科目名輸血・移植免疫検査学・同実習配当〔4 年次前期 1 単位必修

科目名輸血・移植免疫検査学・同実習
（英語表記）Blood Transfusion・Transplantation Immunity Inspection (Lectures and Practices)
配当〔4 年次前期 1 単位必修講義〕
〔ｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰ栗林尚志（免疫学研究室）〕
授業の概要
本講義では、臨床検査技師が行う検査のなかでも特に重要である血液型（ ABO 式血液型、 Rh 式血液型
等）、輸血及び主要組織適合遺伝子複合体、 GVH、HVB と移植免疫に関する検査についての講義と実習
を行う。
教育目標
（ねらい）
輸血に関しては、血液型（ABO 式血液型、Rh 式血液型等）、交差適合試験及び輸血についての講義を行
い、これらの理論を理解させた上で、血液型検査及び交差適合試験を体験させ、理論、手技、判定及び結
果の解釈を習得させる。移植免疫に関する検査についての理論及び結果の解釈を理解する。
到達目標
成績評価方法
の割合
生命に関わる重要な検査であることを認識し、理論、手技及び判定法を正確に理解できる。
試験によって評価する(100％)。
教科書
参考文献
〔教科書〕臨床検査学講座『臨床免疫学』2012 年 4 月（医歯薬出版）
履修条件
臨床免疫学、臨床免疫学実習を履修していること。
学習課題
必ず予習・復習を行い、理解できない事項はできるだけ早い時点で質問をして理解することに努めて欲しい。こ
（予習・復習）の講義で学習する事項を実生活に役立て欲しい。
ｵﾌｨｽｱﾜｰ
回
授業終了後
連絡先：免疫学研究室（生命・環境科学部棟６階）
担当者
授業内容
1
栗林
(1)ABO 式血液型について学ぶ。（抗原の形成と構造）
2
栗林
(2)ABO 式血液型について学ぶ。（分泌型と非分泌型、Bombay 型）
3
栗林
(3)ABO 式血液型について学ぶ。（血液型キメラと血液型モザイク、後天性変化）
4
栗林
(1)Rh 式血液型について学ぶ。（Rh 式血液型抗原、命名法）
5
栗林
(2)Rh 式血液型について学ぶ。（各抗原の抗体産生能力、遺伝形式、出現頻度）
6
栗林
(3)Rh 式血液型について学ぶ。（partial D と weak D、Rh 式抗原の欠如）
7
栗林
その他の血液型について学ぶ。（Lewis 式血液型、I 式血液型、Duffy 式血液型等）
8
栗林
(1)輸血について学ぶ。（血液製剤の保管管理）
9
栗林
(2)輸血について学ぶ。（溶血性副作用、非溶血性副作用）
10
栗林
(3)輸血について学ぶ。（新生児溶血性疾患）
11
栗林
(1)移植免疫について学ぶ。（MHC と HLA、移植の分類）、臓器移植、拒絶反応（GVH 反応、HVG 反応））
12
栗林
(2)移植免疫について学ぶ。〔臓器移植、拒絶反応（GVH 反応、HVG 反応）〕
13
栗林
(1)ABO 式検査血液型検査についての実習。（カラム凝集法）
14
栗林
(2)ABO 式検査血液型検査についての実習。〔オモテ検査（ガラス板法）、ウラ検査（試験管法）〕 Rh 式血
液型検査の実習
15
栗林
交差適合試験の実習

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