
10
事例:技術演習(模擬患者への演習準備)
11
事例:技術演習(模擬患者への演習準備)
12
事例:模擬患者への技術演習(援助の実施)
13
事例:模擬患者への技術演習(援助の実施)
14
事例に対する看護実践の実施評価(グループ指導)
15
準備学習・事後学習
既習の解剖学・生理学・病態学・薬理学・各成人看護学援助論、看護概論の復習
演習事例の病態については、必ず予習をする
成績評価の方法
区分
内容
割合(%)
50
事例に共通する病態・治療、援助、看護過程に関する知識を出題
定期試験
事例1.2の看護過程と課題の提出物の内容、出席日数、演習、GW、プレゼンテーションの参加態度
定期試験以外(授業内の課 50
題・参加度・出席態度等)
その他
0
成人看護学概論、成人看護学援助論で使用した教科書を用いる
教科書
講義・演習内で提示する
参考文献
履修条件
留意事項等
本科目の単位修得が無ければ、成人看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修は不可
課題記録物の遅延・未提出は減点する
- 68 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10422091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
成人看護学援助論V
配当年次
3
尾形 裕子、佐々木 妙子
成人看護学の講義をふまえ、各個人が責任をもって臨地実習にでる準備をする。そのため、基礎看護で学習した看護過程の基本をさらに
深め、成人看護学における対象で展開する。看護を展開するために必要な、コミュニケーション・観察・記録・実践といった成人期の健
康問題と看護介入への理解を深めるための演習を行う。
授業の概要
成人期にある人の、急性の状態に焦点をあてた事例に対して看護過程の展開ができる
急性の状態を捉えるための観察点と観察方法が理解できる
急性の状態にある人の治療的援助と生活援助を模擬患者に実践できる
到達目標
授業計画
オリエンテーション、事例紹介
1
術後の観察演習、離床に関する技術演習
2
術後の観察演習、離床に関する技術演習
3
事例:アセスメント・全体像の検討(グループ指導)
4
事例:看護計画の立案
5
急性呼吸不全の状態にある人への治療的援助技術演習
6
急性呼吸不全の状態にある人への治療的援助技術演習
7
事例:看護過程(グループディスカッション・演習準備)
8
事例:看護過程(グループディスカッション・演習準備)
9
事例:急性の状態にある人の生活援助(更衣、清潔援助、移動)技術演習
10
事例:急性の状態にある人の生活援助(更衣、清潔援助、移動)技術演習
11
課題のプレゼンテーション準備
12
課題のプレゼンテーション準備
13
プレゼンテーション
14
まとめ
15
準備学習・事後学習
既習の解剖学・生理学・薬理学・病態学・各成人看護援助論の復習
演習事例の病態については、講義前に必ず予習をする
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
事例に共通する病態・治療、援助、看護過程に関する知識を出題
事例の看護過程と課題の提出物の内容、出席日数、演習、GW、プレゼンテーションの参加態度
参加度・出席態度等)
その他
0
成人看護学概論、各成人看護学援助論で使用した教科書を使用する
教科書
講義内で提示する
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
本科目の単位修得がなければ、成人看護学実習Ⅰ.Ⅱの履修は不可
記録物の遅延、未提出は減点する
- 69 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10133091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
緩和ケア
配当年次
4
開講期
後期
岩坂 信子、内海 明美、佐々木 美穂、遠藤 佳子
緩和ケアに関する概念・諸課題について学習し、緩和ケアを必要としている人への理解を深めるとともに、がん患者のQOLの維持・向上を
目指し、がんとともに生きる人々の緩和ケアについて学習する。
授業の概要
到達目標
1 緩和ケアの概念、定義について理解する。
2 疾患に苦悩する本人とその家族への緩和ケアについて理解する。
3 緩和ケアにおける疼痛管理、症状マネジメントについて理解できる。
4 チーム医療、倫理的課題に気づき、看護の役割を考察できる。
授業計画
緩和ケアの歴史と緩和ケアの定義、緩和ケアを取り巻く今日の状況
1
緩和ケア病棟における活動の実際と課題
2
緩和ケアを受ける人とその家族の特徴と理解(身体症状・精神症状・スピリチュアル)
3
緩和ケアにおける多職種協働の実際
4
緩和ケアの実際(QOLの維持・向上と意思決定支援)
5
緩和ケアにおける症状メカニズムとそのマネジメント(その1 疼痛アセスメントと援助)
6
緩和ケアにおける症状メカニズムとそのマネジメント(その2 症状に対する薬剤の活用と副作用対策)
7
緩和ケアにおける倫理的課題と看護師の役割、まとめ
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
緩和ケアはどの看護領域においても必要な知識です。受講前には自から教科書で予習を行い講義に臨んでください
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
課題レポート
参加度・出席態度等)
その他
教科書
10
出席状況他
看護学テキスト NICE
編集:梅田恵・的場典子 緩和ケア~大切な生活・尊厳ある生をつなぐ技と心~ 南江堂
講義で適時紹介する
参考文献
履修条件
留意事項等
1.講義中の私語、携帯電話の使用、充電など、他学生の迷惑になる行為は禁止します。
2.課題の遅延・未提出は、減点になります。
- 70 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10785091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
老年看護学概論I
配当年次
2
開講期
前期
高岡 哲子
本科目では、老年期を生きる老年者を多面的に理解し、老年看護の基礎知識を修得する。学習内容は、老年者理解と、老年者を取り巻く
環境としての家族・地域・社会の概要である。この際エイジングの多様性、老年期の発達段階、自律、エンパワーメントの視点を大切に
し、健康障害だけではなく、それによって起こる生活障害に着目しながら、老年者のQOLや持てる力を考えられるように学習する。
老年期を生きる老年者を多面的に理解し、老年看護の基礎知識を修得する。
1.老年期を生きる老年者と老年者が所属する家族を理解する。
2.老年看護理念や社会保障の概要を理解する。
3.老年者の生活の場に合わせた地域資源の活用方法とリスクマネジメントを理解する。
授業計画
1
ガイダンス(講義)
内容:老年看護学における老年看護学概論Ⅰの位置づけとシラバスの説明
行動目標:ガイダンス内容を理解し、自らが学習すべき内容と学習課題が理解できる。
事前学習:シラバスを熟読する。生涯発達論の老年期を復習する。
2
老いるということ、老いを生きるということ(講義)
内容:老年者を理解するうえで大切な事柄・老いを学ぶ入口、老いを生きるということ・老年者の特徴
行動目標:老いに対するイメージができる。
事前学習:教科書の第1章を熟読する。
3
4
5
6
老年者が過ごしてきた時代と生活(講義・ディスカッション)
内容:老年者の思いで・各時代の衣食住と娯楽
行動目標:老年者が過ごしてきた時代背景がイメージできる。
・老年者の日常生活がイメージできる。
事前学習:身近な老年者に人生の中で思い出に残っている出来事を聴いてみる。
課題①:テーマは「老年者の思い出を聴いた感想」である。提出日は次回授業開始前で、字数は800字程度である。(個人提出)
老年期の発達課題(講義・ディスカッション)
内容:老年期の発達課題
行動目標:さまざまな発達理論からみた老年期の特徴が理解できる。
事前学習:老年期をエリクソンとハヴィガースト、ペッグなどの発達理論で比較する。
課題①提出
老年社会と社会保障1(講義)
内容:老年社会の統計的輪郭・保健医療福祉の動向
行動目標:老年期を生きる老年者を統計的、保健医療福祉の視点から理解できる。
事前学習:老年者に関連する社会保障の概要を調べておく。
老年社会と社会保障2(講義)
内容:保健医療福祉の動向・老年社会における権利擁護・老年者の虐待
行動目標:老年期を生きる老年者を権利擁護の視点から理解できる。
事前学習: 老年者の虐待の種類と特徴を調べておく。
小テスト①実施
7
老年看護の理念(講義・ディスカッション)
内容:老年看護の定義・老年看護の成り立ち・老年看護の目ざすもの・老年看護に携わる責務
行動目標:老年看護の理念を理解できる。
事前学習:教科書の第3章を熟読する。
8
老年者のアセスメント1(講義)
内容:看護職が行うフィジカルアセスメントの位置づけ・加齢に伴う変化
行動目標:老年者における身体の加齢変化とアセスメントの視点が理解できる。
事前学習: 外皮系と感覚器、循環器の加齢に伴う変化を調べておく。
9
10
11
12
13
14
15
老年者のアセスメント2(講義)
内容:呼吸器と消化吸収系、内分泌系、泌尿生殖系、運動系の加齢に伴う変化行動目標:老年者における身体の加齢変化とアセスメント
の視点が理解できる。
事前学習:呼吸器と消化吸収系、内分泌系、泌尿生殖系、運動系の加齢に伴う変化を調べておく。
小テスト②実施
老年者の身体症状とアセスメント1(講義)
内容:発熱・痛み・かゆみ
行動目標:老年者に良くみられる身体症状とアセスメントの視点が理解できる。
事前学習:一般的な発熱と痛み、かゆみの定義と原因を調べておく。
老年者の身体症状とアセスメント2(講義・ディスカッション)
内容:脱水・嘔吐・浮腫・倦怠感
行動目標:老年者に良くみられる身体症状とアセスメントの視点が理解できる。
事前学習:一般的な脱水・嘔吐・浮腫・倦怠感の定義と原因を調べておく。
小テスト③実施
地域資源を活用した看護展開1(講義)
内容:在宅老年者への看護・介護家族への看護
行動目標:在宅老年者と介護家族への看護が理解できる。
事前学習:教科書の第7章を熟読する。
地域資源を活用した看護展開2(講義・ディスカッション)
内容:保健医療福祉施設における看護・急性期治療を担う医療施設の特徴と看護
行動目標:保健医療福祉施設に入院、入所している老年者への看護が理解できる。
事前学習:急性期、回復期、慢性期などの各期の特徴を調べておく。
小テスト④実施
老年者のリスクマネジメント(講義)
内容:老年者と医療安全・老年者と災害看護
行動目標:老年者の安全を医療と災害の視点から理解できる。
事前学習:老年者がみまわれやすい事故の種類を調べる。
本講義のまとめ(講義)
行動目標:本講義において各自で、学習のふりかりができる。
事前学習: 講義のすべての資料を見直す。
準備学習・事後学習
準備学習:事前学習に示したとおりである。
事後学習:講義で行った学習をふりかえる。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
筆記試験
課題①:10点、小テスト①:10点 小テスト②:10点
小テスト③:10点
小テスト④:10点
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
0
系統看護学講座 専門分野 老年看護学:北川公子他、医学書院
講義中に提示
全過程において私語・携帯電話の使用を禁止します。時間外の質問は予約を取ってください。
全過程において主体的に行ってください。
この講義は、特に老年看護学の基盤となる重要な学習です。必ず目標到達できるように学習を継続してください。
- 71 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10935091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
老年看護学概論II
配当年次
2
開講期
前期
高岡 哲子
本科目では、老年看護を展開する上で基盤となる理論やモデルに関連した知識を修得する。学習内容は、老年看護を展開するための理
論的基盤と、問題解決型思考から目標志向型思考への転換が必要となる。よって、両者を比較しながら学習を進める。
老年看護を展開する上で基盤となる理論やモデルに関連した知識を修得する。
・老年看護を展開するための理論的基盤を理解する。
・老年者を対象とした看護過程の展開に必要な基礎的知識を理解する。
授業計画
1
2
3
ガイダンス(講義)
行動目標:・ガイダンス内容を理解し、自らが学習すべき内容と学習課題を明らかにする。
事前学習:シラバスを熟読する。生涯発達論で学習した老年期の発達段階を復習する。
課題①テーマは「老年看護学における対象理解に、なぜ、国際生活機能分類が使用されるのか?」である。字数は1200字以上制限なし
で、提出日は次回授業開始前である。(個人提出)
国際生活機能分類の概要をまとめる(グループワーク)
行動目標:・他者の意見をよく聴き、自らの意見との比較において国際生活機能分類の理解を深める。
・グループワークに積極的に参加して自らの役割を果たす。
事前学習:国際生活機能分類のグループワークで自らの役割を果たせるように準備する。 課題①提
出
国際生活機能分類の概要をまとめる(グループワーク)
行動目標:・他者の意見をよく聴き、自らの意見との比較において国際生活機能分類の理解を深める。
事前学習:国際生活機能分類のグループワークで自らの役割を果たせるように準備する。
課題②テーマは「なぜ、老年看護学における哲学的基盤に生活行動モデルが活用されるのか?」である。字数は1200字以上制限なしで、
提出日は次回授業開始前である。(個人提出)
4
生活行動モデルの概要と枠組みをまとめる(グループワーク)
行動目標:・他者の意見をよく聴き、自らの意見との比較において生活行動モデルの理解を深める。
・グループワークに積極的に参加して自らの役割を果たす。
事前学習:生活行動モデルのグループワークで自らの役割を果たせるように準備する。 課題②提
出
5
生活行動モデルの概要と枠組みをまとめる(グループワーク)
行動目標:・他者の意見をよく聴き、自らの意見との比較において生活行動モデルの理解を深める。
・グループワークに積極的に参加して自らの役割を果たす。
事前学習:生活行動モデルのグループワークで自らの役割を果たせるように準備する。
6
本授業課題の発表(発表):1G~8G
発表方法:発表時間は6分、質疑応答2分である。(時間厳守)発表内容は課題Ⅰか課題Ⅱのどちらかで、どちらでも発表できるように準
備する。(課題は1講目に知らせる)
行動目標:他グループの発表を良く聴き、質問や感想を述べることができる。
・自グループの課題を他者にわかりやすく発表することができる。
事前学習:発表において、自らの役割を果たせるように準備する。
7
生活行動モデルを基盤とした看護過程の展開方法Ⅰ(講義)
行動目標:老年者を対象とした看護過程の展開方法がイメージできる。
事前学習:参考資料の「付章 事例による看護過程の展開」を熟読する。
8
生活行動モデルを基盤とした看護過程の展開方法Ⅱ(講義)
行動目標:老年者を対象とした看護過程の展開方法が理解できる。
事前学習:参考資料の「付章 事例による看護過程の展開」を熟読する。
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
事前学習:事前学習に示した通りである。
事後学習:授業で行った学習をふりかえる。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は行いません。
課題①:40点 課題②:60点
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
①KSブックレットNo5 ICFの理解と活用 人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか:上田敏、きょうされん
② 生活機能から見た老年看護過程+病態・生活機能関連図:山田律子他、医学書院
北川公子 他:系統看護学講座 専門分野 老年看護学、医学書院(老年看護学概論Ⅰの教科書)
参考文献
履修条件
留意事項等
全過程において私語・携帯電話の使用を禁止します。時間外の質問は予約を取ってください。
全過程において主体的に行ってください。
この講義は、特に老年看護学援助論Ⅱにつながる重要な学習です。必ず個人で目標に到達してください。
- 72 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10934091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
老年看護学援助論I
配当年次
2
開講期
後期
高岡 哲子
本科目では、老年者の特徴的な疾患や身体症状を理解し、生活を整えるための援助を実践するために必要な知識を修得する。学習内容
は、老年者の生活機能を整えるための援助、症状や機能障害に対する援助、健康逸脱からの回復と終末期を支える援助である。老年看護
学では、特に、老年者のQOLや持てる力に着目した看護活動を実践することが重要である。よって、これらの視点を意識しながら学習す
る。
老年者に特徴的な疾患や身体症状を理解し、生活を整えるための援助を実践するために必要な知識を修得する。
1.老年者の生活における特徴を押さえ、生活を整えるための援助を理解する。
2.老年者に特徴的にみられる身体症状とこれに対する援助を理解する。
3.老年者が罹患しやすい病気に対する援助を理解する。
授業計画
1
ガイダンス(講義)
内容:老年看護学における老年看護学援助論Ⅰの位置づけとシラバスの説明
行動目標:ガイダンス内容を理解し、自らが学習すべき内容と学習課題が理解できる。
事前学習:シラバスを熟読する。老年看護学概論Ⅰの老年者の特徴を復習する。
2
生活行動モデルと活動(講義)
内容:老年看護の展開における考え方・老年者の活動
行動目標:老年者の活動に関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習:老年看護学概論Ⅱの生活行動モデルの復習をする。
3
4
活動と休息(講義・ディスカッション)
内容:活動と休息・転倒
行動目標:老年者の休息に関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習:自らのある日の1日の活動と休息を記録する。
課題①:テーマは「私の活動と休息のバランスを考える」である。提出日は次回授業開始前で、字数は1000字程度である。(個人提出)
食事(講義・ディスカッション)
内容:食事・誤嚥・脱水
行動目標:老年者の食事に関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習:老年者はなぜ脱水になりやすいのかを調べておく。
課題①提出
5
排泄(講義)
内容:排泄・排泄障害
行動目標:老年者の排泄に関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習:老年者はなぜ便秘になりやすいかを調べておく。
6
身だしなみ(講義・ディスカッション)
内容:身だしなみ・清潔衣生活
行動目標:老年者の身じたくに関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習: 老年者の皮膚の特徴をふりかえり、老年者に適した繊維や服装を考える。
7
コミュニケーション(講義・ディスカッション)
内容:コミュニケーション・失語症
行動目標:老年者のコミュニケーションに関連した特徴を理解し、援助に必要な知識を理解することができる。
事前学習:発語できない老年者と、どのようにコミュニケーションをとるかを考える。
