http://www.janagasakiken-ou.or.jp JA ながさき県央 農でつなごう でつなごうみんなの みんなの笑顔 みのりん Community Magazine of JA Nagasaki Ken-ou MINORIN 4 ● April ● No.180 春陽と大地の恵み アスパラガス 2015 検索 トップニュース 今月の特集 春芽アスパラガス アスパラガス最盛 5月までに270㌧計画 長崎県内一の生産量を誇る当JA管内で、春芽アス パラガスの出荷が最盛期を迎えています。3月上旬時 点で太物率は87%(L階級以上、前年実績79%)と 高く、日量3㌧ほどを関東、関西を中心に出荷。天候 不順で芽伸びが鈍く、天候の回復、地温の確保を待っ て3月中下旬がピークとなります。5月までに270 ㌧を計画しています。 高品質が 人気の理由! 2015.4 No.180 2 年産の春芽は株寄せ時期に昼夜の 高まる消費地の期待 平成 気温差があったことから、例年並みの2月 中旬に出荷が本格化しました。自動計量結 束機や自動選果選別機を導入した北部と南 部の選果場での選別基準︵品質など︶の統 一化が図られ、市場からは品質が良いと評 価を受けています。大手量販店や百貨店か らの引き合い、メキシコ産の輸入減少の影 響 も あ り、 ﹁当 J A の ア ス パ ラ ガ ス を﹂と 消費地からの期待が高まっています。 安全・安心・新鮮を提供 部会は192人で ・8㌶を作付け、今 年産は平均反収2・5㌧ ︵前年実績1・ ㌧︶ 33 す。また、平成 年度から取り組んでいる を目指し、栽培技術の再構築を図っていま 65 よう、短時間で相談もしやすい少人数での 指しています。講習会もより効果的になる に取り組み、更なる収量及び品質向上を目 当J Aでは引き続き新改植及び圃場深耕 めています。 安全・安心なアスパラガスの安定供給に努 の実践範囲を広げ、調査や検証を行い一層、 践する手法であるGAP︵良い農業の行い︶ 農産物の安全性向上や環境保全型農業を実 24 開催など工夫を重ねています。 背く らべ? 3 27 管内ニュース 中部集出荷施設で、平成 年 産小串トマトの出荷が本格化し て い ま す。天 候 不 順 で 若 干 生 育 が遅れているものの、同月2日 から共同選果が始まり、現在は 週2日、日量150 ケース︵4 ㌔ 換 算︶を 福 岡、長 崎 に 出 荷。 4月中旬、5 月上旬の出荷ピー ク時には週5日、 日量600ケース︵4㌔換算︶を選果し、 ブ ラ ン ド 率 は %︵糖 度8 度 以 上︶ほ ど を 占 め る 見 込 みです。 今 年 か ら 新 品 種 を 作 付 け、市 場 か ら は 食 味 が 良 い と 好 評 価 を 得 て お り、急 激 な 温 度 変 化 や 機 械 選 果 時 の 果 皮割れに注意し出荷を進めています。 小串トマト組合は、 ﹁味で勝負﹂のスローガンを掲げ 販売額1億円を目指しています。 ま た、6 次 産 業 化 し て い る 加 工 品 の 消 費 拡 大 で 青 果 の 販 売 に 繋 げ よ う と、平 成 年 月 に ド レ ッ シ ン グ を 発 売。今 年 1 月 に は 長崎県ブランドの農 産 加 工 品﹁長 崎 四 季 畑﹂の 認 証 を 受 け ま し た。昨 年 9 月 に は 鍋 ス ー プ も 発 売 し、 加工品の販売で知名 度向上に取り組んで います。 69 活発な意見が 飛び交いました 当 J A は 川 棚 支 店 で、県 央 産 ﹁長 崎 和 牛﹂の 購 買 者 で あ る 食 肉バイヤーを対象に産地交流会 を 開 き ま し た。当 交 流 会 は、生 産 者 と 購 買 者 の 交 流 を 深 め、肥 育技術向上や消費拡大を図ることが目的。 近畿、九州管内の購買者、佐世保食肉センター㈱、 全 農 ミ ー ト フ ー ズ ㈱、行 政 担 当 者、肥 育 牛 部 会 員、 JA役職員ら 人が出席し、 ﹁元気が出る話﹂をテー マに意見交換を行いました。 購買者から肥育月齢を延ばす生産や、定時・定量・ 定質の牛生産など、有利販売に向けた品質向上につ い て 要 望 が 上 が り ま し た。