2章 形状加工コマンド 1. 素材形状の作成 (BLANK) page 3~5 2. プロファイル加工 (MCONT) page 6~27 3. 平面加工 (MPLAN) page 28~40 4. ポケット加工 (MPOCK) page 41~47 5. カーブ加工 (MCURV) page 48~50 6. 突き加工 (MVERT) page 51~55 7. マニュアル加工 (MMANU) page 56~60 第 2 章.形状加工コマンド ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-2 第 2 章.形状加工コマンド 1.素材形状の作成(BLANK) モデルデータを参照して素材形状を作成します。 作成した素材形状は面加工、ポケット加工の素材として定義できます。 1-1. BLANK コマンド使用手順 1. アイコン選択 2. 作成素材形状の選択,パラメータ設定 直方体素材 Elements Offset Axis 垂直オフセット(鋳物)素材 加工形状 オフセット量 軸 輪郭指定の直方体素材 Elements Offset Curves Axis 加工形状 オフセット量 輪郭カーブ 軸 Elements Offset Toleran. Axis 加工形状 オフセット量 形状作成精度 軸 6 面オフセット(鋳物)素材 Elements Offset Toleran. Axis 加工形状 オフセット量 形状作成精度 軸 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-3 第 2 章.形状加工コマンド 複数層からなる積層素材 NEW EDIT Blank Length X Length Y Length Z ADD APPLY CONFIG 設定後、 新規作成 編集 ブランク番号及び基準ポイント選択 X 長さ Y 長さ Z 長さ 既存素材を追加(リスト作成時に、既存素材を合わせて出力) 作成 マウスドラッグによる伸縮単位 で次に進みます。 3. 素材形状の調整 (例)直方体素材の場合 選択モデルの最大値が入力されま す。 数値入力により素材寸法変更可能。 直方体,輪郭指定で作成された素材はトポロジで作成されます。 オフセットで作成された素材はメッシュで作成されます。 で素材形状作成終了です。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-4 第 2 章.形状加工コマンド 素材は BLANK コマンドで作成する他、下記形状も定義できます。但し、形状が閉じていることが 条件となります。 ・ Tebis の CAD 機能で作成した形状(トポロジ) ・ IGES データで受け取った形状(トポロジ) ・ STL データで受け取った形状(メッシュ) 直方体素材 輪郭指定の直方体素材 6 面オフセット素材 積層素材 垂直オフセット素材 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-5 第 2 章.形状加工コマンド 2.プロファイル加工(MCONT) 側面加工を行います。 2-1. MCONT コマンド使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 Folder Select Filter 対象フォルダを選択 工具使用履歴を表示 フィルター表示(次頁参照) バーをクリックすることにより、項目毎のソー トができます。また、バーをドラッグして、表 示順を入れ替えることが可能です。 OK 確定してメニューを閉じる DETAIL 工具の詳細表示(次頁参照) EDIT 工具の修正、新規登録 CANCEL キャンセルしてメニューを閉じる ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-6 第 2 章.形状加工コマンド フィルターの使用 チェックしたパラメータのみが適用されます。 Tool type Name Cutter type Cut. material Machining group Category Material Connection Diameter Program. length Insert depth Total length of to Search in all sub folders ツール種類 ツールセット名 カッター種類 ツール素材 加工機種類 加工工程種類 被削材 結合種 カッター径 首下長 切削有効長 ツールの全長 検索最小値 検索最大値 サブフォルダー以下も検索 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-7 第 2 章.形状加工コマンド DETAIL 表示 Type Comment Identifier Unit ツールの種類 コメントの入力 識別番号の入力 単位系の表示 表示画面上でマウス操作を行うことで、図形同 様に移動・拡大の操作を実行できます。 さらにコンテキストメニューから以下の操作 が可能です。 Nom. diameter Insert length Total length Connection ツール直径の表示 切削有効長の表示 トータル長さの表示 結合種の表示 Number of edges Rotation CW/CCW Cutting data Internal cooling 刃数の表示 回転方向の表示 ツール素材の表示 内部冷却ツール Wire-frame(デフォルト) ワイヤーフレーム表示 Shaded シェーディング表示 Calculation contour 計算モデル表示 Center 全体表示 LIST リスト表示に戻る ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-8 第 2 章.形状加工コマンド 3. パラメータ設定 2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 Contour Surfaces (立壁面) (P2-10 図 1 参照) Elements 加工対象壁面選択(複数選択可) Sections 加工範囲指定(P2-10 図 2 参照) Area XY 方向の範囲指定(カーブ選択) Z-offset Z オフセット Wall thick. 板厚 Stock allow. 残し代(仕上げ代) Orientation 加工方向指定 Manual 手動 Finished part 自動(Finished part の表方向) Base surfaces(底面) Elements Wall thick. Stock allow. 加工対象底面選択(複数選択可) 板厚 残し代(仕上げ代) Protected surfaces(干渉対象設定) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow. 