8
対象理解を深めるための情報整理1(講義)
内容:看護過程を展開する方法・事例を活用した情報整理
行動目標:事例を基に情報整理を行い、老年者理解の視点や情報整理の方法を理解する。
事前学習: 老年看護学概論Ⅱの生活行動モデルを復習する。
9
健康逸脱からの回復1(講義・ディスカッション)
内容:認知症に関する基礎知識
行動目標:認知症の基礎知識を理解することができる。
事前学習:認知症の特徴を調べておく。
10
11
12
13
14
15
健康逸脱からの回復2(ゲストスピーカー)
内容: 認知症ケアの実際
行動目標:認知症ケアに関するイメージができる。
事前学習:認知症の基礎知識を見直しておく。
課題②:テーマは「講義を聴いて考えた認知症ケアで大切にしなければならないこと」である。提出日は次回授業開始前で、字数は800字
程度である。(個人提出)
健康逸脱からの回復3(講義)
内容:脳卒中・パーキンソン病・肺炎・皮膚掻痒症・心不全の看護
行動目標:各疾患の特徴をふまえたうえで、看護の方向性を考えるために必要な知識を修得する。
事前学習:脳卒中、パーキンソン病の原因と特徴を調べておく。
課題②提出
終末期を支える看護(講義)
内容:老年者の死に関する意識・老年者の死の特徴・見取りの援助
行動目標:終末期における老年者の特徴とその援助方法が理解できる。
事前学習:自らの死生観について考ええる。
対象理解を深めるための情報整理2(講義・ディスカッション)
内容:各自で行った事例の情報整理を基にディスカッションを行う。
行動目標:各自で行った事例の情報整理の精度を高めることができる。
事前学習: 各自で事例の情報整理を完成させる。
課題③:テーマは「事例の情報整理」である。提出日は次回授業開始前で、書式全部を提出する。(個人提出)
老年者を対象とした検査・薬物療法・手術療法(講義・ディスカッション)
内容:検査を受ける老年者への看護・薬物療法を受ける老年者への援助・手術療法を受ける老年者への援助
行動目標:検査や治療を受ける老年者の看護ケアの特徴が理解できる。
事前学習:自らが検査や治療を受ける際、知っておきたいと思う情報を書き出しておく。 課題③
提出
本講義のまとめ(講義)
行動目標:本講義において各自で、学習のふりかりができる。
事前学習: 講義のすべての資料を見直す。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
準備学習:事前学習に示した通りである。
事後学習:授業で行った学習をふりかえる。
割合(%)
40
定期試験以外(授業内の課題・ 60
内容
筆記試験
課題①:20点、課題②:20点、 課題③:20点
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
①系統看護学講座 専門分野 老年看護学:北川公子他、医学書院
②生活機能から見た老年看護過程+病態・生活機能関連図:山田律子他、医学書院
参考文献
・亀井智子 編:根拠と事故防止からみた老年看護技術、医学書院、2012
・大塚眞理子 編:カラー写真で学ぶ老年者の看護技術、医歯薬出版株式会社、2012
履修条件
留意事項等
全過程において私語・携帯電話の使用を禁止します。時間外の質問は予約を取ってください。
全過程において主体的に行ってください。
この講義は、特に老年者理解を基に具体的な援助につなげるための重要な学習です。必ず目標到達できるように学習を継続してくださ
い。
- 73 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10784091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
老年看護学援助論II
配当年次
3
開講期
前期
高岡 哲子
本科目では、老年看護の対象である高齢者の特徴をふまえ、生活機能からみた適切な看護展開ができるように学習する。学習内容は、
事例に基づいた看護計画の立案と実施、評価である。この際、高齢者の健康障がいや生活障がいの多様性、個人差を適確に査定し、個別
的な援助が行えるように学習する。
老年看護の対象である老年者の特徴をふまえ、生活機能からみた適切な看護展開が実践できる。
1.老化による身体症状や病気を持ちながらも老年者自身が望む生活にできるだけ近づけられる看護計画が立案でき
る。2.看護計画に基づいた看護の実践と看護計画の評価ができる(シミュレーション)。
3.自らの看護をレポートにまとめる方法が理解できる。
授業計画
1
ガイダンス(講義:教室)
老年者を対象とした看護過程の展開方法1-哲学的基盤・目標志向型思考行動目標:・自らが学習すべき内容と学習課題を明らかにする。・老年者を対象とした看護過程の展開方法が理解できる。
事前学習:シラバスを熟読する。老年看護学概論Ⅰで学習した老年看護の特徴と老年看護の基礎知識を復習する。老年看護学概論Ⅱで学
習した国際生活機能分類と生活行動モデルを復習する。
2
老年者を対象とした看護過程の展開方法2-アセスメントから看護計画-(講義:教室)
行動目標:老年者を対象とした看護過程の展開方法が理解できる。
事前学習:老年看護学概論Ⅱで学習した生活行動モデルを基盤とした看護過程の展開方法を復習する。
3
老年者を対象とした看護過程の展開方法3-実施・評価-(講義:教室)
行動目標:老年者を対象とした看護過程の展開方法が理解できる。事前学習:老年看護学援助論Ⅰで学習した老年者の日常生活を整える
ための援助を中心に復習する。課題①:テーマは「老年者を対象とした看護過程の展開のポイント」である。提出日は次回授業開始前
で、字数は800字程度である。(個人提出)
4
紙上事例看護計画の立案(カンファレンス:教室)
行動目標:個人で立案した紙上事例の看護計画をもとに、疑問や意見が発表できる。
・他者の意見を良く聴き、自らの意見との比較において紙上事例の対象を深める。
事前学習:紙上事例の看護計画を立案する。カンファレンスを活発にするために、疑問や意見を明確にしておく。 課題①提出
5
紙上事例看護計画の立案(カンファレンス:教室)
行動目標:カンファレンスへ積極的に参加し、決められた役割を果たすことができる。
・紙上事例の対象理解を基に、全体像と看護目標を明確にできる。
事前学習:紙上事例の看護計画を立案する。カンファレンスを活発にするために、疑問や意見を明確にしておく。
6
紙上事例看護計画の立案(カンファレンス:教室)
行動目標:カンファレンスへ積極的に参加し、決められた役割を果たすことができる。
・看護目標に到達するための看護計画が立案できる。
事前学習:紙上事例の看護計画を立案する。カンファレンスを活発にするために、疑問や意見を明確にしておく。
7
8
発表会の準備(カンファレンス:教室)
発表方法:発表時間は5分で質疑応答時間が2分である。発表内容は全体像と計画、計画立案の根拠と援助の方向性である。(時間厳
守)
行動目標:次回の発表準備が整う。
事前学習:発表方法について考える。
看護計画の発表(発表:教室):1G~8G
行動目標:他グループとの比較において、グループで立案した看護計画の精度を高める。
・紙上事例の看護計画が完成する。
事前学習:各グループへの質問内容を考える。(グループで計画を立案した際に疑問に思った点を他グループと比較して質問する。)
9
看護計画の発表(発表:教室):9G~15G
行動目標:他グループとの比較において、看護計画の精度を高める。
事前学習:各グループへの質問内容を考える。(グループで計画を立案した際に疑問に思った点を他グループと比較して質問する。)
課題②:テーマは「紙上事例のアセスメント~看護計画」である。提出日は次回授業開始前で、看護計画までのすべての様式を提出す
る。必ず発表内容を活かして修正する。(グループ提出)
10
①看護計画の実施(実技実践:実習室):1G~8G
行動目標:各自が紙上事例の全体像にあった患者役と看護師役ができる。
事前学習:必要物品などを準備する。立案した計画が実践できるようにシミュレーションする。
②ケーススタディの進め方(講義:教室):9G~15G
行動目標:ケーススタディの目的と方法が理解できる。事前学習:教科書③を熟読する。課題②提出
11
12
①看護計画の実施(実技実践:実習室):1G~8G
行動目標:各自が紙上事例の全体像にあった患者役と看護師役ができる。
事前学習:必要物品などを準備する立案した計画が実践できるようにシミュレーションする。
②ケーススタディの進め方(講義:教室):9G~15G
行動目標:ケーススタディの目的と方法が理解できる。
事前学習:教科書③を熟読する。
①看護計画の実施(実技実践:実習室):9G~15G
行動目標:各自が紙上事例の全体像にあった患者役と看護師役ができる。
事前学習:必要物品などを準備する立案した計画が実践できるようにシミュレーションする。
②ケーススタディの進め方(講義:教室):1G~8G
行動目標:ケーススタディの目的と方法が理解できる。
事前学習:教科書③を熟読する。
13
①看護計画の実施(実技実践:実習室):9G~15G
行動目標:各自が紙上事例の全体像にあった患者役と看護師役ができる。
事前学習:必要物品などを準備する。立案した計画が実践できるようにシミュレーションする。
②ケーススタディの進め方(講義:教室):1G~8G
行動目標:ケーススタディの目的と方法が理解できる。事前学習:教科書③を熟読する。
14
看護計画の展開全体の記録のまとめ(ディスカッション:教室)
行動目標:紙上事例の看護過程の展開に関連したすべての資料を整えることができる。
事前学習:すべての資料が整うために必要な準備をする。
課題③:テーマは「紙上事例の看護計画(評価が記入されたもの)と経過記録」である。提出日は次回授業開始前で、経過記録と看護計
画の実施評価を記載した看護計画の様式を提出する。(グループ提出)
15
本講義のまとめ(講義:教室)
行動目標:老年看護学援助論Ⅱで学習した内容のふりかえりができる。事前学習:本講義で学習した内容をふりかえる。
課題④:テーマは「ケーススタディを進める際の心構え」である。提出日は1週間後の17:00である。提出先は本館1階のレポートボック
スである。(個人提出)
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
定期試験以外(授業内の課題・参加
度・出席態度等)
その他
準備学習:事前学習に示した通りである。
事後学習:授業で行った学習をふりかえる。
割合(%)
0
100
内容
行わない。
課題①:10点 課題②:30点 課題③:20点 課題④:40点
参考文献
0
①系統看護学講座 専門分野 老年看護学:北川公子他、医学書院
②生活機能から見た老年看護過程+病態・生活機能関連図:山田律子他、医学書院
③看護のためのわかりやすいケーススタディの進め方:松本孚他、照林社
・亀井智子 編:根拠と事故防止からみた老年看護技術、医学書院、2012
・大塚眞理子 編:カラー写真で学ぶ老年者の看護技術、医歯薬出版株式会社、2012
履修条件
留意事項等
全過程において私語・携帯電話の使用を禁止します。時間外の質問は予約を取ってください。
全過程において主体的に行ってください。
この講義は、特に老年看護学実習につながる重要な学習です。必ず個人でできるようになることを目標に、学習を継続してください。
教科書
- 74 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10936091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
小児看護学概論
配当年次
2
開講期
前期
松浦 和代、田口 聡美、鶴 有希
現代の子どもを取り巻く家族や社会は様々な問題を抱え、子どもの心の問題は顕在化している。本授業では、子どもを取り巻く家族や社
会の現状を理解しながら、発達段階別に形態的、機能的、精神運動的、心理・社会的な成長発達について学ぶ。さらに、子どもの基本的
人権と小児看護倫理から子どもの利益にかなう看護とは何か、小児看護の理念と責務について考える。また,様々な小児保健統計から小
児保健の動向を知り、健康の保持増進、疾病の予防について学習する。
授業の概要
到達目標
1.小児看護の対象である小児と家族の存在を環境との相互作用から説明できる。
2.小児看護を支える法的根拠および小児医療における子どもの権利について説明できる。
3.成長・発達の概念および小児各期の発達的特徴とその評価方法を説明できる。
4.変化する社会の中で小児と家族がかかえる健康問題をとらえ、小児看護の役割を説明できる。
5. 母子保健の動向と母子の健康を支える社会資源、制度について概説できる。
授業計画
1
2
3
4
小児と小児を取り巻く環境~小児看護の対象、小児の範囲と区分、小児の成長発達を支える家族と家族の発達、家族理解のための理論、
小児を取り巻く社会(松浦)
次世代、次々世代の子どもや家族の健康を考えた近年の成育医療の考えについて触れ、小児看護の対象や範囲の広がりについて述べ
る。また子どもを取り巻く現代社会の家族の現状、家族の発達段階と課題、さらに小児とその家族を支える社会について説明する。
小児を取り巻く医療と看護の変遷(松浦)
社会の変化、小児医療および小児看護の変遷を知り、小児看護の今日的な役割と課題について考える。
子どもの最善の利益にかなう医療・看護(松浦)
看護と自己決定権尊重の原則、子どもの権利条約と子どもの主体性の尊重、医療と子どもの権利等について学習する。
小児の成長と発達(1)~ 成長・発達の原則と影響因子、形態的成長発達(田口)
体重、身長、頭部、胸部、身体バランス、骨、生歯について学習する。
5
小児の成長と発達(2)~ 機能的発達(呼吸、循環、消化、運動反射、感覚) (田口)
小児は機能的に未熟な状態で出生してくる。成長とともに発達していく様子を解剖生理学的特徴から学習する。前回の形態的成長発達
について小テストを行う。
6
小児の成長と発達(3)~ 機能的発達(体温調節、腎機能・水分代謝、神経) (田口)
体温調節、腎機能・水分代謝、神経について学習する。機能的発達(呼吸、循環、消化、運動反射、感覚)についての小テストを行
う。
7
小児の成長と発達(4)~ 精神運動機能の発達 (田口)
精神運動機能の発達は一定の順序と方向をもつ変化であり、連続的に順序を追って進んでいく。粗大運動(乳児期、幼児期)、微細運動
(視覚、聴覚)について学習する。小テスト(機能的発達の体温調節、腎機能・水分代謝、神経)を行う。
8
小児の成長と発達(5)~ 心理・社会的発達 (田口)
情緒、言語、社会性、認知、思考・記憶の発達について学習する。
小テスト(精神運動機能の発達)を行う。
9
小児の成長と発達(6)~ 心理・社会的発達 (田口)
小児の遊びは小児の生活そのものであり、小児の成長・発達は遊びを通じて促されていく。小児の遊びの発達を中心に、その必要性と
分類について学習する。
10
小児の成長と発達(7)~ 発達評価と家族・家庭環境アセスメント (鶴)
発達評価とは何か、発達検査の種類、身体発育評価、精神運動機能発達評価、家族アセスメント、家庭環境アセスメントについて学習
する。本学習内容に関する小テストを行う。
11
小児看護における概念と理論~成長発達、母子関係、家族関係に関する概念と理論 (鶴)
成長発達に関してはエリクソンの自我発達理論、ピアジェの認知発達理論を学習する。母子関係に関しては、ボウルビィの愛着理論を
中心に学習する。
12
母子保健の動向と小児保健統計(1) 母子保健の動向、学校保健、小児保健統計 (松浦)
日本における母子保健の取り組み、母子保健対策、学校保健事業について説明する。また母子保健に関する人口動態統計についても学
習する。
13
母子保健の動向と小児保健統計(2) 小児の事故防止と安全教育、予防接種 (松浦)
日本における不慮の事故が多い原因と安全教育について説明する。また小児の予防接種のワクチン、対象年齢と接種年齢について学習
する。
14
15
母子保健の動向と小児保健統計(3) 子ども虐待 (松浦)
児童相談所に寄せられる、子ども虐待の相談件数は増加の一途をたどっている。本講義では子ども虐待の定義、発生件数、実態、健康
診査の場でのリスクアセスメント、小児と家族へのアプローチについて説明する。その後、グループワークにより虐待家族への対応につ
いて考える。
小児看護学概論のまとめ (田口)
学習内容を振り返り、到達目標の達成度を自己評価する。
必ず教科書に目を通してください。重要な個所は小テストを行います。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
筆記試験
小テスト(25点)と出席態度(15点)を合計する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
新体系看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論 小児保健(メヂカルフレンド社)
教科書
看護のための人間発達学、子ども資料年鑑、子ども白書 国民衛生の動向
参考文献
履修条件
留意事項等
日ごろから、周りの子どもに関心をもって、観察してください。現代社会に生きる子どもと家族について、より学びが深まると思います
- 75 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50967091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
小児看護学援助論I
配当年次
2
岩佐 有子
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と、さまざまな状況で生活する小児と家族の看護について学び、健康問題、入院が小児と
家族に与える影響を理解していく。さらに、小児に良く見られる症状、および急性・慢性的経過をたどる小児と家族の看護について学
ぶ。
授業の概要
1.健康問題/障害のある小児各期の日常生活とその支援方法が理解できる
2.健康問題・障害および入院が、小児とその家族に及ぼす影響について理解できる
3.様々な健康問題をもつ小児と家族への支援方法が理解できる
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
健康問題/障害のある小児の発達段階に応じた看護(1)
新生児期・乳児期の生活と支援:睡眠、清潔、排泄、遊び、母乳栄養と離乳食の意義と支援
健康問題/障害のある小児の発達段階に応じた看護(2)
幼児の生活と支援:基本的生活習慣の確立と支援(栄養と食事、睡眠と休息、清潔と着脱、トイレット・トレーニング)
健康問題/障害のある小児の発達段階に応じた看護(3)
幼児の生活と支援:遊びと社会性の発達、しつけの意義と支援
健康問題/障害のある小児の発達段階に応じた看護(4)
学童期の小児の生活と支援:基本的生活習慣の獲得とセルフケア、学校保健と安全教育
健康問題/障害のある小児の発達段階に応じた看護(5)
思春期の小児の生活と支援:思春期の健康問題
健康問題/障害および入院が小児と家族に及ぼす影響と看護(1)
健康問題・障害および入院の影響、健康問題・障害および入院適応に向けての看護、状況的危機と発達危機
健康問題/障害および入院が小児と家族に及ぼす影響と看護(2)
快適な入院環境、安全管理、メンタルヘルス
小児に見られる主な症状と看護
小児に見られるの特徴的な症状、機嫌、発熱、脱水、呼吸困難、痛み
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(1)
活動制限を要する小児と家族、活動制限の影響、感染予防の必要がある小児と家族、感染経路と防止
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(2)
痛みのある小児と家族、痛みの理解と緩和
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(3)
急性的経過をたどる健康問題/障害と看護
