施工仕様書

New タイプ
「セーフティーサポート」
セーフティーサポート」
施工仕様書マニュアル
施工仕様書マニュアル
設計上の順守事項(アンカーボルト埋め込み位置 等)
軸組工法・枠組壁工法
《12mm厚に必ず締め込んで下さい。
》
施工業者名
住所
担当者名
工事名
建築地
- 安心住宅で
安心住宅で新時代を
新時代をリード -
住宅金融公庫基準適合品
日米知的所有権登録商品
読売新聞社賞受賞製品
(財)住宅保証機構承認 第9999-002号
002号
PL保険加入商品
PL保険加入商品
0
施工仕様書マニュアル
施工仕様書マニュアル
(平成 14年11月度版)
はじめに :
セーフティーサポートの使用にあたっては、必ず本仕様書マニュアルに基づいて設計・施工を
セーフティーサポート
行ってください。本書にて定めていない使用・施工方法については、建築基準法及び住宅金融
公庫共通仕様書等の建築基準に従うか、安全を確認できるように構造計算を行ってから施工し
て下さい。
(本仕様書は平屋および2階建ての住宅を想定して作成されております。3階建ての
住宅に使用する場合は構造計算を行い、安全性を考慮した上でお使いください。)
本書の
本書の構成
1)
セーフティサポートの
セーフティサポートの概要
2)-Ⅰ
)-Ⅰ《軸組工法》
軸組工法》
( Page 2 )
設計及び
設計及び基礎工事の
基礎工事の順守事項
( Page 3 )
アンカーボルト埋
アンカーボルト埋め込み手順
( Page 4 )
敷き込み前の注意事項・
注意事項・
( Page5
Page5‐6)
施工手順・
施工手順・隙間ゲージ
隙間ゲージの
ゲージの使用方法
敷き込み箇所
( Page7
Page7‐8)
-Ⅱ《枠組壁工法》
枠組壁工法》 設計及び
設計及び基礎工事の
基礎工事の順守事項
( Page 9 )
アンカーボルト埋
アンカーボルト埋め込み手順
( Page10
Page10 )
敷き込み前の注意事項・
注意事項・
( Page11
Page11‐
11‐12)
12)
施工手順・
施工手順・隙間ゲージ
隙間ゲージの
ゲージの使用方法
敷き込み箇所
( Page13
Page13‐
13‐14)
14)
3)
軸力が
軸力が集中する
集中する縦材
する縦材の
縦材の指定敷き
指定敷き込み枚数算出方法
( Page
Page 15 )
4)
注意事項
( Page 16 )
5)
床下換気・
床下換気・通風の
通風の基本ルール
基本ルール
( Page 17 )
6)
施工チェックシート
施工チェックシート
( Page 18 )
1
「セーフティーサポート」
セーフティーサポート」の概要
1)
商品の
商品の名称 :
セーフティーサポート
A)使用目的
A)使用目的 : (適用範囲)
1) 木造軸組工法及び木造枠組壁工法によって建築される住宅のコンクリート基礎と
土台の間に敷き込み、床下換気を効率的に行うこと。
2) 木造住宅への振動を防振し建築構造体への負担を軽減すること。
* 以上を「セーフティーサポート」の使用に関する適用範囲とする。
B)形状
B)形状・
形状・寸法 : (下記図を
下記図を参照)
参照)
ダブルサイズ(W タイプ)
シングルサイズ(S タイプ)
120 mm
60mm
セーフティーサポート
平面図
105 mm
37mm
14 mm
14mm
14mm
セーフティーサポート側面図
C)「セーフティーサポート
C)「セーフティーサポート」
セーフティーサポート」の組成 :
天然ゴム系(ASTM-略号 NR) JIS 硬度 64°±4 黒色
化学構造 ポリイソプレン
配合物 :
加硫剤、加硫促進剤、補強剤、充填剤、軟化剤および可塑剤、老化防止剤等全17種を配合。
