ゾーン・ディフェンスの禁止について(通達)

ミニ連 15-005
平成 27 年 4 月 25 日
山口県ミニバスケットボール連盟
理事長 福田正則
ゾーン・ディフェンスの禁止について(通達)
日本バスケットボール界は、様々な課題に対し、多くの議論を重ねてきましたが解決に至りませんでした。
結果、平成 26 年 11 月に国際バスケットボール連盟(以下、FIBA)から資格停止処分を受けました。
平成 27 年 1 月に FIBA タスクフォース「JAPAN 2024 TASKFORSE」が設立され、資格停止処分の解除に
向けて以下の 3 つの大きな課題に取り組んでいます。
1) 男子 2 リーグの統合
2) 日本バスケットボール協会(以下、JBA)のガバナンスの強化
3) 日本代表(男子・女子)の強化体制の確立
3)について、ワーキンググループ・リーダーのトーステン・ロイブル氏(JBA)は、U-15 においては、戦術
によって勝利を目指すのではなく、個々の能力を育成・強化するためにゾーン・ディフェンス(プレスを含む)
を禁止することを提案されています。
日本ミニ連盟からの説明、県ミニ連盟の対応を周知しますので、ご理解とご協力をお願い致します。
1. 決定事項について
平成 27 年 3 月 28 日に開催された日本ミニ連盟常任理事会で以下のことが決定されました。
1) 第 47 回全国ミニバスケットボール大会は、ゾーン・ディフェンスを禁止とする。
2) ミニバスケットボールにおいて、ゾーン・ディフェンスを禁止する方針で一致した。
3) 平成 27 年 5 月 9 日に開催される日本ミニ連盟全国理事会に議案として提出する。
2. 今後について
規則委員会、審判委員会、及び技術委員会で以下のことが検討され、日本ミニ連盟から公式発表
があるものと思われます。
1) ミニバスケットボール競技規則の条文
2) 罰則を含めた処置
3) ゾーン・ディフェンスの基準
3. 県ミニ連盟の対応について
日本ミニ連盟からの公式発表があるまで、県ミニ連盟は以下のように対応します。
1) 平成 27 年度春季交歓会から、“ゾーン・ディフェンスの禁止”を適用し、大会要項にその旨明記す
る。
2) TO 主任、または審判がゾーン・ディフェンスと判断した場合、ボールがデッドでゲーム・クロックが
止まっているときに審判が“注意”する。