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(4)
12
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(5)
13
ターミナル期の小児と家族への看護、インフォームド・コンセントと告知、QOLと苦痛の緩和
14
まとめ:小児看護学援助論Ⅰのまとめと小児看護学援助論Ⅱとの関連について
15
事前学習として学習の主題ごとに教科書を読んできてください。事後学習として小レポート課題があります。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
筆記試験
レポート(講義内容に関連したレポート課題を提示します)
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護
教科書
子どもの病気の地図帳
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
小児看護学概論を復習、想起してから授業に臨むと理解が深まります。
- 76 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50962091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
小児看護学援助論II
配当年次
3
開講期
前期
岩佐 有子
小児の健康問題・障害によりおこる小児と家族への看護の展開技術を学習する。紙上事例を用い、事例に応じた小児看護に特有な基本的
看護技術、コミュニケーションや診療に伴う援助技術も事例と合わせて学習する
授業の概要
到達目標
1.様々な健康レベルにある小児と家族への看護について理解する
2.実習で多く遭遇する事例を通して、対象である小児の健康状態をアセスメントし援助の必要性の高い看護問題
について看護計画の立案ができる
3.立案した看護計画を実践するための看護技術について演習を通して理解する
4.小児を援助するための基本的看護技術を習得する
授業計画
1
2
3
4
5
6
周手術期の小児と家族への看護
小児の手術とその特徴を理解する
習慣性扁桃炎の手術を受ける幼児と家族への援助
1.事例を通して手術を受ける幼児の対処行動を引き出す看護について理解し実践できる
2.年齢・疾患の違う患児へのプレパレーションを施行しているDVDを通して、プレパレーションの意義・目的・方法を
理解することができる
習慣性扁桃炎の手術を受ける幼児と家族への援助:
事例を通してプレパレーションの意義・目的・方法を理解し実践できる
習慣性扁桃炎の手術を受ける幼児と家族への援助:
事例を通してプレパレーションの作成と実践
習慣性扁桃炎の手術を受ける幼児と家族への援助:
事例を通してプレパレーションの作成と実践、発表
呼吸器系疾患をもつ小児と家族の看護(気管支喘息の乳児)について看護計画の立案:
1.情報の整理・分析 2.問題の明確化 3.看護計画立案 4.評価の視点 について理解する
*看護計画立案演習と看護技術演習の2クラスに分け2講続けて行う。看護計画立案演習は講義室で行う
同上
7
8
呼吸器系疾患をもつ小児と家族の事例(気管支喘息の乳児)について看護技術の演習:
1.バイタルサインの測定 2.吸入の援助 3.発熱時の看護 4.採尿パックの貼用
*看護技術演習は小児看護学演習室で行う
同上
9
10
11
心身障害のある子どもと家族の看護
重症心身障害児について知識を深めるとともに看護について理解できる。
呼吸器系疾患をもつ小児と家族の看護(気管支喘息の乳児)について看護計画の立案:
1.情報の整理・分析 2.問題の明確化 3.看護計画立案 4.評価の視点 について理解する
*看護計画立案演習と看護技術演習の2クラスに分け2講続けて行う。看護計画立案演習は講義室で行う
同上
12
13
呼吸器系疾患をもつ小児と家族の事例(気管支喘息の乳児)について看護技術の演習:
1.輸液施行中の看護 2.与薬の援助 3.安全な環境 (サークルベッドの取り扱い)
※胃ろう造設児の看護、胃ろう管理について
※看護技術演習は小児看護学演習室で行う
同上
14
15
呼吸器系疾患をもつ小児と家族の事例(気管支喘息の乳児)について看護過程展開の振り返り
1.気管支喘息の乳児に対する優先度の高い看護問題を明確にする一連のプロセスを振り返る
2.看護計画立案と評価の視点を理解する
3.看護問題を解決するための具体的な看護技術について演習を振り返り、安全性・安楽性について理解する
小児看護学援助論Ⅱのまとめ
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
事前学習として演習事例を読んでおく。事後学習として演習事例の看護過程の展開と看護技術内容について規定の用紙に整理す
る
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
筆記試験
看護過程のレポート内容
参加度・出席態度等)
その他
0
ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護 メディカ出版
教科書
写真でわかる小児看護技術 子どもの病気の地図帳
参考文献
履修条件
留意事項等
演習は、実際の場面を想定して行う。オリエンテーション内容を理解し、実習着や身だしなみを整えて演習に望んでください
- 77 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90360091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
小児看護学健康障害論
配当年次
2
開講期
前期
大久保 岩男
周産期の問題点から新生児疾患の病態と治療に始まり,小児の主な消化器疾患,呼吸器疾患,先天性心疾患,ケッエ期疾患,小児がん,
神経・きん疾患,腎臓疾患,成長障害,糖尿病,先天性代謝障害,免疫・アレルギー疾患,感染症などの病態と治療について学習する。
授業の概要
小児の主な消化器疾患,呼吸器疾患,先天性心疾患,先天性代謝障害,血液疾患などについての知識を習得し,これらの疾患の病態や治
療などを充分に説明できる。
到達目標
授業計画
小児科学総論: 小児の成長・発育と発達,栄養および小児保健
1
小児疾患における主な症候: 発熱,けいれん,チアノーゼ,脱水症,出血傾向,咳・痰など
2
3
小児科各論
新生児疾患:新生児仮死,新生児黄疸,新生児出血疾患,呼吸窮迫症候群など
遺伝子疾患と先天代謝異常(1): 遺伝子疾患の分類と頻度,染色体異常症,アミノ酸代謝異常症,糖代謝異常症など
4
遺伝子疾患と先天代謝異常(2): ムコ多糖異常症,脂質代謝異常症,核酸代謝異常症および金属代謝異常症など
5
内分泌疾患(1): 視床下部・下垂体疾患,甲状腺疾患など
6
内分泌疾患(2): 副甲状腺疾患,副腎疾患,性腺疾患など
7
免疫疾患: 先天性免疫疾患,アレルギー疾患,膠原病など
8
感染症: ウイルス感染症,細菌感染症など
9
循環器疾患および呼吸器疾患: 先天性心疾患,後天的心疾患,呼吸器疾患など
10
消化器疾患: 食道・胃・十二指腸・小腸・大腸および肛門の疾患,肝・胆・膵の疾患など
11
血液・造血器疾患: 赤血球系疾患,白血球系疾患,悪性リンパ腫,および出血性疾患など
12
腫瘍性疾患: 小児悪性腫瘍など
13
神経・筋疾患: 先天性ミオパチー,筋ジストロフィーなど
14
小児の救急疾患: やけど,誤飲,薬物中毒および腸重積など
15
特に,講義において示された重要な点について復習し,内容を理解すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70
定期試験以外(授業内の課題・ 15
内容
筆記による試験を実施する。
授業への参加度や授業態度から判断する。
参加度・出席態度等)
その他
15
授業内容に関する小試験を5〜6回実施する。
特に指定しない。講義はプリントおよびプロジェクターを用いて行う。
教科書
系統看護学講座 専門分野II 小児臨床看護学総論・各論,医学書院,2013年,第12版.
参考文献
履修条件
留意事項等
特に無し
- 78 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10723091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
母性看護学概論
2
3
4
1.母性看護の概念、母性看護の意義・役割がわかる。
2.母性意識の発達過程、母親役割行動の取得過程がわかる。
3.母性看護の変遷、統計、制度などから、母子保健をマクロ的な視点から捉えることができる。
4.親子・家族関係の形成過程及び家族の役割についてわかる。
母性看護の基本となる概念を理解する。
・母性とは:親になることと母性、母性の心理・社会的特性、母性看護における母性
女性の健康と歴史
・母性看護の歴史的変遷と現状
女性の健康とヘルスプロモーション
・女性の健康の決定要因
・ヘルスプロモーションの観点からみた女性の健康
女性の健康とリプロダクティブヘルス/ライツ
・リプロダクティブヘルス/ライツと自己決定
・リプロダクティブヘルス/ライツの観点からみた女性問題の動向
女性の健康とセクシュアリティ
・セクシュアリティ
・セクシュアリティの発達と課題
・母性の発達・成熟・継承:女性性の発達、ジェンダー、フェミニズム
女性の健康と家族看護
・家族の機能
・家族看護の視点からとらえた女性の健康
女性の健康とヘルスアセスメント
・ヘルスアセスメントの実際
・アセスメントの視点
女性の健康とメンタルヘルス
・周産期のメンタルヘルス
5
母性看護における倫理
・生命倫理と看護倫理
・母性看護における倫理的意思決定
女性の健康に関する倫理的問題と看護
6
女性の健康と環境
・働く女性の健康
・女性の健康と薬剤
・女性の健康をとりまく物理・化学的環境
7
8
母子保健統計からみた動向
・保健統計からみた母子の健康
女性の健康と制度・法律
・行政・制度の概要
まとめ
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
毎回、講義資料と教科書により復習をすること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
レポート課題、学習ノート、履修態度
参加度・出席態度等)
その他
0
母性看護学概論 医学書院
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
小塀 ゆかり
母性看護学は、妊産褥婦および新生児への看護活動に加え、次世代の健全育成を目ざし、女性のライフサイクルの全てにおける健康の維
持・増進、疾病予防を目的とした看護活動に関する学問である。本概論では、母性の概念、すなわち、対象の特性や対象の範囲を理解さ
せる。さらには、母性看護の変遷、統計、制度などから、母子保健をマクロ的な視点から捉えさせ、母性看護学がおかれている状況と課
題を理解させる。
授業計画
1
配当年次
2
・ウイメンズヘルスナーシング概論 第2版 村本淳子他編 ヌーヴェルヒロカワ
・他、適宜提示する。
本科目の単位を修得しなければ、進級できないので注意すること。
- 79 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90938091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
周産期健康障害論
配当年次
2
開講期
前期
津村 宣彦
人間の性と生殖生理、性機能の発達についての基本的な知識に基づいて、妊娠、分娩、産褥の機序と各期の正常妊娠経過維持の仕組みに
ついて学ぶ。次に女性のライフサイクルにおける、思春期~更年期・老年期の性機能の変化や異常とその治療について理解させる。加え
て、避妊方法として、低用量ピルの考え方や服用方法などについて理解させる。さらに、主な産科検査法として、超音波検査・羊水検
査・胎児胎盤機能検査・分娩監視装置などの原理やデータの解釈法を理解させる。また、成人期の女性が罹患しやすい疾患(子宮筋腫、
子宮内膜症、子宮・卵巣の悪性腫瘍など)の病因・治療について学ぶ。
授業の概要
人間の性と生殖生理、性機能についての基本的な知識を学び、妊娠、分娩、産褥の機序と各期の正常経過の維持のしくみを理解できる。
女性のライフサイクルにおける性機能の変化や異常と各期に罹患しやすい疾患の病因・治療を理解できる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
女性生殖器の解剖と生理・女性のライフサイクル:
子宮・卵巣の構造、視床下部ー下垂体ー卵巣の機能について
思春期、成人期、更年期、老年期の特徴について
妊娠成立の機序および胎児・胎盤の発育:
月経周期、排卵、受精、着床、黄体、胎盤の働きなど
異常妊娠Ⅰ:
妊娠悪阻、切迫流産、子宮外妊娠、稽留流産、胞状奇胎、感染症など
異常妊娠Ⅱ:
合併症妊娠、多胎妊娠、子宮内胎児発育遅延、切迫早産、羊水過少・過多など
異常妊娠Ⅲ:
妊娠高血圧症候群、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、、胎児奇形など
産科検査および異常妊娠の総括:
超音波検査、羊水検査、胎児胎盤機能検査など
正常分娩および産褥:
陣痛発来から出産および産褥まで
異常分娩Ⅰ:
陣痛異常、産道異常、回旋・胎位異常など
異常分娩Ⅱ:
産科ショックおよびその対応など
産科手術について:
妊娠、分娩、産褥における医療介入・処置など
婦人科Ⅰ:
内分泌検査、不妊検査など産婦人科に関連した検査法について
産婦人科の性感染症および避妊法:
性感染症の疫学とその防止対策さらに避妊法(ピル・IUDなど)のメリット・デメリットなど
婦人科疾患Ⅰ:
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などの良性疾患の病態および治療について
婦人科Ⅱ:
悪性腫瘍(子宮頚部・体部癌、卵巣癌)および老年期における疾患(性器脱など)について
講義全体を通じての総括および最近の産科医療事情について:
日本の産科医療が抱えている問題など
講義において示された重要なポイントを復習し、内容を理解するとともに自己学習も大切にしたい。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
主として筆記試験
授業の出席率と授業に対する姿勢から判断する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学「2」 母性看護学各論
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学「9」 女性生殖器 医学書院
系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進「2」 病態生理学 人体の構造と機能「1」 解剖生理学
参考文献
履修条件
留意事項等
特になし
- 80 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
90721091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
母性看護学援助論I
配当年次
2
小塀 ゆかり
女性のライフサイクル各期の特徴について学習し、母性看護の対象を理解する。また、妊娠期にある女性、家族の生理的・心理社会的特
性を理解し、妊婦と胎児の健康を維持促進し異常を予防するために必要なケアについて学ぶ。
授業の概要
到達目標
1.女性のライフサイクル各期における健康状態の特徴と看護について説明できる。
2.妊娠や育児を取り巻く現状について理解し、その看護について説明できる。
3.妊婦および胎児の生理的変化と適応、および妊婦、家族の心理的変化について説明できる。
4.妊婦の健康管理、セルフケアへの看護について説明できる。
5.妊婦の基本的なヘルスアセスメントが実践できる。
6.妊娠期の異常とその看護について説明できる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
オリエンテーション
ライフサイクルと女性の健康
ライフサイクルと女性の心理・社会的特徴
ライフサイクルと女性の健康
女性の健康への支援
ライフサイクル各期の健康
思春期の女性の身体的・心理社会的特徴
思春期の女性の健康とヘルスプロモーション
思春期女性の健康問題と看護
・性感染症、人工妊娠中絶、月経、喫煙など
ライフサイクル各期の健康
成熟期の女性の身体的・心理社会的特徴
成熟期の女性の健康とヘルスプロモーション
成熟期女性の健康問題と看護
・DV、不妊、子宮内膜症、育児不安、産後うつなど
ライフサイクル各期の健康
更年期、老年期の女性の身体的・心理社会的特徴
更年期、老年期の女性の健康とヘルスプロモーション
更年期、老年期の女性の健康問題と看護
・生活習慣病、更年期障害、骨粗しょう症など
周産期における看護
母性看護の特徴
妊婦の身体的変化
・正常な妊娠
・胎児の発育発達
・母体の心身の変化
妊婦と胎児の健康状態のアセスメント
・妊娠の診断
・妊婦健康診査
・妊娠各期の健康状態のアセスメント
・妊娠各期の胎児の発育及び健康状態のアセスメント
11
妊娠各期の看護ケア
・妊娠各期の日常生活とセルフケア能力向上のための援助と保健指導
・親役割獲得への援助
・分娩準備教育
12
妊娠の異常と看護
・ハイリスク妊婦:高年、若年、肥満・過剰体重増加、社会的問題
・合併症のある妊婦:妊娠悪阻、妊娠性貧血、妊娠糖尿病
・妊娠経過の異常:妊娠高血症候群、胎位の異常切、迫流早産、常位胎盤早期剥離、前置胎盤、多胎
妊娠各期の不快症状(マイナートラブル)への援助と保健指導
13
14
妊娠各期の不快症状(マイナートラブル)への援助と保健指導
・保健指導用パンフレットの作成
まとめ
15
毎回、講義資料・教科書による復習をし、学習内容をしっかり覚えること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
筆記試験
レポート課題、履修態度
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
0
母性看護学概論 医学書院
母性看護学各論 医学書院
・ウイメンズヘルスナーシング概論 第2版 村本淳子他編 ヌーヴェルヒロカワ
・ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過程 大田操 医歯薬出版株式会社
・ウェルネスからみた母性看護過程+病態関連図 佐世正勝他 医学書院
本科目の単位を修得しなければ母性看護学実習を履修することはできない。
- 81 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50722091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
1.0
母性看護学援助論II
配当年次
3
開講期
前期
多賀 昌江、永井 紅音
母性看護学援助論Ⅰで学習した妊娠期の援助を踏まえて、分娩期・産褥期の母体と胎児、および新生児の生理的変化と家族を含めた看護
援助の方法について基本的な知識を修得する。正常な経過をたどる妊産褥婦と新生児の看護援助の要点と、正常からの逸脱時の看護援助
のあり方について基本的な考え方を学ぶ。また、いのちの大切さについて母性看護学の視点から考察する。
1.分娩期、産褥期、新生児期にある母子とその家族の看護援助を行うために必要な基本的知識を習得する。
2.分娩期、産褥期、新生児期にある母子とその家族の身体的・心理的・社会的特性が理解できる。
3.分娩期、産褥期、新生児期に必要な看護援助の方法を修得する。
4.分娩期、産褥期、新生児期における主な異常とその看護援助の要点が理解できる。
5.いのちの大切さについて母性看護学の視点から考察する。
