水性硬質ウレタン塗り床材 フロアガードU ペースト工法 その他の注意 材料は雨水に濡れない場所に保存・保管して下さい。 % 2 7 1211AT-4 概 要 基本物性 現在、工場床や倉庫床は、特殊運搬車などの走行により、過酷な条件にさらされています。 また、食品関連などの床面改修では、臭気などの面から問題を生じることがあります。 圧縮強度 フロアガードU ペースト工法は、 それらの対策に適した、水性硬質ウレタンとセメント成分の 複合的な反応硬化タイプの高機能次世代塗り床材です。 用 途 (1)耐摩耗性、耐衝撃性を要求される床 (2) 臭気を嫌う、稼働中の食品関連の床 試験結果 フロアガードU F-4 フロアガードU F-2 項 目 38N/ ㎟ 30N/ ㎟ JIS R 5201 準拠(23℃ 7日養生) 曲げ強度 14N/ ㎟ 14N/ ㎟ JIS R 5201 準拠(23℃ 7日養生) 耐摩耗性 70mg 60mg 日本塗り床工業会試験方法 NNK-004 2000 摩耗輪:CS-17 1kg 荷重 1000 回転 日本塗り床工業会試験方法 NNK-005 2000 付着強さ 2.5N/ ㎟以上(基材破壊) 2.5N/ ㎟以上(基材破壊) 下塗り:フロアガードUプライマー 衝撃強さ ひびわれ、浮き、はがれがない ひびわれ、浮き、はがれがない 基材:普通コンクリート 表面硬度(HDD) (3) リーチリフト、 AGV自動搬送車が走行する床 測定方法 79 79 日本塗り床工業会試験方法 NNK-002 2000 衝撃区分 A 鉄球 1kg 1m(10 回以上) JIS K 7215 準拠 耐薬品性 (4)清潔性を保つため、定期的に水洗清掃を行う床 特 長 (1)耐摩耗性、耐衝撃に優れます。 水性ウレタン樹脂と骨材がバランスよく配合されており、 リーチリフトやAGV自動搬送車など の特殊運搬車の走行にも耐えることができます。 (2)臭気が少ない環境対応型の床材です。 水性のため、食品などへの臭いの移り込みがなく、 周辺環境への影響はほとんどありません。 (3) 工期が短縮できます。 フロアガードU ペースト工法は、下塗りと上塗りの2工程での施工です。 下塗り施工後、 当日中に上塗りの施工が可能な1DAY2COATを実現し、大幅な工期短縮が 可能となりました。 (4)強力な密着力があります。 セメント配合タイプのため、素地コンクリートに対して極めて高い密着力があります。 (5)汚染性、清掃性に優れます。 シームレスで平滑な仕上りのため、 目詰まりによる汚れが付きにくく、清掃性に優れます。 (6)豊富なカラーバリエーションを選択できます。 お客様のご要望に応じた色彩をご提案できます。 荷 姿 施工仕様 <ペースト工法> ◆F-4工法(4mm厚)上塗り材 フロアガード U F-4 21kg セット ◆F-2工法(2mm厚)上塗り材 フロアガード U F-2 15kg セット 混合比 主剤:硬化剤:骨材=1:1:5 骨材 F-4 硬 化 剤F 主 剤 F 3kg 15kg 3kg 袋入り 石 油 缶 入 り 3.2L 角缶入り 混合比 主剤:硬化剤:骨材=1:1:3 骨材 F-2 硬 化 剤F 主 剤 F 3kg 9kg 3kg 石 油 缶 入 り 3.2L 角缶入り 袋入り ◆F-4工法、F-2工法 共通下塗り材 フロアガード U プライマー 20kg セット ※フロアガードU促進剤 1kg ※フロアガードU希釈剤 4.5kg (※施工時に若干の臭気があります。) フロアガードU (F4または F2) フロアガードUプライマー 目地切り 1 下地処理 2 工程図<ペースト F-4、F-2 工法> 混合比 主剤:硬化剤:骨材=1:1:3 骨材 P 硬 化 剤P 主 剤 P 4kg 12kg 4kg 石油缶入り 4L 缶入り 袋入り 工 程 素地:コンクリト・モルタル 製品名 ー <ペースト工法> 「F4 工法(4mm厚)、F-2工法(2mm厚)」 希釈量 塗布量 施 工 要 領 (重量%) (kg/ ㎡) コンクリート打設後1ヶ月以上経過していることを確認する。 素地に付着している 土、 泥などの汚染物を取り除く。 下地が濡れている場合は充分に乾燥させる。 また レイタンス、 エフロレッセンスをポリッシャーサンダーなどで完全に取り除く。 特に ー ー 油汚れは塗料の付着不良を起こすため、 完全に取り除く。 既存塗膜が残っている 場合は完全に取り除き、 研磨機などで平滑な面にする。 壁際や役物周辺など施工範囲の端部に目地切りを行う。 F-4工法では平面部に 約5m間隔で目地切りを行う。 目地の目安は幅3∼5mm 深さ3∼5mm。 主剤Pに所定量の促進剤を混合し、 硬化剤P、 骨材Pを加えた後、 電動撹拌機にて 均一になるまで30秒∼1分程度撹拌する。 希釈を行う場合には、 30秒程度撹拌 した後、 所定の希釈剤を加え、 さらに30秒∼1分程度撹拌する。 材料混合後は速やか フロアガードU 1 . 2 ∼ に床に材料を撒き、 金ごてで3回程度返しながら、 しごくように塗布する。 塗布量は 下 塗 り プライマー 所定量 1 . 5 あくまでも目安で、素地の状態により増減があるので、塗装面にしっかりと金ごてが 当たるよう、 目地や不陸にはしっかりと材料が詰まるように塗布する。 容器中では 骨材分が沈殿しやすいため、 良く混ぜながら使用する。 フロアガードU F-4 6 . 0 所定量 3上 塗 り フロアガードU F-2 2 . 0 必ず、 下塗り (プライマー) の表面タックがなくなってから塗装を行う。 主剤Fに所定量の 促進剤を混合し、 硬化剤F、 骨材F4 (もしくはF-2) を加えた後、 電動撹拌機にて均一に なるまで30秒∼1分程度撹拌する。 希釈を行う場合は、 30秒程度撹拌した後、 所定量の 希釈剤を加え、 さらに30秒∼1分程度撹拌する。 ※注意:主剤Fと硬化剤Fのみで撹拌しないでください。 フクレの原因になります。 材料混合後は速やかに床に材料を撒き、 金ごてで塗布する。 骨材が沈みやすいので撒いた 材料は金ごてで起こすように塗装する。 沈んだ骨材が溜まった部分は表面にざらつきが 出る場合があるので撒き跡や膜厚が薄くなるところは充分注意する。 必要に応じて こて塗りで仕上げた面を厚膜専用ローラーで整える。 塗り継ぎ部などに注意してポット ライフ+5分の時間内に行う。 こて波、 色ムラ、 ざらつきを軽減することができる。 ※仕様の詳細については、施工仕様書をご確認ください。 ※施工温度により、フロアガードU促進剤や希釈剤が必要となります。
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