平成27年4月17日 保護者の皆様へ 田川市立田川中学校 校長 生 中山 徒 指 秀樹 導 部 学校における生徒指導について(お願い) 春陽の候、保護者の皆様におかれましては、益々ご健勝にてお過ごしのことと拝察いたします。 また、平素より本校の教育活動に、ご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。 さて、本校では標記の件につきまして、昨年12月にもプリントを配布しておりますが、本年 度も下記のように取り組みを継続していきたいと考えています。 つきましては、規律ある学校生活の中で、生徒一人ひとりの学力の向上を図っていきたいと思 いますので、何とぞご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。 なお、裏面に本校の生徒指導指針を掲載していますので、一読をお願いします。 記 1 生徒指導の基本姿勢 本校の教育目標「人間性豊かで、自ら学び、たくましく生き抜く生徒の育成」を具現化する。 そこで、生徒が安心して明るく楽しい学校生活を過ごし、確かな学力を身につけるため、基本的 な生活習慣の定着および規範意識の育成と、教育相談や家庭との連携を密に行うことに努める。 2 主な指導内容(安全安心な学校生活を送るための援助、指導、教育相談など) 【頭 髪】 染色、脱色、特殊なヘアースタイル 【服 装】 指定以外の制服、スカート丈、ネクタイ、ベルト、防寒着 【装 飾 品】 ピアス、指輪、ネックレス、化粧 【授 授業遅れ、授業抜け、授業妨害(私語、指導無視、大声、席離れなど) 業】 【暴 力 等】 暴言・暴力行為、器物破損行為(落書き等も含む) 【触法行為】 喫煙、飲酒、無免許運転、自転車盗や万引き等の窃盗行為 【そ の 他】 ①適切な言葉づかい、マナーの徹底 ②学習に必要のない物は学校に持ち込まない(刃物等) ③物かくし、インターネット等による他者への中傷、いやがらせ 3 対応について ※指導に従わない場合は、以下のような対応をとらせていただきます。 ① 別室において指導。 ② 保護者に連絡、学校または家庭訪問で指導・相談。 ③ 改善が見られない場合は、きちんと直して登校するように指導。 ④ 校内での暴言・暴力、触法行為などの場合は、保護者来校とともに教育委員会や警察等の 関係機関との連携をとり対応。 ⑤ 授業妨害や授業抜けなどで、本校の教育活動に支障をきたす場合は下校させます。 生徒指導指針 学校での指導(取り組み) 田川中学校 家庭や地域へのお願い 授 ・チャイム席の徹底(移動教室時も同様) 業 ・授業中の態度(授業態度の評価ノート活用) 規 ・教科書、ノート、宿題などの忘れ物調べ 律 ※体操服、習字用具、スケッチブックは教室に置いていても良い。 ・学習用具の準備の声かけ(前日および当日) ・筆記用具やノートの点検や買い足し ・学校配布プリントヘの声かけとカバン点検 ・授業参観、保護者会、学級懇談会への参加 基 礎 学 力 ・毎朝10分間の朝読書の取組(全教職員) ・昼休み、放課後の補充や再テストの実施 ・小中連携した家庭学習の手引きの指導 ・長期休業中の学力補充の実施 ・諸調査や諸検査から生徒の学力実態の把握 ・個に応じた個別指導の実施 ・家庭での学習時間の目安 (1年生80分、2年生90分、3年生100分) ・将来展望について親子の会話 ・プラス言葉による励ましの言葉 ・家庭学習時のTVの音量等への配慮 ・食事時間のとき学校の様子の聞き取り 服 装 頭 髪 ・個別指導(短期、中長期的な指導)と教育相談 ・学校のきまり(配布プリント)の確認 ・放課後等の追指導 ・将来を見据えた毅然とした家庭での指導 ・自治的学級集団の育成(班員同士のかかわり)・朝登校前の子どもの姿と登校中の姿の確認 ・茶髪等は場合によって学校で染め直し ・登下校中の気になる姿への連絡(地域住民) 言 葉 遣 い ・TPOに応じた言葉づかいの指導 ・正しい言葉遣いの指導(学級活動等) ・社会で通用する言葉(外部講師による講話) ・生徒会を中心とした挨拶運動の推進 ・子どもの言葉遣いは、保護者や地域の鏡 ・家庭での朝一番の「おはよう」の声かけ ・地域行事ではマナーや礼儀を学ぶ機会に ・登下校中の生徒への声かけ(地域住民) 喫 ・喫煙等発覚の場合は保護者来校にて指導 ・喫煙させないための親子の積極的な会話 ・保健や学活でタバコ薬物等の害について指導 ・将来展望をもたせた親子の会話 煙 ・進路実現と将来展望を持たせた指導 ・地域での喫煙等に対する連絡(地域住民) 深 夜 徘 徊 ・福岡県条例により午後11時以降は補導対象 ・夏休み等、深夜行動での深刻な被害の現実 ・学校と活性化協議会による防犯活動 ・原則外泊の禁止 ・午後11時以降、警察の補導対象の周知 ・親子の約束事の一つに ・コンビニ等、地域での声かけ(地域) ・気になる行為についての連絡(地域) 