平成 26 年度 東京都立立川高等学校 全日制課程 学校経営報告 校長 下 條 隆 史 本校は多摩の立高として、「トップリーダーの育成」と「難関大学合格」を Keyword に、目標達成のために、保護者や地域や同 窓会等とも連携して、平成 26 年度も全教職員の総力をあげて取り組んできた。今年度の結果を基に次年度も取り組んでいく。 26 年度の数値目標 26 年度成果 過去データ 25←24←23←22 ① センター試験 56 教科 7 科目型受験者 200 名以上 196 名 183 名←183 名 ← 198 名 ← 155 名 ② 東大、京大、一橋、東工、国立医学部現役合格者 15 名以上 16 名 14 名←13 名 ← 13 名 ← 4 名 ③ 旧帝大および一橋、東工大現役合格者数 30 名以上 24 名 20 名←20 名 ← 22 名 ← 9 名 ④ 進学指導充実のための模試分析会、各種校内研 修会 月 1 回以上 10 回 10 回←10 回 ← 8 回 ← 12 回 ⑤ 学校評価アンケートで「立高に入学して良かっ た」と回答している生徒の割合 85%以上 92.0% 93.4%←88.8% ← 89.0% ← 90.2% ⑥ 平日の家庭での予習・復習時間 1 年生の平均 平日の家庭での予習・復習時間 2 年生の平均 120 分以上 120 分以上 81.0 分 62.5 分 80.6 分 ← 83.8 分 ← 93.6 分 ← 65.5 分 71.6 分 ← 78.0 分 ← 129.8 分 ← 66.4 分 (1)教育活動の目標と方策に関する評価 項目 ① 学習指導 1 少人数や習熟度別少人数授業を充 実する。 2 生徒の家庭学習習慣の確立と自学 自習の態度を育成する。そのため に、入学当初、年度当初及び長期 休業前に学習オリエンテーションを 実施し、学力伸長のための学習ポ イントを生徒に示すなどの取組を一 層充実させる。 3 年間の教科・科目の授業時数を確 保し、授業内容の改善・充実を図 る。 4 授業指導内容、指導方法の工夫や 授業力の向上を図る校内研修の充 実を図る。 5 学力向上のための定点観測、教科 分析会の実施を通して生徒の学力 を向上する。 6 7 ICT 教育環境整備に伴い、ICT を活 用した授業研究を実施し、指導力 向上に努める。 読書活動を取り入れるとともに、言 語活動等も授業に取り入れ、コミュ ニケーション能力の育成を図る。 ※内部評価は A 満足 B 概ね満足 C 不満足の 3 段階 内部評価 成果(○)と課題(□) 改善策 B ○比較的うまくいっているように思わ れる。 □使用できる教室が少ない。 ・少人数に適した授業方法を各教 科科目で検討してもらう。 ・教室の増設。他の教科の特別教 室を借りる。 B ○計画的に実施 □集会などを通して時間をとって指 導しているが,生徒レベルで実施さ れているとは限らない。 □中学と高校の授業の違いを生徒 に提示することは、途中脱落者を出 さないためにも重要。 ・合同学年会、合同教科会の実施 ・学習オリエンテーションだけでな く、部活動顧問の協力 ・教科の具体的な学習方法や、過 去の例を提示し、脱落しない雰囲 気作りをもっと押し出すのも必要。 B ○計画的に実施 □授業自体が,一方向的かつ生徒 が受動的なものが多い。 □授業時間が不足 □授業時数の確保のために、行事 などがやりにくい。 ・双方向の授業をする授業者を増 やす。授業に対する研修会を開く。 ・教科会の回数を増やし、話し合い の場を設ける。 ・年間行事予定を早々に取り組み 授業確保の方策を検討する。 B □授業力という言葉が誤解されてい る。Lazy teacher,Busy student となるような授業を展開できている教 員が少ない。 ・優れた授業者の授業を見に行く。 ・研究授業を増やす。 ・教科会をより充実させる。 ・各教科での研修を可視化する。 B ○模試による定点観測はできてい る。 □改善策を打ち出すところまではで きていない。 □教科会を設定する日が難しい。 ・教科会の回数を増やし、問題点を 洗い出す。 B ○機器の使い勝手はよくなり、利用 する教員が増えた。 □生徒主体の授業を展開する ICT 機器しようとなっていない。 □ICT 機器が十分に行き渡っていな い。 □研究授業が少ない。 ・利用数を増やす。 ・効率よく利用できる教育環境(カ ーテンなど)を計画的に設置する。 ・優れた授業者の授業を見に行く。 B ○一部の科目によっては上手に育 成を図っている。 ○図書館司書と連携ができている。 □人前でなかなか自分の意見を言う 生徒が少ない。 □図書館、国語科、学年に頼る部分 が大きい。 ・各教員が正解のない質問を増や すように授業を工夫する。 ・大学入試にとらわれずに、教科ご とにその教科・学問の深みを気づ かせる授業を研究する。 1 進路結果報告会、模試分析会、進 路指導システム講習会など教員研 修を充実させ、進路指導力の向上 を図る。 2 進路指導計画による組織的な進路 指導、「進路だより」の発行による進 路情報の提供、「進路の手引」や 「先輩からの手紙」の活用などを通 じ、進路実現に向けた指導を充実 する。 3 「総合的な学習の時間」を利用し、 一層の充実を図る。 4 大学進学模擬試験を、1、2 学年に ついては年間 3 回以上、3 学年に ついては年間 7~8 回実施する。 模擬試験の結果については、分析 報告会を実施し、成果と課題の共 通認識を図り、授業内容を見直し、 生徒の指導に有効に生かす。 ② 進路指導 A B B B ○分析会やシステムの講習会など は実施できている。 □生徒指導に生かしきっていない。 □研修日時の設定が水以外にはで きないので、設定自体が難しい。 ○定期的な進路だより等の情報発信 が行えた。 □進路だよりがたまにしか発行され なかった。 □「進路部だより」「進路の手引き」が 十分に活用されていない。 ○計画的に総合的な学習の時間が 実施できた。 ○「先輩企画」「進路懇談会」など有 意義な会が行えた。 □総合的な学習の時間でどのような 力をつけさせたいのかが共通理解さ れていない。 ○計画通り実施できた □模擬試験を教科ごとに有効に利 用していない □課題の発見、課題に対する改善 の対応等が取られないままになって いる。 ○3 者面談が計画的に実施できた。 □面接施設が不足している。 □進路啓発、学習意欲の向上につ ながる面談としての意味が不十分で ある。 ○徐々に高い志を持つ指導が充実 してきた。 □各学年で面談の実施に、内容や 期間にクラス差がある。 □進路充実期間に対する意識が低 い。 □やってもそれを有効に活用できな い □相変わらず土日も 1 日中活動して いる部活がある。 □生徒が2分化し、中間層の生徒が 減っている傾向がいられる。 ○生活指導統一基準の作成と実施 に取り掛かれた。 □精神的な問題を抱えている生徒 が増えてきた。 □教職員に浸透していない。 □日常的に清掃に関しての生徒の 関心度は低い。 □いろいろなものが廊下に置いてあ るので、なんとなく汚い。 ○様々な教育活動の中で実施する ことができた。 ○生徒の資質がよいので通常の関 係が築けている。 □組織的な活動は不十分である。 ・部会や学年会、職員会議等で折 に触れ話題にする。 ・行事計画に入れる。 ・模試分析会は、実施方法・対象者 などに再考の余地あり。 ・生徒自身に考える力を身に付けさ せる。 ・学年で実施していることの情報交 換を行う。 ・明確な進路啓発の頻度を上げる。 ・総合的な学習の時間の位置づけ をはっきりさせる。 ・継続的なアプローチを学校の売り とする。(担任や学年主導だと温度 差が大きい) ・3 年生については特に重要な回 を設定し、その部分については面 談を行うなどの措置を講じる。 ・模擬試験の有効活用の方法を見 直し、再検討する。 ・学年ごとの事前の打ち合わせを 実施する。 ・担任、学年による温度差の解消を する。 5 全学年を通じて個別面談、3 者面 談を計画的に実施する。 6 「進路充実期間」を工夫するととも に、学年に応じた進路ガイダンスや 卒業生による進路懇談会を通じ、 高い志を持たせる。 1 生活実態調査の結果を踏まえ、生 徒の学習活動や部活動・学校行事 への支援の在り方を改善する。 C 2 生活指導統一基準に基づいて、生 活指導を徹底する。 C 3 校内美化活動を推進する。 C 4 教師と生徒及び生徒相互の人間的 な触れ合いを大切にして、人権を 尊重する教育を推進する。 B 5 学校生活における言動や書類記載 等を人権の視点から点検し、生徒 一人一人の実態や特性に応じた指 導を充実する。 B ○特に問題なし □精神的な問題を抱えている生徒 が増えている。 ・基本的な礼儀の継続的徹底 ・特別支援コーディネーターを中心 とする支援体制の確立 C ○下校時間について生徒指導がで きた。 □全定双方に、確認事項に対する 思い込み違いがあった。 □交流が少ない。全日の下校時間 が守られていないという指摘が定時 の方からあった。 ・全定との日頃からの意思疎通をと る機会を増やす。 ・約束事を明確にして、順守する。 ③ 生活指導 6 全定併置校として、定時制との連絡 を適切に行い、両課程の学校生活 がより円滑になるよう連携・協力を 深める。 A B ・面談の時期に合わせた「進路充 実期間」を設定し、期間当初等に進 路ガイダンス等を設定する。 ・事前の面接の宣伝とその期間の 進路行事を充実させる。 ・調査結果が有効に活用できるよう に工夫する。 ・生活指導部を中心に部活動の在 り方を検討する。 ・特別支援コーディネーターを中心 とする、支援体制の確立。 ・清掃点検などの実施 ・全定合同美化活動週間の設定 ・特にない。 ④ 特別活動 部活動 ⑤ 健康 づくり 1 B 2 立川高校伝統行事である臨海教室 を安全で有意義に実施する。 A 3 生徒会、委員会活動を活性化し、 生徒の自治意識を育てる。 B 4 教科「奉仕」を通して、地域のボラン ティア活動に参加するなど、地域社 会等に貢献する奉仕活動を工夫す る。 B ○計画的に実施できた。 □奉仕→ボランテイアという流れが できていない。 ・新たな教科へ「生き方あり方」(道 徳)との関連について模索する。 1 学校医・学校薬剤師と連携して学校 保健委員会を充実させる。また、新 型インフルエンザへの対応等、全 教職員が保健情報を共有できるよう に情報の一元化、明確化を図る。 B ○養護教諭を中心に計画的に実施 できた。 ○養護教諭より生徒の情報が伝わっ た。 ○加湿器設置 □インフルエンザ対策 ・うがい、手洗いの奨励 ・修学旅行の位置の検討 B ○SC 機能は機能している。 □SC以外の教育相談の利用が少な い。 □特別支援生徒の拾い出すシステ ムがない。 ・東京都の教育相談の周知 ・教員間での必要性の認識を図る。 ・学年会に SC を呼ぶ 2 3 4 ⑥ 募集 広報活動 スクールカウンセラーの意義や機 能等を生徒・保護者に周知し、学校 全体として組織的に有効活用を図 る。また、特別支援教育についても スクールカウンセラーと連携しなが ら組織的に体制を整える。 新体力テストの実施と共に、健康づ くり、体力づくりのための体制を整 え、組織的な取組を行う。 