特色ある学校づくりに係る資料(平成27年度) 学番 Ⅰ 82 学校名 県立羽茂高等学校 校長氏名 山川 徹也 校長として目指している学校像 羽茂高等学校は、各学年2学級・全校6学級の小規模校ですが、少人数であることを 教育上のプラス要素として、その特長を最大限に活かし、生徒、保護者にとって魅力あ る学校づくりを目指します。その中で生徒が高校生として取り組まなければならない学 習、スポーツ、文化活動に積極的に打ち込むことのできる、生き生きとした学習環境づ くりに努力します。その目標を達成するため、次の3点に取り組みます。 ①「確かな学力」「正しい職業観」「健やかな心身」の育成を図るため、生徒の個性に応 じた丁寧な学習指導、進路指導、生徒指導の実践を目指します。 ②生徒が将来の生き方を考えることのできる多くの機会を設定し、生徒が目標に向かっ て主体的に努力し、教職員がそれを支援し、進路希望を達成できる学校を目指します。 ③生徒の健やかな成長のために、教職員、保護者が協力して積極的に情報発信し、地域 に愛され、地域とともに歩む学校を目指します。 Ⅱ 学校の目標を実現するために必要な教師像 教育には情熱が不可欠、生徒・保護者に対しその思いをしっかりと伝えるためには教 育技術も重要です。羽茂高等学校の学校づくりには次のような教師を求めています。 ①魅力ある学校づくりに対して、主体的に考え、積極的に行動する教師 ②学校運営に対して、広い視野を持ち、進んで企画し、緻密に実行する教師 ③基礎学力向上に対して、十分な教科指導力を持ち、生徒に達成感を与えられる教師 ④進路指導に対して、情報の収集力、分析力、活用力を身に付けている教師 ⑤生徒指導に対して、高等学校の発達段階における生徒の心身について広い知識を持ち、 穏やかで毅然とした態度を身に付けている教師 Ⅲ オンリーワンスクールの取り組み 羽茂高等学校は、佐渡市内の県立高校や中等教育学校と連携して「グローバル人材育 成の推進」に取り組んでいます。 「Seize your dreams on the global stage!~歴史と文化の島佐渡から世界にはばた け~」を合言葉に、世界に向けて視野を広げる活動に取り組むとともに、日本及び郷土 文化の理解を深め情報を適切に発信できる情報発信型グローバル人材の育成を目指して います。 また、地域に伝わる郷土芸能を伝承し発信する活動を展開しており、郷土芸能部が全 国大会に出場するなど活躍しています。 Ⅳ 保護者の皆様へ ~家庭との連携を目指す教育活動~ 高校3年間で、生徒の心身は大きく成長します。人生において、この時期の成長はか えがえのないものです。生徒の成長を将来に向けて確かなものにするためには、学校と 家庭がそれぞれの役割を果たし、生徒を支援することが重要です。すべての生徒の成長 のために保護者の皆様には、特に次の3点についてご協力をお願いします。 ①家庭で、社会常識についての保護者の考えを伝え、生徒に考えさせてください。 ②家庭での学習習慣を確立させるよう、学習環境を整えてください。 ③生徒の将来の進路について、生徒の思いを丁寧に聞く機会を持ってください。
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