(配合組成設計者:株式会社ニチリン)
2
商品ご
商品ご採用にあたっての
採用にあたっての順守事項
にあたっての順守事項
2)-Ⅰ
《軸組工法》
軸組工法》
【設計上の順守事項…アンカーボルトの埋め込み箇所】
1:土台巾の中央に来る様にアンカーボルトを埋め込んでください。
※スクリューワッシャーをご
スクリューワッシャーをご採用
をご採用の
採用の場合、
場合、
2:筋交いを設けた耐力壁の部分は、筋交いの上端に近い側の柱の下部に近接してアンカーボルトを
埋め込んでください。〈注〉
3:構造用合板・各種ボード類による耐力壁の部分・集中荷重部は、その両端の柱の下部に近接してそれ
ぞれアンカーボルトを埋め込んでください。〈注〉
4: 他に、それぞれの土台端部付近、土台継手雄実側付近〈注〉、基礎切れの箇所(点検口はどちらか一
方)、土台交点(T・+字部)付近、1階床を土間コンクリート床で構成する場合で床に達する開口部
(掃出し窓・勝手口など)を設けた場合には、開口部両端の柱下部の150mm内外とその開口寸法
が1200mmを超える場合はその中央付近にも必要となります。
その他はそれぞれの間隔が1800mmを超えないように、その間の中央に(その間に柱がある場合、柱の
下部に近接して)アンカーボルトを埋め込んでください。
上記の条件が重なる箇所はいずれか一方(1 本)にて対応できます。
5:アンカーボルトはセーフティーサポートの厚み14mm分(装着時12mm)をご考慮の上、基礎天端からの
高さをご決定ください。(既製のアンカーボルトにて充分にまかなえますが、建築基準法によりアンカーボ
ルトの基礎への埋め込み長さは250mm以上と決められておりますので、念のためセーフティーサポート
の厚みをご考慮の上、アンカーボルトの選定をご確認ください。)
6: 3階建ての場合は上記によるほか、建築基準法に基づく構造耐力上の安全性を確認した上で、位置
と敷き込み枚数を決定してください。
◆ 建築基準法および住宅金融公庫監修「木造住宅工事共通仕様書」や「性能保証住宅設計施工基
準―木造住宅」に準じてください。〈注〉
〈次ページ【アンカーボルト埋め込み手順】をご参照ください。〉
【その他注意事項
その他注意事項】
他注意事項】
1:基礎は住宅金融公庫監修の共通仕様書に定められた基礎と同等以上の布基礎またはベタ基礎(立ち
上がりを有するもの)としてください。
2:セーフティーサポートは防腐、防蟻に有効な手段となりますが、建築基準法や住宅金融公庫住宅環境
部監修の共通仕様書に定められた防腐、防蟻措置を逃れるものではありません。必ず防腐、防蟻処
理を行ってください。
3:セーフティーサポートは下記に指定された木材へのめり込み荷重を考慮した硬度と配合組成によって
製造されていますので、土台は以下のいずれかをご使用ください。
a. 日本工業規格(JIS)に定める土台用加圧式防腐処理木材
b. 日本農林規格(JAS)に定める保存処理木材(K1を除く)
c. 認証木質建材(AQマーク表示品)として認証された保存処理木材(1種)
d. 上記a~cと同等以上の防腐性能をもつと認められた木材
4:セーフティーサポートをご使用の場合、床下換気孔として設ける布基礎の欠損部は必要ありませんが、外
周部以外の布基礎には点検用の通路としての欠損部を設けてください。
【基礎工事上の
基礎工事上の順守事項】
順守事項】
セーフティーサポートは、基礎天端レベルが±0を基準に作られた商品です。不陸のある場合は基礎天
端のレベルが±0mm となるようにモルタルなどで必ず調整してください。また必要箇所にアンカーボルトが
埋め込みされていなかった場合には、埋め込みと同等の強度が得られる方法にて速やかにアンカーボル
トを打設してください。