残し代(仕上げ代) Blank(素材) Standard Thickness Allowance Z+ Allowance ZSelection Elements Allowance Allowance ZLimitation Previous job Job Allowance Allowance ZLimitation Previous tool Tool Allowance Z+ Allowance ZMin. residue thick 加工対象面から計算 板厚 +Z 方向余裕代 -Z 方向余裕代 既存素材形状を選択 素材選択(複数選択可) 余裕代 -Z 方向余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) 前工程から参照 前工程 Job 余裕代 -Z 方向余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) 前工具から参照 前工具 +Z 方向余裕代 -Z 方向余裕代 追加加工残り量(P2-10 図 3 参照) ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-9 第 2 章.形状加工コマンド 図 1:Contour Surface について Orientation:Manual で contour surface 選択時は加工方向が赤色のベクトルで表示されます。 ベクトルを選択すると方向が切り替えられますので、加工方向に注意しましょう。 図 2:Sections について 選択したカーブのエリアのみにツールパスを作成します。 指定カーブ Section 指定 あり Section 指定 なし 図 3:Min. residue thick 前工具の加工残り量に対する追加量(オフセット値)を指定します。 Min.residue thick = 0mm Min.residue thick = 2mm ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-10 第 2 章.形状加工コマンド 4. パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MCONT には次の 3 種類/5 パターンの加工手法があります。 Rouph Finishing side Z-constant Z-constant Z-variable Z-variable Chamfer milling Z-constant ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-11 第 2 章.形状加工コマンド Rouph Z-constant Z 一定粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Gap tolerance Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Synchronized Vertical(垂直方向) Correct None Tip Reference Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Limitation bottom Standard Optimized XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 エリア自動結合の許容距離 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 往復 ダウンカット アップカット 素材最大外形を参照した パスを作成(P2-14 図 4 参照) ※Blank を Selection か Previous job に指定している場合 パス作成基準位置指定 無し 先端 Reference 位置 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 加工エリアの最適化 (P2-14 図 5 参照) 最適化無し 最適化有り Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path Blank Calculation 精度 輪郭パスのコーナー半径 (P2-15 図 6 参照) 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-12 第 2 章.形状加工コマンド Z-Variable Z 可変粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Gap tolerance Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Syncronized Vertical(垂直方向) Correct None Tip Reference Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Limitation bottom Standard Optimized Guide elem. XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 エリア自動結合の許容距離 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 素材最大外形を参照した パスを作成(P2-14 図 4 参照) ※Blank を Selection か Previous job に指定している場合 パス作成基準位置指定 無し 先端 Reference 位置 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 加工エリアの最適化 (P2-14 図 5 参照) 最適化無し 最適化有り ガイドカーブ(1 本 or 2 本) (P2-15 図 7 参照) Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面仕上げパス作成 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Max. slope angle 最大傾斜角 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-13 第 2 章.形状加工コマンド Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path Smoothing height Off Fine Raw Max. slope angle 精度 輪郭パスのコーナー半径 (P2-15 図 6 参照) 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング 高さ方向のスムージング スムージングなし スムージングレベル小 スムージングレベル大 最大傾斜角 図 4:Syncronized について 安全に加工する為、全層に最大エリアでツールパスを作成します。 素材選択時及び前工程からのストック引き継ぎ時に使用可能です。 OFF 時 ON 時 図 5:Limitation bottom について 加工エリアを指定プロファイル面に合わせて最適化します。 Limitation bottom : Standard(最適化無し) Limitation bottom : Optimized(最適化有り) ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-14 第 2 章.形状加工コマンド 図 6:Quality について ツールパスへ R 付けを行います。 