生徒の実態を調査し、特別支援教 育の推進及び食育の充実に努め る。 B C 1 HP の迅速な更新などを通して、外 部に情報発信を積極的に行う。 C 2 学校説明会、学校見学会、授業公 開、公開講座を充実させる。 B 3 1 2 3 ⑦ 学校経営 組織体制 ○以前に比べバランスを欠く生徒は 少なくなっている。 □生徒が 2 分化している。中間層の 生徒が減っている傾向がある。 ○無事に実施できた。 □引率教員の決定が遅れる。 ○生徒が小学生説明会での校内案 内など活動してくれた。 □委員会活動低調、生徒の主体性 の育成は不十分。 部活動と学習活動をバランスよく両 立させ、学校生活全般の充実を図 る。 4 5 6 7 自校作成問題解説会を年 2 回以上 実施する。また、私塾等対象の学 校説明会を 2 回実施する。 進学指導重点校として、生徒の達 成すべき学力をさらに高めるため、 各教科と分掌の一層の連携強化を 図る。 学校運営連絡協議会による学校評 価を活用し、教職員の資質向上を 図るとともに、組織の活性化を図 る。 学校経営指標、OJT 診断基準、執 務ガイドラインに基づき、学校経 営、組織マネジメントの改善に努め る。 施設・設備の活用状況等を調査し、 生徒の学習相談機能が強化できる よう、施設・設備の改善を図る。 TAIMS 端末を活用し、メール、学校 会議システムを利用するなどして、 教員の校務の効率化を図る。 校内研修などを組織的に行い、教 職員の資質向上を図る。 各分掌、各学年、各教科における PDCA サイクルよる効率的な運営 を行う。 A B B B B B C B □種目により時間のかかり方が違う。 □体育単位数 7 単位なのでこれ以 上は難しい。 □対応できるマニュアルが不徹底 □特別支援が必要な生徒を把握す るシステムがない。 ○校長 HP の更新が頻繁 □部活関係の更新が不足 □HP 情報発信が個人頼み ○計画的に実施、来校者増加 □公開講座が限られた教科だけで 行われている。 ○計画的に実施、参加者増加。 □自校作成問題解説会が通常の授 業に影響を与えている。 ○指導教諭中心の連携がとれた。 □教科間の情報交換、学年と教科の 情報交換不足 □生活指導部の連携不足 ○計画的に実施できた。 □学運協の話し合いの内容や学校 評価が、教職員等に周知されていな い。 ○教員による各ガイドラインの確認 は実施できた。 □組織内での綿密な報告、連絡、相 談 ○自習室の増改修 □面談や生徒指導スペース不足 □17 時以降の教室等の利用ができ ない。 ○NAS や TAIMS メール利用増 □電子メールで返す資料の締め切 りが早い。 ○悉皆研修の計画的実施 □企画母体や内容が不明確 ○計画的に実施できた。 □時間不足と点検とフィードバックが 未実施 ・部活動顧問による面談を実施 ・進路について早い段階から目標 を持たせる指導をする。 ・引率教員の決定を早める。 ・活動方針などを話す場を設ける ・下校時間の徹底に努める。 ・自治活動の意義の徹底 ・生徒会主催の学校説明会実施 ・密に連絡を取り、渋滞を解消 ・週 2 回の授業でトレーニングを必 ず実施する。 ・連絡を密にする。 ・部活生徒から募集し編集利用 ・教育情報と総務広報で担当 ・説明会等の参加申込のネット化 ・PR 戦略 PT で回数・時期を検討 ・生徒が学校を PR する場面を増や すことが必要。 ・授業のない土曜日に実施する。 ・教員参加を徹底する。 ・研修チームによる研修の「実施 ・進路検討会や、拡大学年会など で頻繁な情報交換の実施 ・教科主任会議などの頻繁な実施 ・議事録の配布 ・可能ならば、学運協メンバーと職 員との研修会の実施 ・学校評価の周知 ・組織内での綿密な報告、連絡、相 談を継続 ・トイレも含めて各設備改修 ・定時制との取り決めを行い、17 時 以降の利用 ・学年会や分掌会を可能な限り時 間割に配置 ・資料は早めにメール等を発信 ・研修チームによる研究授業を増 やす。 ・水曜以外に各分掌や教科会を可 能な限り設置 (2)重点目標と方策 項目 ① 生徒の 学力向上 ② 高い目標 を目指す 進路指導 ③ 生徒の 家庭学習 習慣の 確立と 自学自習 の態度 の育成 ④ 自主自律 の精神を 涵養する 生徒指導 ⑤ 募集対策 の一層 の強化 ⑥ ⑦ ※内部評価は A 満足 B 概ね満足 C 不満足の 3 段階 内部評価 成果(○)や課題(□) 改善策 ○指導教諭を中心に取組が推進されつ つある。 □土曜講習の位置づけやとりまとめ母体 が曖昧。 □組織的な研究授業は未実施。 □教科間の連携は時間的にも物理的に も不可能。 ○時間不足の中、各教科が努力 □時間的な余裕がないため、教科会があ まり実施できていない。 ○年度内 2 回実施しできた。 □会議を開く余裕と時間不足 □月 2 回の開催の不実施 ○各教科よく努力している。 □教科ごとのスタンダードが不明確 □センター満点目標の不達成 ・授業改善の研究授業や研修会を実施 する「授業力向上研修チーム」「思考力 プロジェクト委員会」を立ち上げ、組織 的システムを構築する。 ・土曜講習の位置づけの明確化 ・時間割内や年間行事計画に教科会を 設定 ・学期ごとにテーマ設定し、教科会で意 見交換をする。 ・全教科で情報を共有の工夫 ・学期 2 回程度の実施 ・教科主任会でテーマを設定し取り組ん でいく。 ・「センター試験の問題が全部解ける」 に変更する。 ・学習習慣の確立 ・進路部と教科、他分掌との連携強化を 一層図る。 ・本物探究、読書力やプレゼンテーショ ン力の強化など。 ・年間授業計画、講習補習などの年間計画を、 組織的な研究授業、授業研修会を通して全教 員が授業改善に努める。 B ・教科会を充実させ、教科としての組織的指導 力を高める。 B ・教科主任会の開催を月 2 回程度実施し、教科 間通しの組織的連携を強化する。 B ・立高学力スタンダードを明確にし、ホームペ ージに掲載するなどして、全教職員で学力向上 に努める。 B ・進学指導重点校として、より適切な進路指導体 制を確立する。 B ○概ね進路指導体制が実施できた □難関国立大学を目指す生徒を増やす ための方策がとられていない。 B ○データ集約、検討会実施など計画的に 概ね実施されている。 □教育情報部のデータ管理の機能不 全、データの使い勝手が悪い。 ・進路関係は進路部でも処理できる体制 づくり ・データ処理ができる人事配置 ・「総合的な学習の時間」の取組を精選し、生徒 に進路実現への内発的動機付けを促す。 B ○留学生や先輩企画など外部招聘内容 は充実している。 □内発的動機の効果検証不足 ・内発的動機付けができるような校外学 習の実施 ・3 年間の総合的な学習の時間の流れ を 1 年生のうちに理解させる。 ・個別面談や 3 者面談を行い、模試分析支援シ ステムも活用して、一人一人の生徒に適切な情 報提供ができる教員組織を作る。 A ○担任を中心に実施できた。 □面談場所の不足 □教員全員の共通理解が不足 ・進路実現に関して、全体で生徒へのア プローチのスタンスを共有する。 ・生徒の部活動・学校行事における「やり遂げ 感」を大切にし、家庭での学習をおろそかにし ない高度な文武両道を追求する。そのためにき め細かい学習オリエンテーションを実施し、高 い目標に向けて頑張らせる指導を部活動顧問 及び担任団、全教職員が連携して実施する。 B ○学年間で情報交換がほぼ実施できた。 □学習より行事や部活動が中心であると 行動している教員が存在する。 ・19 時頃まで,学校で学習できるシステ ムをつくる。 ・教育情報部、進路指導部と学年が連携し、生 徒個人データを基に、模試分析会や進路検討 会を全教職員対象に定期的に実施する。 ・土曜日、長期休業中、平日の補習を組織的に 実施するとともに、生徒のいかなる質問にも応 えられる学習相談環境をつくる。 ・部活動、学校行事、臨海教室、生徒会活動を 通して、生徒の自治意識を高め、集団生活での リーダーシップとフォロアーシップを養う。 ・部活動の指導計画などを生徒・保護者に提示 し、部活動と学習活動のバランスを図る指導を 徹底する。 ・いじめや体罰防止のため、外部機関(学校サ ポートチーム)等による定期点検を実施し、必要 に応じて研修会を開催し、教員意識を常に継続 する。 ・PR 戦略計画の実施を推進し、検証を通して、 翌年度に向けての戦略を検討する。 ・学校説明会への積極的参加、校内学校説明 会や見学会の効果的運営、進学塾対象の説明 会や塾訪問の実施、説明会等の実施案内の幅 広い周知、HP の充実等を図り、学校 PR を強く 推進する。 主幹・指導教諭会議及び企画調整会議を中心 にして、PDCA に基づき、進行管理を図り、各 学年・分掌・教科が連携して事業を進める。 経営企画室の学校経営参画を推進し、学校経 営計画、予算編成指針に基づき、予算の効率 的な編成執行に努める。また、施設管理、備品 管理、学事、環境整備、広報などについて、円 滑かつ適切な進行を図る。 ⑧ 8 年後の立高の将来構想を検討するための 120 年プロジェクト委員会及び外部諮問委員会 を年 6 回ほど実施、検討を開始する。 ⑨ 部活動の地域行事への参加等を通じて、地域と の連携、理解の促進を図り、開かれた学校を目 指す。 B B ○概ね実施できた。 □場所と時間の確保が不十分 □学習と部活動の両立の方策がない。 ○様々な機会を通して実施できた。 □自治意識が学習をしない口実作り □教員の関わり方が困難 ・物理的な環境整備を急ぐ ・行事計画の見直しを今後も模索する。 ・今後も様々な教育活動で取り組む。 B ○計画的に実施できた。 □自学自習習慣が不足 ・部活動の父母会の充実 ・学習習慣確立と自学自習確立に教員 が方向付け B ○特に問題なし。 □水面下の実態把握が困難 ・常日頃から観察を継続 ・教員間の情報共有 B ○概ね実施できた。 □PR 戦略計画等周知の不徹底 □本校のウリの教員間の共通理解 ・立高のウリの明確化とブランド力を高 めるため、新 PR 委員会の設置 B ○概ね実施している。 ○小学生対象の説明会の実施 □HP 更新が校長室よりのみ ・HP 利用の積極的 PR 活動実施 ・女子の応募減少対策のためPR委員会 の設置 ・在校生の声の発信 B ○概ね実施できた。 □組織内で報連相不足 ・できる限り全員出勤日を水曜日以外に ももう 1 日設置する ○企画室との連携はおおむね良好 ○自習スペース充実、一部トイレ洋式化 で教育環境の向上を図った。 □実験実習の生徒が直接使用する機器・ 器具類の老朽化 ○外部委員会は計画的に実施できた。教 職員へ、内容についてはNASを利用して 公表できた。 □校内への PR や情報提供不足 ・生徒の教育環境充実に向けた予算作 成に対する教職員の共通理解と協力体 制の強化 ・校務活動における予算の効果的活用 と効率化を進め、更新年次計画の作成 B B B ○可能な範囲で実施できた。 □具体性の欠如 □「多摩に立高あり」の貢献度は不十分 ・職員会議で抜粋を配布 ・生徒の登下校の指導の徹底 ・地域との連携(主に立川市)を強め、立 川市の看板となるよう、行事などの PR を 行う。
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