森光玲雄臨床心理士 ネパール地震救援事業活動報告

第 6 報 2015/06/04
■森光玲雄臨床心理士
ネパール地震救援事業活動報告
森光心理士のネパールにおける活動
を報告致します。
森光心理士の調整により PSS 活動
の課題となっていた PSS 担当ボラン
ティアの採用とその研修が実施され、
被災地での PSS 活動は進展をみせて
水やりが大事だよ!
C 日本赤十字社)
○
います。研修後、ボランティアは被害の大きい 5 郡へ割り振られ、
Child-Friendly-Space(CFS)の運営にあたるようです。
また、達成感及び連帯感の強化を目
的に診療所前に花壇の設置をし、女性
や高齢者をターゲットとしていたよう
ですが、子どもが多く興味を示し、約
30 人が参加しました。憩いの場とし
花を植えたみんなとの一枚
C 日本赤十字社)
○
て、毎日人々を巻き込みながら、水や
りを日常化し、今後の活動を構造していくようです。
さらに、診療所前にCFSが設置され、子どもや周辺住民にとって馴染
みの場所になっているようです。大人がギターを持って現れ、子どもたち
を誘って歌を歌い、リズムに合わせて踊ったりするなど、地元の遊びが
次々に自然発生的に展開され、子どもたちがいきいきと集団遊びをする姿
が見られ始めたようです。
任期も残りわずかとなりました。最後まで体調に留意され、帰国される
ことを祈念致します。
総務人事課
社会係