Rounding Path Rounding contour Smoothing path 壁沿いツールパスへ 壁沿いツールパスの ツールパス全体を コーナーR 付け 内側へコーナーR 付け スムージング 図 7:Guide elem.について Guide elem.を選択しない 場合、加工面の上側エッジ を-Z 方向に一定オフセッ トしたパスを作成します。 Guide elem.で下側エッジ を選択した場合、+Z 方向に 一定オフセットしたパスを 作成します。 Guide elem.で上下のエッ ジを選択した場合、両方を オフセットした可変ピッチ のパスを作成します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-15 第 2 章.形状加工コマンド Finishing side Z-constant Z 一定仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Overlap Absolute value Tool diameter Gap tolerance Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Path type Center Center RC Contour Double path Synchronized パス延長 ミリ指定 工具径%指定 エリア自動結合の許容距離 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 往復 ダウンカット アップカット 径補正 径補正なし 工具中心補正 ゼロオフセット補正 2 回加工 素材最大外形を参照した パスを作成(P2-14 図 4 参照) Vertical(垂直方向) Correct パス作成基準位置指定 None 無し Tip 先端 Reference Reference 位置 Depth of cut Z ピッチ Absolute value ミリ指定 Tool diameter 工具径%指定 Depth of cut Cutting data 内の ap 値指定 Sorting パス作成順 Package 領域優先 Plane 高さ優先 Limitation bottom 加工エリアの最適化 (P2-14 図 5 参照) Standard 最適化無し Optimized 最適化有り Quality Chord error Rounding contour 精度 輪郭パスのコーナー Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-16 第 2 章.形状加工コマンド Z-Variable Z 可変仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Overlap Absolute value Tool diameter Gap tolerance Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Path type Center Center RC Double path Syncronized Vertical(垂直方向) Correct None Tip Reference Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Limitation bottom Standard Optimized Guide elem. Quality Chord error Rounding contour Smoothing height Off Fine Raw Max. slope angle パス延長 ミリ指定 工具径%指定 エリア自動結合の許容距離 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 径補正 径補正なし 工具中心補正 2 回加工 素材最大外形を参照した パスを作成(P2-14 図 4 参照) パス作成基準位置指定 無し 先端 Reference 位置 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 加工エリアの最適化 (P2-14 図 5 参照) 最適化無し 最適化有り ガイドカーブ(1 本 or 2 本) (P2-15 図 7 参照) 精度 輪郭パスのコーナー半径 高さ方向のスムージング スムージングなし スムージングレベル小 スムージングレベル大 最大傾斜角 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-17 第 2 章.形状加工コマンド Chamfer milling Z-constant Geometry(図形) theoretical Depth limited Horizontal(水平方向) Overlap Absolute value Tool diameter Gap tolerance Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Path type Center Center RC Vertical(垂直方向) Correct None Reference Cutting mismatch Z 一定仕上げ加工 面取りモデリング無しの場合 面取り量 面取りされたモデルの場合 (P2-19 図 8 参照) パス延長 ミリ指定 工具径%指定 エリア自動結合の許容距離 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 径補正 径補正なし 工具中心補正 パス作成基準位置指定 無し Reference 位置 切削位置のオフセット量 (P2-19 図 9 参照) Quality Chord error Rounding contour 精度 輪郭パスのコーナー半径 Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-18 第 2 章.形状加工コマンド 図 8:Geometry について Theoretical の場合 Limited の場合 Depth 選択面 選択面 図 9:Cutting mismatch について (例 1)Cutting mismatch=0 の場合 (例 2)Cutting mismatch=1 の場合 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-19 第 2 章.形状加工コマンド 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 PB PE FB FE CB CE 最初のエントリーに使用するマクロを選択 最後のイクジットに使用するマクロを選択 異なる階層のエントリーに使用するマクロを選択 異なる階層のイクジットに使用するマクロを選択 途中のエントリーに使用するマクロを選択 途中のイクジットに使用するマクロを選択 これらを選択すると、次頁のマクロ選択画面が表示さ れます。 (P2-21 図 10 参照) Inc 軸方向エントリー/イクジット距離 Pos エントリー/イクジット高さ None なし Element 指示面(Position 内の Element で指示) Z-val. ホーム Z 高さ(Position 内の Z-val.