くみあいニュース第7号

2014年度第7号 2015年5月11日
島根大学職員組合広報部
内線 (9)2198、ダイヤルイン 0852-32-6407
E-mail [email protected]
http://sula0043.soc.shimane-u.ac.jp/kumiai/kumiai.html
新規採用者に組合加入の働きかけを!
4月3日(金)に、新規採用者研修会の昼休みを利用して組合の紹介を行いました。
大谷書記長からの案内と合わせて、組合の資料の配布をしております。資料の表紙には「島根大学で
広げる仲間の輪」を掲げました。
早速、新規採用者が加入している支部もあります。日本酒の蔵元さんを招いての新歓組合レクも6月
12 日(金)夕方より予定されています。身近な新規採用者に組合加入の働きかけをお願いします。
学長不在
年度末の大学交渉に応じず
大学から、年度も押し迫った 3 月 24 日に組合交渉の要望がありました。
三役としては、事務局との事前の打ち合わせで、前回の交渉と同様の案に基づく交渉であれば、実
質、大学からの報告会となることから組合としては交渉を年度末に行うことの必要性を認めないこと
を伝えてきていました。
また、最高責任者である学長自らが出席され、考えを口頭で組合に伝えられることを強く要望して
きましたが、学長は斡旋後の5回の組合との交渉に参加されず、 次回の 24 日の現執行部と組合の最
後の交渉予定日も外国出張であるということから、 学長には組合と真摯に交渉される様子が全くう
かがえませんでした。
以上のように、大学から新たな提案が提出がなされないと判断したこと、 学長不在であること、
組合員の要望から新執行部との交渉をすべきという 3 つの理由から年度末の交渉には臨みませんでし
た。
なお、服部学長には昨年度からの積み残しの課題に対する要望書を 4 月 28 日付けで提出しており
ます。
書記長 大谷修司
新学長に聞く
4 月 27 日午前 9 時に職員組合三役で新学長にご挨拶に行きました。服部泰直学長、藤田達朗理
事(総務・労務担当副学長)
、松浦晃幸理事(大学経営・財務担当)が同席されました。新学長へ
の要望書を準備していましたので、人事労務課の職員さんも出席され、時間も 1 時間を用意して
いただき、少し緊張感を持った始まりとなりました。最初は学部の改組、新学部の構想について話
し合いましたが、後半はざっくばらんにお話ができました。要望書は会見後人事労務課へ手渡しま
した。
〇学長の椅子の座り心地はいかがですか?
―ゆっくり座っていることがないほど、動き回っています。ほとんど学長室にいないのが状況です。
〇授業は、なさっていますか? 学生さんとの付き合いは生きがいと思いますが?
―研究や授業はやってはいけないと(理事に)止められていて、学長の業務に集中しています。研究
費もなくなりました。
〇お忙しいので健康維持に気をつけられていることは?
―職員さんにもお願いしたいことですが、忙しくてストレスをため込まないことと思います。
〇大学運営について、新学部構想や緊急課題、対応の状況など急速に進んでいくと思いますが?
―時間がなく差し迫っているので、急ぐ課題には当該学部さんと話し合いを行っています。また、各
学部長さんへは情報をお伝えして、時間をかけて説明を行っているところです。構成員への直接の
説明についてはまだ、その時期にはないと思っています。
〇組合との関係、職員への理解と実情に即した問題(メンタルヘルスへのお話から)の解決についての
お考えは?
―職員組合さんとは丁寧な話し合いを持ちたい、また、課題の改善については取り組んでいきたい。
〇島根大学の地域とのお付き合いや、貢献については?