ま た、生 産 者 か ら は、飼 料高など生産コストの問題で、経営戦略の一つとし て行っている早期肥育実証試験の取り組みに理解を 求めました。今後は、購買者と生産者両者の意見を 考慮した対策を模索していきます。 肥育牛部会とJAは、交流会で出された意見をも と に、今 後 も 官 民 一 体 と な り﹁長 崎 生 ま れ、長 崎 育 ち﹂の 県 央 産﹁長 崎 和 牛﹂の 銘 柄 確 立、販 売 強 化 に 取り組んでいきます。 生産者と食肉バイヤーが意見交換 [金] 27 24 11 光センサーによる選果が 本格化しています 「長崎和牛」の銘柄確立へ 2/13 [月] 小串トマト 2/9 販売額1億円目指す 15 4 2015.4 No.180 [水] 2/18 茶業部会東彼杵支部は、同 町総合会館で第 回通常総会 を開きました。部会員ら約 名が出席し、平成 年度の事 業計画や収支予算案などを審 議。新年度は高品質茶の生産 とPR活動を更に強化するこ とで消費拡大、経営安定に努 めることを確認しました。 ま た、平 成 年 度 に 同 県 で 開く全国大会に向けた取り組 みについても検討しました。 当支部は117 戸約300 ㌶で、玉緑茶﹁そのぎ茶﹂を 生産する県内一の茶産地です。 産地間競争の激しさが増し、 リーフ茶の消費減少など、厳 しい状況が続く中、継続して 知 名 度 向 上 を 図 る と と も に、 研修や品評会、大会への参加 で栽培技術や生産意欲の向上、 単価の底上げを目指します。 27 ∼ 当J Aは 本 店 で、年 金 受 給 手 続きの不安を解消しようと 歳 ま で の 希 望 者 を 対 象 に、年 金 セ ミ ナ ー を 開 き ま し た。地 域 年から各地区で 密着型金融機関サービスの一環 と し て、平 成 人 回 目。 年 々 参 加 者 が 増 え、当 日 は が参加し盛況となりました。 開 会 に あ た り、田 中 雅 臣 常 務 は﹁年 金 制 度 は 年 々 変 わ っ て い ま す の で、こ の セ ミ ナ ー で 不 安 を解消してください﹂と挨拶。 歳 セ ミ ナ ー で は、特 定 社 会 保 険 労 務 士 の 田 川 智 砂 子 氏 が﹁ か ら の 年 金 の し く み と 手 続 き﹂ と 題 し 講 演 を 行 い ま し た。年 金 受給までの手続きや年 金と雇用保険・健康保 険の関係などの他、年 金に関する最近の動向 を解説しました。 J Aで は お 客 様 の ニ ー ズ に 対 応 す る た め、 今後も定期的なセミ ナーの開催を計画して います。 繁 殖 牛 部 会 は、本 店 で 全 体 講 習 会 を 開 き ま し た。畜 産 農 家 繁 殖 牛 経 営 向 上 を 目 的 に 毎 年 開 催。 部 会 員、中 央 家 畜 保 健 衛 生 所、 畜産協会、 J A 役職員ら 人が出 席 し、経 営 体 系 や 飼 育 方 法、増 頭に対する考え方などを学びま した。 島原市で年間100 頭以上の 子牛を出荷している園田裕司氏 を講師に迎え、 ﹁脱 公 務 員 ・ 和 牛 繁 殖 多 頭 化 へ の 挑 戦﹂と 題 し、 自身の公務員時代や酪農経験を 踏 ま え、蓄 積 し た 知 識 や 技 術 を 伝 え ま し た。ま た、和 牛 を 生 産 する同志として経営に取り組む 考え方を語りました。 質 疑 応 答 で は、多 く の 後 継 者 から普段の疑問などについて活 発な質問が 上 が り、知 識向上にも つながる講 習会となり ました。 [水] 繁殖牛部会全体講習会 64 開 催 し て お り、今 回 で 19 6 2015.4 No.180 コスト管理や子牛づくりなどの 詳しい内容に聞き入る部会員 13 [日] 年金セミナー開催 3/4 経営安定へ優良農家から学ぶ 58 44 60 17 29 2/22 受給の不安解消 講演に聞き入る 参加者 管内ニュース 意気込み新たに 議事を審議しました 高品質茶で消費拡大、経営安定を 高 茶業部会東彼杵支部総会 60 75
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