授業計画
1
コースオリエンテーション(多賀)
正常分娩の基本的理解(1)
・分娩の定義、分娩の3要素
・分娩の機序
・分娩の経過
2
正常分娩の基本的理解 (2)(多賀)
・胎児心拍陣痛図
・産痛の機序
・胎盤の機能
分娩期の看護(1)
・産婦と胎児の健康状態のアセスメント
3
分娩期の看護(2)分娩第1期から第4期までの看護(多賀)
・分娩進行の観察
・分娩室の環境と産婦、および家族の看護
・分娩期における看護の実際
4
分娩期の看護(3)分娩の異常と看護(多賀)
・産道、娩出力の異常、胎児の異常による分娩障害
・胎児付属物の異常
・産科手術(会陰切開術・急速遂娩法・帝王切開術・麻酔分娩)
・分娩時異常出血と産科ショック
・異常のある産婦の看護
5
分娩期の看護(4)分娩の異常と看護(多賀)
・帝王切開術を受ける産婦の看護
6
正常な産褥の基本的理解(1)(永井)
・産褥の定義
・産褥経過
・正常な産褥経過をたどる褥婦のアセスメント
・褥婦の身体的変化とそのアセスメント
(全身状態・退行性変化・進行性変化)
7
正常な産褥の基本的理解(2)(永井)
・褥婦の心理社会的変化のアセスメント
・母乳育児と支援
8
産褥期の看護(1)(永井)
・生理的復古促進とマイナートラブル緩和の看護
・健康生活へ向けてのセルフケア支援
・保健指導:母子同室指導、授乳指導、沐浴指導、退院指導等
9
産褥期の看護(2)(永井)
・親性発達への支援
・産後のメンタルヘルスケア
・産後の母子保健施策
10
11
産褥期の看護(3)産褥の異常と看護(永井)
・子宮復古不全、外陰・膣内血腫
・産褥期の感染(子宮内感染症、産褥熱、尿路感染、乳腺炎)
・血栓性静脈炎・深部静脈血栓症
・マタニティーブルーズ、産褥精神障害
正常な新生児の基本的理解(多賀)
・新生児の定義
・新生児の機能
・成熟度の評価
・新生児の生理的変化と正常からの逸脱(高ビリルビン血症、新生児出血性疾患)
12
新生児期の看護(1)(多賀)
・新生児のアセスメント
・出生直後の状態
・新生児の栄養とアセスメント
・親子関係、家族関係のアセスメント
13
新生児期の看護(2)(多賀)
・新生児看護の原則
・出生直後の看護
・新生児期の看護
・生後1か月健康診査に向けた退院時の看護
14
ハイリスク新生児と看護(永井)
・新生児合併症(新生児仮死、分娩外傷、感染症)
・低出生体重児
・早産児
15
・先天異常、障害をもつ新生児(奇形、染色体異常)と家族の看護(多賀)
・グリーフケア
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
授業前後の予習復習をし、提示された課題は確実に学習しておく事。また、配布資料の確認と分類整理を行い、母性看護学実習
及び国家試験のための資料として使用できるようにしておく事。
割合(%)
70
定期試験以外(授業内の課題・ 30
内容
講義内容の理解
講義での小テスト、ミニッツペーパーの内容の適切性・授業態度
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
0
欠席、提出物の遅れは減点とする
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学各論 母性看護学② 森恵美他 医学書院
ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過程 太田操 医歯薬出版株式会社
web資料:ナーシングスキル
ウェルネスからみた母性看護過程+病態関連図 佐世正勝他 医学書院
ウイメンズヘルスナーシング 周産期ナーシング第2版 村本淳子他編 ヌーヴェルヒロカワ
本科目の単位取得は、母性看護学実習履修のために必修である。
- 82 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50723091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
母性看護学援助論III
配当年次
3
開講期
前期
多賀 昌江、永井 紅音
母性看護学援助論Ⅰ・Ⅱの基本的知識を基に、母性看護に必要な看護技術を理解する。看護技術演習を通して、周産期にある母児とその
家族が安全・安楽に過ごすことができるために必要な技術と態度を習得する。母性看護過程事例演習を通して、妊産褥婦と家族、胎児、
新生児の特性を踏まえ、必要な看護を導き出すための看護過程を展開しながら学ぶ。
授業の概要
1.母性看護に必要な基本的な看護技術が実施できる。
2.事例演習を通して、母性看護に必要な看護過程の展開ができる。
3.母子の安全保障の意識を獲得し、対象に合わせた援助方法がわかる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
コースオリエンテーション(多賀)
※技術演習は小グループに分け、事例演習と組み合わせて変則的なプログラムを組んで行う。
≪事例による看護過程の展開≫
・母性看護過程事例演習の進め方
・ウェルネス看護診断について
≪事例による看護過程の展開(妊娠期)≫(多賀)
・事例情報の整理
・妊娠期の看護過程の展開
【妊娠期に必要な看護技術演習】(多賀・永井)
・妊婦体験、子宮底長、腹囲の測定、浮腫の観察
・胎児心音聴取
・レオポルド触診法
【分娩期に必要な看護技術演習①】(多賀・永井)
・分娩進行の観察、陣痛測定
・分娩監視装置の装着
・分娩室の環境、分娩台の体験
・産婦のニードを充足するための分娩時の看護技術
【分娩期に必要な看護技術演習②】(多賀・永井)
・産痛緩和法:呼吸法、マッサージ、圧迫法
・リラクゼーション:足浴、ツボ、アロマセラピー、音楽
・胎盤の観察
6
≪事例による看護過程の展開(分娩期)≫(多賀)
・事例情報の整理
・分娩期のアセスメント・グループワーク・グループ発表
7
≪事例による看護過程の展開(産褥期)≫(永井)
・事例情報の整理
・産褥期の看護過程の展開
8
≪事例による看護過程の展開(新生児期)≫(多賀)
・事例情報の整理
・新生児期の看護過程の展開
9
10
11
【産褥期に必要な看護技術演習①】(永井、多賀)
・褥婦の退行性変化の観察:子宮底の観察・悪露の観察・関連因子の情報収集等
【産褥期に必要な看護技術演習②】(永井、多賀)
・進行性変化の観察:乳房・乳頭の観察
・育児技術にかかわる看護:直接授乳
≪事例による看護過程の展開≫(多賀、永井)
・看護過程質疑応答
12
【新生児期に必要な看護技術演習①】(多賀・永井)
・沐浴
・抱っこ・おむつ交換・更衣
・哺乳・排気
13
【新生児期に必要な看護技術演習②】(多賀・永井)
・出生直後の処置と観察
・身体計測
・新生児のバイタイルサインの測定
14
【新生児期に必要な看護技術演習③】(多賀・永井)
・全身観察
・経皮的黄疸の測定
15
≪事例による看護過程の展開≫(多賀、永井)
・看護過程フィードバック
・まとめ
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
技術演習は全出席を単位修得の条件とする。看護過程の演習課題は提出期限を厳守すること。事例演習とグループワークは、講
義以外の時間を有効に使用して進めること。
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
内容
講義内容および看護技術の原理と根拠の理解
看護過程事例演習の内容の適切性・妥当な記述量(40%)、演習参加態度および発表内容の適切性(10%)
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
0
欠席、提出物の遅れは減点とする
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学各論 母性看護学② 森恵美他 医学書院ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過程 太田操
医歯薬出版株式会社
ウェルネスからみた母性看護過程+病態関連図 佐世正勝他 医学書院
Web資料:ナーシングスキル
ナーシンググラフィカ 母性看護学② 母性看護技術 横尾京子 中込さと子 メディカ出版
写真でわかる母性看護技術 平澤美惠子他 インターメディカ
本科目の単位取得は母性看護学実習履修のために必修である。
- 83 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10417091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
精神看護学概論
配当年次
2
開講期
前期
佐藤 登代子
精神看護の対象は、精神的に健康な人から、精神疾患をもつ人まで幅広く含む。本講義では、精神障がいをもつ人の生活を整えるために必
要な知識と技術、精神看護の倫理、精神保健行政、精神保健医療の場で行われる集団活動および精神看護の現状と課題を学ぶ。
授業の概要
到達目標
1)精神障がいをもつ人人の特徴と、その看護の基本的な考え方を理解できる。
2)ライフサイクルと生活の場における精神保健上の問題と支援の必要性について理解できる。
3)精神保健医療福祉の沿革と歴史を知り、看護の役割について理解できる。
4)精神保健医療の場で行われる集団活動の理論とその援助法が理解できる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
精神看護学の基本的な考え方
1.精神看護の役割・機能について定義をもとに考えを述べることができる。
2.心の健康の概念および防衛機制について理解できる。
ライフサイクルと精神保健
各発達段階の特徴と精神的危機について理解できる。
精神障がいをもつ人人の特徴と理解
1.精神健康の問題とは何かを理解することができる。
2.精神健康の問題による生活への影響について理解することができる。
援助関係を築くということ
患者-看護師関係における治療的援助関係のコミュニケーションの技法を理解することができる。
精神保健福祉の沿革と歴史
欧米や日本における精神保健医療福祉の歴史とその変遷が理解できる。
精神保健や福祉に関連した法制度と看護師の役割
1.精神保健福祉法の概要を知り、看護師の役割について理解できる。
2.精神障がい者の生活を支える精神保健行政について理解できる。
3.心神喪失者等医療観察法の概要について理解できる。
7
精神科看護における倫理
1.精神科看護実践における倫理的課題を理解できる。
2.精神科におけるインフォームドコンセントの必要性を理解できる。
8
精神障害者の現状と課題
1.日本における精神障がい者の状況を理解する。
2.精神障がい者のリハビリテーションの概要を理解できる。
9
精神の健康に関する現代的課題
1.睡眠のもつ意味およびそれに関する援助が理解できる。
2.食行動と精神保健問題との関連について理解することができる。
10
家庭における精神保健上の問題
1.家庭内で起こるコミュニケーションが精神健康に与える影響を考えることができる。
2.精神障がい者を抱える家族の問題とその支援について理解することができる。
11
職場における精神保健上の問題
1.労働形態および労働環境の変化による精神保健問題の概要について理解できる。
2.ハラスメントが精神健康に与える影響とその援助について考えることができる。
12
精神科以外での精神看護
1.身体疾患患者の心理的ケアの必要性について理解できる。
2.リエゾン精神医学・リエゾン精神看護について考えることができる。
13
14
集団力動論
グループダイナミクスとは何かを理解することができる。
グループの基礎理論と看護者が関わるグループ
1.SSTや心理教育の理論的背景と看護者の関わりについて学ぶ。
2.集団療法の治療的意義について学ぶ。
まとめ:精神看護学の今後の展望
15
毎回、予習・復習をすること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
内容
割合(%)
70
70%
定期試験
レポート及び本日の振り返り20% 授業態度10%
定期試験以外(授業内の課 30
題・参加度・出席態度等)
その他
0
なし
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護の基礎 精神看護学① 武井麻子・江口重幸ほか 医学書院
教科書
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護の展開 精神看護学② 武井麻子・末安民生ほか 医学書院
中井久夫・山口直彦 看護のための精神医学 第2版 医学書院
参考文献
上島国利・渡辺雅幸・榊 恵子編著 ナースの精神医学 改訂4版 中外医学社
精神看護学を学ぶということは援助的人間関係の技法を学ぶことであるので、、授業内容は一人の人として自分自身を振り返りながら、説
履修条件
明できるようにすること。
留意事項等
- 84 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10963091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
精神看護学健康障害論
配当年次
2
開講期
前期
池田 官司
精神障害者に対する偏見を少なくし、適切な看護を展開するための知識を得ることを授業の目標とする。そ
のために、総論として、精神医学の対象、精神疾患の分類、精神症状学を学習し、各論として、主要な精神
疾患の概念、疫学、症状、診断、治療法を学習する。さらに治療論として、薬物療法をはじめとする身体的
治療、精神療法、社会的リハビリテーションについての基本を学習する。
1)精神科疾患をもつ人を適切に看護することができるようになるために、精神医学の基本について必要な
知識を習得する。
2)看護師国家試験の関連範囲の出題を確実に得点できるようになるために、自分の力で学習できる
ような基礎知識を身につける。
3)精神障害を持つ人に対する偏見を最小限にする。
授業計画
1
1)オリエンテーション
2)精神医学とは
・精神医学の目的と対象領域について説明できる。
・心身症の定義と心療内科、神経内科、精神科の違いを説明できる。
3)精神医学の成因と疾患分類
・精神疾患の成因として、外因、内因、心因の意味を説明できる。
・脆弱性ストレスモデルを説明できる。
・精神疾患分類の変遷について説明できる。
・ICDとDSMについて説明できる。
2
精神疾患の症状 1
・精神科的に症状を把握する際にどのような観点で症状を観察するのかを説明できる。
・意識、知能、知覚、思考などの精神機能を列挙し説明できる。
3
精神疾患の症状 2
・主要な精神症状を列挙し、それぞれについて説明できる。
4
症状性を含む器質的精神障害
・脳器質性精神障害と症状性精神障害の概念を説明できる。
・ 軽度の意識障害など、脳器質性精神障害と症状性精神障害で出現しやすい症状を述べることができる。
・ 認知症の概念、原因疾患について説明することができる。
・身体疾患に基づく精神障害について、主要なものを列挙し精神症状の特徴を説明できる。
5
てんかん
・てんかんの定義を説明できる。
・てんかん発作の分類と、それぞれ具体的にどのような発作がみられるかを説明できる。
・主要なてんかんと、その疫学的事項、症状、診断、経過、成因と治療の概要を述べることができる。
6
神経症性障害とストレス関連障害
・神経症性障害とストレス関連障害に含まれる病気を列挙し、それぞれの概念、疫学的事項、症状、診断、経過、成因と治療の概要を
述べることができる。
・外傷後ストレス障害、適応障害の症状を述べることができる。
心身医学
・心身症に含まれる主要な疾患を列挙できる。
7
摂食障害
・摂食障害の概念を説明できる。
・摂食障害の疫学的事項、症状、診断、経過、成因と治療の概要を述べることができる。
睡眠障害
・睡眠障害の分類を述べることができる。
・不眠症の原因(5つのP)を列挙できる。
・ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、睡眠相後退症候群、レム睡眠行動障害の症状を述べることがで きる。
8
精神作用物質による精神および行動の障害
・急性中毒、依存、乱用、離脱症候群、後遺障害などの概念を説明できる。
・ アルコール依存症の症状と経過を説明できる。
・アルコール依存症の回復過程を説明できる。
・ 覚醒剤、有機溶剤などの使用で引き起こされる障害について述べることができる。
9
成人のパーソナリティおよび行動の障害
・パーソナリティ障害の類型とそれぞれの特徴を述べることができる。
・いわゆる境界型パーソナリティ障害の行動の特徴と対応の原則を説明できる。
10
心理的発達の障害
・特異的発達障害と広汎性発達障害の違いを述べることができる。
・自閉性障害とアスペルガー症候群の症状を説明できる。
・発達障害への対応の原則を説明できる。
11
気分(感情)障害 <概念とうつ病の症状>
・気分障害の分類と、うつ病と双極性感情障害(躁うつ病)の定義を説明できる。
・うつ病の概念、疫学的事項、症状について説明できる。
12
気分(感情)障害 <躁病エピソードの症状と気分(感情)障害の成因・治療の概略>
・躁病エピソードの症状を説明できる。
・気分(感情)障害の成因の概要を説明できる。
・気分(感情)障害に対する治療の概略を説明できる。
13
統合失調症 <概念・経過・症状>
・統合失調症の概念とその成り立ちの歴史を説明できる。
・疫学について概略を述べることができる。
・経過と症状を説明できる。
14
統合失調症 <病型・疫学・成因・治療>
・統合失調症の病型を述べることができる。
・疫学的事項と予後について説明できる。
・治療の基本的な考え方を説明できる。
・病因仮説の概略を説明できる。
15
精神科の身体的治療
・向精神薬の標的症状と副作用を列挙できる。
・抗精神病薬と抗うつ薬の作用機序の概略を説明できる。
・電気けいれん療法の方法と適応を述べることができる。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
準備学習・事後学習準備学習:次回の講義の範囲について教科書で予習しておくことが望ましい。
事後学習:講義で触れた範囲を良く復習するように。特に関連科目・臨床実習時に。
割合(%)
80
定期試験以外(授業内の課題・ 20
内容
定期試験を実施する。出題範囲、出題形式については講義中に伝える。
講義ごとに小テストを実施する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
なし
ナースの精神医学 4版 上島国利 編集 / 渡辺雅幸 編集 / 榊 惠子 編集 中外医学社 2015 ISBN978-4-498-07581-8
参考文献
必要に応じて講義中に紹介する。
履修条件
留意事項等
質問があれば講義終了後または研究室で受け付ける。積極的な態度で学習することが推奨される。
- 85 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50964091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
精神看護学援助論I
配当年次
2
佐藤 登代子、井上 仁美
精神障がいをもつ対象の生活を整えるために必要な知識と技術について学び、アプローチの方法や対応上の留意点について理解する。ま
た、精神疾患の予防やよりよい心の健康を維持するための地域精神保健における看護を理解することを目標とする。
具体的には、精神疾患を抱える人の特徴の理解、精神科治療と看護の役割、地域に生活する精神障害者に対する支援体制、当事者体験の
語りを聴く、精神障がいをもつ人を抱える家族の問題を理解し精神看護の機能と役割を学ぶ。、
授業の概要
到達目標
1.精神疾患の特徴と回復過程における援助方法を理解する。
2.精神障がいをもつ対象の捉え方と看護の基本的な考え方を理解できる
3.地域精神保健活動の概要を知る
4.精神障がいをもつ人の体験世界に触れることを通して対象を理解する。