3
7)
4
4
【 敷き込み前の注意事項】
A :必ず、事前に基礎天端のレベルを確認ください。 不陸のある場台はモルタルなどで不陸調整を行ってく
ださい。セーフティーサポートは基本的にレべル調整板を使用しない工法ですが不陸調整後にも不具合があ
る箇所には、別売のレべル調整板を使用してください。
※ 基礎天端のレべルを確認する際は、セーフティーサポでトを敷き込む箇所のレべルを基礎の立上り部分
に、必ず書き残しておいてください。 〔 土台をセットした後でも確認出来るので、必ず基礎の立上り部分に
書いてください。)
B :セーフティーサポートを敷き込み箇所に対応してダブルサイズとシングルサイズを使い分け、必要枚数を敷
き込んでください。(7 ページ【 セーフティーサポートの敷き込み箇所」をご参照ください。 )
C :柱および耐力壁や集中荷重部など一定以上に軸力が掛かる箇所には、その軸力により指定の枚数を
敷き込んで<ださい。 ( 15 ページの【 軸力が集中する縦材の指定敷き込み枚数算出方法】 をご参照く
ださい。〔 3 階建ての場合は必すご確認ください。〕
【 施工手順 】 敷き込み箇所については 7~8 ページの参考図をご参照ください。
1.上記 A で確認した基礎天端の一番高いところを基準[土 0 mm」とし、基準より低いところに市販の調整
板[スペーサー]を敷き込んで調整してください。(その際は必ず各メー力一毎に決められた使用方法に従って
ください。調整板の限度を超える不陸がある場台は、必ずモルタルによる不陸調整を行ってください。)
2.セーフティーサポートを敷き込み箇所に応じてダブルサイズとシングルサイズを使い分け敷き込んでください。
(シングルサイズを 2 枚並べてダブルサイズとして使用しても性能上全く問題はありません。またダブルサイズは
中央の接続部より手で簡単に切り離すことができ、シングルサイズ 2 枚となります。)
①最初にアンカーボルトにシングルサイズを差込みます。
②次に土台継手の部分にシングルサイズを置きます。(ページ図 2 )
③そして柱の下部にダブルサイズを置きます。
④最後にそれぞれの聞隔が1m 以上離れている部分の中央(点検□ などで基礎が無い場合、基礎切れ
端部の一方または両側にそれぞれが1m 以上離れないよう)にシングルサイズを加えてください。(8 ページ図
6 ・7 ・8 )
⑤ 敷き忘れがないか[特に土台継ぎ手など]を確認して土台をセットし、正しい位置[基礎からはみ出てい
ないかなど」に調整して下さい。
〔 セーフティーサポートは堅結力がとても強いので、アンカーボルト締め付け後では位置や向きを変えられませ
ん。もしも誤った場所に敷設したり調整する場合、アンカーボルトを緩めてから行ってください。)
※ 通りを出す際に土台をかけやなどで叩く場合は、事前にナットを仮締めしておくだけで叩いた衝撃などで
セーフティーサポートが正しい位置からズレ動くことを避けられます。
3.土台の締め付けは同梱されている「隙間ゲージ」を基礎と土台の隙間に差し込んで隙間ゲージが引き抜
きにくくなるところ《セーフティーサポートを12mm厚にする》までアンカーボルトを締め込んでください。
調整板を敷き込んだ箇所は、隙間ゲージを必す調整板と土台の間「調整板の上」に差し込んでください。
5
◆ レーザー水平器などを準備出来る様でしたら、まず前記 1 で基準「士 0mm」 とした箇所を前記 3 の方
法で締め込みます。そしてその箇所の土台天端のレべルをレーザー水平器などで測り垂木などに印を付け、
今度はそれを基準[定木」にして締め込んで行きます。締め込み作業も非常に簡単になり、最後に土台天
端のレべルを再確認する必要も無くなります。
4.最後に土台天端のレべルを確認して終了です。
