英 米 文 学 井 口 篤 准教授 IGUCHI Atsushi(平成27年10月就任) 生 年:1977年 最 終 校:ケンブリッジ大学英文科博士 課程(Ph.D., 2009) 卒 業 年:2009年 email:a-iguchi@flet.keio.ac.jp 研 究 室:日吉来往舎 623番(電33262) 専攻科目:中世英文学 (14-15世紀のラ テン語・中英語宗教散文) 塾内役職: 所属学会・団体:日本英文学会,日本中世英語英文学会,西洋中世 学会 [論文] Translating Grace: The Scala Claus主要著作・論文: tralium and A Ladder of Foure Ronges , Review of English Studies, 59 (2008), 659 -76; The Visibility of the Translator: The Speculum Ecclesie and The Mirror of Holy Church , Neophilologus, 93 (2009), 537-552; 交換と翻訳の政治学:中世 後期イングランドにおいて英語で聖書を語るということ , 異文 化を通してみる自己像―メリット,ジェンダー,旅,翻訳,帝国 , 草光俊雄編(2009年度放送大学学長裁量経費による研究報告書, 2010),pp.43-50; Unleashing the Vernacular: The Inclusive Hermeneutics of The Prickynge of Love , Studies in Medieval English Language and Literature, 26 (2011), 39 -54; 心の扉を 開ける ―中世後期イングランドの俗語神学― ,西洋中世研究 , 第5号(2013),139-154 [著書] 寺澤盾,井口篤 英語の軌跡をたどる旅 (放送大学教育 振興会,2013);大橋理枝,宮本徹 ことばとメディア (放送大 学教育振興会,2013)[第5章∼第8章を分担執筆] ;宮下志朗, 井口篤編 ヨーロッパ文学の読み方―古典篇 (放送大学教育振興 会,2014);宮下志朗,井口篤編 中世・ルネサンス文学 (放送 大学教育振興会,2014) 海 外 歴:2004年10月∼2009年1月 ケンブリッジ大学 私の研究紹介:14世紀から15世紀にかけてイングランドで書かれた 宗教文学について研究しています。中でも,ラテン語で書かれた 宗教作品がどのように俗語である英語に翻訳され受容されたの か,そしてその過程でどのような神学議論が俗語読者たちの間に 広がったと えられるのかについて興味を持っています。 76
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