JR東日本は4月 日、JR千葉鉄道サービ ス(CTS)などが請け負う駅業務を、7月1 日からJR東日本ステーションサービス(JE SS)に移管すると発表しました。 交番検査や臨検の外注化も 30 こ れ は C T S 駅 業 務 の 分 社 化 で あ り、 J E S S は こ れ ま で の 東 京・ 神 奈 川 を 超 え て 駅 業 務を専門に受託する巨大外注会社になります。 188号では、運転士や車掌の外注化につなが る動きであることを 指摘しました。 しかし、それ以前 的にCTSの分社化 は、検修・構内業務 の100%外注化を 意味します。 JR東日本は、グ ループ会社を全面再 編し、運転士・車両 検 修・ 保 線・ 電 力・ 信通・駅業務……部 門ごとに整理して丸 ごと外注化しようと しています。 CTSの分社化は その始まりです。検 修業務の丸ごと外注化も問題になるということ で す。 す で に 交 番 検 査 や 臨 検 の 委 託 も 話 題 に 上っています。 JESSでは定期昇給は廃止 JESSは、グループ会社の中で雇用・賃金 の破壊が進行しています。JESSでは定期昇 給は廃止され、管理職になれなければ生涯わず か3回の昇給(5000~1万円)でストップ します。 CTSでは、3カ月の最初の契約後は基本的 に1年契約となっていますが、2月に動労神奈 川が結成された環境アクセス株式会社では、所 長のさじ加減で1カ月や3カ月などの雇用期間 が決められています。 闘わなければ止められない なぜここまで事態は進行したのか。労働組合 が抵抗すれば簡単にここまで行きません。 保線や施設・電力関係では国労が闘いを放棄 し、検修部門ではJR東労組が協力し、外注化 はとめどなく進行してきました。 動労千葉は約 年、検修職場の外注化と闘っ てきました。 年以上、 外注化は遅れています。 闘えば状況は変えられます。闘わなければ止め られません。動労千葉―動労総連合と共に外注 化と闘おう。 15 10 http://www.geocities.jp/kanemasa1616/ 外注化阻止ニュース 第189号 〔発行日〕2015年5月18日 〔発 行〕動労千葉を支援する会 千葉市中央区要町2-8DC会館 JRの業務外注化と非正規雇用化に反対するニュースです。感想や意見、現場の情報をお寄せ下さい。[email protected] CTSの駅業務を完全分社化 検修・構内業務の100%外注化への道
© Copyright 2024 ExpyDoc