5.精神障がいをもつ人を抱える家族の理解と援助方法がわかる。
授業計画
1
体験記から看護を考える:グループワーク
1.精神障がいによる体験の違いと共通点を理解する。
2.精神障がいをもつ人とのかかわり方や援助がどのようなものであるかを理解する。
2
精神科における治療・検査と看護①
1.精神疾患に用いられる向精神薬の効果と副作用とその看護について理解できる。
2.日常生活に影響を及ぼす薬物療法と看護の方法を理解できる。。
3
精神科における治療・検査と看護②
1.薬物療法以外の治療法とその看護について理解できる。
2.さまざまな精神療法についての理論と技法が理解できる。
3.精神科における検査の必要性とその看護について考えることができる。
4
精神の健康上に問題をもつ人への看護 ①
統合失調症
1.統合失調症の発症の原因および回復過程とその治療を理解できる。
2.統合失調症を持つ人の経過にあわせた看護の方法が理解できる。
5
精神の健康上に問題をもつ人への看護 ②
統合失調症
1.統合失調症の事例をとおして、その背景や状態を理解する。
2. 事例をとおして具体的な看護の方法について理解する。
6
精神の健康上に問題をもつ人への看護 ③
気分障害
1.気分障害の歴史、疫学や背景を理解する。
2. 気分障害の経過や症状と治療および看護の方法について理解する。
7
精神の健康上に問題をもつ人への看護 ④
気分障害
1. 気分障害の病の体験を事例をとおして理解する。
2. 事例をとおして、気分障害の具体的な看護の方法を理解する。
8
精神の健康上に問題をもつ人への看護⑤
嗜癖の問題
1.嗜癖の問題が心身および日常生活に及ぼす影響について理解できる。
2.嗜癖問題からの回復するための看護の方法が理解できる。
9
精神の健康上に問題をもつ人への看護⑤
不安障害
パーソナリティ障害
1. 不安障害、強迫性障害、解離性障害などの神経症性障害の状態と看護の方法について理解する。
2. パーソナリティ障害について、その状態と看護の方法について理解する。
10
精神の健康上に問題をもつ人への看護
発達障害
1. 近年注目されている発達障害について理解する。
2. 事例をとおして発達障害をもつ人の生活とその支援について考える。
11
精神の健康上に問題をもつ人への看護⑨
ストレスと適応障害
1. ストレスとその反応、コーピング行動について理解できる。
2. 危機とは何かについて説明できる。
3. 危機介入における精神看護の目的を説明できる。
12
心の健康とからだの健康
リラクゼーション
身体的なリラックスが心の健康に影響を与える体験を通して、心身のバランスを整える方法を習得する。
13
当事者体験を聴く-統合失調症 ほかの体験 (ゲストスピーカー)
1.精神障がいをもつ人の体験世界を知る。
2. 統合失調症 ほかの体験者の方の生活の実際と思いを知る。
14
当事者体験を聴く-アルコール依存体験 (ゲストスピーカー)
1.精神障がいをもつ人とその家族に対して、回復過程における看護に必要な知識と援助方法を理解する。
2.生育歴から現在までの根強い葛藤とそれを乗り越えた体験から、偏見からの脱却のプロセスを受けとめる。
15
急性期の精神看護(ゲストスピーカー)
1. 急性期にある患者の状態とその看護の方法が説明できる。
詳細については初回オリエンテーションで説明する
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
筆記試験で佐藤教授30点、井上30点満点で評価する。
レポート課題を30%
出席状況・授業態度及びふり返りの内容で10%で評価する。
参加度・出席態度等)
その他
教科書
開講期
後期
0
グループワークの欠席は減点(-2点/1回欠席)とする。
武井麻子 他:系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学1・2 第4版 医学書院
参考文献
中井久夫、山口直彦:看護のための精神医学 第4版、医学書院、2004
上島国利 他編著:ナースの精神医学 改訂4版、中外医学社、2014
履修条件
留意事項等
本科目は4年次精神看護学実習履修要件の一つとなっている.。
精神看護学の理解は、これまでの精神看護学関連の科目の積み上げの上に成り立っているため
これまでの復習をしていることが前提である。
- 86 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
50965091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
精神看護学援助論II
配当年次
3
開講期
前期
井上 仁美、佐藤 登代子
これまでに学習した精神看護学関連の諸知識を統合して、実際の対象者を多角的に理解するために事例を用いて看護実践の方法および看
護場面を振り返り、セルフケアレベルに応じたアセスメントから看護計画立案までの方法を学ぶ。
授業の概要
到達目標
1)
2)
3)
4)
看護場面の再構成をとおして自己理解・他者理解の方法を理解することができる
精神障がいをもつ人へのセルフケアを高めるための援助方法を理解することができる
精神科病院等の施設で生活する人への援助の実際を知ることができる
さまざまな精神障がいをもつ対象者へのアセスメントから看護計画までを立案することができる
授業計画
1
2
3
ガイダンス(佐藤)
看護場面の再構成法1
看護場面を再構成し振り返りを行う
看護場面の再構成法2 (佐藤)
第1回目で再構成した内容をグループに分かれて発表し、お互いの意見を聴くことで関係性の理解を深める
看護場面の再構成法3 (佐藤)
自己理解・他者理解について学ぶ
4
精神科看護の実際1 (佐藤)
1)セルフケアの援助
2)身体面のケアと身体合併症予防
5
精神科看護の実際2 精神科病院における看護の役割 (井上)
1)単科精神科病院と総合病院の精神科病棟の役割と機能の違いについて理解する
2)入院から退院までの流れに沿って看護の役割を理解する
6
精神科看護の実際3 精神科病院におけるリスク管理 (井上)
1)入院治療の意味を理解する
2)入院治療における安心と安全の確保について理解する
7
8
9
10
精神科看護の実際4 緊急事態に対処する (井上)
1)精神科病院における緊急事態とその対処について理解する
精神科看護の実際5 精神科病院における記録 (井上)
1)看護記録を含む記録の重要性について理解する
2)看護記録の実際 さまざまな記録方式による記録の書き方について理解する
セルフケア理論を理解する (佐藤)
1)オレム・アンダーウッドのモデルについて理解する
精神看護学における看護過程の展開1 (井上)
1)事例についての説明を聞き、症状や背景についての理解をする
事例;統合失調症、双極性障害、アルコール依存症、不安障害
2) グループ編成を行う
11
精神看護学における看護過程の展開2 (井上)
1)グループ学習
グループに分かれてアセスメントを行う
12
精神看護学における看護過程の展開3 (井上)
1) グループ学習
アセスメントから看護計画を立案する
13
精神看護における看護過程の展開4 (井上)
1)グループの成果発表ができるように準備する
14
精神看護学における看護過程の展開5 (井上・佐藤)
1)グループの成果発表
2)事例解説
15
精神看護学における看護過程の展開6 (井上・佐藤)
1)グループの成果発表
2)事例解説
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
これまで学習した概論や援助論1などを復習して臨むこと。
わからないことは適宜質問すること
グループ学習で時間内に終わらない場合は時間外の学習が必要になる場合がある。
割合(%)
60
定期試験以外(授業内の課題・ 40
内容
60点のうち、佐藤30点、井上30点で作成し、それぞれにおいて6割以上の得点が必要である。
毎回の授業終了後、出席票に振り返りを記入することで出席とする。また、レポート等の提出物で評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
武井麻子 他:系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学1・2 第4版、医学書院
教科書
参考文献
中井久夫、山口直彦:看護のための精神医学 第4版、医学書院、2004
上島国利 他:ナースの精神医学 改訂4版、中外医学社、2014
履修条件
留意事項等
質問や意見などは授業終了後または研究室で受け付けるため、わからなかったところなどはわからないままにせずに積極的に聞きにくる
こと。また、適宜、授業中に教員から意見を求めることがあるので、自分のことばで意見を述べる訓練をしていると思って発言するこ
と。
- 87 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10941091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
在宅看護概論
配当年次
1
唐澤 千登勢
本講義では,在宅看護の歴史的変遷・現状・特徴などの基本を理解した上で,看護実践現場における社会資源の
活用や他職種との連携に関する具体的方法を学習する.また,看護対象者の権利擁護・看護対象者や家族への説明責任とともに,在宅看
護において家族が果たすべき役割についても学ぶ.
授業の概要
到達目標
1. 在宅看護の歴史・機能・役割・特徴などを理解する.
2. 在宅看護の対象者や在宅看護の場の特徴について説明できる.
3. 在宅ケアチームを構成する諸機関および専門職の役割と連携を理解する.
4. 看護対象者の権利擁護・対象者や家族への説明責任について理解する.
5. 在宅看護の動向および諸課題が考えられる.
授業計画
在宅看護の変遷と歴史的背景
1
在宅看護とはなにか:在宅看護の目的と特徴
2
在宅看護における評価と対象者の理解:在宅療養者,家族が抱える問題
3
在宅看護のしくみ:訪問看護制度の創設・発展過程,ケアマネジメントの理解,介護保険の社会資源との連携
4
在宅看護活動:ケアチームの構造,訪問看護ステーションの機能,在宅クリニカルパスウェイ
5
在宅看護における法的・倫理的諸問題:権利擁護と説明責任,事前指示書,記録文書の管理
6
在宅における患者教育・指導,家族相談
7
在宅看護の動向・諸課題:世界の訪問看護の動向,わが国の動向,諸課題
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
参加度・出席態度等)
その他
内容
筆記試験
出席を含む授業への参加度 20%
レファレンスカードへの記載 30%
0
・系統別看護学講座統合分野在宅看護論.秋山正子.医学書院.
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
・スーディ神埼和代編(2012)在宅看護学講座.ナカニシヤ出版.
・ミルトン・メイヤロフ/田村真・向野宣之訳(2000).ケアの本質 生きることの意味.ゆみる出版.
なし
- 88 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10942091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
在宅看護・介護システム論
配当年次
2
開講期
前期
唐澤 千登勢
本講義では,主に在宅看護・介護システムの具体的な方法を学習する.また,在宅ケアの主要概念,在宅ケアを取り巻く社会制度・政
策,社会資源とそ活用方法,在宅ケアにおける医療・介護の担い手と役割分担についてもあわせて学習する.
授業の概要
1. 人口の高齢化に伴う社会福祉制度・政策の変遷を時系列で把握する.
2. 在宅療養者と家族の生活を支える介護システムの構造と介入方法を理解する.
3. 介護システムを支える医療・介護の人材育成と課題が考えられる.
到達目標
授業計画
在宅ケアを取り巻く社会制度・施策:人口の高齢化と社会保障の体系,主要概念,ライフサイクルと社会保障
1
2
3
在宅看護と介護システム(1):介護保険制度以前の社会的問題(いわゆる寝たきり老人の介護問題,家族成員の縮小による介護負担,
社会的入院など)とその原因,制度・施策
在宅看護と介護システム(2):介護保険制度の創設とその発展過程,ケアマネジメント理論,地域包括支援センター
の創設
在宅看護と介護システム(3):訪問看護制度,関係法規
4
在宅看護と介護システム(4):医療保険制度,保健・医療・介護の関係
5
在宅看護と介護システム(5):虐待防止法,看取り指針,各種ケアガイドラインの策定
6
在宅看護と介護システム(6):在宅ケアにおける医療・介護の人材育成と役割分担(主に医行為)
7
在宅看護・介護システムのまとめ
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50
定期試験以外(授業内の課題・ 50
参加度・出席態度等)
その他
内容
筆記試験
授業への参加状況 30%
講義ごとのレファレンスカード 20%
0
適宜案内する.
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
・大熊由紀子(1998).寝たきり老人のいる国いない国.ぶどう社.
・信濃毎日新聞社編(1999)介護の明日.紀伊国屋書店.
・国民福祉の動向(2014/2015).
なし
- 89 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10943091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
在宅看護援助論I
配当年次
2
開講期
後期
唐澤 千登勢
在宅療養者とその家族の健康及び生活について理解し,在宅看護の目的や方法を学習する.加えて,降雪地域などの地域特性,これに伴
う環境下での在宅ケアを支える保健・医療・福祉システムについても学習する.本講義において,主に在宅看護過程の展開と対象別看護
に関する事例を用意し,PBL(problem-basd learning)に近いグループワークを行うことで理解を深める.
授業の概要
1. 在宅療養者の看護過程の展開方法を理解する.
2. 在宅療養各期の特徴と看護介入の方法が理解できる
3. 在宅療養者と家族の生活の質を高めるための看護援助方法について評価・考察する.
到達目標
授業計画
在宅看護の目的と展開:対象者の生活と価値観の多様性の尊重,環境や家族への視点,生活を支える制度,支援体制の理解
1
在宅看護現場におけるケアの倫理:訪問看護場面での意志決定,ケアに関連する個人情報の保護
2
3
在宅看護過程の展開(1):在宅看護過程の特徴,情報収集とICFの概念を適用した情報の把握,在宅看護のアセスメントの視点(認知症
高齢者の事例を用意し看護過程の一連のプロセスを展開する)
在宅看護過程の展開(2):目標・計画の立案
4
在宅看護過程の展開(3):実施・評価
5
6
在宅看護の標準化に向けた取り組み,他職種との連携,社会資源との連携,ネットワークづくり,入院時における医療機関と訪問看護と
の連携
地域ケアシステムと在宅看護:地域包括支援センターの役割と活動
7
在宅療養各期の看護:在宅療養の準備期から終了期に至るまで各期の特徴と看護介入
8
対象別看護(1):長期臥床(いわゆる寝たきり)療養者と家族介護者への看護介入(グループワーク)
9
対象別看護(2):慢性疾患・障害をもつ療養者への看護(グループワーク)
10
対象別看護(3):難病をもつこども・療養者への看護(ゲストスピーカーによる講義予定)
11
対象別看護(4):終末期(がん)の療養者への看護(ゲストスピーカーによる講義予定)
12
対象別看護(5)精神障害をもつ療養者への看護(グループワーク)
13
対象別看護(1)(2)(5)の事例の看護についてプレゼンテーション.まとめ
14
訪問看護ステーションの管理・運営
15
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
40
定期試験以外(授業内の課題・ 60
参加度・出席態度等)
その他
内容
筆記試験
グループ学習への参加状況(準備・質疑) 30%
看護過程の学習記録 30%
0
・系統別看護学講座統合分野在宅看護論.秋山正子.医学書院.
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
・スーディ神崎和代編(2012).在宅看護学講座.ナカニシヤ出版.
・石垣和子,金川克子監修(2008).高齢者の訪問看護の質指標 ベストプラクティスを目指して.日本看護協会出版会.
なし
- 90 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10944091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
在宅看護援助論Ⅱ
配当年次
3
唐澤 千登勢
本授業は講義と演習を組み合わせて行う.講義は①訪問看護の基本的態度,②医療的ニーズの高い在宅療養者の生活機能とフィジカルア
セスト,③在宅看護援助技術の3つの内容で構成している.演習は医療的ニーズに即した疾病予防および症状管理の始点から模擬シナリオ
を用意して,小グループでの技術演習を行い各々の役割を理解しつつ,在宅看護援助技術を学習する.
授業の概要
1. 訪問看護の基本的態度と面接の方法が理解できる.
2. 訪問看護が行う生活支援技術と医療的技術について,在宅療養者の特性をふまえて説明できる.
3. 訪問看護の基本的技術の根拠と実施方法が理解できる.
到達目標
授業計画
訪問看護の基本的態度と面接技術:面接技術,訪問時の基本的態度とマナー(ロールプレイ)
1
在宅療養者のフィジカルアセスメント(1):PAの意義・目的,基本技術,生活機能評価
2
在宅療養者のフィジカルアセスメント(2):技術演習(高齢者模擬体験,PE実施,測定結果の記録,記録の管理)
3
在宅における安全なケア環境づくり:住環境整備,転倒予防(認知症高齢者の事例を用意し具体的な環境づくりを提案)
4
在宅における動くことのケア:移動・移乗,ポジショニング,在宅リハビリテーション
5
在宅における清潔のケア:清拭,口腔ケア(模擬シナリオ①)
6
在宅における栄養のケア(1):経口摂取,経管栄養法,中心静脈栄養法
7
在宅における栄養のケア(2):技術演習(模擬シナリオ②)
8
在宅における呼吸のケア(1):人工呼吸法(HOT・NPPV),気管内吸引
9
在宅における呼吸のケア(2):技術演習(模擬シナリオ③)
10
在宅における皮膚・排泄ケア(1):ストマケア,留置カテーテル管理,褥瘡
11
在宅における皮膚・排泄ケア(2):技術演習(模擬シナリオ④)
12
在宅における薬物療法とケア:服薬管理,疼痛管理,血糖測定
13
在宅における感染管理・リスクマネジメント:標準予防策,医療廃棄,医療事故(ゲストスピカーを予定している)
14
在宅看護援助技術のまとめ
15
事前準備:教科書・配布資料を読み援助技術の実施過程や注意点を点検する.
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
定期試験以外(授業内の
課題・参加度・出席態度
等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
割合(%)
50
50
内容
筆記試験
模擬シナリオによる体験学習への参加状況 20%
課題レポート 20%
技術の習得度 10%
0
・写真でわかる訪問看護.押川真喜子.訪問看護の世界を写真で学ぶ.インターメディカ.
・フィジカルアセスメントワークブック.山内豊明.医学書院.
・石垣和子,金川克子監修(2008).高齢者訪問看護の質指標ベストプラクティスを目指して.日本看護協会出版会.
・本田美和子他(2014).ユマニチュード入門.医学書院.
・岡田晋吾(2010).病院から在宅までのPEGケアの最新技術,北海道胃癌研究会.
