4月 - こうほうえん

平成 27 年 4 月
第 206 号
「平成 27年度 社会福祉法人こうほうえん」入社式
「平成 27 年度こうほう
えん入社式」を 3 月 23
日、養和病院地域交流ホ
ールで行いました。
新規採用者 57 名が、決
意を新たに社会人とし
てのスタートを切りま
新入職員に歓迎の挨拶を述べる廣江理事長
した。
式の冒頭に、廣江研理事長から「一日も早く職場に慣れ親しみ、地域に貢献できる社会
人になっていただきたい」と歓迎の挨拶がありました。
入社式を終えると、6 日間にわたり新規採用者研修(こうほうえん研究発表会、座学、
施設見学)を行いました。
新入社員誓いの言葉
西村 夏光 (なんぶ幸朋苑 介護福祉士)
介護福祉士として働いていくうえで、自分の未熟さと常に向き合
い、ご利用者の人生に関わる責任ある一人として、日々努力と成長
を重ねていきたいと思っております。
何よりもご利用者にとって、より良い福祉を提供できるよう、法
人の互恵互助の精神のもと、精一杯努力して参ります。
先輩職員歓迎のことば 森谷 遼(にしまち幸朋苑 介護福祉士)
私たち専門職は、根拠に基づいたご利用者本位のケアや保育な
どのサービスを提供していく必要があります。その為には現状に
満足せず、今後は専門職として求められるスキルや知識を身に付
けて、こうほうえんの求める人財へと成長してください。
鳥取地区採用者
東京地区採用者
今年で 19 回目となる「こうほうえん研究発表
会」を 3 月 24 日、米子コンベンションセンターに
おいて開催しました。
廣江研理事長は開会挨拶で「本日の発表を皆さ
んで共有し、しっかりと学んでいただき明日から
の『こうほうえん』の力になればと思っています」
と述べました。
開会式の様子= 小ホール
会場には 436 名(外部 57 名含)が来場し、それぞれの課題に対する一年間の研究成果
を熱心に視聴されました。発表題数は、口演発表やポスター発表、木下準四郎基金発表、
ふれあい発表(他法人から 5 題)など、全 124 題です。
特別講演
テーマ: 社会福祉法人改革の歴史的意義と課題
-社会福祉法人に対する期待を込めて-
講演者: 田中 滋氏(慶應義塾大学 名誉教授)
田中氏は「地域包括ケアシステムは、今ある地元の資源
を把握し、ネットワークにして、繫ぎ目(顔の見える関係)
を良くすることが一番大事」と講演されました。
特別講演の田中氏= 小ホール
表彰(木下準四郎基金)
平成 27 年度「木下準四郎基金」に選考された研究を発表しました。
・研究名: 通所利用を当日中止した利用者の実態調査と今後の方向性を探る
申請者: 通所リハビリテーションいなば幸朋苑 介護福祉士 西村 真彦
「木下準四郎基金」とは・・・
こうほうえんの嘱託医として永年、貢献された木下先生が、退職される際に寄贈いた
だいたご厚意を、ケアを研究するための資金として活用させていただくために創設され
た基金です。毎年基金に申請し、選考された事業所が 1 年間かけて研究に取り組みます。
表彰(遠藤泰治賞)
特に優れた研究に対して贈られる「遠藤泰治賞」(優秀賞)が、
3 名の発表者に授与されました。
・テーマ: 自宅生活継続に向けた考察
発表者: 介護老人保健施設なんぶ幸朋苑 主任相談員 後藤 裕輔
・テーマ: 子どもの生活リズムが変わるか?