◆ セーフティーサポートから土台へ掛かる締め付け圧力の基準値はダブルサイズで 928 kgf (セーフティーサ
ポートの厚みが 12mm)となります。これは住宅の総重量および最大局部荷重による歪み(沈み込み)と長期
圧縮歪みの防止や床下換気面積を綿密に計算したものです。したがいまして締め付け圧力は 928kgf 以
下(セーフティーサポートの厚みが 12mm 以上)にならないようにして下さい。施工仕様書マ二ユアルを順守し
て頂くことで長期に渡り住宅の沈み込みが起こることはあり得ません。また 928kgf 以上(セーフティーサポート
の厚みが 1 2mm 以下 )で締め付けても製品に全<問題はありませんが、厚みが 12 mm 以下になることで
有効換気面積の確保に支障をきたすことも考えられますので締め付け基準値は必ず順守して下さい。
6
0
1
2 )-Ⅱ
商品ご採用にあたっての順守事項
《枠組壁工法》
枠組壁工法》
【設計上の順守事項… アンカーボルトの埋め込み箇所】
1:土台巾の中央に来る様にアンカーボルトを埋め込んでください
2 :構造用合板・各種ホード類による耐力壁の部分・集中荷重部は、その両端の縦材下部に近接して、
それぞれアンカーボルトを埋め込んでください.(注)
3 :他にそれぞれの土台端部〔 モジュール芯)より 200mm(注 A )、【 土台継手仕□ の両端からそれぞれ
200mm ]、土台交点〔 T ・+字部〕 の(モジュール芯)より 200mm 、1 階床を土間コンクリート床で構成す
る場合で床に達する開□部(掃き出し窓・勝手□ など)を設けた場合のまぐさが取り付く縦材下部と、その
開□寸法が 1200mm を超える場合はその中央付近にも必要となります。《 掃き出し窓・勝手□ に関わる
箇所については、次ページをご参照ください。【アンカーボルトの埋め込み位置が違います。】 その他はそれぞ
れの間隔が 1365mm を超えないようにアンカーボルトを埋め込んでください。上記の条件が重なる箇所はいず
れか一方(1 本)にて対応できます。
4:アンカーボルトはセーフティーサポートの厚み 14mm 分(装着時 12mm )をご考慮の上、基礎天端からの
高さをご決定くだい。 (既製のアンカーポルトにて充分にまかなえますが、築基準法によりアンカーボルトの基
礎への埋め込み長さは 250mm 以上と決められておりますので、念のためセーフティーサポートの厚みをご考
慮の上、アンカーボルトの選定をご確認ください。
5: 3 階建ての場合は上記によるほか、建築基準法に基づく構造耐力上の安全性を確認した上で、位置と
敷き込み枚数を決定してください。
◆ 建築基準法および住宅金融公庫監修「木造住宅工事共通仕様書」や「性能保証住宅設計施工基
準一木造住宅」に準じてください。(注)
次ページ[ アンカーボルト埋め込み手順]をご参照ください。
【 その他注意事項】
1 :基礎は住宅金融公庫監修の共通仕様書に定められた基礎と同等以上の布基礎またはベタ基礎(立
ち上がりを有するもの)としてください。
2 :セーフティーサポートは防腐、防蟻に有効な手段となりますが、建築基準法や住宅金融公庫住宅環境
部監修の共通仕様書に定められた防腐、防蟻措置を逃れるものではありません。必す防腐、防蟻処理を
行ってください。
3 :セーフティーサポートは下記に指定された木材へのめり込み荷重を考慮した硬度と配台組成によって製
造されていますので、土台は以下のいずれかをご使用<ださい。
a. 日本エ業規格(JIS )に定める土台用加圧式防腐処理木材
b 日本農林規格(JAS )に定める保存処理木材(K1を除<)
c _認証木質建材(AQ マーク表示品)として認証された保存処理木材(1 種)