なし
- 91 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10945091
家族看護学
教員氏名
未定
2015/5/1
単位
1.0
授業の概要
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
内容
定期試験以外(授業内の課題・
参加度・出席態度等)
その他
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
- 92 -
配当年次
2
開講期
後期
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10118091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護研究I
配当年次
3
開講期
前期
井上 仁美、尾形 裕子、多賀 昌江
看護活動を効果的に展開するためには、研究的視点をもち看護の実践知を論理的・体系的にとらえ、看護実践の改善に役立てていくことが
必要になる。
本科目では、看護における研究の意義を理解した上で、実際に看護研究のプロセスを理解する。
また、看護研究に必要な研究方法、研究デザイン、研究倫理について学び、研究計画書を作成する基礎的知識を修得する。
授業の概要
到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
看護研究のプロセスと手法を理解し、研究動機に基づいた研究テーマを考えることができる。
先行研究の必要性を理解し、実際にインターネット等を使用して文献を探すことができる。
量的研究手法について理解することができる。
質的研究手法について理解することができる。
研究計画書を作成することができる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
看護研究概論(1) (井上)
1)看護研究の役割と意義 2)研究とは何か 3)看護研究の学問的背景 4)研究に必要な信頼性・妥当性について
看護研究概論(2) (井上)
1)研究デザイン 2)研究課題の明確化 3)研究手法の種類 4)研究手法の選択
研究倫理 (井上)
1)研究を行う上での倫理的課題 2)倫理規定 3)インフォームド・コンセント 4)個人情報の保護とプライベートの尊重
文献の検討 (井上)
1)文献検討の意義 2)文献の種類 3)文献の引用の方法 4)文献整理の方法
文献検索の方法 (多賀)
1)文献検索の方法と実際 2)検索エンジンの種類 3)図書館の活用方法
研究成果の公表と効果的なプレゼンテーションの方法
1)口頭と示説発表 2)パワーポイントの活用
(井上)
量的研究の方法(1) (尾形)
1)量的研究とは 2)量的研究の研究デザイン 3)量的研究の特徴、概念枠組み
量的研究の方法(2) (尾形)
1)データ収集と分析方法 2)記述統計と推測統計量 3)データの分析方法 4)質問紙調査の実施とデータ処理
量的研究の方法(3) (尾形)
1)量的研究のクリティーク
質的研究の方法(1) (多賀)
1)質的研究の意義 2)質的研究デザインの種類 3)質的研究の特徴
質的研究の方法(2) (多賀)
1)データ収集 2)分析方法
質的研究の方法(3) (多賀)
1)質的研究のクリティーク
事例研究の方法 (多賀)
1)事例研究の意義 2)事例研究の方法 3)事例研究の実際
研究計画書作成の実際(1) (尾形)
自分の研究動機に基づいて実際に研究計画書を作成する
研究計画書作成の実際(2) (尾形)
研究計画書の概要を作成し提出する
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
初めて聞く用語なども多数あるため、事前学習は必須である。
また、理解できなかったところは積極的に教員に質問し、復習する。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
試験は実施しない。
最終的に提出された研究計画書を評価の対象とする。
参加度・出席態度等)
その他
20
毎回、ふり返りを記入する。出席状況およびふり返りの内容も評価の対象とする。
黒田祐子:黒田祐子の看護研究step by step、第4版、医学書院、2012
教科書
参考文献
講義中に適宜レジュメ等を配布し使用する。
参考文献等は適宜、紹介する。
履修条件
留意事項等
講義内容の性質上、定期試験は実施しない予定であるが、最後に提出する研究計画書および適宜レポート課題の内容によって評価する。
毎回、振り返りと感想等を記入する。その内容によって出席点を評価する。
4年次の看護研究Ⅱのためには必須の講義であるため、すべての内容を積み重ねて理解することが求められる。
- 93 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10119091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
看護研究II
配当年次
4
開講期
前期・後期
佐藤 登代子、小塀 ゆかり、高岡 哲子、續 佳代、井上 仁美、木村 眞子、合田 悟、永井 紅音、岩佐 有子、佐々木 妙子、
尾形 裕子、岩坂 信子、唐澤 千登勢、木口 幸子、多賀 昌江、中山 貴美子
既習の諸学を通して看護研究に関する知識を活用し、講義、演習、看護学実習の経験から、探求したい関心領域を見出す。教員の指導の
もと、「看護研究Ⅰ」で習得した看護研究に関する知識、技術を活用し、看護または保健医療の視点から、研究計画書作成までのプロセ
スを学ぶ。
授業の概要
到達目標
1.文献を検索し、クリティークを行うことができる。
2.文献カードを作成し、テーマを選択することができる。
3.研究計画書を作成することができる。
4..研究計画書作成のプロセスにおいて、積極的かつ協力的に参加することができる。
5.最終成果を発表することができる。
授業計画
1
オリエンテーション
クループ編成
グループワーク①:ディスカッションを通して研究テーマを決定する、
グループワーク②:研究テーマに関する文献を検索し,クリティークを行い、文献カードを作成する。
2
グループワーク③:研究テーマに関する文献を検索し、クリティークを行い、文献カードを作成する。
3
グループワーク④:研究テーマに関する文献を検索し、クリティークを行い、文献カードを作成する。
4
グループワーク⑤:研究テーマに関する文献を検索し,クリティークを行い、文献カードを作成する。
5
グループワーク⑥:研究テーマに沿って、、研究目的や動機を明確にする。
6
グループワーク⑦:研究計画書を作成する。
7
8
中間報告会
研究計画書の進行状況を報告する。
グループワーク⑧:研究計画書を作成する。
9
グループワーク⑨:研究計画書を作成する。
10
グループワーク⑩:研究計画書を作成する。
11
グループワーク⑪:研究計画書を作成する。
12
グループワーク⑫:研究計画書を作成する。
13
研究発表会
14
研究発表会
15
「看護研究Ⅰ」の学習内容を必ず復習すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
提出された「研究計画書」と参加態度により評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
特に指定しない。
教科書
指導教員が適宜紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
1.研究テーマに対して強い関心を持ち続けること。
2.メンバー間のグループダイナミクスを醸成すること。
- 94 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10948091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護学総合講座I
配当年次
2
開講期
後期
松本 真希
基礎医学、とくに解剖と生理は臨床実習や臨床の講義で得る知識の基礎である。そのため、解剖と生理を中心に、病態治療との関連性を
講義する。
授業の概要
主な臓器を、防御系、代謝性、呼吸系、再生系に分け、それぞれのシステムにおいて臓器がどのような役割をなしているかを理解する。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
解剖(1)四肢の解剖
四肢の骨 主要な筋肉とその働き 点滴と採血に用いる四肢の血管 四肢への栄養補給を維持する動脈 四肢のリンパ管のはたらき
解剖(2)皮膚と粘膜の解剖
表皮と真皮 皮膚の構造 消化管の構造 食道 胃 小腸 大腸の解剖学的特長
解剖(3)心臓と肺
心臓の解剖 肺の解剖 気管と気管支 冠動脈
解剖(4)泌尿器の解剖
腎臓 尿管 膀胱 尿道の解剖 腎臓の構造
解剖(5)神経の解剖
脳の解剖 脊髄の解剖 神経組織 神経線維
生理(1)免疫系
自然免疫 獲得免疫 白血球とリンパ球の役割 胸腺と脾臓 ワクチン 免疫額的検査
生理(2)循環
心臓と血管 血圧と体液の調整 心電図検査 心エコー検査
生理(3)栄養と代謝
三大栄養素 消化酵素 脂質代謝
生理(4)知覚と運動
知覚系 運動系 脳波測定 心理テスト 筋電図
検査(1)血液検査
一般血液検査(赤血球、白血球、血小板) 蛋白質 逸脱酵素
検査(2)尿・便の検査
BUN クレアチニン 腎機能検査 糖尿病の検査 便潜血
検査(3)画像検査
レントゲン写真 コンピュータ断層撮影 MRI 造影剤
検査(4)その他の検査
エコー 特殊な検査
環境医学(1)化学
化学物質 鉄と亜鉛 公害病
環境医学(2)物理
寒冷 電磁波 放射線 光 騒音
準備学習・事後学習
講義に関連する解剖と生理を予習する。
講義後は配布されたプリントの練習問題を解く。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
講義内容を国家試験形式(5択)の問題で出題する。
講義中に適時行うミニテストの平均点とする。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし。
教科書
講義時資料プリントを配布する。
参考文献
履修条件
留意事項等
一年時の解剖と生理を再び勉強することになるので、かつての講義ノートで知識を確認すること。
- 95 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10949091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護学総合講座II
配当年次
3
開講期
前期
松本 真希
基礎医学と病態治療学を結びつけ、看護の実践において役立つ知識とするため、(1)基礎医学的知識、(2)診断法、(3)治療法の
三つの関連を、重要な疾患ごとに解説する。
授業の概要
重要な疾患について、その病態と治療および病態に基づいた看護をアセスメントすることができる。
到達目標
授業計画
1
防御系疾患(1)皮膚疾患
アトピー性皮膚炎 乾癬 発疹の生じる疾患 皮膚がん 悪性黒色腫 疣贅
2
防御系疾患(2)白血球疾患
急性骨髄性白血病 急性リンパ球性白血病 慢性骨髄性白血病 慢性リンパ球性白血病 悪性リンパ腫 ホジキン病 多発性骨髄腫
ヒトT細胞白血病 AIDS
3
防御系疾患(3)アレルギーと膠原病
接触性皮膚炎 じんましん 花粉症 アナフィラキシー 全身性エリテマトーデス シェーグレン症候群 強皮症 皮膚筋炎 ベー
チェット病
4
代謝性疾患(1)消化管疾患
食道がん 逆流性食道炎 ゾリンジャーエリソン症候群 胃がん 消化性潰瘍 イレウス 急性虫垂炎 クローン病 潰瘍性大腸炎
憩室症 大腸がん 痔疾 鼠経ヘルニア
5
代謝性疾患(2)肝と膵の疾患
ウイルス性肝炎 アルコール性肝炎 肝硬変 肝細胞がん 胆石症 胆道がん 膵炎 膵がん 糖尿病
6
代謝性疾患(3)泌尿器疾患
糸球体腎炎 腎盂腎炎 ネフローゼ症候群 グラビッツ腫瘍 ウィルムス腫瘍 尿管結石 膀胱炎 膀胱がん 前立腺肥大症 前立腺
がん
7
呼吸系疾患(1)肺の疾患
気管支喘息 肺気腫 慢性気管支炎 気管支拡張症 COPD 上気道感染症 細菌性肺炎 肺結核 間質性肺炎 肺がん 中皮腫
サルコイドーシス 気胸 胸膜炎
8
呼吸系疾患(2)心疾患
心房細動・粗動 房室ブロック WPW症候群 期外収縮 心室頻拍 心室細動 ファロー四徴症 心室中隔欠損症 心房中隔欠損症
動脈管開存症 心筋症 心弁膜症 狭心症 心筋梗塞
9
呼吸系疾患(3)血管・血液の疾患
心不全 高血圧 大動脈解離 静脈炎 動脈炎 川崎病 貧血 血友病 壊血病 DIC レイノー症候群
10
神経系(1)中枢神経系
せん妄 統合失調症 うつ病 PTCD 神経性食思不振症 脳腫瘍 クロイツフェルト・ヤコブ病 アルツハイマー病 パーキンソン病
自閉症 てんかん 脳梗塞 頭蓋内血腫 脳ヘルニア 水頭症
11
神経系(2)末梢神経の疾患・
一次性頭痛 急性灰白髄炎 狂犬病 脳炎 髄膜炎 ギラン・バレー症候群 多発性骨髄腫 近視・遠視 緑内障 白内障 網膜はく
離 中耳炎 真珠腫 メニエール症候群 難聴
12
13
14
15
運動系 筋肉と骨の疾患
腰痛症候群 骨肉腫 重症筋無力症 骨粗鬆症 筋ジストロフィー 筋萎縮性側索硬化症
生殖系(1)内分泌疾患
下垂体疾患 巨人症 小人症 尿崩症 バセドウ病 粘液水腫 橋本病 インスリノーマ 副甲状腺昨日亢進症 副甲状腺機能低下症
アジソン病 クッシング症候群 原発性アルドステロン症 副腎性器症候群 褐色細胞腫
生殖系(2)婦人科疾患
卵巣腫瘍 子宮頚がん 子宮体がん 子宮筋腫 子宮内膜症 妊娠高血圧症候群 胞状奇胎 妊娠異常 精巣がん
生殖系(3)小児の疾患
ダウン症候群 クラインフェルター症候群 ターナー症候群 フェニルケトン尿症 新生児呼吸窮迫症候群 突発性発疹 風疹 麻疹
水痘・帯状疱疹 流行性耳下腺炎
準備学習・事後学習
講義を受ける前に解剖・生理、病態治療を復習する。
配布される問題を行う(復習)。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
国家試験形式(5択)の解答率で採点する。
講義時に実施するミニテストの総合点数で評価する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
教科書
毎回の講義時に必要な内容をプリントで配布する。
参考文献
履修条件
留意事項等
解剖と生理および病態治療を復習してから受講するように。
- 96 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10950091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護学総合講座III
配当年次
4
開講期
前期
小塀 ゆかり
対象者に応じた看護の実践能力を高めるために、これまでに学んだ専門基礎科目と専門科目について総合的に学習し、知識と実践能力を
養う。
授業の概要
これまでに学習した専門基礎科目および専門科目の知識を統合し、実践に活かすことができる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
ガイダンス
・本科目において学ぶ内容について説明する。
・国家試験受験および就職活動に向けてのスケジュール、必要なスキルを説明する。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
国家試験対策講座
国家試験受験に向け、この1年間をどのように過ごすべきか、国家試験対策の専門家より説明を受ける。
就職支援講座
早々に行われる就職試験に向けて必要な情報を伝え、学生の就職活動支援をする。
・小論文対策
・自己分析と履歴書PR戦略
・面接の実践
就職支援講座
早々に行われる就職試験に向けて必要な情報を伝え、学生の就職活動支援をする。
・小論文対策
・自己分析と履歴書PR戦略
・面接の実践
就職支援講座
早々に行われる就職試験に向けて必要な情報を伝え、学生の就職活動支援をする。
・小論文対策
・自己分析と履歴書PR戦略
・面接の実践
就職支援講座
早々に行われる就職試験に向けて必要な情報を伝え、学生の就職活動支援をする。
・小論文対策
・自己分析と履歴書PR戦略
・面接の実践
欠席することのないよう、自己管理に留意すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
出席、受講態度
参加度・出席態度等)
その他
0
指定なし
教科書
適宜提示する
参考文献
履修条件
留意事項等
・本科目は選択科目であるが、実習、就職、国家試験受験に重要な内容が盛り込まれているので、ぜひとも受講してもらいたい。
・時間割が変更になることがあるので、掲示に注意すること。
- 97 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10951091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護学総合講座IV
配当年次
4
開講期
後期
井上 仁美
1. 対象を取り巻く社会情勢や健康問題の変化に対応するため知識を系統的に学び統合する。
2. これまで修得してきた看護学の知識を統合し理解を深めることを目的として、講義および試験を実施する。
授業の概要
1. 看護学の知識を統合し、確実に修得することができる。
2. 看護師国家試験の合格に向けて知識を修得することができる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
ガイダンス
1. 卒業までに習得すべき看護学についての知識の内容について理解する。
2. 看護師国家試験内容とおよびその合格に向けて必要な学習方法について理解する。
看護師国家試験模擬試験1
現在の実力を測るために、これまでに修得した知識についての試験(看護師国家試験模試)を実施し、現在の実力を把握する。
看護師国家試験対策講座1
専門基礎科目について重点的に復習し、基礎的知識の定着を図る。
看護師国家試験対策講座2
専門基礎科目について重点的に復習し基礎的知識の定着を図る。
看護師国家試験対策講座3
専門基礎科目の復習をふまえて専門科目について重点的に復習し専門知識の定着を図る。
看護師国家試験模擬試験2
これまでの復習をふまえて、看護学関連の知識の修得が確実になっているかを確認するための試験を実施する。
看護師国家試験対策講座4
専門科目についての復習を行い、知識の修得を確実にする。
看護師国家試験対策講座5
専門科目の復習を行い、知識の修得を確実にする。
看護師国家試験対策講座6
専門科目の復習を行い、確実な知識の修得に努める。
看護師国家試験模擬試験3
専門科目他知識の修得が確実になされているかの試験を実施する。
看護師国家試験対策講座7
必修問題の正解は80%以上が求められるため、必修問題についての傾向と対策について理解を深める。
看護師国家試験対策講座8
一般問題についての傾向と対策についての理解を深める。
看護師国家試験対策講座9
状況設定問題の傾向と対策についての理解を深める。
看護師国家試験模擬試験3
14
看護師国家試験模擬試験4
15
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
看護師国家試験の合格に向けて、各自が日々努力して知識を確実にするよう指定された講義や模擬試験以外にも、自分の実力に
合わせて日々学習を積み上げていくことが必要である。
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
定期試験は実施しないが、模擬試験の結果を評価の対象とすることがあるため、模擬試験も真剣に臨むこと。
対策講座および模擬試験の結果などを評価の対象とする。
参加度・出席態度等)
その他
0
講座に必要なテキスト等については、そのつど指示する。
教科書
そのつど必要な場合に指示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
本科目は選択科目であるが、看護師国家試験に向けて重点的に講義及び試験を行っていくため、全員が登録することが望ましい。
- 98 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10009091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
看護マネジメント論
配当年次
4
開講期
後期
木村 眞子、中山 貴美子
本講では質の高い看護を効率的、効果的に提供するための仕組みとその管理について、基礎的知識を学ぶ。
授業の概要
到達目標
1 看護提供のための組織の特徴を述べることができる。
2 看護管理過程の概要を説明することができる。
3 経営資源管理の基本について説明することができる。
4 看護提供プロセス管理の基本について説明することができる。
5 安全に医療を提供するための基本的技術を実施することができる。
授業計画
医療・看護を提供する組織の構造と特徴について学ぶ。
1
2
経営における管理過程の考え方に基づき、看護管理過程の概要を理解する。
経営資源とその活用について、人的資源、物的資源、経済資源、情報資源、時間の観点から理解する。また、組織の目的と経営資源の関
係を理解する。
医療経営における資源獲得と診療報酬制度について学ぶ。
3
看護管理過程におけるキャパシティマネジメントと入退院管理、地域連携について学ぶ。
4
5
6
看護における人的資源管理1
採用、教育、配置
看護における人的資源管理
キャリア開発
看護管理とリーダーシップ
7
人員配置と勤務体制、看護提供方式について学ぶ。
8
9
10
11
12
医療安全1
看護提供プロセスのパフォーマンスを維持するために必要な基本的知識を学ぶ。
医療安全2
事例を通して誤りが起こりやすい状況の特徴とその管理方法を学ぶ。
医療安全3
時系列事象関連図の書き方を学ぶ。
医療安全4
医療の質を確保するための法、規制、制度を学ぶ
演習:コスト管理
13
演習:コスト管理
14
まとめ
15
トピックごとにMoodleに課題を掲載する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
Moodleの小テスト、GW・への参加姿勢・貢献度、課題レポートの総合評価とする。
参加度・出席態度等)
その他
0
小林美亜編:看護管理 Basic&Practice看護学テキスト統合と実践、学研メディカル秀潤社 2013
教科書
必要時、レファレンスを提示します。
参考文献
履修条件
留意事項等
なし
- 99 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10946091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
国際看護学
配当年次
4
開講期
後期
真貝 慶子、近藤 美智子、玉城 英彦
自然災害や戦争などで栄養失調や感染症に苦しむ地域がある一方で、慢性的な平和の中で肥満や生活習慣病が問題になっている国もある
等、地球上の地域格差は拡大している。また、経済社会のグローバル化により、国際間の交流は、人・物ともに日常化し、国を越えて流行
する感染症や環境汚染の広がりを防ぎ、健康の地域格差を解消するために国際的な連携や協力が益々重要になっている。そこで、JICAや
WHOなどの国際機関、NGO、個人がこれら諸問題にどう関わっているかを具体的活動例に触れながら理解し、異文化における健康及び保健
の価値観を身につける。
授業の概要
到達目標
1.国際保健活動の一環としての途上国支援の意義を理解する。
2.国際保健活動に関わる国際機関の概要を理解する。
3.地球環境と保健との関わりを理解する。
4.異文化を通して国際保健の考察を深める.