で指示) Combi Element と Z-val.の高い方を適用 Position Element Z-val. このチェックを付けたパラメー タのみが適用されます。2 つ目 以 降 は チ ェ ッ ク を 付 け るだ け で、設定済みのマクロが適用さ れます。 Safety Protected Elements Positi 選択要素までトラバース(面・カーブ選択) ホーム Z 高さ(逃げ Z 高さ) Safety Edit Position Optimize Z 切り込み&回避クリアランス距離 加工開始時の G0 から G1 への切り替え点 安全クリアランス Off、Field、All Z あがりの最適値 (P2-24 図 11 参照) Stepover Radius G0 Radius G1 Prev. path ピック移動設定 G0 部分の R(P2-25 図 12 参照) G1 部分の R(P2-25 図 12 参照) ON(リンクパス)OFF(P2-25 図 13 参照) Plunge Vertical Positions Helix Angle Radius Positions Helix always Angle Radius Positions Ramp Angle Positions Z 方向進入設定 垂直アプローチ 進入位置指定 らせんアプローチ (素材進入箇所のみ) Z 方向の侵入角度(P2-25 図 14 参照) らせんアプローチ時の半径 進入位置指定 らせんアプローチ Z 方向の侵入角度(P2-25 図 14 参照) らせんアプローチ時の半径 進入位置指定 ランプアプローチ Z 方向の侵入角度(P2-25 図 14 参照) 進入位置指定 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-20 第 2 章.形状加工コマンド 図 10:マクロ選択について Folder Select Filter 対象フォルダを選択 最近使用したマクロを表示 フィルター表示(次頁参照) DETAIL EDIT マクロの詳細表示(次頁参照) マクロの編集 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-21 第 2 章.形状加工コマンド フィルターの使用 チェックしたパラメータ のみが適用されます。 Name マクロ名 Macro type マクロタイプ Extension 接線延長長さの入力 Radius 円弧半径の入力 Angle 円弧角度の入力 Distance 円弧後の接線延長長さの入力 of 検索最小値 to 検索最大値 Search in all sub folders サブフォルダーも含め適用 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-22 第 2 章.形状加工コマンド DETAIL 表示 Type Comment 種類 コメントの入力 Extension Radius Angle Distance 接線延長長さ(工具径 % or ミリ設定) 円弧半径(工具径 % or ミリ設定) 円弧角度 円弧後の接線延長長さ (工具径 % or ミリ設定) LIST EDIT リスト表示に戻る マクロの編集 表示画面上でマウス操作を行う ことで、図形同様に移動・拡大の 操作を実行できます。 さらにコンテキストメニューか ら以下の操作が可能です。 Center 全体表示 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-23 第 2 章.形状加工コマンド 図 11:Optimize について 「Off」の場合 リンクパスは全て G01 の移動になり、 異なるエリアでのリンクパスは Safety-Position までの移動になります。 「Field」の場合 同じエリア間でのリンクパスは G01 での移動になり、異なるエリア間での リンクパスは G00 で Safety-Position 高さで の移動になります。 「All」の場合 リンクパスは全て G00 での移動に なり、異なるエリアでのリンクパスは Safety-Position 高さでの移動になります。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-24 第 2 章.形状加工コマンド 図 12:Stepover-Radius について 図 13:Stepover-Prev.path について 図 14:Plunge-Angle について ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-25 第 2 章.形状加工コマンド 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 Machine Head Ref. point Work. plane Tilt dir. Reference ヘッド形状の選択 基準座標系の選択 (省略時はアクティブ座標系) 作業平面の選択(省略時は Z 軸) 加工軸の選択(省略時は Z 軸) CL 作成ポイント Technology Spindle speed N Feed Vf Feed Vz Feed Vt Feed Vr Feed Vv Feed Ve 加工機グループの選択 カテゴリーの選択 加工素材の選択 (グループ毎の条件設定可能) 回転数 切削送り速度 ステップ部分の送り速度 アプローチ部分の送り速度 Plunge ang.で指示した斜め 切り込み部分の送り速度 工具両刃当り部分の送り速度 コーナー部分の送り速度 クーラントの選択 7. ツールパス作成・計算の実行 Tebis のツールパス計算には実行モードが 3 種類あります。 自動計算の他、ステップ・バイ・ステップと呼ばれる対話形式、 「NC JOB」メニューにより 工程の登録や過程を保存する計算方法があります。 スタートアイコンを選択します。 加工開始位置の切り替え 自動計算 ステップ・バイ・ステップ対話 形式により加工順の指定などが可能 JOBMANAGER へ登録 キャンセル ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-26 第 2 章.形状加工コマンド 8. ステップ・バイ・ステップ 対話形式により、さらに最適なツールパスを作成することが可能です。 を選択します。 加工対象選択解除 加工対象が緑色、非対象が赤色で表示されます。 加工対象箇所を選択することで対象、非対象を任意に切り 替えることができます。 を選択します。 加工順確認 現在の加工点が黄色で表示されます。 他の加工点を選択する事で並べ替えが可能です。 を選択すると、ツールパスが作成されます。 干渉チェックや動きの確認ができます。 完成したツールパスは SAVE ボタンで終了してください。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-27 第 2 章.形状加工コマンド 3.平面加工(MPLAN) 平面加工を行います。 3-1. MPLAN コマンド使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定 1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-28 第 2 章.