第一次中期経営計画資料 - 株式会社C&Fロジホールディングス

株式会社C&Fロジホールディングス
第一次中期経営計画
開催日時:平成28年5月17日(火) 15:30~16:30
会
場:兜町平和ビル3階㈳日本証券アナリスト協会会議室
株式会社C&Fロジホールディングス
東京証券取引所市場第一部
証券コード9099
URL://www.cflogi.co.jp/
目次
1.事業・運営体制の目的
・・・P2
2.当社グループの強み
・・・P3
3.当社グループの目指す姿
・・・P4
4.現状認識・課題分析
・・・P5
5.第一次中期経営計画
基本方針
・・・P6
6.第一次中期経営計画
基本戦略
・・・P7
7.第一次中期経営計画
具体的戦略・・・P8
【営業部門】
・・・P8
【経営企画・管理部門】
・・・P9
【監査・内部統制部門】
・・・P10
【施設部門】
・・・P11
8.業績目標
【設備投資内訳】
9.資本政策・株主還元方針
・・・P12
・・・P13
・・・P14
1
1.事業・運営体制の目的
早期に統合効果を発揮する
・経営統合のシナジーの早期具現化
・効率的な一体運営の構築
・グループ全体を管掌する部門担当役員を配置した一元管理
①営業部門
・・・ 両事業会社共同による顧客開拓、既存事業における施設・車両・地域ネットワークの
有効活用およびチルド・フローズン一体型の新たなビジネスモデルの企画・立案
②経営企画・管理部門 ・・・ 経営戦略、資本戦略等の企画立案、広報IR活動、グループ全体の総務・人事・
経理部門の統括
③監査・内部統制部門 ・・・ グループ全体の内部統制および運輸・安全管理を行う
④施設部門
・・・ グループ全体の施設・車両の調達および管理を行う
倉庫・物流・顧客管理等の情報システムの効率化を図る
2
2.当社グループの強み
自社オペレーションを軸とした効率的な物流サービス
顧客ニーズ
への対応
高い
物流品質
自社インフラ
自社オペレーション
全国展開
ネットワーク
(平成28年3月末)
グループ全体
従業員数・・・10,903人
車両台数・・・ 2,572台
蓄積された
経験
※当社のノウハウを集約した自動倉庫
3
3.当社グループの目指す姿
グローバルに変化する食品物流を担う低温を核とする総合物流情報企業の実現
~高度な温度管理により、お客様から評価され、選ばれる物流企業になる~
お得意先様
本社
在庫管理
情報
統計情報
管理
温度管理
情報
小売店
受発注
情報
貨物情報
トレース
提案・提供
工場
納品先様
届先別
納品情報
提案・提供
リアルタイム
情報分析
運行情報
問屋・CVS
拠点間
移動情報
自社オペレーションによる物の流れ
①「新しい」物流システムを創造
②物流に関連する付加価値の実現と物流品質の更なる強化
③従業員が生き生きと仕事に取り組める物流企業
実現
④全てのステークホルダーに支持される企業へ
4
4.現状認識・課題分析
総合物流情報企業の実現のために
当社グループを取り巻く環境
当社グループの課題
冷凍・冷蔵食品の需要の伸長
顧客ニーズの変化
人件費上昇
人材確保
車両の安定的調達
外注コスト上昇
法改正への対応
インフラ共有
施設の狭隘化
利益率の改善
不採算店所改善
安心・安全と品質提供のコスト増
全部門の機能再編を推進
5
5.第一次中期経営計画 基本方針
統合効果の具現化に向けた全部門における機能再編の推進
全部門が更なる統合効果の具現化に向けて取り組んでいく
本3ヶ年計画は第二次以降に繋げるための基盤固めを行う
更なる実効性のあるシナジーを具現化させる
より効率的な一体的運営の構築を実現する
トップラインの拡大による増益ではなく利益率の改善を図る
6
6.第一次中期経営計画 基本戦略
事業・管理の効率化と物流資産の効率的運用により高い収益性の確保
基本戦略
Ⅰ. 市場・顧客ニーズの変化を先取りした営業基盤の創造
①川上・川下の物流短縮化のための効率的機能の提供
②チルド帯、フローズン帯を中心とした多温度帯への対応力を活かした複合物流の強化
③より付加価値のある物流関連業務の強化と創造
④ベトナム共和国における低温物流事業の更なる展開
Ⅱ. 制度・基準・手法の統一による管理部門の効率化
①効率的な管理体制の構築
②物流品質・運輸安全の向上に資する更なる教育制度の充実
③ガバナンス体制の強化
Ⅲ. 人材不足への対応の強化