d. 上記 a ~ c と同等以上の防腐性能をもつと認められた木材
4 :セーフティーサポートをご使用の場台、床下換気孔として設ける布基礎の欠損部は必要ありません状外
周部以外の布基礎には点検用の通路としての欠損部を設けてください。
【 基礎工事上の順守事項】
セーフティーサポートは基礎天端レべルが士 0mm を基準に作られた商品です。不陸のある場台は基礎天端
のレべルが士 0 となるようにモルタルなどで調整してください。また必要箇所にアンカーボルトが埋め込みされて
いなかった場合には、埋め込みと同等の強度が得られる方法にて速やかにアンカーボルトを打設してください。
90
1
【 敷き込み前の注意事項】
A :必ず、事前に基礎天端のレベルをご確認ください。不陸のある場合はモルタルなどで不陸調整を
行ってください。セーフティーサポートは基本的にレべル調整板を使用しない工法ですが不陸調整後
にも不具合がある箇所には、別売のレべル調整板を使用してください。
※ 基礎天端のレベルを確認する際はセーフティーサポートを敷き込む箇所のレべルを基礎の立上
り部分に、必ず書き残しておいてください。 (土台をセットした後でも確認出来るので、必ず基礎の立
上り部分に書いてください。)
B :セーフティーサポートを敷き込み箇所に応じてダブルサイズとシングルサイズを使い分け、必要
数を敷き込んでください。(13 ページのセーフティーサポートの敷き込み箇所をご参照ください。
C :耐力壁や集中荷重部など一定以上に軸力が掛かる箇所には、その軸力により指定の枚数を敷
き込んでください。 15 ページの[軸力が集中する縦材の指定敷き込み枚数算出方法]をご参照くだ
さい。3 階建ての場合は必ずご確認ください。
【 施工手順 】 敷き込み箇所については 13~ 14 ページの参考図をご参照ください。
1.上記 A で確認した基礎天端の一番高いところを基準【 士0mm ]とし、基準より低いところに市販
の調整板スペーサー]を敷き込んで調整してください。(その際は必ず各メー力一毎に決められた使
用方法に従ってください。 調整板の限度を超える不陸がある場合は、必ずモルタルによる不陸調整
を行ってください。
2.セーフティーサポートを敷き込み箇所に応じてダブルサイズとシングルサイズを使い分け敷き込
んで下さい。(シングルサイズを 2 枚並べてダブルサイズとして使用しても性能上全く問題はありま
せん。またダブルサイズは中央の接続部より手で簡単に切り離すことが出来、シングルサイズ 2 枚と
なります。)
① 最初にアンカーボルトにシングルサイズを差込みます。
② 次に土台継手の部分にシングルサイズを置きます。(13 ページ図 2 )
③そして L 字部・T 字部および基礎端部にダプルサイズを置きます。(13 ページ図 1 ・3 ・4 )
④ 十字部は土台勝手側にジョイントする各土台の方向に沿って、ジョイント側の土台がセーフティー
サポートにじっかり乗るようにシングルサイズを 3 枚並べて置いてください。 (並べる向きに注意し
てください。( 13 ページ図 5 )
⑤ 1 階掃き出し窓(勝手□等含む)を構成する両端の縦材下部にダブルサイズ相当(ダブルサイズ
× 1 枚またはシングルサイズ× 2 枚)を加えます。(14 ページ図 7~11 )
⑧ 最後にそれぞれの間隔が1m 以上離れている部分の中央(点検□などで基礎が無い場合、基礎
切れ端部の一方または両側にそれぞれが1m 以上離れない様)にシングルサイズを加えてください。
(14 ページ図 12 )
⑦ 敷き忘れがないか[特に掃き出し窓縦材下部など]を確認して土台をセットし、正しい位置[基礎
からはみ出ていないかなど] に調整してください。 .