5.国際協力の一部である災害医療協力を通じて、多様化する看護を理解する
授業計画
国際保健とは何か
1
WHOの組織と活動
2
JICA-国際協力機構の概要と国際保健との関わり
3
諸外国の国際保健協力の事例(NGOとJICA 青年海外協力隊)
4
保健師としての海外保健看護活動について(JICA青年海外協力隊)
5
保健師としての海外保健看護活動の実際‐パラグアイ(JICA青年海外協力隊)
6
海外での災害医療協力の実際から、看護職の役割と視点を学ぶ
7
海外での災害医療協力の実際から、看護職の役割と視点を学ぶ
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
準備学習・事後学習
看護学全般 感染症 疫学 栄養 公衆衛生 社会学 地域保健等様々な分野が包含される分野です。今まで学習した分野の復
習を行い、積極的に授業に参加してください。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
授業の課題レポート、授業の参加態度、出欠席の状況
参加度・出席態度等)
その他
教科書
0
指定なし
必要時資料配布
参考文献
「世界へ飛ぶ 国際機関をめざすあなたへ」玉城英彦著 彩流社
「国際保健・看護」丸井英二、森口郁子編 弘文社
履修条件
留意事項等
評価方法を確認し、欠席しないこと。
- 100 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10947091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
災害看護学
配当年次
4
松本 真希
自然災害と交通事故を代表とし、発生する可能性は低くとも、大きな犠牲が生じる危険がある災害について、私たちは日ごろから備えと
教育を行わなければならない。この講義では医療者として災害にどう立ち向かうかを中心に論ずる。
授業の概要
主な災害の種類とその特徴、そして医療者として何を行うことができ、何ができないかを理解する。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
はじめに~災害の基本知識
災害の歴史 災害の疫学 災害と法律 近年の災害の特徴
災害現場での実践(1)
災害の起こる前 災害医療の準備 災害研究と現状
災害現場での実践(2)
急性期における医療者の役割 トリアージ状況 ファーストエイド
災害現場での実践(3)
チーム医療 医療の実践 情報収集 災害救護所の仕事
災害現場での実践(4)
傷病者の搬送 災害における後方医療 遺族と遺体への対応
災害現場での実践(5)
亜急性期から慢性期へ 仮設住宅 高齢罹災者 リハビリ
特殊な災害
自然災害とその対応
特殊な災害
交通災害とその対応 まとめ
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
講義に関連する記事や参考書を読むこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
国家試験形式の選択問題。
授講態度から判定。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
病態治療および基礎看護に関する知識を必要とする。
- 101 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10952091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
基礎看護学実習I
配当年次
1
木村 眞子
患者とのコミュニケーションを通じ、看護を取り巻く環境や看護の対象を知る。看護の臨床の場面にふれ、患者や看護実践の様子を見学
し、看護に対するイメージを膨らませ、看護の学習の動機づけとする
授業の概要
基礎看護学実習Ⅰ要項を参照
到達目標
授業計画
詳細につては基礎看護学実習Ⅰ要項を参照。
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
実習のために必要な事前学習を行い、既習の看護技術の自己トレーニングを行って参加すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
詳細は基礎看護学実習Ⅰ要項を参照。
参加度・出席態度等)
その他
0
看護学概論とコミュニケーションⅠで使用した教科書、参考書。
教科書
必要時実習の中で提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
患者さんから学ばせて頂くという、看護学を学ぶ学生としての基本的な態度と心構えを忘れないこと。
実習では看護学生としての責任ある行動をとり、積極的に主体的に学び、看護についての理解を深めてください。
- 102 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10142091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
基礎看護学実習II
配当年次
2
開講期
後期
木村 眞子
看護するための基本的な態度、すなわち人間尊重の立場で人と接するという看護の基本的態度を養うとともに、コミュニケーションや観
察を通じて、看護の対象である人間を理解する。また、看護過程を用いて、受持ち患者の健康問題を日常生活面からアセスメントし、看
護実践の科学性と個別性に応じた援助を提供できる。
授業の概要
基礎看護学実習Ⅱ要項を参照
到達目標
授業計画
詳細については基礎看護学実習Ⅱ要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
準備学習・事後学習
・基礎看護学実習Ⅱでの看護技術経験録に記載されている看護技術で到達度が「Ⅰ」となっているものは、一人で出来るように
練習しておくこと。
・看護過程展開のプロセスを復習しておくこと。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
参加度・出席態度等)
その他
0
オリエンテーション時に説明する。
教科書
適宜、紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
履修要件については、学生便覧を参照のこと。
- 103 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10420091
教員氏名
2015/5/1
単位
3.0
成人看護学実習I
配当年次
3
開講期
後期
岩坂 信子
慢性的な経過をたどる健康問題を持つ対象が、健康を維持・増進・回復できるようにセルフマネジメントに向けた援助を学ぶ。さらに、慢
性的な状況にある成人期の患者、およびその家族への看護の実際を体験しつつ、ライフサイクルにおける個々の成長・発達・適応の可能
性を最大限に引き出す看護を実践する能力を養う。
授業の概要
到達目標
1.対象を総合的に説明できる。
2.対象の生活の再構築に向け実践的に看護過程プロセスを展開できる。
3.対象の生活の再構築に向けた援助を実施し評価できる。
4.保健・医療・福祉関連職種によるチームアプローチが説明できる
5.学生として役割・責務を果たすことができる
授業計画
詳細については成人看護学実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
解剖学、生理学、病態学、成人看護学障害論、成人看護学概論、成人看護学援助論Ⅰ・Ⅳ・Ⅴを必ず復習しておくこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
提出期限が遅れた場合は減点する。オリエンテーションを含め無断欠席は減点する。
参加度・出席態度等)
その他
0
特に指定はないが、成人看護学概論、成人看護学援助論で使用した教科書は参考にすること
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
成人看護学概論・成人看護学援助論Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ使用教科書疾患別看護過程論/井上智子・佐藤千史/ 医学書,人体解剖図/境建雄・橋本直嗣
/成美道堂出版等,他は実習中に提示する
実習の履修要件をシラバスで確認すること。実習前オリエンテーションを含め無断欠席は減点する。 言葉使い・態度は対象を尊重した
言動が必須である。
- 104 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10421091
教員氏名
2015/5/1
単位
3.0
成人看護学実習II
配当年次
3
開講期
後期
岩坂 信子
成人期にある急性の健康障害を生じた対象が、侵襲による健康危機状況から回復し、健康を維持・増進できるようにセルフマネジメントに
向けた援助を学ぶ。ストレス・危機状況にある成人患者、その家族を対象とした、全人的な看護実践を看護過程の展開を通して習得す
る。
授業の概要
到達目標
1.対象を総合的に説明できる
2.対象の急性状態に応じた看護計画が立案できる
3.対象の急性状態に応じた援助を実施し、評価できる
4.保健・医療・福祉関連職種によるチームアプローチが説明できる
5.学生として役割・責務を果たすことができる
授業計画
詳細については成人看護学実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
解剖学、生理学、病態学、成人看護学障害論、成人看護学概論、成人看護学援助論Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴを必ず復習しておくこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
提出期限が遅れた場合は減点する。オリエンテーションを含め無断欠席は減点する。
参加度・出席態度等)
その他
0
特に指定はないが、成人看護学概論、成人看護学援助論で使用した教科書は参考にすること
教科書
参考文献
履修条件
留意事項等
成人看護学概論、成人看護学援助論Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ使用教科書疾患別看護過程論/井上智子・佐藤千史/ 医学書,人体解剖図/境建雄・橋本
直嗣/成美道堂出版等,他は実習中に提示する
実習の履修要件をシラバスで確認すること。実習前オリエンテーションを含め無断欠席は減点する。 言葉使い・態度は対象を尊重した
言動が必須である。
- 105 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10953091
教員氏名
2015/5/1
単位
4.0
老年看護学実習
詳細については老年看護学実習実習要項を参照
到達目標
授業計画
詳細については老年看護学実習実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
オリエンテーションで提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 0
内容
参加度・出席態度等)
100
詳細については老年看護学実習実習要項を参照
オリエンテーションで提示する。
教科書
オリエンテーションで提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
高岡 哲子
本実習では、老年者を対象とした看護過程を実践し、自らの援助や既存の理論、科学的根拠について検証する。学習内容は、老年者1事
例を受け持ち、看護過程の展開をすること、そして、自らが行った看護について考察することである。本実習は、老年看護学の学習を統
合する機会である。よって、既習学習との関連を意識し、看護を論理的に検証することを目指して学習する。
授業の概要
その他
配当年次
4
オリエンテーションで提示する。
- 106 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10359091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
小児看護学実習
配当年次
3
開講期
後期
岩佐 有子
小児と家族の健康状態を明らかにして、発達段階に応じた生活支援および健康の回復、維持・増進を図るために必要な看護の実際を学
ぶ。
授業の概要
到達目標
1. 小児の成長・発達の特徴について理解する。
2.小児の成長・発達に応じた日常生活への援助を実施できる。
3.保育園の役割・機能について理解できる。
4.健康障害のある小児と家族への看護の実際を学ぶ。
5.小児と家族へ関心を持ち小児をひとりの人間として尊重する姿勢を持つことができる。
6.小児看護に必要な知識・技術・態度について既習の知識を活用し実践できる。
7.小児と家族への看護を通して小児看護の役割が理解できる。
授業計画
詳細については小児看護学実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
事前学習はオリエンテーション時に説明いたします。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
なし
実習目標の到達度、実習記録とレポート、実習態度により総合的に判断する。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
オリエンテーション時に説明します。
教科書
オリエンテーション時に説明します。
参考文献
履修条件
留意事項等
小児看護学概論、小児保健学、小児看護学援助論、健康障害論など、既習の知識を十分活用できるように、復習して実習に臨みましょ
う。
- 107 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10724091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
母性看護学実習
配当年次
3
開講期
後期
小塀 ゆかり、多賀 昌江
母性看護学における既習の知識を活用し、周産期(妊娠、出産、産褥)にある女性と新生児の各期における身体的変化や心理社会的状態
の観察とその判断を基に母性とその家族に必要なケアを実践し、評価できる基礎的実践能力を養う。母性とその家族を対象とした援助技
術について看護過程を展開し、母性特有の症状や疾病の看護に必要な既習の知識、技術を活用し、効果的な看護を展開し実践する。
授業の概要
到達目標
1)周産期にある対象の状況に合わせてコミュニケーションを図ることができる。
2)妊娠・分娩・産褥各期における生理的・心理・社会的な変化の実際を学び、対象に対する看護の基礎的な援助が 実践できる。
3)新生児期にある対象の生理的変化を理解し、必要な看護を実践できる。
4)産褥早期の母子に関心を持ち、母子相互作用を高めるための看護を実践できる。
5)実習を通して自己の母性観や父性観を考えることができる。
授業計画
母性看護学実習要項を参照のこと。
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
履修要件科目の内容をしっかりと復習し、知識の確認をして実習に臨むこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
参加度・出席態度等)
その他
0
母性看護学概論、母性看護学援助論Ⅰ、母性看護学援助論Ⅱ、母性看護学援助論Ⅲに準ずる。
教科書
適宜、紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
履修要件については学生便覧を参照のこと。
実習前のオリエンテーション内容をしっかりと把握して実習に臨むこと。
母性看護学実習要項を熟読すること。
- 108 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10419091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
精神看護学実習
配当年次
4
佐藤 登代子、井上 仁美
精神科病棟で、一人の患者を受け持ち、セルフケアケアアセスメントに焦点を当て、生活者としての理解を深め、その人が望む生活や生
き方が実現できるような支援を考えることができる。またプロセスレコードを用いて援助的人間関係の技法を習得する。
授業の概要
到達目標
1.精神障がいをもつ人を全人的に理解することができる。
2. 援助的に人間関係を発展させる方法を学ぶ。
3. セルフケア能力に焦点を当てたアセスメントを行い、看護過程を展開する。
4. 精神障がいをもつ人やその家族に対する、療養生活の支援方法、リハビリテーション活動 の実際を知り、多職種
間の協働関係における看護者の役割・機能について自分の考えを述べることができる。
5. 学生としての役割および責務を果たすことができる。
授業計画
精神看護学臨地実習要項を参照すること
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
精神看護学臨地実習要項を参照すること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
実施しない
精神看護学臨地実習要項を参照すること
参加度・出席態度等)
その他
0
,指定なし
教科書
指定なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
精神看護学実習を履修するのに必要なすべての科目の単位を修得していること
記録用紙:MOODLE 精神看護学実習参照http://www.do-bunkyodai.ac.jp/moodle/
- 109 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10954091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
在宅看護論実習
配当年次
4
唐澤 千登勢
訪問看護師と共に療養者宅を訪問し,見学もしくは指導を受けて援助の一部を実施する.この実習では,疾病・健康障害をもつ人々が自
宅で療養する意味と,その中で特に患者・家族のQOL維持・向上に繋がる医療・看護の提供ならびにチームケアにおける看護の役割・機
能,他職種との連携・協働を実践的に学習する.またこれと並行して,患者・家族の暮らしをサポートする地域ケアシステムや社会資源
の活用についても学習する.
授業の概要
到達目標
1.在宅療養者とその家族の特性を健康レベル,発達段階,生活背景から理解する.
2.在宅療養者および家族のQOLの維持・向上を目的とした看護実践を体験する.
3.在宅療養生活の継続を支援する社会資源とその活用方法を理解する.
4.訪問看護と他関係機関との連携のありかたを考察する.
5.対象者への看護援助を行い,在宅看護への理解と思考力を深める.
授業計画
詳細は実習要項参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
在宅看護論実習要項参照
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
定期試験以外(授業内の
課題・参加度・出席態度
等)
その他
割合(%)
0
100
内容
実習への参加度(50%)
プレゼンテーション(20%)
実習記録(30%)
0
実習オリエンテーション時に提示する.
教科書
実習オリエンテーション時に提示する.
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
本科目を履修するには次の科目の単位を取得することが必要である.
「在宅看護論」「在宅看護・介護システム論」「家族看護論」「在宅看護援助論Ⅰ」「在宅看護援助論Ⅱ」
- 110 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10189091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
継続統合看護学実習
配当年次
4
開講期
前期
岩坂 信子
保健医療福祉チームの専門職の一員としての看護の役割を学び、多職種との協働について理解する。既習の学習や実習を統合し、主体
的・自律的に看護を実践し、より質の高い看護実践を探求し続ける態度を習得する。
授業の概要
到達目標
1.保健医療福祉および看護チームの組織・機能・管理の実際を学び、各構成員の役割やメンバーシップ・リーダーシップのありかたを理
解する。
2.多職種との連携・協働の実際について学び、統合的・継続的な看護実践について理解する。
3.看護実践に必要な知識・技術を統合し、対象や場に応じた看護を行うための総合的実践力を養う。
4.専門職業人として、より質の高い看護実践をめざし自己研鑽を継続する必要性を理解する。
授業計画
詳細については継続統合看護学実習要項を参照すること
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
これまで学習したこと全てを復習し、実習に臨むこと。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
提出期限が遅れた場合は減点する。オリエンテーションを含め無断欠席は減点する。
参加度・出席態度等)
その他
0
適宜紹介する。
教科書
適宜紹介する。
参考文献
履修条件
留意事項等
継続統合看護学実習を履修するには全ての臨地実習を修得していること。これまでの臨地実習の総括であるとともに、より広く臨床現場
を体験しチームメンバーとしての積極性を求められる。タイムマネジメントや組織機能など各自学習目標を持って臨むこと。実習前オリ
エンテーションの無断欠席は減点とする
- 111 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10186091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
クリティカルケア
配当年次
3
木村 眞子
クリティカルケアを受ける対象は、過大な侵襲を受けたことによって、重症の急性機能障害に陥っている。このような生命の危機的状況
にある患者への救命治療と看護について学ぶ。
授業の概要
1.クリティカルケア看護学の概要が理解できる。
2.クリティカルケアを必要とする患者と家族の生活を支える看護が理解できる。
3.生体情報の観察から生命の危機的状態を判断できる。
到達目標
授業計画
1
2
3
4
5
オリエンテーション
クリティカルケア看護の特性
1.危機と危機モデル
2.危機モデルと看護介入
クリティカルな患者のアセスメント①
1.アセスメントの意義・目的
2.アセスメントの方法
クリティカルな患者のアセスメント②
アセスメントの実際
クリティカルな患者の主要病態の特徴とケア
過大侵襲を受けた患者の生体反応
呼吸・循環障害とケア
6
7
1.脳・神経系障害とケア
2.凝固・線溶系障害とケア
多臓器障害とケア
8
9
10
過大侵襲に伴う手術患者の特徴とケア
外科的侵襲が生体に与える影響
クリティカルケア看護に必要な看護技術
1.心肺蘇生法
2.呼吸・体液・循環管理
危機的状態にある患者・家族へのケア
11
クリティカルケアの看護実践を支える枠組み
12
13
14
事例演習1
脳神経外科手術後の看護
事例演習2
心臓血管外科手術後の看護
まとめ
15
解剖学、病理学、看護学概論、看護学援助論Ⅰなど既習科目の復習をすること。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
課題・レポートで評価します。遅延・未提出は減点します。
参加度・出席態度等)
その他
0
系統看護学講座 クリティカルケア看護学 道又元裕著者代表 医学書院 2013 定価2205円
教科書
危機状況にある患者・家族の危機の分析と看護介入(事例集) 小島操子編 金芳堂 2011 定価3800円
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
本科目を修得しないと成人看護学実習Ⅰを履修できません。
- 112 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10292091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
在宅看護演習
1. 在宅看護における関係機関などの役割を考察できる.
2. 在宅看護における日常生活援助と医療処置に関わる援助について考察できる.
3. 在宅療養者に必要な看護と看護以外の社会的資源を考察できる.
到達目標
授業計画
在宅看護を必要とする社会的背景
1
生活と在宅看護
2
在宅看護と権利擁護について
3
在宅看護とアセスメントの特徴について療養者と家族をアセスメントする.