金 ・不要なお金を学校には持参させない指導 銭 ・友達とのお金の貸し借りについての指導 ・お金の使い方についての親子の会話 ・子どもの所持品についてのチェック 携 帯 電 話 ・原則として、学校への持ち込み禁止 ・必要時は学校の公衆電話を使用 ・保護者からの所持許可願いのもとで許可 ・無断で持ち込み発覚の場合は学校で預かり ・携帯電話がもたらす犯罪被害の現状認識 ・依存に家庭学習への影響 ・メール等による精神的不安状態 ・掲示板等によるトラブルやいじめの多発 器 物 損 壊 ・事案によっては緊急全校集会での指導 ・遊びの中でのガラス等の破損は自己責任 ・日常的な公共物の大切さの指導 ・生徒会活動による学校の環境美化運動の推進 ・学校の現状についての説明(P役員会等) ・事実報告と自己責任の周知(ガラス破損等) ・公共でのマナーや公共物の使い方の指導 ・地域での破損行為についての連絡(地域住民) い ・定期的なアンケートと教育相談活動の実施 じ ・日常的な共感的人間関係の育成の取り組み め ・道徳・人権学習による人権意識の高揚 ・いじめ指導後の継続的な指導(加・被双方) ・学校配布のチェックリストの活用 ・些細なことでも学級担任との密接な連携 ・いじめ指導後の継続的な連携(双方保護者) ・気になる行為を見かけたら連絡(地域住民) 平成27年4月17日 保護者各位 田川市立田川中学校 校 長 中山 秀樹 生 徒 指 導 部 スマートフォン・携帯電話所持の許可願提出について 春暖の候、保護者の皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。 また、日頃より本校の教育活動へご理解とご協力いただいておりますこと、心よりお礼申し上 げます。 さて、新聞報道やニュースでご存じのことと思いますが、携帯電話に関するトラブルや事件 の多発を受け、全国的に児童生徒の携帯電話所持を制限する動きが見られます。 本来であれば、一律に「持ち込み禁止」の対応となるところですが、家庭の諸事情(登下 校時の安全確保、習い事のため、家庭との連絡等)により、どうしても必要であるという声 を受け、本人からの申し出により携帯電話を持ってきてもよいが、朝、担任等に預けるとい う方法で持ち込みを認めておりました。 そこで、本年度からは、本校生徒の安全・安心を確保し、トラブルの未然防止を図るため に、携帯電話の学校への持ち込みについて「許可制」とすることとなりました。 つきましては、持ち込みを希望されるご家庭については、下記の約束事項をご確認いただ き、「スマートフォン・携帯電話所持の許可願」(別紙様式1)に必要事項を記入のうえ、 学級担任にご提出下さい。 (申請は年度ごとに行います。今回の有効期間は平成28年3月末までの1年間です。) なお、ご家庭におかれましては、この機会に、スマートフォン・携帯電話の使用モラルやルー ルやマナーについてお話しいただきますよう重ねてお願い申し上げます。 携帯電話所持の許可に際しての約束事項 ○校舎内では使用しない。(電源を切り、朝の HR までに担任に預ける) ○インターネットを使用したブログ、プロフ、メール及びLINE等の書き込みなどによるト ラブルを決しておこさない ○放課後返却が行われた以降、学校敷地内において家庭への連絡や迎えの連絡など必要以外の 目的で使用しない ※生徒の無断所持、及び使用が確認された場合は、学校で一時預かり、保護者に来校していた だき、直接お返しするなどの対応をとらせていただくことになります。 追伸 ○筑豊地区の多くの中学校では、校内への携帯電話の持ち込みは原則禁止とされており、特 別な事情のある生徒のみ「許可」されている状況です。 (様式1) スマートフォン・携帯電話所持の許可願 生徒氏名 年 組 番 氏名 上記の生徒について下記の理由により携帯電話所持の許可を申し出ます。 ただし、管理については生徒・保護者で責任を持ち、以下の決まりを守ります ○ 校舎内では携帯電話を使用しない。(電源を切り、朝のHRまでに担任に預ける) ○ インターネットを使用したブログ、メール及びLINE等の書き込みなどによるトラブ ルを決しておこさない ○ 放課後返却が行われた以降、学校敷地内において家庭への連絡や迎えの連絡など必要以 外の目的で使用しない ※生徒の無断所持、及び使用が確認された場合は、学校で一時預かり、保護者に来校して いただき、直接お返しするなどの対応をとらせていただくことになります。 携帯電話を所持する理由 年 月 日 保護者氏名 印 【各学級担任に提出してください】 ※携帯電話の番号をはじめとする個人情報の取り扱いについては、「所持の許可」に関する目的 以外では、一切使用いたしませんので、ご了承ください。
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