(セーフティーサポートは堅結カがとても強いので、アンカーボルト締め付け後では位置や向きを変え
られません。もしも誤った場所に敷設したり調整する場台、アンカーボルトを緩めてから行ってくださ
い。
※ 通りを出す際に土台をかけやなどで叩く場合は、事前にナットを仮締めしておくだけで叩いた衝
撃などでセーフティーサポートが正しい位置からズレ動くことを避けられます。
11
0
3.土台の締め付けは同梱されている「隙間ゲージ」を基礎と土台の隙間に差し込んで隙間ゲージが引き抜
きにくくなるところ《セーフティーサポートを12mm厚にする》までアンカーボルトを締め込んでください。
(調整板を敷き込んだ箇所は、隙間ゲージを必す調整板と土台の間[調整板の上]に差し込んでください。)
◆ レーザー水平器などを準備出来る様でしたら、まず前記 1 で基準「士 0mm」 とした箇所を前記 3 の方
法で締め込みます。そしてその箇所の土台天端のレべルをレーザー水平器などで測り垂木などに印を付け、
今度はそれを基準[定木」にして締め込んで行きます。締め込み作業も非常に簡単になり、最後に土台天
端のレべルを再確認する必要も無くなります。
4.最後に土台天端のレべルを確認して終了です。
◆ セーフティーサポートから土台へ掛かる締め付け圧力の基準値はダブルサイズで 928 kgf (セーフティーサ
ポートの厚みが 12mm)となります。これは住宅の総重量および最大局部荷重による歪み(沈み込み)と長期
圧縮歪みの防止や床下換気面積を綿密に計算したものです。したがいまして締め付け圧力は 928kgf 以
下(セーフティーサポートの厚みが 1 2mm 以上)にならないようにして下さい。施工仕様書マ二ユアルを順守し
て頂くことで長期に渡り住宅の沈み込みが起こることはあり得ません。また 928kgf 以上(セーフティーサポート
の厚みが 12mm 以下 )で締め付けても製品に全<問題はありませんが、厚みが 12 mm 以下になることで有
効換気面積の確保に支障をきたすことも考えられますので締め付け基準値は必ず順守して下さい。
1
12
2
0
0
注意事項
4)
【 セーフティーサポートはレベル調整材(不陸調整)ではありません 】
商品のご使用前に必ず基礎天端のレベルをモルタルや市販のレベル調整材などで水平に合わせてください。使用
法を間違えますと土台の波打ち現象や上棟時でのアンカーボルトの緩み・床の沈み込みなどが発生する場合があ
ります、適正な使用要領で施工してください。
不陸の発生の原因
アンカーボルト
柱
土台
締付圧力 0~10kg
締付圧力約 928kg
14mm 高さ隙間(不適)
12mm 高さ隙間(適正)
基礎
※(悪い例)無負荷状態、締付けていない。
商品に同梱されている支給品隙間ゲージを
使用して締付けてください。(12mm 厚板)
※この様な場合は、躯体の組み上がり時の荷重によりこの部分の沈み込みが起こり、床レベルや建
具の不具合が発生します。 よって、事前に基礎の天端レベルをモルタル等で修正するか、敷き込
み時に調整版(別途販売)を使用してレベルを水平に直すことが重要です。
締付け後の厚みと荷重との関係
締付後の厚みmm
13.5mm
13.0mm
12.5mm
12.0mm
締付圧力(締付荷重)
309kg
412kg
670kg
928kg
※ 建坪 36 坪(総 2 階建て)と仮定した場合(1 階部分は 18 坪)、この場合セーフティーサポートのダブルサイズ
が概算で約 85 枚程使用します。この場合、12.0mm に締め込んだ時に架かる締め付け総荷重は 928kgx85
枚=78,880kg(約 78 トン)となり、この荷重以上でなければ土台の沈み込みは起こりません。つまり、沈み込
まないように、初めから締め込んでおくことです。
但し、荷重が集中してかかるところはこの限りではないので、その部分には軸力が集中する縦材の指定敷き込
み数量表(15 ページ)に従ってセーフティーサポートを追加敷き込んでください。
(上記敷き込み枚数は概算数量です。実際の敷き込み枚数は施工マニュアルに従ってください。)
0
16
5)
床下換気・
床下換気・通風の
通風の基本ルール
基本ルール
【 セーフティーサポートの
セーフティーサポートの有効換気面積の
有効換気面積の算出法について
算出法について 】
基礎と土台の間に敷き込むセーフティーサポートは、決められた位置に指定サイズを設置しアンカーボルトを928kg
fで緊結(締め込む)することで、厚みが1、2cm(12mm)になります。(土台と基礎の隙間高さ)また、外周部布
基礎4m以内に使用するセーフティーサポートの枚数は平均でダブルサイズ版が約4枚(シングル4枚+ダブル2枚
=ダブル版4枚相当)となります。これらの条件の場合、床下換気面積は次の通りです。
: 有効換気面積
有効換気面積:
:(400cmx1.2cm)-{(12cm×4枚)×1.2cm} = 422.4c ㎡
4m以内の
以内の有効換気面積422
有効換気面積422.
