全国民生委員指導者研修会に参加して 三原市民生委員児童委員連合協議会 副会長 寶子丸 嘉一 全国から 109 人が参加して,2 月 2 日から 2 月 4 日までの 3 日間,神奈川県葉山町 ロフォス湘南で全国民生委員指導者研修会が開催されました。 〈第 1 日目〉 行政説明「地域福祉の動向と民生委員児童委員活動について」 厚生労働省地域福祉専門官 中島修(代理 高島氏) 講義Ⅰ「活動強化方策の推進とこれからの民生委員児童委員活動」 高崎健康福祉大学 金井敏教授 制度創設 90 周年活動強化方策の行動宣言「広げよう地域に根ざした思いやり」の 8 つの約束を今一度再認識してほしい。 ビデオ研修「虐待シリーズ 尊厳を奪わないために」 〈第 2 日目〉 実践報告「民児協活動の強化に向けた取り組み」 島根県民生委員児童委員協議会 堀江正俊会長 兵庫県民生委員児童委員協議会 加納多惠子会長 のお二人が事例報告をされました。 講義Ⅱ「民児協活動の推進とリーダーの役割を考える」 前名寄市立大学教授 岡部和夫 グループ討議と情報交換 テーマⅠ「単位民児協・市区町村民児協の課題と強化について」 テーマⅡ「単位民児協・市区町村民児協の活動の充実に向けてリーダーの役割は何 か,また都道県指定都市民児協の役割は何か」 岡部和夫氏の指導のもと,14 のグループに分かれて行いました。 〈第 3 日目〉 特別講義「民生委員児童委員に期待するもの」 ~日常生活圏域を基本に置いた地域福祉推進と民生児童委員~ 神奈川県立保健福祉大学 山崎美貴子学長 講義の中で山崎教授はコーディネーターの「3 ワーク」としてヘッドワーク・フッ トワーク・ネットワークの必要性を述べられました。 また,山崎教授は人は必ず死という人生最後の時を迎えますが,その時民生委員は 多くの人たちと関わり貴重な体験をされるので必ず幸せな人生だと思われるのでは ないでしょうかと言われました。 そのように感じるためにも悔いのない民生委員活動をしたいものと思います。
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