①正社員化の促進と労働環境の改善
②省人化に資する新技術の効率的導入
Ⅳ. 物流資産の効率的運用による収益率の改善
①「冷凍・冷蔵倉庫」「物流センター」「車両」等、機能別資産の効率的活用の徹底
②内製化によるコストコントロールとインフラの共有による利益の確保
7
7.第一次中期経営計画 具体的戦略
営業部門
具体的戦略
①BCPを踏まえた地域ネットワークの再構築
②顧客の物流ニーズを先取りした提案営業の推進と物流品質の向上
③適正収支の確保のためにコスト管理・分析機能の構築
④西日本における新規拠点計画の推進、
チルドとフローズンを取扱う複合型物流施設の計画・立案
⑤グループインフラの相互活用の促進
8
経営企画・管理部門
具体的戦略
①グループ全体の人事制度の整備
②管理システムの統一
③コーポレート・ガバナンス・コードへの対応
④M&Aによる業容拡大の検討および積極的情報収集
⑤ベトナム共和国における低温物流事業の更なる展開、
周辺諸国の情報収集
9
監査・内部統制部門
具体的戦略
①車両事故・労災事故・商品事故を発生させないための取組み
②品質に関する運用ルールの統一
③QMSツールを活用しての社員教育
④乗務員の確保、定着率の維持向上への取組み
10
施設部門
具体的戦略
①基幹システム統一による事務の効率化と標準化
②ボリュームディスカウントを得るために物品購入の共同化
③各種法令、電力自由化への対応
④事業安定性確保のために既存施設のメンテナンス計画の整備
⑤庫内環境の良化・省人化・省エネ設備機器の導入検討
11
8.業績目標
資産の効率的運用を最優先に、経常利益率の改善を狙う
(単位:億円)
平成27年度
実績
平成28年度(平成29年3月期)
業績予想
前期差
平成29年度(平成30年3月期)
業績目標
累計差額
平成30年度(平成31年3月期)
業績目標
累計差額
連結営業収益
1,006
1,020
+14
1,040
+34
1,060
+54
連結経常利益
30
32
+2
35
+5
40
+10
経常利益率
3.0%
3.1%
+0.1%
3.4%
+0.4%
3.7%
+0.7%
ROA
3.9%
4.2%
+0.3%
4.6%
+0.7%
5.4%
+1.5%
6.4%
6.5%
+0.1%
6.8%
+0.4%
7.2%
+0.8%
総資産経常利益率
ROE
自己資本純利益率
※平成27年度の実績数字については、名糖運輸の通期実績とヒューテックノオリンの通期実績を合算し、
連結修正を行った数字を使用しているため、適時開示した決算数字とは異なっております。
※ROAの計算について、分子には連結経常利益を使用しております。
※ROEの計算について、分子には親会社株主に帰属する当期純利益を使用しております。
本経営計画最終年度に、連結営業収益1,060億円、
連結経常利益40億円、経常利益率3.7%、ROA5.4%、ROE7.2%を見込む
12
設備投資計画
設備投資額(3ヶ年累計)
投資項目
平成29年3月期~平成31年3月期
車両(代替)
52億円(約560台)
車両(増車)
13億円(約100台)
施設更新
システム更新
45億円
その他
40億円
合計
150億円
3ヶ年累計で150億円規模の積極的な投資を行う予定
13
9.資本政策・株主還元方針
更なる成長のための投資と財務健全性の維持の最適バランスを確保
利益の確保
・1株当たり年間20円の安定配当を基本とする
・更なる業容拡大のために内部留保を確保
定額安定配当
内部留保の積み増し
・事業維持のための更新投資(施設更新、車両代替)
・業容拡大のための新規投資(新規施設、車両増車)
土地・設備への投資
利益の確保
株主還元の充実へ
・資産の運用効率を高め、中長期的な収益性の向上
・企業価値の向上
・更なる株主還元の充実
14
※ 本資料は、株式会社C&Fロジホールディングスの中期経営計画の概要を
ご理解いただくことを目的に作成したものです。C&Fロジホールディングスの
株式等の売買の勧誘を目的とするものではなく、また、資料中の数値等に
つきましては、今後の経済情勢や経営環境等さまざまな要因によって変動する
可能性があることをお含みおきください。
この資料に関するお問い合わせ
株式会社C&Fロジホールディングス
TEL:03-5291-8100 FAX:03-5291-6150
広報IR部/齋藤 善太郎
15