「SSI 部門 手術部位感染 判定基準」改訂内容

2015 年 5 月
「SSI 部門 手術部位感染 判定基準」改訂内容
Ver.1.0 → Ver.1.1 改訂内容 (2008 年 12 月)
改訂対象
深部切開創
改訂前
改訂後
さらに
感染が切開創の深部軟部組織(筋膜と筋層)に及
んでいる。
2015 年 5 月
「SSI 部門 手術部位感染 判定基準」改訂内容
Ver.1.1 → Ver.1.2 改訂内容 (2015 年 5 月)
改訂対象
表層切開創
改訂前
改訂後
c. 以下の感染の徴候や症状が少なくとも1つ
c. 表層切開創が手術医によって意図的 に開放さ
ある:疼痛、圧痛、限局性腫脹、発赤、熱感、
れ、かつ培養陽性または培養されていない。なお
さらに表層切開創が手術医によって意図的に
かつ、以下の感染の徴候や症状の少なくとも1つ
開放され、培養陽性あるいは培養されなかっ
に該当する。
た場合。培養陰性の場合はこの基準を満たさ
ない。
深部切開創
:疼痛、圧痛、限局性腫脹、発赤、熱感。
培養陰性の場合はこの基準を満たさない。
b. 深部切開創が自然に離開した場合あるいは
b.深部切開創が自然に離開した場合、あるいは手術
培養されておらず、以下の感染の徴候や症状
医によって意図的に開放されかつ切開創の培養
が少なくとも1つある:発熱(>38℃)
、限
が陽性、または培養がされてない。なおかつ、以
局した疼痛、限局した圧痛。培養陰性の場合
下の感染の徴候や症状のうち少なくとも一つに
はこの基準を満たさない。
該当する。
:発熱(>38℃)
、限局した疼痛もしくは圧痛。
培養陰性の場合はこの基準を満たさない。