まだ、これからで、1 つ 1 つ取り組んでいきたい。
ありがとうございました。
Make Peace の集いの講演から
職員組合副委員長
石賀
5 月 3 日の憲法 9 条は世界の宝 Make Peace の集いでの斎藤貴男(ジャーナリスト)さんの講
演「戦争のできる国へ ~安倍政権の正体~」を聞きましたので、内容を簡単に振り返っておこう
と思います。
お話の初めに、現在の自衛隊の位置づけや現状のことが話され、日米新ガイドラインでの切れ目
のない体制づくりの意味するものが説明されました。これは自衛隊の活動が平時の活動から、周辺
事態での活動、そして日本が巻き込まれる地域まで広がることを意味していること、米軍のいると
ころなら、自衛隊を進めることができる体制づくりとなることが指摘されました。実際に東京周辺
の 3 つの陸海空(キャンプ座間、横須賀、横田)の自衛隊の司令部が米軍司令部と最近同居してい
るという情報は驚くべきことでした。
平和と国益について、国益とはアメリカと日本の自由な、阻害されることのない(海外での)活
動を意味して、自衛とは日本国の権益を守ること、であるという分析はなるほどと思えるものでし
た。世界銀行やアジア開発銀行の投資の役割や民間企業が海外に進出して、外需を拡大する構図が
見て取れます。このサポートを行うのが集団的自衛権というわけです。これは狭義には日本であ
り、広義には海外の資産や権益であり、普遍的な価値とは法の支配の下での人権というものの、自
由貿易体制による企業活動を意味するという分析は、日本が進もうとして(進められている)方向
が恐ろしいものと思えます。
日本企業が目指すのはインフラ輸出であり、日本がこれを主導したいというのが本音で、ちょう
どこの講演会の時の安倍総理の訪米で新幹線輸出がトップ外交で進められたこともうなずけます。
リニアができても今の新幹線と比較して、どれほど利便になるか、本当の狙いは国内に見本を置い
ておかないと、商品が売れないからだと分析されました。原子力発電がなぜ再稼働を急がれるのか
も、これと似た理由で、ベトナム、トルコ、ヨルダンなどへの輸出のための、ショールームを(日
本に)作っておく必要があるという、発言には会場からどよめきも出ました。
最後の分析では日本の経済は戦後、立て直したというが、これは朝鮮戦争や続くベトナム戦争の
軍需経済のおかげである、日本の経済発展は本当に必要なのか、内需の伸び悩み、頭打ち、低下を
外需で補う、そのために自衛隊の海外への派兵を行うための 9 条の改正ということと指摘されま
した。これについて、今一度立ち止まり考えることが必要とされました。9 条を本物とするとは、
(持続的な)経済発展が本当に日本の進む道であるか、考え直す時だとまとめられました。
最後に 9 条の条文を示しておきます。
第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争
と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄す
る。
○2
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。
新歓組合レク 今年もやります!新歓新酒祭り!
恒例となってまいりました新歓企画。地元蔵元を招いての新酒祭りを以下の通り行います。
今年も安来の月山吉田酒造ほかから蔵人を招き、酒造りにかける思いを肴に新酒を味わいたい
と思います。どうぞお誘いあわせのうえご参加ください。もちろん組合員でなくとも大歓迎です。
日時:6月12日金曜日18時30分~20時
会場:大学会館2階研修室
会費:1,000円
なお、珍しい肴をお持ちの方の差し入れも待っています。
定期大会(予定)
5月 15 日(金)の中央執行委員会で確定しますが、6月 18 日(木)に定期大会の予定です。
それに先立って5月下旬から組合役員選挙が始まります。選挙日程は5月 22 日の選挙管理委員会で
決まります。
第 26 回中国四国地区教職員研究集会(※旅費支給)
●日時:2015 年 5 月 30(土)13 時~31 日(日)12 時
●場所:香川大学 幸町キャンパス 研究交流棟5F・研究者交流スペース
●大会テーマ: 法人化以降の団体交渉・成果と課題(仮題)
●集会日程:
第 1 日目 5 月 31(土)13:00~17:00
○講演「THE 団体交渉〜組合の強化を目指して〜」
(仮題)
講師 全大教書記長
長山康秀氏
○レポートと討論
終了後、懇親会
第 2 日目 5 月 30(日)9:30~12:00
○レポートと討論
(第一次案内より)
組合のメールアドレスが変わりました。
ご確認ください。
[email protected]