形状加工コマンド 3. パラメータ設定 2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 Planar surfaces Elements Area Z-offset Wall thick. Stock allow Rectangle Off Single Global (加工対象設定 - 青色) 加工対象底面選択(複数選択可) XY 方向の範囲指定(カーブ選択) Z オフセット 板厚 残し代 加工エリア最適化 (P2-30 図 15 参照) 加工エリア輪郭に沿う 加工エリア単位を矩形と認識 加工エリア全体を矩形と認識 Flank surfaces(加工対象設定 - 水色) Elements 加工対象壁面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代 Protected surfaces(干渉対象設定 - 赤色) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代 Blank(素材設定) Standard Height Allowance Z Allowance XY Selection Elements Allowance Limitation Previous job Job Allowance Limitation Previous tool Tool Allowance Z Min. residue thick 加工対象面から計算 素材高さ Z 方向の余裕代 XY 方向の余裕代 (工具径% or ミリ設定) 既存素材形状を選択 素材 余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) 前工程から参照 前工程 余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) 前工具から参照 前工具 Z 方向余裕代 加工範囲制限 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-29 第 2 章.形状加工コマンド 図 15:Rectangle について Off Single Global 4. パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MPLAN には次の 3 種類/7 パターンの加工手法があります。 Rouph Finishing side Finishing ground Z-constant Axis parallel Axis parallel Concentric Concentric Contour parallel Contour parallel ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-30 第 2 章.形状加工コマンド Rouph Axis parallel 走査線粗加工 Horizontal(水平方向) Direction Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Path Field Cycle Any Climb Convent Synchronized Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane 加工方向 XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 パス方向優先 エリア優先 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 素材の最大外形を参照して パスを作成(P2-34 図 16 参照) ※Blank を Selection か Previous job に指定している場合 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Sequence 加工順 Before 先に壁面を加工 After 先に底面を加工 Quality Chord error Rounding contour Blank Calculation 精度 輪郭パスのコーナー半径 (P2-34 図 17 参照) 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-31 第 2 章.形状加工コマンド Concentric 領域オフセット粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent Synchronized Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 素材の最大外形を参照して パスを作成(P2-34 図 16 参照) ※Blank を Selection か Previous job に指定している場合 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path Blank Calculation 精度 輪郭パスのコーナー半径 (P2-34 図 17 参照) 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-32 第 2 章.形状加工コマンド Contour parallel Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent Syncronized Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane 壁オフセット粗加工 XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 素材の最大外形を参照して パスを作成(P2-34 図 16 参照) ※Blank を Selection か Previous job に指定している場合 Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path Blank Calculation 精度 輪郭パスのコーナー半径 (P2-34 図 17 参照) 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-33 第 2 章.形状加工コマンド 図 16:Syncronized について 安全に加工する為、全層に最大エリアでツールパスを作成します。 素材選択時及び前工程からのストック引き継ぎ時に使用可能です。 OFF 時 ON 時 図 17:Quality について ツールパスへ R 付けを行います。 Rounding contour Rounding Path Smoothing path 壁沿いツールパスへ 壁沿いツールパスの ツールパス全体を コーナーR 付け 内側へコーナーR 付け スムージング ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-34 第 2 章.