№１５－０１７・・・医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。・・・２０１５年６月使用上の注意改訂のお知らせ日本薬局方セフポドキシムプロキセチル錠経口用セフェム系抗生物質製剤この度、標記製品の「使用上の注意」を以下のとおり自主改訂致しましたのでご案内申し上げます。なお、改訂後の添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日数を要しますので、今後のご使用に際しましては、本内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。（自主改訂による追加箇所（自主改訂による削除箇所１.改訂内容（抜粋）改訂後改訂下線：下線：））前 ←新設 3.相互作用併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤本剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。機序は不明であるが、本剤の吸収が阻害されるとの報告がある。３副作用 4.副作用 (1)重大な副作用（頻度不明） (1)重大な副作用（頻度不明） 1)ショック、アナフィラキシー様症状ショック、アナ 1)ショック、アナフィラキシーショック、アナフィラフィラキシー様症状（血圧低下、不快感、口内異常感、キシー（血圧低下、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、発疹等）を起こすこ便意、耳鳴、発汗、発疹等）を起こすことがあるのでとがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。投与を中止し、適切な処置を行うこと。 2)皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症皮膚粘膜眼症候 2)中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群中毒性表皮群（Stevens-Johnson症候群）、中毒性表皮壊死症(Lyell 壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN）、皮膚症候群)があらわれることがあるので観察を十分に行粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群）があらわれるい、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、ことがあるので観察を十分に行い、異常が認められた適切な処置を行うこと。場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 3)～7) ＜略＞ 3)～7) ＜略＞＜裏面に続く＞－セフポドキシムプロキセチル錠「タイヨー」 1/2－改訂後改訂前 5.高齢者への投与４高齢者への投与＜略＞ 6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与＜略＞ 7.小児等への投与＜略＞ 8.臨床検査結果に及ぼす影響 (1)テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。 (2) ＜略＞＜略＞５妊婦、産婦、授乳婦等への投与＜略＞６小児等への投与＜略＞７臨床検査結果に及ぼす影響 (1)テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。 (2) ＜略＞ 9.適用上の注意８適用上の注意 2015年6月改訂２.改訂理由｢相互作用」の項の新設先発製剤（バナン錠、第一三共株式会社）において、相互作用の相手薬剤の添付文書記載状況及びアルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤との併用により吸収が阻害され効果減弱するとの文献報告より、「相互作用：併用注意」の項が新設されました。これに伴い、弊社製品（セフポドキシムプロキセチル錠100mg「タイヨー」）においても「相互作用：併用注意」の項を新設し、注意喚起しました。なお、相互作用の項が新設されたことにより、「使用上の注意」内の項番号を変更しました。「臨床検査結果に及ぼす影響」の項のクリニテストを削除クリニテスト（尿糖検査試薬）は国内において既に販売中止されているため、記載を削除しました。「副作用：重大な副作用」の項の記載整備 1)最近の知見に基づき、「アナフィラキシー様症状」の表記を「アナフィラキシー」に変更しました。＜参考＞医薬品・医療機器等安全性情報（№299） 2)先発製剤添付文書の改訂に伴い副作用名「中毒性表皮壊死症（Lyell症候群）」を「中毒性表皮壊死融解症（Toxic Epidermal Necrolysis：TEN）」に変更しました。また、疾患の重篤度を考慮し、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群）との記載順序を変更しました。本添付文書改訂情報は医薬品医療機器総合機構のインターネット情報提供ホームページ（http://www.pmda.go.jp/）に最新添付文書並びに医薬品安全対策情報（ＤＳＵ）を掲載致します。あわせてご利用下さい。－セフポドキシムプロキセチル錠「タイヨー」 2/2－