発表者: 岩淵保育園 保育士 山岸 香南
口演発表の後藤主任= 国際
会議室
・テーマ: きんかい幸朋苑における口腔ケアの質向上を目指した取り組み
発表者: 錦海リハビリテーション病院 言語聴覚士 櫃田 真由美
「遠藤泰治賞」とは・・・
他界されました、遠藤泰治元次長(法人本部 教育研修人財部)の功績を長く讃えたい
との思いが込められて創設された賞です。
介護老人福祉施設
村田直人
介護士
生まれ育った米子で仕事がしたいと思い、こう
ほうえんの職員になりました。介護に関する知
識・経験共に浅く、不安な気持ちもありますが、
明るく、元気に、一生懸命頑張りますので、どう
ぞよろしくお願いしたします。
介護老人福祉施設
西村夏光
介護士
自分の持つ知識や技術を過信することなく、ご
利用者や先輩方の姿から学び、吸収して少しずつ
成長していきたいと考えています。ご利用者や職
員の皆様から信頼していただけるような介護士
を目指して精一杯頑張りますので、よろしくお願
いします。
介護老人保健施設
谷口大介
介護士
趣味はスポーツで、ナイターで野球をやってい
ます。早く施設の雰囲気に溶け込んで仕事を覚え
られるよう、頑張ります。よろしくお願いします。
介護老人保健施設
佐保有理
介護士
私の目指す介護士像は、ご利用者と信頼関係を
築き、ご利用者の小さな変化にも気づけるように
なりたいです。
不安はたくさんありますが、分からないことは
質問して少しずつ覚えていきたいです。
これからよろしくお願い致します。
支え愛カフェ いしい
「支え愛カフェ いしい」
(オレンジカフェ)が 5 月のオープンに先立ち 3 月 30 日
米子市石井(石井公民館隣り)においてお披露目されました。地域のサポーターさん
の協力を得ての支え愛カフェとなりますので、今後も地域の誰もが立ち寄れる居場所
として展開していきます。なんぶエリアとしては「支え愛カフェ 永江」に続いて 2
店目のオレンジカフェです。
「支え愛カフェ」は、介護が必要になる前から身体の健康や認知症などの症状につ
いて気軽にお茶を飲みながら相談したり、話しができる地域の立ち寄り場所です。
なんぶ幸朋苑 苦情解決第三者委員会 開催
3 月 20 日 なんぶ幸朋苑 苦情解決第三者委員会を開催いたしました。
この委員会は、「社会福祉事業の経営者による福祉サービスに関する苦情解決の仕組
みの指針」(平成 12 年 6 月 7 日付)が示された事により、利用者の皆さんから寄せら
れる福祉サービスに関するご意見の対応方法を社会性や客観性をもって判断し、円滑・
円満な解決の促進につながるよう各施設に設置されています。
今回の委員会では、なんぶ幸朋苑に寄せられた、ご意見や転倒の事例等の報告から内
容・対応方法の確認を行い、委員の方々から、「~をしているから大丈夫」と思ってい
ると進歩は無い。大丈夫では無く、それでもまだと考え常に問題意識をもっている事が
大事との意見をいただきました。第三者の立場から、客観的に判断して頂く事で偏った
対応にならないよう努めています。
ケアハウス 開苑記念
4 月 1 日に開苑記念のお祝いをしました。平成 11 年に開苑し、今年 16 年を迎える事が
できました。これも皆様のおかげです。ありがとうございます。
お昼には、赤飯、天ぷら、茶碗蒸しなど頂きながら、
「今日は良いご馳走だなぁ~」と談
笑されていました。
開苑当時からのご利用の方は、
「最初は食堂もガラガラで広々してたもんだわ。」
「私も年
を取りましたが、益々のご発展を祈っています。」など、感想を寄せて頂きました。
今後も皆様と共に笑顔の溢れるケアハウスにしていきたいと思います。よろしくお願い致
します。
老健通信
なんぶ老健では 3 月 19 日、合奏ボランティアのひまわり倶楽部さんをお招きしました。
大きなプロジェクターに映し出された「きよしのズンドコ節」の振り付け映像を見ながら
一緒に踊ったり、演奏に合わせて手拍子をしながら歌ったりされ、参加されたご利用者の
まるでひまわりのような笑顔が溢れる楽しいひと時となりました。
担当地区:尚徳・成実・永江・五千石地区
米子市永江地区
認知症徘徊見守り模擬訓練
今回は、3 月 8 日(日)に実施されました「永江地区認知症徘徊見守り模擬訓練」の様
子をご紹介します。永江地区は昨年もこの徘徊模擬訓練を実施した地域であり、今回は
2回目の訓練となりました。