形状加工コマンド Finishing side Z-constant Z 一定仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Overlap Absolute value Tool diameter Cycle Any Climb Convent Path type Center Center RC Contour Double path パス延長 ミリ指定 工具径%指定 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット 径補正 径補正なし 工具中心補正 ゼロオフセット補正 2 回加工 Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Quality Chord error Rounding contour 精度 輪郭パスのコーナー半径 Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-35 第 2 章.形状加工コマンド Finishing ground Axis parallel 走査線仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Direction Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Path Field Cycle Any Climb Convent 加工方向 XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 パス方向優先 エリア優先 加工サイクル 往 ダウンカット アップカット Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Sequence 加工順 Before 先に壁面を加工 After 後に壁面を加工 Quality Chord error Rounding contour 精度 輪郭パスのコーナー半径 Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-36 第 2 章.形状加工コマンド Concentric 領域オフセット仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 往復 ダウンカット アップカット Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path 精度 輪郭パスのコーナー半径 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-37 第 2 章.形状加工コマンド Contour parallel 壁オフセット仕上げ加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 往復 ダウンカット アップカット Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path 精度 輪郭パスのコーナー半径 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-38 第 2 章.形状加工コマンド 関連 CNF コマンド: 加工条件の「Path type」を「Profile」にセットすると、工具径補正を使用して、工具径を 0 として 製品輪郭と同一のツールパス作成できますが、その際の重要な設定です。 2.5 軸加工-ゼロ輪郭の設定 ・(DATA)-CNF-[2.5D Drilling and Milling]-[Milling] メニュー 2.5D Milling Bound.length Link tolerance 2.5D corrective path Macro dist. min. Macro extension min. Radius zero cont. min 2.5D Standard pockets Clearance diameter [%] Clearance stepover [%] Rest stepover Top Below Bound. Length のデフォルト値 接続精度(MPLAN) マクロの Distance 最小値(工具径補正時) マクロの Extension 最小値(工具径補正時) 工具半径以下の加工エリアの最小 R 値 (この R 値以下の円弧が輪郭に含まれる場合、 この値で補間されたツールパスが作成されます。 ) トロコイド加工パスの直径指定(工具径%指定) トロコイド加工パスのピッチ指定(工具径%指定) ピッチの調整量を最初に実施 ピッチの調整量を最後に実施 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-39 第 2 章.形状加工コマンド 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-40 第 2 章.形状加工コマンド 4.ポケット加工(MPOCK) ポケット加工を行います。 4-1. MPOCK コマンド使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定 1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-41 第 2 章.形状加工コマンド 3. パラメータ設定2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 4. Part surfaces(加工対象設定) Elements 加工対象面選択(複数選択可) Area XY 方向の範囲指定(カーブ選択) Z-cube Z 方向の範囲指定 (平面要素、プレーン選択) Wall thick. 板厚 Stock allow. 残し代(仕上げ代) Protected surfaces(干渉対象設定) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow. 残し代(仕上げ代) Blank(素材設定) Standard Height Allowance Z Allowance XY Selection Elements Allowance Limitation Previous job Job Allowance Limitation 加工対象面から計算 素材高さ Z 方向余裕代 XY 方向余裕代 (工具径% or ミリ設定) 既存素材形状を選択 素材 余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) 前工程から参照 前工程 余裕代 制限(工具径% or ミリ設定) ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-42 第 2 章.形状加工コマンド パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MPOCK には次の 1 種類/3 パターンの加工手法があります。 Rouph Axis parallel Concentric Contour parallel ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-43 第 2 章.