4
在宅看護における看護技術について
5
在宅看護における日常生活援助①豊かな食生活と排泄を援助する
6
在宅看護における日常生活援助②清潔保持と感染症予防を援助する
7
在宅看護における日常生活援助③療養者と家族の環境を整える
8
在宅における医療処置と管理について①褥瘡ケアについて
9
在宅看護における医療処置と管理について②在宅経管栄養法について
10
在宅看護における医療処置と管理について③在宅人工呼吸法と在宅酸素療法について
11
医療処置と管理について④疼痛管理について
12
在宅看護とこれからの社会資源
13
介護保険法と在宅看護サービスについて
14
在宅介護のまとめ
15
なし
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
90
定期試験以外(授業内の課題・ 10
内容
筆記試験
演習
参加度・出席態度等)
0
なし
木下由美子編著,在宅看護論,医歯薬出版株式会社
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
唐澤 千登勢
在宅看護の特性と要件を理解する.また,対象の健康障害の種類や程度,発達段階,個別性を把握し,個々の生活背景に応じた在宅看護
を展開する上で必要な基本技術と方法論を学ぶ.在宅看護の特徴的な基本技術についロールプレイングを展開する.
授業の概要
その他
配当年次
4
なし
- 113 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10490091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
地域看護技術論
配当年次
3
開講期
前期
未定
公衆衛生学、社会学、心理学、医学、看護学の知識を活用し、人間のライフサイクル、ライフスタイルに応じた課題に対し、地域に住む個
人や集団に健康の維持増進を努めるよう、保健師活動における保健指導及び援助過程を学習する。①公衆衛生看護における保健師の役割と
保健指導②地域保健福祉活動〜母子保健指導、成人保健指導、高齢者保健指導、障がい者(児)保健指導、難疾病疾患者(児)保健指導、地域
精神保健指導、福祉分野における保健師活動、学校・産業保健活動③健康危機管理〜災害、感染症看護
授業の概要
到達目標
1 地域で展開される保健師の行う保健指導技術を学び、対象者の健康問題の特性に応じた効果的かつ具体的な支 援方法について理解する
ことができる。
2 地域で生活する個人・家族の健康レベルやライフステージをアセスメントすることができる。
3 個人・家族の健康課題の解決に向けて、主体性を尊重しセルフケア能力を高めるための支援計画から評価する一連の過程を理解するこ
とができる。
4 本人と家族のニーズに合わせた社会資源について考えることができる。
授業計画
1
2
ガイダンス
地域看護活動を担う保健師の役割
地域看護に用いる技術
保健指導の概念
保健指導技術
3
保健指導の展開:健康相談
4
保健指導の展開:健康診査
5
保健指導の展開:家庭訪問
6
7
8
9
10
11
家庭訪問演習
演習内容と方法について
課題:家庭訪問計画を個人で行い提出する。
家庭訪問計画の立案Ⅰ *グループワーク
情報収集とアセスメント:家庭訪問記録1-3をグループで取組む。
家庭訪問計画の立案Ⅱ *グループワーク
アセスメントから課題の抽出:家庭訪問記録1,2をグループで完成させる。
家庭訪問計画の立案Ⅲ *グループワーク
課題:家庭訪問記録1-3をグループで完成させて提出する。
家庭訪問の実際① *ロールプレイ
立案した支援計画に基づいて保健師役と対象者役を実践することで学びを共有し理解を深める。
家庭訪問の実際② *ロールプレイ
12
家庭訪問の実際③ *ロールプレイ
13
家庭訪問演習評価とまとめ
14
地域看護技術について
15
準備学習・事後学習
事前学習:授業計画を参考に、教科書および参考文献を活用して何を学びたいかや疑問を明確にし目的を持って受講する。
事後学習:学習したことを講義資料および教科書などで確認して振り返り、知識を定着させる。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
50%
定期試験以外(授業内の課題・参 50%
内容
個人課題、家庭訪問演習、受講態度を総合的に判断する。
加度・出席態度等)
その他
0
授業内で指示する。
定期試験および演習は、それぞれ60%以上の点数獲得で合格とする。詳細はガイダンスで説明する。
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
地域看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修要件である。
提出期限の過ぎた課題は受領しないため留意すること。
- 114 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10494091
教員氏名
授業の概要
2015/5/1
単位
1.0
地域組織活動論
配当年次
3
開講期
前期
未定
保健師として幅広い視野を持ち、地域のニーズを把握し、具体化及び施策化し、地域を対象とした活動を行うための基礎的能力を養う。①
地域における看護のアセスメントと演習②ヘルスプロモーション活動の実際③地域保健事業計画と評価④地域ケアシステムの構築⑤地域看
護管理
1 人々が生活してる地域の特性と健康課題を把握することができる。
2 地域看護活動を展開するために必要な知識と保健師の役割を理解することができる。
3 地域ケアシステムの構築と地域ケアコーディネーションの必要性について考えることができる。
到達目標
授業計画
1
ガイダンス
地域組織活動の歴史と概念
保健師による地域組織活動の展開
2
住民組織活動と保健師の役割
3
4
地域組織活動に関する理論と方法
地域診断の過程と実際
地域ケアシステムの構築とネットワーク化
5
6
7
8
9
10
11
12
地域診断演習1
1) 地域の特性と把握するための情報収集をする。
地域プロフィール表を作成し、地域をイメージして図示する。
様式:地域診断Ⅰ地域のプロフィール1‐6
地域診断演習2
2) 情報収集した情報を読み取り、地域の状況をアセスメントする。
様式:地域診断Ⅱ地域のアセスメント
地域診断演習3
3) アセスメントから地域の健康課題や生活上のニーズを抽出し優先順位とその根拠を考える。
4) 地域の健康課題と地域で実践している保健事業の関連性を考える。
5) 地域の健康課題と地域ケアシステムの関連性と考える。
様式:地域診断Ⅱ地域のアセスメント
地域診断演習4
4) 地域の健康課題と地域で実施している保健事業の関連性を考える。
5) 地域の健康課題と地域ケアシステムの関連性を考える。
様式:地域診断Ⅱ地域のアセスメント
地域診断演習5
4) 地域の健康課題と地域で実施している保健事業の関連性と考える。
5) 地域の健康課題と地域ケアシステムの関連性を考える。
6) 地域の特性に基づいた保健事業計画を作成する。
様式:地域診断Ⅲ保健事業計画書の作成
地域診断6
6) 地域の特性に基づいた保健事業計画を作成する。
様式:地域診断Ⅲ保健事業計画書の作成
課題:記録用紙地域診断Ⅰ-Ⅲをグループで1部提出する。
地域診断発表1
1) 実施した自治体の地域の概要や特徴、アセスメントおよび作成した保健事業計画について発表し意見交換する。
2) 自分たちが捉えた地域を他者の意見や考え方などを意見交換して、幅広い視点を養い再度地域診断を見直し精度を高める。
地域診断発表2
13
14
地域診断発表3
課題:発表後に記録用紙地域診断Ⅰ-Ⅲをグループで精度を高めて1部提出する。
地域診断のまとめ
15
準備学習・事後学習
事前学習:授業計画を参考に、教科書及び参考文献を活用して何を学びたいかや疑問を明確にし目的をもって受講する。
事後学習:学習したことを講義資料および教科書などで確認して振り返り、知識を定着させる。
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
70
定期試験以外(授業内の課題・参 30
内容
地域診断演習と授業への取り組み姿勢を総合的に判断する。
加度・出席態度等)
その他
0
授業内で指示する。
定期試験および演習は、それぞれ60%以上の点数獲得で合格とする。詳細はガイダンスで説明する。
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
地域看護学実習Ⅰ・Ⅱの履修要件である。
提出期限の過ぎた課題は受領しないため留意すること。
- 115 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10363091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
小児保健学
配当年次
3
開講期
前期
岩佐 有子
様々な小児保健保健統計から小児保健の動向を知り、健康の保持増進、疾病の予防について学習していく。また子どもの発達に応じた日
常生活の世話や現代の子どもの健康問題、QOLについて考察して小児看護の役割と機能について学習していく。
授業の概要
到達目標
1.小児各期の日常生活とその支援方法が理解できる
2.母子保健の動向と母子の保健を支える社会資源、制度について理解できる
3.健康問題・障害および入院が、小児とその家族に及ぼす影響について理解できる
4.小児の様々な健康問題、小児と家族に起こりやすい直面しやすい状況と看護について理解できる。
授業計画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
小児の発達段階に応じた世話と健康増進のための看護(1)
乳児の生活と支援:睡眠、清潔、排泄、遊び、母乳栄養と離乳食の意義と支援
小児の発達段階に応じた世話と健康増進のための看護(2)
幼児の生活と支援:基本的生活習慣の確立と支援(栄養と食事、睡眠と休息、清潔と着脱、トイレット・トレーニング)
小児の発達段階に応じた世話と健康増進のための看護(3)
幼児の生活と支援:遊びと社会性の発達、しつけの意義と支援
小児の発達段階に応じた世話と健康増進のための看護(4)
学童期の小児の生活と支援:基本的生活習慣の獲得とセルフケア、学校保健と安全教育
小児の発達段階に応じた世話と健康増進のための看護(5)
思春期の小児の生活と支援:思春期の健康問題
母子保健の動向と小児保健統計(1)
母子保健の目的と動向
母子保健の動向と小児保健統計(2)
小児の事故防止と予防接種
母子保健の動向と小児保健統計(3)小児医療の場と看護の特徴
小児科外来・小児病棟・在宅ケアそれぞれの看護の役割と機能
健康問題・障害及び入院が小児に及ぼす影響と看護(1)
各発達段階における小児の病気と入院が小児と家族に及ぼす影響:発達課題と危機
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(1)
活動制限を要する小児と家族、活動制限の影響、感染予防の必要がある小児と家族、感染経路と防止
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(2)
痛みのある小児と家族、痛みの理解と緩和
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(3)
急性的経過をたどる健康問題/障害と看護
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(4)
慢性的経過をたどる健康問題/障害と看護
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(5)
ターミナル期の小児と家族への看護、インフォームド・コンセントと告知、QOLと苦痛の緩和
小児と家族に起こりやすい・直面しやすい状況と看護(6)
先天的障害をもつ小児と家族への看護、受容過程と成長過程、在宅ケア
小児保健学のまとめ
小児看護学概論を復習するとともに、教科書を読んでくると、授業が分かりやすい。事後は課題のレポートを出す場合がある。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
なし
講義内容に応じた、レポート課題を掲示します。
参加度・出席態度等)
その他
0
なし
ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護
教科書
子ども資料年鑑 国民衛生の動向 子ども白書
参考文献
履修条件
留意事項等
小児看護学概論を復習して、授業に臨むとより理解しやすい。
- 116 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10312091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
産業保健学
配当年次
3
長多 好恵
現在の産業保健の制度を学び、産業保健現場における看護師の役割を覚える。
授業の概要
看護師として知っておかなければならない現在の産業保健の制度を覚える。
到達目標
授業計画
社会政策、社会保障における産業保健の意義を学ぶ。
1
産業現場で問題となっている過重労働や格差社会について学ぶ。
2
労働者の健康の基盤となる産業保健の制度を学ぶ。
3
産業現場における特定健診、特定保健指導、健康増進対策、第二次健康日本21について学ぶ。
4
労働者の作業等の管理について学ぶ。
5
産業現場における法的規制対象物質、特に、アスベスト対策について学ぶ。
6
労働者の健康管理について学ぶ。
7
産業現場における法的規制対象物質、特に、ホルムアルデヒド対策と発がん性有機溶剤について学ぶ。
8
労働者と関係する医療制度について学ぶ。
9
産業現場における電離放射線被曝について学ぶ。
10
労働者が加入する公的医療保険制度、私的医療保険制度について学ぶ。
11
産業現場におけるメンタルヘルスの基礎について学ぶ。
12
東京電力福島第一原子力発電所の事故による労働者被曝の実態を学ぶ。
13
産業現場におけるメンタルヘルスの実際的対策について学ぶ。
14
産業現場における身体障害者、知的障害者、精神障害者の雇用について学ぶ。
15
特にない。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・参 100
内容
実施しない。
毎回、授業の最後に小テストを行い、それを総合的に評価する。
加度・出席態度等)
その他
0
特に指定しない。
特にない。
教科書
特に指定しない。
参考文献
履修条件
留意事項等
毎回、講義の最後に小テストを行い、その採点結果が一定以上であることを履修条件とする。
- 117 -
開講期
前期
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10488091
教員氏名
授業の概要
到達目標
2015/5/1
単位
2.0
地域看護学実習I
配当年次
3
開講期
後期
未定
地域を対象として展開する地域看護活動を体験し、地域看護活動の基本的な視点及び看護職の役割を理解する。対象を個人のみではなく、
家族・集団・地域社会としてとらえ、地域の健康問題を予防・解決していく保健師の支援のあり方の実際を学ぶ。保健所や市町村におい
て、家庭訪問や集団を対象とした健康支援など基本的な保健指導の体験、生活習慣病予防、介護予防、虐待防止などの保健師活動の実践を
体験する。
1.保健所、市町村(保健センター等)の機能と保健活動がわかる。
1)保健所、市町村(保健センター等)で実施される保健事業がわかる。
2)保健所、市町村(保健センター等)で実施される保健活動のマンパワーがわかる。
3)保健所、市町村(保健センター等)の役割と連携の実際がわかる。
2.個人、家族が生活している地域における看護活動の展開がわかる。
1)地域診断と保健事業を結びつけて考察することができる。
3.地域看護活動における看護援助方法がわかる。
1)家庭訪問の実際について学ぶ。
2)健康教育の実際について学ぶ。
3)実習期間中に経験できる健康相談、健康診査等の実際について学ぶ。
授業計画
詳細については地域看護学実習Ⅰ要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
地域看護学実習Ⅰ要項参照
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・参 100
内容
なし
実習参加態度・提出課題内容等
加度・出席態度等)
その他
0
なし
オリエンテーション時に提示
教科書
オリエンテーション時に提示
参考文献
履修条件
留意事項等
地域看護学概論・地域看護技術論・地域組織活動論・家族援助論・健康教育論・医療統計学・公衆衛生学・保健福祉行政論・産業保健学を
修得していることを条件とする。
- 118 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10489091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
地域看護学実習II
配当年次
4
開講期
前期
唐澤 千登勢
地域の生活集団を対象とした看護活動について,保健師活動の実際から地域の健康問題の把握や活動展開方法を学び,健康教育・健康相
談・家庭訪問などの実践を通して地域看護援助方法を習得する.また地域看護活動における地域看護援助方法の位置づけと特徴を理解す
る.
授業の概要
到達目標
1. 在宅療養者とその家族への看護を理解する.
1)在宅療養者及び家族の特性を健康レベル,発達段階,生活背景から理解する.
2)在宅療養者及び家族の健康状態や生活状況から,看護上の問題点を明らかにして援助計画を立案し,実施・ 評価する.
2. 地域の人々の生活を支援する社会資源とその活用方法を理解する.
1)在宅療養者に必要な社会資源を理解し,その内容を理解することができる.
2)在宅療養生活を支援する保健・医療・福祉職との協働の意義を理解する.
3)対象者及び家族の健康問題解決のために行われている他の関係機関との連携方法を理解することができる.
授業計画
詳細は地域看護学実習要項Ⅱを参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
地域看護学実習Ⅱ要項参照
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 100
内容
なし
実習参加態度,提出課題内容等
参加度・出席態度等)
その他
0
オリエンテーション時に提示
教科書
なし
参考文献
履修条件
留意事項等
地域看護学概論,地域看護技術論,地域組織活動論,家族援助論,健康教育論,医療統計学,公衆衛生学,保健福祉行政論,産業保健学
を習得していることを条件とする.
- 119 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10787091
教員氏名
2015/5/1
単位
1.0
老年看護学実習I
詳細については老年看護学実習Ⅰ実習要項を参照
到達目標
授業計画
詳細については老年看護学実習Ⅰ実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
オリエンテーションで提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 0
内容
参加度・出席態度等)
100
詳細については老年看護学実習Ⅰ実習要項を参照
オリエンテーションで提示する。
教科書
オリエンテーションで提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
後期
高岡 哲子
疾病や障害をもちながら自己の可能性を探索しつつ生きる高齢者について理解を深める。聴取・観察・測定を通して、高齢者の健康障
害および生活障害を把握するために必要な情報を収集し、プラスの要因を最大限に助長し、マイナス要因の最少化をはかるケアを考え
る。また、高齢者の生活歴や生活信条を知り、高齢者の積極的な生き方を見い出すことにより、高齢者の人生と人格を尊重する態度を身
につけることを目的とする。また、高齢者と家族を取り巻く保健・医療・福祉システムの現状を知り、そこに期待される看護の役割につ
いても学ぶ。
授業の概要
その他
配当年次
3
オリエンテーションで提示する。
- 120 -
北海道文教大学 平成27年度 看護学科 シラバス
科目名
10788091
教員氏名
2015/5/1
単位
2.0
老年看護学実習II
詳細については老年看護学実習Ⅱ実習要項を参照
到達目標
授業計画
詳細については老年看護学実習Ⅱ実習要項を参照
1
なし
2
なし
3
なし
4
なし
5
なし
6
なし
7
なし
8
なし
9
なし
10
なし
11
なし
12
なし
13
なし
14
なし
15
オリエンテーションで提示する。
準備学習・事後学習
成績評価の方法
区分
定期試験
割合(%)
0
定期試験以外(授業内の課題・ 0
内容
参加度・出席態度等)
100
詳細については老年看護学実習Ⅱ実習要項を参照
オリエンテーションで提示する。
教科書
オリエンテーションで提示する。
参考文献
履修条件
留意事項等
開講期
前期
高岡 哲子
療養生活をおくる高齢者は、加齢による変化と病気などが複雑に絡み合い、生活の質を低下させている。そのため、老年看護では高齢
者を統合的に捉え援助する能力が必要となる。また、健康障がいや生活障がいの程度の差はあるが、高齢者自身が持っている力を発揮
し、自律に向かえるように支援することが大切である。そのため本実習においては、老年看護学概論、老年看護学健康論、老年看護学援
助論で得た知識を活用し、高齢者理解を深め、個人にあった看護過程の展開を実践する。
授業の概要
その他
配当年次
4
オリエンテーションで提示する。
- 121 -