当日は晴天に恵まれ、自治会や地域の皆さま、米子市職員、米子警察署、ボランティア
など約200名もの方々が参加され、永江地区の地域力をあらためて強く感じた 1 日と
なりました。午前 9 時に防災無線が流れ訓練スタート。なんぶ幸朋苑の職員 3 名が徘徊
者役を演じ、地区の中を徘徊し、地域の方々が探されました。10 時過ぎには無事、全員
が保護され、米子市長や自治会長、徘徊者役職員の感想などによる講評が行われました。
米子市長からは「これからの地域包括ケアには地域力が大事である」というお話、また
徘徊者役の職員からは「自分たちに対する声かけや真剣に探し出してくださった地域の
方々の対応に感激した」との感想がありました。参加者からは「身近に起こることなので、
まずは地域で協力して捜索するということが大切」との意見がありました。今後も定期的
に訓練を行い、永江地区だけでなく他の地域での認識も広がっていくことを期待します。
地域の皆さん
無事保護された様子
自治会長、市長、警察署の協力
【防災無線が聞き取りにくい時は・・】
・今回の訓練では、防災無線がききとりやすいかという点に
ついても確認がされました
・防災無線が聞き取りにくい場合は・・・
サイガイゼロ・ヨナゴ
0120-310-475
に電話をかけて頂ければ、無線と同じ内容の音声が流れま
すので、ぜひご活用ください
米子市尚徳地域包括支援センター
米子市石井1238番地
TEL:26-6588
【四月一日付け】
四月の行事予定
介護老人保健施設相談員 森安・後藤
4 月 23 日(木)午前 10 時~15 時
【俳 句 由(木教室 】)
やまなみ万柳
介護老人福祉施設相談員 大塚・杉谷
4 月 23 日(木)午前 10 時~15 時
亡き母の面影偲ぶ寒椿
古刹への径にここだく落椿
雨降れば乙女椿の艶やかに
みどり
る こ
信茂
由木
乗本
みのる
吉子
石山 忠 重
片岡
は
猫の来て居眠りをする春炬燵
紅白の椿大輪咲き揃ふ
一仕事終へて一息春炬燵
田中
朝ドラをしばし見てゐる春炬燵
長谷川 貴美江
お気軽にお問い合わせ
ください。
電話(0859)26-5566
人事異動
十五日(水)ホープタウン販売
十六日(木) フラワーアレンジメント(予防)
幸ふくろう
十七日(金)俳句会(由木先生)
櫻苑販売
社交ダンス(ケアハウス)
二十日(月)ボランティア会議
散髪あつた(特養)
二十一日(火)生け花(斉木先生)
二十二日(水)パンダ焼き販売
二十三日(木)わかとり作業所販売
移動図書館つつじ号
読み聞かせ木旺会 特(養 )
二十四日(金)櫻苑販売
伸ちゃんラーメン
二十五日(土)供養会
二十八日(火)ハッピー号
パンダ焼き販売
フラワーアレンジメント(予防)
一日(水) フラワーアレンジメント(ケアハウス)
※ 着任
パンダ焼き販売
介護老人保健施設なんぶ幸朋苑
三日(金)櫻苑販売
理学療法士 宮崎 大地
二日(木)幸ふくろう
(にしまち幸朋苑デイケアセンター)
八日(水) 傾聴ボランティア(デイサービス)
※転任
パンダ焼き販売
キッズタウン第二保育園
九日(木)読み聞かせ木旺会 特(養 )
園長 川端 紀子
移動図書館つつじ号
(キッズタウンさくら保育園)
わかとり作業所販売
※昇格
十
日
(
金
)
散髪あつた(老健)
キッズタウンさくら保育園
櫻苑販売
園長 陶山 睦子
十三日(月)あんず工房販売
十四日(火)ハッピー号
パンダ焼き販売
伯耆みらい
供養会のお知らせ
この一年の間にお亡くなりになられました
ご利用者の慰霊を偲び、左記の通り供養会を
開催いたします。
《日時》四月二十五日(土)十四時~
《場所》なんぶ幸朋苑 会議室
五月の行事予定
八日(金)散髪あつた(老健)
十二日(火)ハッピー号(散髪)
十四日(木)移動図書館つつじ号
十八日(月)散髪あつた(特養)
二十六日(火)ハッピー号(散髪)
二十八日(木)移動図書館つつじ号
なんぶ幸朋苑 4 月のご利用相談日
3月27日(金)晴天の中、キッズタウンさくら保育園では
卒園式を迎えました。民間移管後第2回目の卒園式で、21名
の園児が小学校へ巣立っていきました。卒園証書を受け取って
思い出を語る園児たちの言葉に、保護者の方は目を熱くさせて
おられました。担任はもとよりすべての職員たちも、『旅立ち
の日に』を歌いながら蘇ってくるそれぞれの思い出に涙してい
ました。