形状加工コマンド Rouph Axis parallel 走査線粗加工 Horizontal(水平方向) Direction Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Path Field Cycle Any Climb Convent 加工方向 XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 パス方向優先 エリア優先 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Sequence 加工順 Before 先に壁面を加工 After 先に底面を加工 Quality Chord error Rounding contour 精度 輪郭パスのコーナー半径 Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-44 第 2 章.形状加工コマンド Concentric 領域オフセット粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path 精度 輪郭パスのコーナー半径 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-45 第 2 章.形状加工コマンド Contour parallel 壁オフセット粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Overlap Absolute value Tool diameter Sorting Inside Outside Cycle Any Climb Convent XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 パス延長 ミリ指定 工具径%指定 パス作成順 内→外 外→内 加工サイクル 指定なし ダウンカット アップカット Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Sorting Package Plane Z ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 パス作成順 領域優先 高さ優先 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Flank 壁面 Flank and ground 壁面と底面 Ground 底面 Intersect. XY 壁面に対する仕上げ代 Intersect. Z 底面に対する仕上げ代 Path type 径補正 Center 径補正なし Center RC 工具中心補正 Contour ゼロオフセット補正 Quality Chord error Rounding contour Rounding path Smoothing path 精度 輪郭パスのコーナー半径 輪郭以外のパスのコーナー半径 パスのスムージング Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-46 第 2 章.形状加工コマンド 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-47 第 2 章.形状加工コマンド 5.カーブ加工(MCURV) カーブを用いた加工を行います。 5-1. MCURV 使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定 1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 3. パラメータ設定 2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 Guide curves(ガイドカーブ設定) Curves カーブを選択(複数選択可) Depth 切り込み量 Protected surfaces (干渉対象設定) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-48 第 2 章.形状加工コマンド 4. パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MPOCK には次の 1 種類/1 パターンの加工手法があります。 Standard Center driven Standard Center driven Vertical(垂直方向) Correct None Tip Reference 無し 先端 Reference 位置 Quality Chord error 加工精度 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-49 第 2 章.形状加工コマンド 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 PB 最初のエントリーに使用するマクロを選択 PE 最後のイクジットに使用するマクロを選択 FB 異なる階層のエントリーに使用するマクロを選択 FE 異なる階層のイクジットに使用するマクロを選択 Inc 軸方向エントリー/イクジット距離 Pos エントリー/イクジット高さ None なし Element 指示面(Position 内の Element で指示) Z-val. ホーム Z 高さ(Position 内の Z-val.で指示) Combi Element と Z-val.の高い方を適用 Position Element 選択要素までトラバース(面・カーブ選択) Z-val. ホーム Z 高さ(逃げ Z 高さ) Direct connection リトラクト定義をしていなくても加工領域間 を G00 で移動 Safety Edit Position Optimize Z 切り込み&回避クリアランス距離 加工開始時の G0 から G1 への切り替え点 安全クリアランス Z 上がりの最適化 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-50 第 2 章.形状加工コマンド 6.突き加工(MVERT) 突き加工を行います。 6-1. MVERT コマンド使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定 1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-51 第 2 章.形状加工コマンド 3. パラメータ設定 2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 4. Part surfaces(加工対象設定) Elements 加工対象面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow. flank 壁面残し代(仕上げ代) Stock allow. base 底面残し代(仕上げ代) Orientation 加工方向指定 Manual 手動 Finished part 自動(Finished part の表方向) Protected surfaces(干渉対象設定) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代(仕上げ代) Blank (素材設定) Standard 加工対象面から計算 Thickness 素材厚さ Allowance Z+ +Z 方向余裕代 Allowance Z-Z 方向余裕代 Allowance XY XY 方向余裕代 (工具径% or ミリ設定) ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-52 第 2 章.