第 194号

 相鉄HDが転籍の方針
労働組合は、分社化と転籍に反対して
年にストを行っています。
年と
相鉄ホールディングスが5月 日、子会社の
相鉄バスに出向している社員207人に対し、
転籍か早期退職を迫る方針を打ち出しました。
相鉄HDは、 年に鉄道事業を分社化し、さ
らに 年にバス事業も完全分社化して自らは事
業を行わない純粋持株会社になりました。相鉄
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ほてん
この過程でバス会社への転籍はいったん中断
され、雇用関係としては相鉄HDからの出向と
なり、出向先での賃金低下分については相鉄H
09
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Dが補填してきました。
相鉄HDの目的は、バス部門を完全分社化し
て鉄道部門と別の賃金体系にして劇的な賃下げ
を行うことでした。バス事業は、全国的に分社
代名詞になっています。
京成電鉄でも1999年にバス部門の分社化
が強行され、さらに地域別・路線別にバラバラ
に分社化されて、賃金その他の労働条件が壊滅
的に破壊されました。
相鉄HDは分社化から5年を経て本格的に転
籍に踏み込んできたのです。
闘えば転籍は打ち破れる
JR東日本の外注化と出向も必ず転籍の問題
に行き着きます。JR東日本は、JR千葉鉄道
サービス(CTS)などの駅業務をJR東日本
ステーションサービス(JESS)へと集約を
進めています。グループ事業再編に伴い、
現在、
鉄道サービス社員とし
て駅業務を行っている
労働者は〝転籍〟に直
面しています。
動労千葉も外注化と
闘って 年以上もその
実施を遅らせてきまし
た。条件闘争ではなく
外注化にも出向も転籍
にも反対して闘い続け
ることが核心です。
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化や転籍が進展し、いまや低賃金・人手不足の
2015年 5 月27日付
神奈川新聞より
http://www.geocities.jp/kanemasa1616/
外注化阻止ニュース
第194号
〔発行日〕2015年6月3日
〔発 行〕動労千葉を支援する会
千葉市中央区要町2-8DC会館
JRの業務外注化と非正規雇用化に反対するニュースです。感想や意見、現場の情報をお寄せ下さい。[email protected]
分社化・転籍との闘いを
条件闘争ではなく反対を貫き闘おう