422.4c ㎡は住宅金融公庫床下換気規定の
住宅金融公庫床下換気規定の1.4倍となります。
となります。
※全体の
全体の換気面積を
換気面積を算出するには
算出するには:
するには:
[基礎の
基礎の外周×
外周×1.2cm] - [6cm×
cm×シングルサイズ敷
シングルサイズ敷き込み枚数(
枚数(※)]=
)]
※ダブルサイズはシングルサイズ2枚分として換算してください。
c㎡
住宅金融公庫共通仕様書の「外周部の布基礎には300c ㎡以上の床下換気孔を間隔400cm以内ごとに設
ける」を順守するための敷き込み枚数換算表は以下の通りです。
(例)
4m以内の
有 効 換 気 面 積
以内の敷き込み枚数
(a) シングルサイズ8枚
422.4c ㎡
(b) シングルサイズ10枚
408.0c ㎡
(c) シングルサイズ12枚
393.6c ㎡
【防鼠材について
防鼠材について】
について】
セーフティーサポートの圧縮厚(隙間・換気口高)は12
mmです。これは住宅金融公庫共通仕様書ならびに
関係法規に準拠した換気スクリーンの隙間の寸法です。
よって、この場合は特に防鼠材を必要としません。しかし
基礎天端のレベルに誤差が生じ調整板を使用した場
合など隙間がこれ以上大きくなる場合は、関係法規に
従って既成品の防鼠材を取り付けてください。またその
場合は防鼠材の換気開口部面積(通気量)を考慮の
上、使用する防鼠材の選定・使用枚数に注意して施
工してください。
1
17
セーフティーサポート施工
セーフティーサポート施工チェックシート
施工チェックシート
平成
年
月
工事名(施主名):
建築地 :
日
確 認
施工チェック
施工チェック項目
チェック項目
済
チェック
1
各アンカーボルト及び土台の継ぎ手下部にシングル版を敷き込むこと
2
柱下及び荷重が集中する縦枠材の下部にダブル版1枚以上を敷き込むこと
3
セーフティーサポートの設置間隔が1m以上を越えないよう敷き込むこと
4
土台と基礎の換気口高(隙間)が12mmであること(締め付けすぎないこと)
5
外周部基礎4m以内に有効換気面積が確保されていること
6
施工条件において防鼠材使用の必要性の有無を確認(法令に準ずる)すること
7
基礎立ち上がり外面へのモルタル塗りに注意し、換気開口部をふさがぬこと
8
セーフティーサポートが基礎天端からはみ出さないよう敷き込みすること
備考:
施工者名 :
住所 :
施工確認者名 :
「施工チェックシート」を使って作業を確認してください。チェックシートを記入の上、施工者
にて保管し、各関係機関からの請求があれば提出してください。
*その他、3階建住宅や施工条件および建築工法が通常と異なる場合で、敷き込み個所・必要枚数
がわかりにくい場合は、セーフティーサポート取扱店 または弊社までご相談ください。
2
18