丸亀市認知症カフェ事業実施要領（目的）第 1 条この要領は、認知症になっても住み慣れた地域で安心して尊厳のあるその人らしい生活を継続することができ、また、認知症家族への支援を図るため、認知症の人とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集うことができる「認知症カフェ」の開設及び運営に関する必要な事項を定め、もって認知症の人とその家族を支える地域づくりを推進することを目的とする。（実施主体）第 2 条この事業の実施主体は丸亀市（以下「市」という。）とする。ただし、適切な事業運営ができると認められる団体等に委託することができるものとする。（名称）第 3 条認知症カフェの名称は、「にじいろカフェ○○○」とする。（利用対象者）第 4 条丸亀市内に住所を有する認知症の人とその家族、地域住民、専門職等とする。（事業内容）第 5 条事業の内容は、次の各号を実施するものとする。（１）認知症の人とその家族、地域住民等が気軽に集まり出会える場所の提供（２）認知症や健康に関する正しい知識の普及、理解を深めるための「ミニ講座」の開催（３）認知症の人が自ら活動し、楽しめる内容の提供（４）認知症の家族が分かり合える人と出会い、交流や情報交換ができる場の提供（５）認知症に関する相談の対応（６）その他市長が必要と判断した内容（実施方法）第 6 条実施場所は固定とし、開催は月１回以上、１回２時間以上の定期的な開催とする。（人材の確保）第 7 条認知症に関する相談に対応できるよう専門職（認知症に関する専門的知識を有する者、介護支援専門員、看護師、社会福祉士、作業療法士、精神保健福祉士等）１名以上を配置すること。また、事業実施においては必要な補助者を配置すること（補助者はボランティアでも可）。（費用の負担）第 8 条事業の利用に係る費用は、無料とする。ただし、利用者から飲食代等の実費を一部徴収してもかまわない。（実施報告）第 9 条受託者は市長の指示に従い、事業の実施状況について必要な事項を報告するものとする。（守秘義務）第 10 条事業の実施にあたっては、利用者のプライバシーの保護に万全を期すものとし、正当な理由なく、業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その業務を退いた後も同様とする。（個人情報の取扱い）第 11 条事業の実施にあたっては、個人情報について、丸亀市個人情報保護条例（平成 17 年条例第 22 号）、丸亀市個人情報保護条例施行規則（平成 17 年規則第 20 号）その他関係法令に基づき、適性に取り扱わなければならない。（その他）第 12 条この要領に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。附則（施行期日）１この要領は、平成２８年２月２２日から施行する。