高齢者等疑似体験や各種製品のユーザビリティ調査(社員研修・商品開発)

徳山高専
地域支援シーズ集
地域支援可能シーズのタイトル:
高齢者等疑似体験や各種製品のユーザビリティ調査(社員研修・商品開発)
(ふりがな)
氏 名
職 名
にし お
こういちろう
西尾 幸一郎
E-mail
nisio
電話番号
0834-29-6329
FAX 番号
0834-29-6329
学位・資格
准教授 博士(学術) (京都府立大学)
所属学会・協会
日本建築学会、人間一生活環境系学会、日本家政学会
地域支援可能シーズの名称および概要
1)高齢者等疑似体験(社員研修)
高齢者・障がい者疑似体験の目的は、高齢者や障がいのある方々の目線に立つことの重要性を体感することで
す。疑似体験では、音声と映像により認知症高齢者の心象風景を垣間見るバーチャルリアリティプログラム(写真 -1)
や、白内障と視野狭窄を体験するための特殊メガネ(写真 -2)、色弱者が感じる色の見分けにくさ(写真 -3)を体験する
特殊フィルタなどを装着し、日常の何気ない動作や行動を体験します。そして、高齢者等の心理状態を推測し、
気持ちをくみ取ることで、サービス提供者・開発者として、どのようなサポートやケアが必要なのか、自分なり
のノウハウを見つけるきっかけにしていただければと思っています。
2)各種製品のユーザビリティ調査(商品開発)
高齢社会という多様な個性が共生する時代において、個々にユーザーに配慮した“使いやすい”デザインやモノ
づくりが求められています。私たちの研究室では、フィールドリサーチやユーザーテスト(写真 -4)、インタビュー
などで各種製品に対するユーザーの反応や意識などを定性的・定量的に把握し、多様なユーザーを尊重するユニ
バーサルデザインの商品開発をサポートします。
写真 -1 認知症疑似体験の様子
写真 -2 視覚障害疑似体験の様子 写真 -3 色覚による見え方の違い *1
写真 -4 PPP*2 評価の様子
*1 色のシミュレータ Ver.2.1 を用いて撮影 *2 Product Performance Program の略称
適用実績
※各種の疑似体験は、福祉サービス協議会や教育委員会等の職員研修会で多数実施
提供可能な設備・機器・解析ソフト・教材・ビデオ・PPT 等の名称・型番(メーカー)及び概要
認知症疑似体験セット((公)長寿社会文化協会)
照度・紫外線・温度・湿度データロガー TR-74Ui(T&D 社)
視覚障害者模擬実験用シミュレーションレンズ(高田メガネ) マイクロミニ型アクティグラフ(A.M.I 社)
色弱模擬フィルタ(伊藤光学工業)
唾液アミラーゼモニター(NIPRO 社)
【学科設備】車椅子(メーカー不明)
※ その他の学科設備・機器についてはお問い合わせください。
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