形状加工コマンド パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MVERT には次の 2 種類/2 パターンの加工手法があります。 Rouph Axis parallel Finish Axis parallel ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-53 第 2 章.形状加工コマンド Rouph Axis parallel 走査線粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Cusp height Overlap Absolute value Tool diameter Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Cycle Any Climb Convent. Path type Center Center RC XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 ピッチ(カスプ高さ指定) パス延長 ミリ指定 工具径%指定 径方向切り込み量(粗加工のみ) ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 加工サイクル 指定無し ダウンカット アップカット 径補正 径補正なし 工具中心補正 Vertical(垂直方向) Direction Any Downward Upward 加工方向 指定無し 倣い下げ かけ上がり Quality Chord error 加工精度 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-54 第 2 章.形状加工コマンド Finish Axis parallel 走査線粗加工 Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 Cusp height ピッチ(カスプ高さ指定) Overlap Absolute value Tool diameter パス延長 ミリ指定 工具径%指定 Cycle Any Climb Convent. 加工サイクル 指定無し ダウンカット アップカット Path type Center Center RC 径補正 径補正なし 工具中心補正 Vertical(垂直方向) Direction Any Downward Upward 加工方向 指定無し 倣い下げ かけ上がり Quality Chord error 加工精度 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-55 第 2 章.形状加工コマンド 7.マニュアル加工(MMANU) 7-1. MMANU 使用手順 1. アイコン選択 2. パラメータ設定 1(工具選択) 工具アイコンを選択し、リストから使用工具を選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-56 第 2 章.形状加工コマンド 3. パラメータ設定 2(加工対象面・干渉面の選択) 図形選択アイコンを選択し、加工対象面・干渉面を選択します。 Planar surfaces(加工対象設定) Elements 加工対象面 Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代 Protected surfaces(干渉対象設定) Elements 干渉面選択(複数選択可) Wall thick. 板厚 Stock allow 残し代 Blank(素材設定) Standard Height Selection Elements Allowance Previous job Job Allowance 加工対象面から計算 素材高さ 既存素材形状を選択 素材 余裕代 前工程から参照 前工程 余裕代 ※加工対象面は青色表示、干渉面は赤色表示されます。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-57 第 2 章.形状加工コマンド 4. パラメータ設定 3(加工条件設定) 加工条件アイコンを選択し、パラメータを設定します。 MMANU には次の 1 種類/1 パターンの加工手法があります。 Rouph Center driven Rouph Manual Horizontal(水平方向) Stepover Absolute value Tool diameter Contact width Vertical(垂直方向) Depth of cut Absolute value Tool diameter Depth of cut Cycle Lace cut Rapid reverse XY ピッチ ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ae 値指定 径方向切り込み量(粗加工のみ) ミリ指定 工具径%指定 Cutting data 内の ap 値指定 往復 片道 Finish cut(同時仕上げ加工) Off 指定なし Ground 底面 Intersect . Z 底面に対する仕上げ代 Quality Chord error Rounding contour 精度 全パスのコーナーR Blank Calculation 加工後形状の作成 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-58 第 2 章.形状加工コマンド 5. パラメータ設定 4(マクロ設定=移動高設定) マクロ設定アイコンを選択します。 6. パラメータ設定 5(機械設定) 機械設定アイコンを選択します。 7. ツールパス作成・計算の実行 を選択します。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-59 第 2 章.形状加工コマンド 8. ステップ・バイ・ステップでの作成 Even 直線 Circ. tangential 接線円弧 Circle refpoints 3 点円弧 Rapid 早送り Endpoint ツールパスの軌跡を点で指定 Orthogonal ツールパスの軌跡を Tilt.dir(加工軸方向) の XY 軸方向だけに制限 Auto correction 自動干渉回避 NEXT、BACK で行き来 干渉チェックや動きの確認ができます。 完成したツールパスは SAVE ボタンで終了してください。 ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 2-60
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